個人的な事情で去年の秋から海外旅行はもちろん休暇さえ難しい日々が続いていたのですが、やっと一段落。まだ行ったことのない釜山へ行くことにしました。釜山は一度立ち寄り、というか通過しただけで、じっくり見て回るのは初めて。釜山での食事を楽しみに２泊３日の旅に出ました。

2泊3日で釜山に行ってきました：１

22いいね！

2018/07/06 - 2018/07/08

2283位(同エリア6723件中)

エリア

釜山(韓国)

旅行の満足度: 4.0

ホテル: 4.0

グルメ: 4.5

交通: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道徒歩

航空会社: JAL

旅行の手配内容: 個別手配

出発の日は雨、というか西日本を中心に記録的な豪雨。亡くなったり家を失われた方も多く、旅行に出たり旅行記書いたりというのはどうかとも思ったのですが、ここ１年弱いろいろあって溜まったストレスを消していくのが第一と、成田エクスプレスで成田空港へ向かったのでした。
新宿駅７時６分発の成田エクスプレスはずいぶんと空いていて、やっぱり最近はバスや京成で行く人が多いのかな、と。乗り換えの負担が少ないので私は好きなのですが。。。
成田空港到着。今日はJALに乗ります。最近はLCCも増えて、近距離国際線では値段とサービスの選択肢が本当に増えました。LCCに興味は湧くけれど、はじめての釜山へ一人旅。今回は乗りなれた航空会社を選びました。
ラウンジも空いています。
さくらラウンジにはアルコール類がいくつもあって、それぞれ気を引かれるのですが、朝、ということもあって控えておくことにしました。旅行のときは明るいうちでも飲んじゃうんですけどね、いつもは。
このB737に乗って釜山へ向かいます。
成田空港も雨が強くなってきました。搭乗予定の機体も、成田到着が遅れたため、搭乗と出発が遅れています。また、プッシュバック後、離陸許可が出るのが更に遅れて、離陸は予定時間の１時間遅れとなりました。気象には勝てません。
雨の中、いよいよ出発です。
機内食が出ました。ローストビーフが乗った味ご飯です。朝からほとんど食べていなかったので、あっという間に完食です。ちょっとしょっぱいかな、左上の肉味噌（？）の味が濃いので、お酒のアテにはいい感じでしょう。ビールもいただきました。
釜山の金海国際空港に到着しました。ここからは鉄道で釜山市内に向かいます。宿泊は西面（ソミョン）にある東横イン。空港から金海軽電鉄で終点沙上駅まで行き、2号線に乗り換えて西面駅まで30分強で到着します。安いし渋滞などで遅れる心配もなく、お勧めではあります。ただ、釜山の駅はエスカレータが少なく、地下鉄の駅も深いので、大きな荷物を持っての移動はちょっと大変。そういう場合はバスやタクシーのほうがいいでしょう。西面駅からホテル最寄りの出口8番もエスカレータがなく、となり10番も上りしかありません。横断歩道・信号がない大きな交差点などもあり、上り下りが負担になりやすい街の構造です。日本もやっと最近バリアフリー化が進んできているところなので大きな事は言えませんが。
やってきた電車は、外側だけでなく車内もラッピングされていました。日本もホームドアが増えてくると車外のラッピングの効果が薄くなっていくので、車内ラッピングが出てくるようになるかもしれません。
金海軽電鉄や釜山市内の地下鉄では、ICカードのT-monayが使えます。ソウルの地下鉄などでと共通化されていて、私も以前ソウルで購入したものを持ってきました。券売機でチャージもできます。
地下鉄2号線ソミョン駅から徒歩3分ほどで今回宿泊する東横INN釜山西面に到着しました。チェックインは16時からなので、荷物を預けてまちなかを歩いてみることにしました。
この日は、到着時点からずっと細かい雨が降っていました。
4時過ぎにホテルに戻りました。部屋は日本の東横インに似て、簡素ではありますが必要十分な作りです。あ、部屋には歯磨き用の白いコップしかないので、部屋で飲み物をとったりする場合には日本からお皿やカップ、お箸も持ってくるといいかもしれません。
机周りもコンパクトにまとまっています。ネットは無線LANだけで、有線はありません。日本と同じプラグが使えるコンセントもありました（現地仕様もあります）。
さて夕食です。釜山に行かれた方の多くがご存知の通り、ソミョンは釜山有数の繁華街で、飲食店も多く、賑わっています。東横インのある街区の北側は南側に比べるとひっそりとしています。実は韓国語ができないので、ロッテホテル近辺で食事をしようと思っていくつか目星をつけておいたのですが、どれも値段が高い上にちょっと入りにくいなあ、、、とさまよい歩く羽目に。で、ホテル周辺をもう一度歩いて、この店に入ることにしました。皇帝サムギョプという意味の店名のようです。
http://siksamenu.co.kr/food/detail.asp?SEQ=100561275
店内です。まだお客さんは1組だけで、なんか寂しげです。店員さんは明るく、全体の雰囲気も気取らない感じで、これはこれ良いと思いました。
このお店は、100グラム単位でお肉を頼みます。豚バラ肉は100グラム3000ウォン。ひとりだと、300グラム以上頼む、というルールになっています。他のお店でも同じような仕組みになっているようですね。

お肉は冷凍です。多分繁華街の人気のあるお店だと、ずっと上質なお肉が食べられるのかもしれませんが、これはこれでじつは結構おいしかった。薬味やおかずはあと何品か追加されました。
一人でちまちま焼いていたら、店員さんが笑いながら「こうやってザーッとたくさん鉄板に入れて焼くんだよ」という感じで半分弱のお肉を一気に焼いてくれました。鉄板の右上の溝から外に流れて油が切れるようになっていて、香ばしい焼き上がりになります。にんにく、キムチ、野菜や調味料をつけてサンチュで巻いて食べるとなかなかのお味。ビールが進みます。お肉300グラムとビール2本で17000ウォン、お腹いっぱいです。
お店を出て、繁華街の中をぶらぶらと。プサンの一日目が終了です。