童話の中に出てくるような小さな小さなマルクト広場のヘッペンハイム・・・ドイツ木組みの家街道を歩く

2018/05/26 - 2018/05/26

今回の旅は初容とは関係無いのですが記録というか思い出として書き留めておきたいので記します。
今回の旅は内容とは関係無いのですがこれも思い出として書き留めておきたいので記します。
トラブル続きの旅でした。
旅の初日、名古屋セントレア空港に着いたらいつもと違いとても長い行列。
10時30分発が４時間のDelay。１４時３０発になっていた。
乗務員のストライキか？
ヘルシンキ到着後、Finnair カウンターへ。知らされたのはすでにチューリッヒへの当日の接続便は無し。結局ヘルシンキで足止めとなる。
この時点ではすでにチューリッヒのホテルはキャンセル料が発生した。Finnair手配の宿泊ホテルで会った日本人のご夫婦。「ベルギーからの出発便が一時間遅れのため、今日の大阪への便に乗れず明日になった。」とのこと。私達は翌日、１５日の便ではもうバーゼルに行くには遅すぎる。
結局チューリッヒで何となく過ごしたという感じになりました。

次は、フランクフルトの最後の宿泊ホテルではホテル側の都合で勝手にキャンセルされていた。なんということ！！
３か月も前から予約してあったのに。システム上の問題とそれ一点張りで謝罪は全くなし。これにはとても不愉快な思いをしました。

最後はフランクフルトからの帰国日。
S8で空港に行くため２時間以上前からSバーンに乗ったのですが、発車時刻になっても動かず。１０分経過した頃ドイツ語のアナウンス。夫は「なんだか警察とか言ってる。」と。
ちょっと嫌な予感。電車がまだ停車しているので次から次へと満員になるほど人が乗り込んでくる。
さらに十数分後2回目のアナウンスではどうやら「ヴィースバーデンに行く人は乗り換えて。」という内容らしく、隣ホームのSに移動する人達も。
発車予定時刻から30、40分ほど経過した時、またアナウンス。其のたび［ＰＯＬＩＣＥ」という言葉。
今度は乗客全員急いでサーッと降りていく。
電光掲示板はS8は軒並み「運転停止」の赤いマーク。
わぁー動かないんだ！。困った。どうしよう。
タクシーで行くしかない。とエスカレーターでホームに上ったら、なんと目の前のホームに[S8　Flughafen]　と行先表示の列車。
助かったぁー。列車は間もなく発車。
普通「S」が地上ホームからでることはないので臨時便のよう。時間はかかったが無事空港に到着。しかし、ターミナル２まで延々とあり走りに走ってBoading　Time 10分前に到着。
二人で、「その前のS8に乗っていたらチェックインまでに無事ついたかどうかわからなかったね。」何とも言えない時間でした。

５月だから爽やかな季節と思いきや、真夏のような強い日差しと蒸し暑さの中、思った以上に坂の多い町が多く、かなり大変でした。
秋の方が歩くには楽だったかなぁ。
今回はほとんど州チケットを買って移動。二人以上ならこちらの方が安いことと、州内なら同日どこにでも行けるから。
しかし、電車の乗り継ぎ時間もあるので２つの町を回るので精一杯でした。

５月１４日　名古屋発、チューリッヒ着
５月１５日　バーゼル・・・・・・・・・・・・・チューリッヒ泊
５月１６日　コンスタンツ・・・・・・・・・・・コンスタンツ泊
５月１７日　コンスタンツ、メーアスブルク・・・コンスタンツ泊
５月１８日　ブラウボイレン、ウルム・・・・・・ウルム泊
５月１９日　エスリゲン・・・・・・・・・・・・シュトゥットガルト泊
５月２０日　バードヴィンプフェン、豚博物館【シュトゥットガルト】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・シュトゥットガルト泊
５月２１日　シュヴェービッシュ・ハル・・・・・シュトゥットガルト泊
５月２２日　フランクフルト、ゲルンハウゼン・・フランクフルト泊
５月２３日　ヴィースバーデン・・・・・・・・・ヴィースバーデン泊
５月２４日　コッヘム・・・・・・・・・・・・・コブレンツ泊
５月２５日　ミヒェルシュタット・・・・・・・・フランクフルト泊
５月２６日　ヘッペンハイム、ブーツバッハ・・・フランクフルト泊
５月２７日　ミルテンベルク・・・・・ｊ・・・・・フランクフルト泊
５月２８日　ブラウンフェルス、ヴェッツラー・・フランクフルト泊
５月２９日　イトシュタイン、リンブルク・・・・フランクフルト泊
５月３０日　フランクフルト発
５月３１日　名古屋着

今日はフランクフルトから日帰りできる町ヘッペンハイムに向かった。
写真で見た山の頂上にある美しい廃墟と、そこから眺める旧市街の美しい教会や街並みを見たくて。
駅から歩いて１５分ほどで旧市街。
旧市街にある街頭の中に組み込まれた絵は、切り絵細工のように美しく、ひとつひとつの絵を見ながら空想の彼方に飛んでいけそうな。。。素敵でした。

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 5.0

フランクフルト発９時６分。ヘッペンハイム着１０時２分。RB68　Regioです。
無人駅。
今日もムッと暑い。２７度くらいありそう。

駅を背にまっすぐ歩くと、山の頂上に廃墟の塔が見えてきたのですが、なんだか白い幕が一面覆っているよう。。。
嫌な予感。

アップで見てみるとあああ・・・！　やっぱり工事中。いきなりがっかり。
楽しみにしていたのですが。

でもまあ、せっかく来たのですから気を取り直して＾＾
駅から新市街を通り旧市街へと向かいます。

新市街の様子。ここを抜けて旧市街に。

黄色い郵便配達の頑丈そうな自転車が目に留まったので、思わずパチリ。

傘をさしている仲間がいた(笑)

