ザ・ムリア3泊5日の旅inバリ島

2018/06/18 - 2018/06/22

初めてのバリ島、憧れのザ・ムリアへ

エリア バリ島(インドネシア)

これはエアアジアの機内。
旦那が予約時に勉強して見つけてくれた二人掛けのツインシート。
通常エアアジアXは3席シートだけど、追加料金を払うと後部に配置された、真ん中の椅子を取っ払ったツインシートに座れるのです。
窓側の私には特に余裕も生まれていませんが、旦那は右側に足を伸ばせるので、大分楽だったようです。

トイレに行くときに他人に立ってもらわなくて良いので、この席は良かったです。
ちなみに激安航空には備え付きのテレビなどの便利なものはないので、旦那がタブレットにネットフリックスのドラマや映画を何本かダウンロードしておいてくれました。

300円くらいで二人で使えるイヤホンジャックを買っておいたので、ひまを持て余した時は、一緒にシャーロック・ホームズの最新話を見ていました。

これは機内食のナシ‥‥パンダン？えびせんがついている。

出立して2時間後くらいに運ばれてきたよ。
機内食は予約制で、日本円で500円くらい。飲み物はサービスでついてくるので、あらかじめ水を頼んでおきました。
この機内食や、荷物の預け代を入れて二人で往復八万弱なのです。おそるべしエアアジア。

大丈夫、これは残飯じゃないよ。
この見ため、やばいと思うじゃん。信じられないことですが美味しいのです。
夫はチンおじさんのチキンライスを食べていたので一口貰ったけど、なかなか良かったですよ。
ただ量はそれほど多くないので、育ち盛りの子供や男の人は辛いかも。

エアアジアは機内に飲食物を持ち込むのを禁じられているので、足りない場合はラーメンでも追加してください。

あと機内が激しく寒いので、ブランケット代を払わない場合は夏でもパーカーや靴下を持参したほうが良い。

短パンやサンダルで行くと震えて眠れない‥‥ということになりかねないです。

どうやらエアアジアの社長はブランケットを売りさばくためにガンガンに気温を下げさせているらしいのです。
とんだサイコパスですが、帰りの便は凍えて眠れなかった程なので、おとなしく社長の方針に従ってブランケットを買うのも良いと思うよ。
私は次回買う。

7時間後、現地時間の18時くらいにデンパサール空港に到着。
入国審査はゆるゆるですが、人によっては「あんたホテルどこに泊まってるの」とか聞かれていた。
あと入国審査のところで写真を撮ってたおばちゃんが怒られて目の前で消去させられてたので、気をつけよう。

審査には、パスポート、航空チケットの半券、それから旅程表（スマホの航空往復予定でもよい）を見せれば十分みたい。

前に並んでいた白人の夫婦の奥さんが、半券が見つからず、旦那が無表情でリュックをひっくり返している姿はなかなかに見ていて怖かった。
半券はパスポートにしっかり挟んでおけば安心です。

しかし荷物の受け取りでトラブルが発生。
電光掲示板で指定されたレーンで、ぐるぐる流れてくるスーツケースを眺めているのですが、延々とジェットスターのテープが流れた荷物が周っている。

でも一向に減らないジェットスターのスーツケース。
そしてそれを見守り続ける我々エアアジアの乗客たち。
え？ジェットスターの乗客たちは一体どこに行っちゃったの？

何かがおかしいと思い始めたところでエアアジアのスタッフがふらっと近寄ってきて、「隣のレーンよ」と声をかけてきた。

ええっ！？
つまり、ジェットスターの人たちも、エアアジアの荷物も見つめながら「なんか全然来ないんだけど、おかしくね？」と思っていたわけ。

一体あの電光掲示板の意味とは？と思いつつ、移動すると隣のレーンでスーツ発見。
今思うと、インドネシアの緩さとの初めての出会いでありました。

さて、すでに旦那がアマゾンで取り寄せていた「AISアジア16カ国　周遊プリペイドSIM 4GB 8日間 4Ｇ・3Ｇデータ通信使い放題」なるSIMカードをスマホにセッティングしていたので、到着直後にネットを使えてとても便利でした。

このSIMカードは1,600円なので、激安なのよ。
もう重いwi-fiなんて借りる必要がないのだと思うと清々する。

月曜日、朝7時過ぎの新宿発成田エクスプレスに乗り、8時45分にチェックインする為に並ぶ風景です。

フライトは11時、夫と二人で余裕を持って成田空港に着いたつもりだったんですよ。

なんか美味いものでも食べて、免税店でふらつけると呑気に考えていたんです。
なのに、もうとんでもないことになっている。

この果てしない先の左側にチェックインカウンターがあるはずなのだが、全然見えないのです。

ど、どうしよう。
なんかしかも、エアアジアのチェックインカウンターだけ、すさまじく端っこにあるんですよ。

1回外に出ないと行けないような、謎の位置なんですよ。
一体どうなってんだ。格安航空はいつもこんなにドンづまりみたいな追い詰められたところで仕事をしてるのか。

とりあえず並ぶことには始まらないので、隣の列で鼻を一心にほじる女児を夫婦で遠巻きに見つめながら牛歩していると、突然デンパサール行きの人だけ別のカウンターで捌いてもらえるようになった！

