エキゾチックな島にベアフット・ラグジュアリーの存在「ニヒ・スンバ」

2017/10/27 - 2017/10/31

バリ島から国内線でたった一時間の場所に、こんな島があったなんて驚きました。　スンバ島は、古くから「マラプ」と言われる土着の信仰宗教があり、ここで生活する人々は、インドネシアのどの島にも似つかない独自な文化を歩んできました。　
そんな秘境とダイナミックなこの島に、”世界No.1 ホテル”を２年も連続して受賞したリゾートがあるなんてつい最近まで知りませんでした。　

「ニヒ・スンバ」、スンバの空港からジープで９０分、バリの風景とは違った家々や、ジャングルを抜けると、桃源郷のような美しいビーチとそれを囲むように現れる、一つとして同じデザインのない、ユニークなヴィラがそそり立っていました。

何かダイナミックって、言葉では表現できないほどのスケールで、例えばスパ一つあげても、リゾートから９０分も歩いてたどり着く（途中、トレッキング、自然に出来た大滝と滝つぼプール、島民の集落、イカット（織物）の村）等を訪ねながらなので、あっという間に到着、そこには岩壁に建つスパ施設。　（帰りはジープまたは乗馬で移動）大波の割れる音を聞きながらのスパ（半日・一日コースがあり、その時間内ではスパ受け放題です。）　

早朝はこれまたダイナミックな山頂にヨガ・パビリオンがあり、”もしかしてあの世に行ってしまった？”と思うほどの場所にあります。

その他、環境保護の為に１日の入水制限のある、世界級のサーフィンスポット、バッファローの沐浴を横目に、パドルボートサップ川下り、サンセットに向かってプライベートビーチをホースライディング、子供達が喜ぶ自家製のチョコレート工場でのチョコレート造り等。　このような場所なので、朝食、ランチ、ディナー等、アルコール以外はオールインクルーシブ。

このリゾートは、スンバ島の島民と「共存」しているのです。スタッフの実に９０パーセント以上をこの島の島民を雇っています。英語のレッスンや、サービスの在り方、全てを一から教えています。　そして、そのスタッフの家族が住む、この島でこのようなリゾートを運営していることに感謝を込めて、「スンバ財団」を設立し、学校、井戸、クリニック等を建てました。　

このように、６つ星のヴィラや、豊富でユニークなアクティビィティ以外に、スンバ島の人々の生活環境整備や、教育まですべてを含めて、「No.1 hotel in the World」（オバマ大統領も愛読しているアメリカの旅行雑誌「Travel+Leisure」誌の２０１６年、２０１７年２年連続）に選ばれているんだと思います。

こんな場所がバリからたった１時間で体験できるなんて！でも、まだ日本人には認知度が低いようで、ほんの一握りの人しか訪れてないらしい！　超穴場ですね。

エリア スンバ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

リゾートの「ロビー」に当たる場所。デザイナーがアフリカのラグジュアリーリゾートのデザインをしている、ニューヨークの女性らしく、ここはインドネシアでありながら、アフリカンサファリとアジアが融合している。　　到着すると、ウエルカムドリンクが冷たくておいしい。　

部屋のミニ・バーと冷蔵庫の中は全て無料。（冷蔵庫にはローカルビールもはいていますが、こちらは無料）　デザインがすべてアフリカンとスンバテイストでお洒落！

リゾート内のいたるところに、このようなリラクシングできる場所があります。　１０月のスンバ島は、カラっとした天気で湿気が少なく、紺碧の海が眩しい。

私のヴィラ。　１階は、なんとオープンエアのリビングスペース。目の前にプライベート・プール。　２階がベッドルームでした。

「マラプ」の独特な屋根のおかげで、ベッドの上の天井は２０メートルはあるかしら？