内成棚田　2018初夏

2018/07/04 - 2018/07/04

　台風一過の7月4日、田植えを終えたばかりの内成棚田へ行ってきました。
　内成棚田は、別府市の南端に位置し、由布市挾間に隣接する斜面にある多くの棚田ことで、日本の棚田百選にも選ばれています。

エリア 別府温泉(大分)

台風7号が過ぎ去った翌朝、田植えを終えたばかりの宇佐市の田んぼ、
真夏のような青い空です。

碧の八面山が浮かんでいます。

東別府を右折し、浜脇トンネルを高崎山に向かって登り、尾根を志高湖方面にすすむと内成です。家から５０ｋｍです。

田植えを終えたばかりの棚田です。

日本の棚田百選、内成棚田です。

9集落、30戸、４２Ｈａ、約1000枚の棚田です。

どれも小さな田んぼです。
殆ど小さな機械もしくは手作業です。

棚田を維持するのは大変です。

跡継ぎもいないため、耕作放棄の田んぼも増えています。

石を積み重ねて小さな田んぼを造っています。

鎌倉時代の古文書に載っているというから、相当な歴史があります。

この棚田の最上部を歩くと、鶴見山系を源とする地下水がこんこんと湧き出ています。古くから棚田を大切にする根元があったのです。

江戸時代には造成が盛んに進んだそうです。

今は小さな棚田を大きくすることも許されず、機械化も限界があり、維持するのは並大抵ではありません。

後継者はいても跡継ぎはできません。
耕作放棄が増えます。

このため、「内成の棚田とむらづくりを考える会」が作られ棚田の存続に努力しています。

この素晴らしい景観をなんとか後世に残したいものです。

棚田の中心となる太郎丸地区です。

田んぼに青い山と空が映ります。

小さな水落口

この集落の上に水源があります。

風が強くなってきました。

下の方は大きくなった稲でした。

水に映る雲、今日の空はまるで梅雨明けです。

台風一過の青い空です。

公民館付近の棚田、これから田植えです。

公民館付近の集落です。

公民館より下の棚田

谷底まで小さな棚田が続きます。

帰り、鳥越峠から別府の中心街

澄んだ空と別府湾

別府タワー

別府国際観光港、
停泊しているのはサンフラワーと思われます。
豪華客船は後ろの桟橋に着きます。

別府タワーと別府タワー
左端は別府湾ロイヤルホテル

後ろは高崎山です。