別の別に案内してもらい、結局チェックインに並んだのは30分程度だった。
ありがたいことこのうえなし。

一応エアアジアのアプリで、「ウェブチェックイン」なるものを2日前くらいにやってみたのですが、名前やパスポート番号の登録を前もってしただけみたいで、特に待ち時間が大きく変わった様子はなかった。

まあ、その場で全部グランドスタッフに入力させるよりかは良いのでしょう。
でも全然チェックインできてないけどな、WEBだけでは。


個人手配で、二人で航空代金は79,906円でした。
7月や8月に比べるとずいぶん安いみたい。

さて、すでにホテルの画像になっています。これはムリアリゾート内を移動するバギー。

空港からヌサドゥアにあるホテルは、30分位。
ブルーバードタクシーの偽物を捕まえてしまったので日本円で3000円払わされましたが、本当は1500円〜2000円というところ。
苦い記憶なので「このことはもう忘れよう」と夫と話し合う。

優良タクシーである、ブルーバードの見分け方についてはユーチューブなんかでけっこう夫も勉強してくれたのですが、空港の外の夕方のまっくらな道でほんもののタクシーを見つけるのは初見では無理でした。

バリ旅行のみかたのホリさんのYouTubeとか見てたけど、空港の外の道は暗いとすごく怖いし、正直高くても空港内から乗りたい。

ホテルに着いたときは本当にほっとしたのを覚えていて、あまりのタクシー運転手の態度に、もう街中に出たくない気持ちになった。

その後はそんな怖い目には遭わなかったのですが、インドネシア政府は早く取り締まって欲しいと心から思います。
バリ観光にとってマイナスイメージでしかないよね。

ここはムリアリゾートのチェックインカウンター。
ここからバギーで移動した、ザ・ムリアが私達が今回泊まるホテルになるよ。

さあ、素敵なお部屋に着きました！
ここに今日から3泊するよ。ガーデンビューのバロンスイートという、全室スイートのザ・ムリアの中では最も安いお部屋。

それでもとっても素敵！
ウェルカムフルーツとお水が何本も用意してあり、ハミガキ用にミネラルウォーターを使用することを想定しているのか、洗面台にも置いてある。

アメニティは日本人が思いつくものは大概ありますが、なんでかクシがなかった。
あと基礎化粧品的な用意もないので、化粧水や乳液は自分で持ってく必要があります。
でも不思議なことにボディーローションはありました。

シャンプーはちょっとキシキシ系なので、気になる方はお気に入りを持ってくと良いですよ。

ちなみに、11時ー17時でインドネシア入りすると、バトラーに部屋に連れて行って貰って落ち着く頃にはもう20時。

私達はザカフェというムリアリゾートのバイキングに行ったけど、一人5,000円くらい。
美味しいんだけど飲み物は別料金なので、ビールを頼むと13,000円くらいになっちゃった。

なので、空港のコンビニでビールを数本買って、部屋でナシゴレンやパッタイを頼んで食べるほうが正直安く上がると思う。

ルームサービスは思うほど法外ではないです。

最新の設備が揃うトレーニングジムは、ロビーから階段を2つ降りたところ。

ロッカーもあるし、簡単なシャワールームもある。
リンゴやレモンが入った甘くないフルーツウォーターがあり、好きな時に注いでもらえる贅沢ぶり。

トレーナーがいるので、よく分からないマシンも使い方を身振り手振りで説明してくれるので、楽しい。

ここはムリアリゾートのプールなので、子供がよく泳いでる。

お気に入りの場所になったので、結局毎日通うことになりました。

トレーニングジムにら明らかな剛の者カップルもおり、ムキムキにさらに磨きをかけていた。
ああいう人たちはやっぱり、ジムがあるホテルをまず選定するんでしょうか。

気になる人はぜひスポーツシューズと、運動が出来る服装を用意すると良いです。

ランニングマシンの目の前はプール。

次の日は早起きして、バギーに乗ってムリアリゾートへ！トレーニングジムに行く。

運動しまくった後の朝ごはん。
ザ・ムリアのロビーに来ましたよ。
日本語メニューを持ってきてくれるので、朝食は何の心配もなく頼むことができた。

みんなが旅行記で食べてるステーキは本当に肉質も良くて美味しかった。
毎朝必ずステーキとフォアグラを食べる、という日本では考えられないようなルーチンが完成した。

ムリアは朝食とアフタヌーンティーが宿泊代に含まれますが、この朝ごはんは本当にすごい。
人生でこんなに単価高そうな朝ごはん食べたことない。もう最高。

基本はメニューから選ぶんだけど、ちょっとしたおかずやサンドイッチはビュッフェ形式になっている。

こんなところでお腹を一杯にするわけには行かないと思うのに、ここのお粥とぶっかける出汁とフレークが美味しすぎて毎日お粥漬けの生活を送ることになってしまった。
なんかお粥の概念が変わったので、ぜひみんなものは試しにお粥食べてみてほしい。