ここを抜けた先から旧市街です。

毛糸屋さんの店頭に置いてあった自転車。
全体を毛糸でくるんであるんです。とても念の入った作業にびっくり！

前方に木組みの家が見えてきました。

期待が高まる。

途中で振り返ると歩いてきた道はちょっと坂道。

そして何気なく見上げると何と！　夢のある絵が描かれた街頭。
向こうは一面のブドウ畑。
自然いっぱいの長閑な風景。いいなぁ。

何かと思ったら？　私の目に飛び込んできたのはWC のマーク(笑)

さあ、いよいよマルクト広場が目の前に。

わーぁ、細工の細かい木組みの家。

何だかとっても美しい。
この中にツーリストインフォメーションがありました。

アップで

光が入ってしまいましたが、マルクト広場を取り巻く木組みの家。

ぐるりと見回してみました。

マルクト広場。

これは其の中でも立派な建物。

違う角度から。

広場の噴水。ここはとっても小さなマルクト広場。
まるで童話の中にでてくるような。。

マルクト広場。

同じ木組みの家ですがつい何枚も撮ってしまいました。

向きを少し変えて。

噴水の後ろに建つ木組みの家。なかなか可愛いくていい雰囲気。

マルクト広場に面して建つ木組みの家。

木組みの家。

マルクト広場から伸びる路地。

市庁舎かな？分かりません。

天使の看板が可愛くて思わずパチリ。

マルクト広場に面して建つ聖ペテロ教会。

教会の正面。美しい姿ですが残念ながら上手に撮れなかった。

聖ペテロ教会。

聖ペテロ協会

模様が素敵な木組みの家。

これも私の好きな木組みの家。

ブドウ畑の山の上に建つ古城。

さあ、その廃墟目指してマルクト広場を後に。

路地の隙間から見えたブドウ畑。のどか．．．

ここにも街頭がありました。

その途中にあった街頭も忘れずパチリと。

これも本当に素敵。絵物語ですね。

それぞれに絵が違っているので見ていても楽しいです。

王様が描かれて。

豚かイノシシかなんてチラッと考えたりして。

じっくり見てる時間はなかったのですが、ひょっとして４面違う絵がえがかれているのかも。

まるで切り絵のように美しい。

旧市街。

旧市街の外ですがこんな木組みの家もありました。

門を抜けて旧市街から出ます。目指すは山頂。

近くにいる人に聞いて山に登る道を教えてもらいました。まずは住宅街の坂道を歩き出し。。山に登るのだから坂は覚悟していましたが。

愉快な看板見つけました。

歩いても、歩いてもずーと坂道が続いてます。
ちょっと振り返ると、教会が見えました。

可愛い花につい見惚れ。

この辺りはまだ炎天下。

道端に咲く花にホッと疲れを癒され。。。

木々の間に家並みがチラッと見えてきました。これは先ほどいた旧市街の反対側のようです。本当はマルクト広場から見えたブドウ畑を通り山頂に登りつもりが途中で道を間違えてしまいました。

道を間違えたお陰でこんな涼しい木陰を歩いてます。
私は写真を撮りながらなので少し遅れがち、先をどんどん歩いていく夫に追いついくために時々小走りになって。

森閑とした森の中、澄んだ小鳥のさえずりが耳に心地よく響いてきました。。。

やっと眼下に教会の塔が見えてきた!

あと少し。

砦城はやっぱり修復中。ここまで４０分かかりました。
私達は普段よく歩くし足は速いのですが、坂道のせいか思った以上にかかりました。２０分程度と書いてあったのですが、どんなに早足でもとてもとても無理です。

こんなものもありました。

山頂のレストランでひと休みしようと計画して登ったのですが、早すぎて、４０分後しかオープンしないと言われ。残念。

のどかな風景。好きです。

見張り塔ですね。

これ、これが見たかった。山の頂上から見下ろす旧市街の街並み。最高！

少しアップで。教会も見えた!

１１世紀半ばに建てられたこの砦城は現在は廃墟となっているそうです。
修復してなければ登れたのかななんて考えたりしましたが。

見張り塔のようなものはいくつかありました。

見張り塔。

砦城の建つ場所。

砦城の前に大きな建物があったので中に入ってみるとユースホステルでした。
誰もいなかった。

かつての井戸？

ユースホステルの玄関にあったのでふぅ～ん、これが砦城なのかと一枚パチリ。

二人で「帰りこそブドウ畑を通ろうね。」と

だけどブドウ畑の中の道は暑かった。

斜面全部ブドウ畑。

ブドウ畑の道は下りばかりで近道かと思ったのですが、下ったと思えば今度は登り坂。
そんな繰り返しが所々にあり結局こちらのコースも似たような時間がかかりました。

途中、羊に出会いました。

アップにしてつい撮ってしまいます。

ブドウ畑の道から。

紫が美しい花が日差しをいっぱい浴びて咲いていました。

街並みを眺めながら歩くこの道も素晴らしです。

「垂直に降りていけたら早く着くのにね.」なんて話しながら汗をかきかき歩く私達。

見飽きることがないなぁ。

なんて素晴らしい眺め。

来る途中にあったこの道しるべで曲がればブドウ畑への道だったのです。
帰りはここはに出てきて住宅街の道に合流します。

さあ、午後からはブーツバッハです。