2011/04/28 - 2011/05/05
3173位(同エリア6769件中)
ヒイロさん
2011年のGWは2回目のイタリア。1回目に行けなかったローマを中心に回るプランです。オランダ・アムステルダムのトランジットを終えて、ローマ近くの小さな町のB&Bに宿泊。イタリア人の旦那さんと日本人の奥様がいて、犬と猫のいる素敵なB&Bです。ローマの夜景が見渡せる絶景!素敵なB&Bにテンションが上がり、意気揚々とローマ観光に向かったのですが・・・・・・。
今だから冷静に思い出せますが、当時はすごくショックでイタリアが嫌いになりかけたエピソードです。でもイタリアの人の温かさに触れられたのもこの出来事のおかげ。自分でもびっくりするくらい簡単にひっかかってしまって、驚きでした。皆様は大丈夫だと思いますが、お気をつけて!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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お世話になったB&B、club kotobuki。とっても素敵なところにある、特別な場所。
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B&Bから臨む隣町。山の向こう側の教会から、鐘の音が鳴り響くのが聞こえてきて、テンションアップ!
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パグ犬のタロー。おじいちゃん犬で、あまり具合が良くなさそうだった。それでも丸々していて、とってもキュート。
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イングリッシュセッター(だったかな)。なんと4匹いて、ビートルズにちなんだ名前が付けられている。とてもおとなしくて、賢い子たち。
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庭のテラスにいる猫。2~3匹いた気がする。犬びいきのため、記憶があいまい。
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一通り写真を撮り終わり、ローマへ移動。パラティーノの丘から観光開始。天気が良くて、緑もたくさんで絶好の観光日和!
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遠くに見えるのはコロッセオ。後ほど行きます!
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その後フォロ・ロマーノへ移動。現在も発掘が続く、古代ローマの中心地。
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発掘をしているであろうお姉さんの後ろ姿がおしゃれすぎ。
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5月はたくさんの花が咲いていて、遺跡とのコントラストがいい感じ。
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破壊されつつものこっているモニュメント。時の流れを感じる。
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コロッセオへ移動。入場料は一人12ユーロ。
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こんな形で残っているのがすごい!
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続いてパンテオンへ移動。ローマの観光名所の中でも1,2を争うお気に入りスポット。
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入口の上にある文字。当然読めませんが、ロマンを感じる。
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内部の写真。あまり全体を撮れず残念!
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なんてったって、天井が素敵。丸く穴が開いているなんて、独創的すぎる。差し込む光が神秘的すぎ。
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その後、マルゲリータなのにバジルがのっていない残念なピザを食べて、トレビの泉に移動。
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もう一度ローマに戻れますように!とコインを投げ入れる。
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別角度のトレビの泉。すっごい人!さすが世界の観光名所。次はスペイン広場を目指します。
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この写真を最後に、この日のローマの写真を撮っていない。
トレビの泉からスペイン広場を目指すも、少し道を外れてスペイン広場の上にある教会に出てしまった。暑くてだんだんボーっとしながらスペイン広場に向かおうとすると、陽気なイタリア人の男の人(この写真の人ではありません)が、「ナガトモ!ナガトモ!」とハイタッチをしながら声をかけてくる。異国の地で疲れていたのと、夫がサッカー好きのため、ハイタッチに応じてしまう。
「ナガトモ!ニホンジン!トモダチ!トモダチ!」と握手をしてくるので、握手をする夫。イタリア男は、握手した手を離さずに、「トモダチダカラ、プレゼントアゲル!」と言ってくる。こちらが軽くうなずくやいなや、別の男が表れて夫の手に、ミサンガを巻き始めた。「ダイジョーブ!プレゼント!」というが、あまりの手慣れた雰囲気に、少しずつこれはまずかったのでは。と思い始めた。
すると夫のまわりを囲む男が3人になり、少しずつ私と離されていく。元のイタリア男が、「キミニモプレゼント!」というが、「No!」と断固拒否。すると、急にサングラスをかけて「手を出せ」とすごんできた。やっぱり詐欺だー!!!と気づき、「No!!!!」と絶叫。そして、「逃げてー!」と叫ぶと男たちの中から夫が飛び出してきた。二人で一目散にスペイン広場へ移動。
そこから、観光もほどほどに宿に帰ることにした。話を聞くと、ミサンガを巻かれていた夫は、200ユーロを出せと脅されていた。値下げ交渉をしつつ財布を取り出して、お金を出そうとしている間も、ずっとナイフが肌に置かれていたらしい。これからお金を出そうとしたタイミングで私が「No!!」と叫んだもんだから、向こうも大声に警戒して刃が垂直に立てられて、どうしようかと思ったらしい。
その後、たまたま手に取った50ユーロ札をえい!と男たちに投げつけたら、ナイフがひっこんだため、その隙に逃げたのだとか。
結果オーライで50ユーロだけの被害ですんだけど、一歩間違えたら、とんでもないことになっていた。どんなに引っ張っても全然外れないミサンガが恨めしい。 -
宿は駅から離れているため、オーナーに電話をして送迎を依頼。心配してくれたのか、夫婦で迎えにきてくれた。車に乗りながら、ざっと概要を説明。スペイン広場の治安は良くなくて、詐欺やスリは多いらしい。でも、ナイフまで出してくるなんて、とびっくりしていた。イタリア人の旦那さんは、そんなことをするのはイタリア人ではなくて移民が多いと説明してくれた。宿に帰ると、猫がお出迎え。
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ローマに行く前は震えて死にそうになっていたタローも、よろよろと出迎えてくれた。
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アニマルセラピー。ぐちゃぐちゃだった心が癒されていく。
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オーナー夫婦が気を使ってくれて、お庭のテーブルでプチ酒盛り。ヤギのミルクから作られたペコリーノロマーノチーズと、生のさやえんどうを一緒に食べながら、赤ワインを飲む。チーズがフレッシュで濃厚で、みずみずしいさやえんどうとの相性抜群!とってもおしゃれで美味しいおつまみを食べながら赤ワインを飲んで、ほろよい気分。
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だんだん日も沈んできた。光の移り変わりと、風を感じる贅沢な時間。
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そろそろ中に入らないと、ということでタローのバックショット。食事の写真よりもタローの写真の方が多い今回の旅行記。オーナー夫婦と一緒に、お酒を飲みながら語りあかす。普段は、最終日以外は一緒に食事をしないらしい。こんなことがあったからか、距離が縮まってとても得した気分。日本人の奥様のイタリア料理も絶品で、心底居心地がいい。晩御飯は一人20ユーロ、ワイン付き。
本当に、写真を撮って入ればよかった!怖い目にあったけど、イタリアの温かさや素晴らしさに触れた一日でした。ちなみに、ミサンガはハサミで切って外しました。
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