2017/07/06 - 2017/07/06
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てぶケロトラベラーさん
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2017年夏、関東への弾丸撮影旅行の記録です。
3泊4日で、東京・埼玉・千葉のフォトジェニックスポットで遊び倒しました。
無理しすぎて途中で体調崩し、愛知に帰ってからも長く寝込むことになった苦い思い出もある旅行でしたが、この旅で回った場所はどこも楽しかったです。
1日目スケジュール
①「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~
②江戸東京たてもの園
③東京ゲートブリッジの夜景
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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-
木金と有休を取って、新幹線で東京へ。
日曜日までの弾丸スケジュールの撮影旅行です。
まず最初は、ホテル雅叙園東京の「和のあかり×百段階段2017」。
毎年夏に雅叙園で開催されている恒例企画。
ずっと行きたいなぁと思っていました。
2016年の和のあかり展は9万人を動員したそうです。
目黒駅で友達と待ち合わせし、ホテル雅叙園東京へ。
当日は大きなスーツケースを引いていくため、荷物を預けられるかの事前確認のため、ホテル雅叙園東京に電話をしていました。とても親切な対応をしていただき、さすが格式のあるホテルだなぁと思いました。
「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~
2017年7月1日(土)~ 8月27日(日) 会期中無休
【月曜日~木曜日】10:00~18:00(最終入館17:30)
【金・土・日・祝】10:00~20:00(最終入館19:30) -
「昭和の竜宮城」と言われた雅叙園。
非日常の世界だ~
右には「長崎ランタンフェスティバル」のランタン、
左には山口県柳井市の「柳井金魚ちょうちん祭り」。 -
柳井金魚ちょうちん祭りの写真を見ましたが、古い町並みの軒下に吊るされている金魚が可愛かったです。
山口も近々行きたいと思っていたので、こんな素敵なお祭りがあるのなら夏狙いで行こうかな。 -
では、いよいよ和のあかり×百段階段展へ。
写真はないですが、まずエレベーターがあまりに豪華絢爛で驚きました。
厚さ約5cmのケヤキ板を使用した、東京都指定有形文化財「百段階段」。
この長い階段は、それぞれ趣向が異なる七つの部屋を繋いでいます。
階段には段数が表記されており、階段の端には個性豊かなこけしが並びます。こけしは後ほどいくつか写真で紹介します。 -
和のあかり展では、「百段階段」を舞台に全国から 「祭り」「アート」「職人」「アクアリウム」のジャンルを中心に30を超える出展者が一堂に会します。その中には、わたしの好きな岐阜県美濃市の「美濃和紙あかりアート展」も。
こちらはねぶた作家 竹浪比呂央さんの「相馬太郎良門 妖術を修る」。 -
このド迫力!
この年の5月に青森に行き、ワラッセでねぶた作品をたくさん見ましたが、生命力と力強さがあって引き込まれます。 -
相馬太郎良門というのは平将門の嫡男で、苦行の末に妖術を会得した彼は、全国に散らばった同志と共に、旗印を揚げました。
このねぶたは、良門が師である仙人より授けらた蝦蟇の術を修めんとする場面だそうです。 -
どの部屋も素晴らしかったけれど、このねぶた作品が展示されていた
「漁樵の間」が一番好きでした。
まばゆい金箔。雅で美しい絵。
天井や欄間には立体的に彫り込まれた見事な装飾。
なんて贅沢で美しい空間~
特に、人物が彫り込まれた床柱にはかなりの時間見惚れてしまいました。
生き生きとしていて、そこから抜け出してきそう。 -
イチオシ
こちらは「草丘の間」。
滋賀県在住の切り絵作家、早川鉄兵さんの「清流の森」です。
雅叙園の中はゆるい冷房がかかっていましたが、この部屋だけはとても涼しかったです。
照明を落とした部屋に、青や緑の仄かなあかりで照らされた切り絵作品が並びます。自分のものにしたいと願うくらい素敵な空間。
豪華絢爛な「漁樵の間」も好きだけど、この「草丘の間」も大好き。 -
踏みしめる足元には、肌触りのいい人工芝が。
陸上の生き物と、海の生き物。
切り絵には様々な動物が描かれていました。 -
木が生い茂る森の中にいるようで、ぷかぷかと水中に漂っているような。
不思議で幻想的な空間でした。 -
ひときわ目立つ、大きなクマの切り絵。
クマの中には様々な生き物が描かれていました。 -
早川さんの作品は滋賀にある「希望が丘文化公園」でも楽しむことが出来ます。森のような広大な場所で、四季をテーマにした切り絵作品が、自然豊かな公園に映えます。
アクセスが悪くてちょっと遠いけれど、のびのび遊べる素敵な公園。
また行きたいなと思っているお気に入りの場所です。 -
それでは、次の部屋へ。
壁に飾られたガラスの中に葉っぱたち。
