イタリア旅行ー１４：モンテプル（ワインの里）

2018/07/03 - 2018/07/05

ローマからトスカーナのモンテプルチャーノへ移動した。専用線の高速鉄道や在来線の特急が主流となった今では、往年の花形であるインターシティ（在来急行）の影は薄くなった。ローマからまずはＣｈｉｕｓｉまでこのインターシティで来る。
座席車両で指定席となる。在来急行なので料金は安い。乗った電車はなんとトリエステ行きであった。乗客はある程度いるが、高速線や特急に比べれば少ない。

このキュージからバスでモンプルまで行く。バスは１時間に一本で、駅の食堂で切符を買う。所要時間は１時間とかなりかかる。普通の道とあちこちに寄るため。モンプルは丘の上に旧市街があり、ワインが超有名である。旧市街はワインショップが並んで建っている。

さて、旧市街が丘になっているので、宿までは坂道となる。楽チンなのはバスターミナル前から出るミニバスで登る。このバスは頂上の大聖堂まで行くので、上の方に宿がある方はこのバスを使うこと。切符はターミナル内のバーで売っている。
ただし、このミニバス（黄土色の車体）は３０分に1本。
歩きでという方はバスターミナルの左斜め前方向にトンネルのようなものが見えるが、そこからエレベーターで上の公園まで行く。そこから山門に向かう道に出て道なりに進む。かなり疲れるので、最初の山門から近い宿以外はバスの方が良い。

ワインの里に来たのだから美味しいワインを１本買って飲みたいのが心情。これをするのは宿に冷蔵庫がないといけない。それと部屋が広いこと。狭い部屋ではゆったり飲めない。つまみはチーズと生ハム。生ハムは薄くスライスして売っていて、安いので安心。これができない方はレストランでワインを飲んでください。
わたしは２泊したので、１本を飲み切りました。ただし、かなり酔いました。

モンプルの近くにピエンチアという古い街がありますが、ここに行くバスは午前１本、午後３本というように極めて不便ですので。

モンプルは陸の孤島ですので、ここからはシエナまでバスがあります。１日４から５本程度。シエナは電車駅に着くので、そこから市内までバスに乗る必要があります。このバスは駅の真向かいにあるショッピイングセンターの地下にバス亭があるので注意。

１泊するには場所が不便、２泊するとすることに困る。やっかいな場所である。しかし、ワイン通にはたまらない街である。

エリア モンテプルチャーノ(イタリア)

旧市街は丘になっていて、周囲は城壁で囲まれている。
これが入り口の門

門を入ってくるとまだ平な部分があるので、ワインショップやカフェがある。

直ぐに登り坂が始まる

上の写真の坂を登ったところから

そして少し平坦になる

また登り

途中にあるレストランなど

これが丘の上にある市庁舎

それと教会

丘の周囲