2018/06/24 - 2018/06/24
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うーぱんのパパさんさん
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この春に東京から関西に移って3ヵ月。だいぶ慣れてきたように思う一方で、調子がずれたり戸惑ったりすることもまだちらほら。
自分の進むべき道を照らしていただき平穏に暮らしていけることを祈願する目的で、道主貴(みちぬしのむち)とも称される宗像三女神をお祀りする宗像大社の辺津宮と中津宮を初めて訪問してきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー JALグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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早朝の福岡行に乗って伊丹空港を出発。関西地方は時々小雨が降る空模様。
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西に行くにつれ徐々に雲が途切れて、霞んではいるものの景色を楽しみながらのフライト。
着陸に備えて高度を下げている時に、今日行く神湊付近の海岸線を眺めることができました。 -
少し早めに着陸できそうでラッキーと思っていたら・・・大島上空でぐるぐるっと旋回をし始めてしまったよ。福岡空港混雑の影響とのことです。
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結局定刻より5分ほど遅れて到着し、地下鉄とJRを乗り継いで東郷駅へ。
バスは少し前に出てしまっていたのでタクシーで宗像大社(辺津宮)に向かいました。駅から1600円でした。 -
梅雨とは思えぬからりとした青空の下、辺津宮の本殿を目指す。
こちらの御祭神は三女の市杵島姫神。 -
世界遺産になってから沖ノ島や宗像大社がメディアに取り上げられることが多くなったせいか、思いのほか多くの参拝者が訪れていました。
それでも本殿の周りの明るい空間に佇んで空や緑を眺めていると清々しい心持ちに。 -
まもなく1年の折り返し地点、半年を無事に過ごせたことのお礼と、残りの半年(と厳しい関西の夏)を乗り切れるようにと心で祈りつつ、頭を下げました。
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本殿を取り囲んでいる境内末社。全部で75社108神が祀られている。
整然と並んだ社群がより高尚な雰囲気を醸し出しています。 -
ご神木の楢の木。
家紋に相当する「御神紋」はこの楢の葉をあしらったデザイン。写真の看板の左側だね。 -
森の中の参道を高宮斎場へ向かいます。
途中の鳥居に掲げられた「宗像神社」の扁額。 -
石段を上りながら森の奥へと進んでいく。こういった木の形も、どことなく神々しさを感じます。
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やがて高宮斎場のある丘に到着。
左手が斎場で、正面の建物はおみくじやお守りを置いてある建物。ありがたく「大吉」を授かりました。感謝。 -
宗像三女神が高天原から最初に降臨したのがこの場所。
日本の儀式信仰の原形を今に伝える数少ない古代斎場で、神秘的な雰囲気に包まれていました。 -
木々の隙間から射し込む陽光。
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歩いてきた参道を本殿まで戻り、駐車場脇の祈祷殿でご朱印をいただきました。
その祈祷殿内に飾られた大きな書。我が道を見定めて進まなきゃと心に刻む。 -
少し駆け足気味で参拝したのは、大島に渡る船の時間があったから。
10時39分の路線バスに乗って船が出る神湊波止場へと向かいました。 -
道の駅近くの橋から見た海。波が荒いことで有名な玄界灘だけど、今日は穏やかに見えてます。
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船着き場に着いてしばらくすると乗船開始の案内があり、ぞろぞろと乗り込む。
11時15分発のしおかぜ、日曜日だけあって満席近いお客さん。繁盛してました。 -
穏やかという予想(期待?)に反しけっこう揺れました。
ただ所要15分なので、あっという間に渡って大島に上陸!漁船の並んだ港の様子が「島に来たんだ」という気分にさせてくれる。 -
船着き場からすぐの漁協直売所「さよしま」でお弁当など買い込んで、木陰になっているベンチでお食事タイム。
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シンプルかつお得なな250円の鯖弁当、そして魚ロッケ。
大島特産のあかもく入り魚ロッケは1個150円也。コロッケというよりはんぺん的な食感だったけど美味しくいただきました。 -
こんな風景を眺めながらしばし休憩。島時間という感じです。
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昼食後、船着き場(や休憩した海辺)からすぐ近くの中津宮をお参り。
中津宮の御祭神は次女の湍津姫神です。 -
急な石段を上がって境内へ。
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門をくぐれば拝殿とご対面。緑の木立に囲まれていて静かな佇まい。
この半年の、これからの半年の無事を祈りながら参拝します。 -
手前のすっくと立っている幹がご神木の銀杏。
この写真だと小さくてわからないですが、本殿屋根にある鰹木が丸と四角で違った形をしているのが興味深かった。 -
境内での1コマ。鳳凰でしょうか。
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これも境内での1コマ。
梅雨時季の代表選手、額紫陽花。淡いブルーが海や水に因んだこの社に似合う(気がする)。 -
境内から少し下りた所にある「天の真名井」。天の川のほとりに冷たい清水が湧き出しています。
ありがたくいただいて飲んで来ました。 -
境内麓の両側には牽牛社と織女社が鎮座。まさに天の川伝説ゆかりの場所。
わずかな距離の急な山道をよじ登って、織女社の祠をお参り。後光が差しているような情景に巡り会えた。 -
静寂さが保たれ、心穏やかになれる中津宮でした。
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中津宮の次は沖津宮遙拝所へ。
日射しが強かったけど、港やみかん畑の風景を見ながら歩く。 -
このようなわかりやすい案内板や道標が主な分岐にあって助かります。
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それに車がめったに通らないのが嬉しい。
水分補給をしながら進んでいくと、前方に海が見えてきて目的地は近いぞ。 -
中津宮から小休止を含めて25分ほどで、玄界灘を背にした沖津宮遙拝所に到着。
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木々に囲まれた高宮斎場や中津宮とはガラリと変わって、大きく開けた場所にある社です。
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この扉のずっとずっと先に長女の田心姫神をお祀りした沖ノ島(沖津宮)があるんだと想像しながら、頭を下げました。
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この島の女性達、あるいは海を目指す多くの人々が、ここで願いを込めたんだろうな。
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美しい海の色にも目を奪われる。
あの水平線のどこかに沖ノ島が浮かんでいるんだと想像しつつ。(この日も肉眼では捉えられず) -
世界遺産になって何かと注目される沖ノ島ですが、世界遺産登録が島の保全にプラスになることを、長い歴史を経て維持されてきた神秘性がこれからも守られることを、願ってやみません。
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遙拝所からの帰りは島内周遊バス「グランシマール」に乗っちゃいました。楽チン。
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船の時間まで余裕があったので、大島交流館に寄ってみます。
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大きなスクリーンに映されるビデオや展示資料で、詳しく知らなかった由縁や歴史、行事などを学びました。
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交流館を出て海沿いの道をのんびり歩いて船着き場に向かいます。
こちらは、連歌師宗祗の筑紫道中記に歌われた夢の小夜島。 -
引き潮の時間に表れる「海の道」。日本のモンサンミッシェルとも呼ばれている、らしいす。
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水際で遊ぶ兄妹の情景が目に留まり、何枚も写真を撮っていました。いつまでも仲良く元気に育つんだよ。
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3時間の大島観光を終えて、14時台の船で本土の神湊に帰りました。
だんだん島が離れていく所を振り返りつつ。 -
波止場から路線バスとJRで博多に戻って、今回の小旅行はおしまい。
辺津宮の散策がバタバタしていたのはやや残念でしたが、そのぶん長めに大島に滞在でき、きれいな景色や光景に巡り会えて印象深い旅となりました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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