ザ・ムリアの一階にあるロビーの雰囲気はとても良く、4割くらいは空席があり、ゆったり食事ができる。

そういえばバトラーも、朝ごはんの時はムリアリゾートのザ・カフェには行かないほうがいいよ。すげえ混むよ。って言ってましたね。

ただ我々はバロンスイートガーデンビューという、スイートの中でも下層民に位置していた為か、レストランの海側の席には座らせて貰えない仕組みになっていた。
しょうがないのかもしれないけど、ちょっと残念でしたね。

例のプール。残念ながら曇り空。

プールサイドには日除けがついていて、ルームナンバーを伝えるとタオルやスイカ、水が運ばれてくる。
バリは平均気温が年間で変わらないそうで、6月は乾季とのこと。（といっても日本の梅雨より蒸し蒸ししています）

ちょっと曇っているときは水が冷たく感じる。でもゴーグル着けてガチ泳ぎしてるとあっという間に忘れちゃった。

本気で泳いでる人なんかほぼいなかったので、恥ずかしさを忘れれば、日本のプールよりよほど気持ちよく泳ぎを楽しめます。

水深は胸くらいで、このインフィニティプールは奥行き何メートルくらいでしょうね。
25メートルよりは長い気がします。でも50メートルはないから、30メートルってところかな。

これはムリアリゾートのホテル側のプール。

プールが臨めるスカイバーからの景色です。
ファーストドリンク無料券を貰えたので意気揚々と行ったのですが、このバーがホントにかっこよかった。

こっちはムリアリゾートのジム側にあるプール。
とにかくたくさんあるプール。
そこら中が水浸しみたいなホテルです。

こんなに吹き抜けになっててホテル内はびちゃびちゃにならないのかと不思議になりますが、スタッフが雨が降り出すと床にタオルのブロックを置いて、ホテルの床な濡れることを防ぐのです。

そんな地道なことを可能にするほど、いたるところにスタッフがいる。

ちなみに夜は8時までプールを使えるので、リアルナイトプールになるよ。
外から遊んで帰ってきて、暑いからプールに飛び込むという贅沢！

一応部屋を出るときに、長Tシャツなんかを着込んでいました。
さすがに水着でホテル内を闊歩してる人はあんまり見なかったです。

プールから上がったらバスタブに貯めた湯船に浸かるのも最高。

16時〜18時に利用できるアフタヌーンティーサービス。これはインドネシアタイプです。オーソドックスなヨーロピアンスタイルもあり、選べます。

お酒も飲み放題ですが、赤ワインはありません。あとハイボールも。
ウィスキーは何故かコーラでしか割れないみたい。
旦那はウィスキーを頼んで、コーラの缶を入れずに水とかで勝手に割ってたよ。


ホテルの外にでなくても十分素晴らしい場所でしたが、タクシーで10分くらいのところにバリコレクションという巨大なショッピングセンターがありました。

為替交換所、スーパー、マッサージ、お土産、レストラン、ブティックなどがたくさんあります。

値段は少し高めかもしれませんが、ホテルのレストランよりは安いと思う。

また、セントレジスが近いので、セントレジス内の高級レストランに足を伸ばすのも楽しそうでした。

でもホテルステイが最高に楽しいので、次回来たときにはもっとホテルでまったりしたいなあ。
ただお酒は高いので、やはり外に出て一度買い込む必要があります。

このホテルは赤ワインの持ち込みが禁じられていて、お部屋で飲むことができないので、もしも飲みたいならラウンジとかにいく必要があります。

リネン類に色をつけさせない為の工夫のようです。

この旅行記へのコメント （3）

• TOKOMASさん 2018/08/17 21:05:46

  バリ島空港

  大変でしたね！
  インドネシアではよくあることです。
  正式なタクシーチケット売り場では200,000ルピア(1600円)です。
  ブルーバードの本物でもぼられることがあります。この国では給料が安いので会社への帰属意識は低く、すぐ辞めるからです。
  また、空港の正式なタクシーでも、やたらとレストランやお土産屋を薦める運転手は止めましょう。バックマージン付きで高くまた品質の悪いものを買わされます。
  バリ島25回のリピーターより。

  シュウマイ大好きさん からの返信 2018/08/18 17:53:45

  Re:バリ島空港

  途中で他の車にこすっちゃったみたいで、示談交渉の為に路肩に停車させられたときは本当に怖かったです。
  他の運転手さんは特に変な人はいなかったので良かったです！

  シュウマイ大好きさん からの返信 2018/08/18 17:53:49

  Re:バリ島空港

  途中で他の車にこすっちゃったみたいで、示談交渉の為に路肩に停車させられたときは本当に怖かったです。
  他の運転手さんは特に変な人はいなかったので良かったです！