こちらは造形作家 川村忠晴さんの作品です。 -
川村さんは自身で野山に入り、イメージに合う草木を使って作品作りをします。
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人工物にはない、独特のあたたかさと優しさがありますね。
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イチオシ
こちらは照明作家 弦間康仁さんの作品。
葉っぱの照明がかわいい。 -
電球の照明もかわいい。
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足元にあったこちらの作品は、円柱状の黒いボックスから漏れた光が畳の上に文字を浮かび上がらせて、とても綺麗だった。
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あかりマイスター 照明塾塾長 橋田裕司さんの作品。
ひっくり返ったカエルがかわいい。 -
こちらは上出長右衞門窯 上出惠悟さんの「笛吹電影樂團」。
描かれているのは、上出長右衛門窯を代表する絵柄のひとつ「笛吹」。
笛吹が気持ちよく笛を吹いていると、それを邪魔するかのように突然ピアノやギターなどが現れて音を搔き鳴らします。
風景の移り変わり、笛吹の表情などが面白くて楽しい作品でした。
すべての作品の写真は撮りませんでしたが、他にも漆作品やガラス雑貨、間接照明、風鈴など。その道の職人が、丹精を込めて作り上げた芸術品を間近で見ることが出来ました。 -
すべての作品を見終わったので、ゆっくりと階段を下ります。
帰りは、階段の隅にあるユニークなこけしを観察しながら進みました。 -
このこけしたちは、林貴俊さんの「石巻こけし」。
石巻への観光客誘致のために、いつまでも形として残るお土産になるものをつくりたいという思いから、石巻こけしの制作をはじめたそうです。 -
お布団ですやすや眠るこけし。
林さんが作るのは技術や技法に規定がある伝統こけしではなく、型にとらわれず自由な発想で制作する創作こけし。絵付けの色は、石巻の港町をモチーフにしています。 -
午前中いっぱい和のあかり展を楽しんだ後、雅叙園を出て目黒駅に向かいます。
ラーメンが食べたい気分だったので、目黒駅近くのラーメン屋さんに行きました。
残念ながらお店の名前は忘れてしまったけど、とても美味しくて完食。
女性客にはデザートもサービスということで、アイスをいただきました★
スーツケースをホテルに預けるため、新宿に向かいます。
今日と明日は新宿のカプセルホテルに泊まります。
友達の案内で迷わず連れてってもらいましたが、なんだか心配そうな顔。
場所的に夜はあまり出歩かない方がいいよと忠告を受けました。
新宿ってちょっと怖いところなんだね。 -
新宿から武蔵小金井駅へ移動。目的は「江戸東京たてもの園」です。
写真を初めて1年ぐらいの時に行きましたが、商家や居酒屋が並ぶ古い街並み、細部までこだわって再現した内装がとても見応えがあって、たくさん写真を撮って帰りました。
いつかまた行きたいなと思っていて、滞在時間はあまり取れなかったですが、スケジュールに盛り込みました。
昭和にタイムスリップしたような、このたてもの園でケロの写真をいっぱい撮るぞ!と意気込んでいましたが、受付でまさかのケロ没収…。
カバンから見えたケロを見た受付の方に「小道具は持ち込みできません」と言われて、驚きつつ「え、ぬいぐるみですけど、ダメなんですか?」と聞いたところ、ダメです!とキッパリ返答が返ってきたので、泣く泣く受付に預けました。
以前来たときは、ぬい撮りしててもスタッフさんにも何も言われなかったけれど、途中で撮影ルールが変わったのかな。それとも受付の方の個人的な判断なのかな。
撮影マナーが悪い人もいるから禁止事項が増えるのは仕方ないよねと思いつつ、ケロを小道具と言われたことは悲しいな…となんだかモヤモヤしたまま中に入ったところ、入口で話好きのボランティアスタッフさんにつかまりました…( ゚ε゚;)
マシンガントークが止まらない上に時折失言をかましてくる、ボランティアのおじいちゃんをどう振り切ったらいいか分からなくて、ただただ困惑。時間がないのに勘弁して~
小走りで見て回り、結局1枚も写真を撮らずに帰ってきました。遅めに入ったお客を長話で足止めするって、ひどいよ、おじいちゃん…(涙) -
ということで以前撮った写真で、少しだけ雰囲気をお伝えします。
たてもの園は、文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示する野外博物館です。
こちらの雰囲気ある飲み屋さんも、実際に居酒屋として営業していたお店をこちらに移してきました。
ああ、ここのカウンター席にケロを座らせたかったな。 -
こちらが子宝湯。
たてもの園は、ジブリの「千と千尋の神隠し」を思わせる場所がいくつもありますが、この子宝湯はジブリが公式にモデルとして参考にしたと公表している場所です。
わたしはこの子宝湯が一番好き。入ってすぐにここを目指しました。 -
イチオシ
ケロと銭湯って相性ばっちりだと思いませんか?
ここで写真を撮るのが本当に楽しかった。
もう撮れないのはやっぱり淋しいよ~ -
この写真を撮っていたら、優しそうなおじさんに面白いねぇ~と声をかけられました。ぬい撮りしていると、たまにこういうコミュニケーションがあって嬉しい。
-
あまりに作り込まれた空間だったので、わたしが撮った写真を見て本物の銭湯で撮影したと勘違いした人も何人かいました。
写真撮ってて怒られなかった?と心配する人までいて、博物館なので大丈夫ですよ~と言ったら驚いていました。 -
脱衣所も懐かしい雰囲気がたっぷり。
-
脱いだ衣服を入れる竹籠の中で寛ぐケロ。
-
古びた体重計。
わたしの仕事は春が忙しくて残業続きなので、春は急激に太るんですよね。それから緩やかに体重は減るものの、春で元に戻るので一向に痩せません。仕事の忙しさも落ち着いたので、そろそろダイエット再開しなくては。また仕事帰りにジム通いを始めます。 -
たてもの園を慌ただしく出て、次は東京ゲートブリッジの夜景を見るべく、若洲海浜公園へ大移動。
東京ゲートブリッジは車で通ったことは何度かあるけど、夜景スポットに行くのは初めて。
まずは東京駅で夜ごはん。
手早く食べられるものということで、またしてもラーメン屋に。 -
イチオシ
ギザギザとした個性的なデザインで「恐竜橋」とも呼ばれているこの橋。
若洲海浜公園はこのゲートブリッジを間近に見ることが出来ます。
が、いかんせんアクセスが悪いですね。車で行けるなら車で行きたい場所です。
新木場駅からバスで向かいます。
バスで降りて公園を目指しましたが、人気のない道をどれだけ歩いても、夜景スポットに辿り着けません。人通りもないし、不安で少し泣きそうに…。正直友達と一緒だったからよかったけど、一人ではこの道を歩くのは怖いです。女性の一人歩きは避けた方がよさそう。
歩いているうちに陽が暮れて、着いた頃にはすっかり暗くなっていましたが、苦労してやってきたぶん、やっと辿り着けたー!という感動がありました。
平日でしたが、釣りに来ている人やベンチで夜景を眺めているカップルが何組か。思いのほか釣り人が多くて、夜景を撮っているそばで、釣竿を振っている人たちがいるのはちょっと落ち着かない感じでした。
手すりに腕を置いて写真を撮っていたら、バッシャーンと頭から海水をかぶりました。時々高い波がくるので要注意です。
夜景をひとしきり撮り、満足したのでバスに乗って帰ります。
帰りは違うバス停から駅に戻りました。そちらのバス停は公園からさほど離れていなくて、あまり歩かずにすみました。行きもこちらのバス停から来れたのかな~バスは電車と違って分かりにくい。 -
1日目から結構移動した東京旅。
東京の友達と途中で別れ、新宿のカプセルホテルに戻りました。
池袋のカプセルホテルに泊まった時は、みんな静かで、人の出入りもさほど多くなく、ぐっすり熟睡出来ましたが、新宿のこちらはシャワールームなどは綺麗で清潔感はあるけれど、人の出入りや物音が大きくて、睡眠導入剤を飲んでもほとんど眠れませんでした。
疲れがとれぬまま、翌日は早起きして埼玉へ行きます。
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