2018/04/07 - 2018/04/07
19位(同エリア85件中)
マサラさん
元々は西寧に来るつもりはありませんでした。
本当は西安から蘭州に行ってお酢の産地を見に山西省に行こうと思ってました。
でも計画を立てた時は地図も見ずに漠然と考えてただけで、旅行直前になり地図を見たら非常に効率の悪いルートだと分かり却下。^^;
蘭州にはどうしても行きたいので、西安を起点にし、蘭州にも寄れてぐるっと一周出来るルートを考えた時に西寧もいいんじゃないか?と候補に浮上。
個人的に永久保存版で大好きな番組『関口知宏の中国鉄道大紀行』でも関口さんが青海省最古の土楼寺院である北禅寺を訪れていて、そこにも行ってみたいし、しかも西寧は青海湖ツアーの起点にもなっていて、うまく行けば中国のウユニと言われるチャカ塩湖にも行けそう!
メッチャ良さそうやん!楽しそう~♪って事で西寧行きが決定しました。
そして憧れの北禅寺で思わぬハプニングに見舞われるのでした.....。
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西安から乗った夜行列車の硬臥は初めての最上段。
夜乗った時はすでに車内は消灯されてたので真っ暗で上るのも一苦労でした。 -
最上段は天井がものすごく低いです。
私のように身長が低い人(154㎝)でも前かがみにならないと座れないほどです。
珍しく先客はいなかったようでシーツ類は洗い立てで比較的パリっとしてました。
(それでもマイシルク寝袋を使用しましたが。)
爆睡するモエ姉。 -
自分の寝床。
この列車は網棚がなく、最上段の足元に荷物を置くようになっていて、下段の人たちの荷物がすでに置かれていて邪魔でした。 -
多分蘭州の駅。
しばらく停車してました。 -
空港のラウンジでこっそり頂いてきたカップラーメンで朝ご飯。
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爆睡していたモエ姉も起きてきました。
硬臥だとこの座席の下にコンセントがあるので充電できるのですが、
各車両に2か所しかなく常に争奪戦です。
満充電になってもつけっぱなしの人いて、なかなか使えないのが現状。
(ほかの車両まで行って使ってる人もいるからね。)
中国は基本的にコンセントの差込口の形が日本と同じ形状なので、アダプターは持って行く必要ないのですが、列車のコンセントは日本と同じ二つ穴が開いてるのと三つのやつ(よく中国ではポットのコンセントなどで使われる形)が上下についてるので、三つのやつのアダプターがあれば、ほぼ確実にコンセント使えます。
中国人はそんなアダプター持ってないですからね。
ホテルのコンセントもポット用に三つ穴のがついてるところが多いので、アダプターは持ってると便利ですよ。 -
蘭州を過ぎた辺りから山の地層がグラデーションになってる所がちらほら見え始めました。
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ここは横に長く一本ピーっと。
まるでスプレーで塗ったようにきれいに一本線が入っています。
この時代はなにが起こったのでしょうか?
ここで私が以前からクラブツーリズムのCMを見てずっと気になってた張掖丹霞に初めて興味を抱き始めたモエ姉。
それまでは全く興味がないからって却下されてたけど、ここぞとばかりに「こんなもんじゃない縞々模様が見れるから」と説得し、張掖丹霞を旅程に組み込むことになりました!
やったー♪ -
12時間弱走り続けた列車は11時過ぎに西寧に到着。
この列車は湖北省の武昌から来たのですね。
地図で見てみたら1600㎞もありました。
始発から乗ったら2日位かかるのかな? -
西寧の駅は高鉄と普通の列車の駅が一緒になっている新しい駅です。
普通は高鉄と普通の列車の駅ってものすごく離れてることが多いから珍しいね。 -
本当に中国の駅って大きいなぁ。
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駅前のオブジェはラクダと高鉄とキノコと言う、ちぐはぐな感じ(;^_^A。
でも一応駅をバックに写真に収めておきました。 -
西寧の宿は駅からバスで20分位の場所にあるhe huang memory youth hostel。
booking.comで34元(現地払い)
日本円で1元=17円で計算すると578円。
4トラ経由で予約すれば4000ポイント(400円分)もらえるので実質178円!
お得~。
(6月現在、4月の予約分なのでまだポイント加算されてませんが、加算されることを祈ります。加算漏れが結構あるのでね。) -
宿のフロント。
カフェのようなおしゃれな感じ。
外国人も多く利用してるようでフロントのスタッフは英語が堪能、チェックイン作業も手慣れたものです。 -
フロント脇の共有スペース。
本当におしゃれなカフェそのもの。
朝食付きではないけど、食事もできるみたい。
夜は奥の白い壁のところにスクリーン出して映画の上映会をしていました。
2階もあってちょっとした図書館のように本が沢山置いてありました。
昼間は観光でほとんど人がいなくて静かなので、中国で長旅の人はここらでちょっと一休みしてPC作業したりするのにいいんじゃないかなぁと思いました。 -
私が泊まった女性用ドミトリー8人部屋。
3日間泊まったけど、1日目は私と姉入れて4人、2日目3日目は青海湖ツアーに一緒に行った女の子と私たちの3人しか泊まってなくて快適でした。
もう少し値段の高い6人部屋とか4人部屋は窓がありました。
シーツと布団カバーとまくらカバーはチェックインの時にもらえるので、自分でセットします。
タオルはついてないので持ってない人は有料で借りるか販売してるのではないかと思います。私は自前のものを持っていたのでわかりません。
バスルームはトイレもシャワーも男女別になってるのが良かったです。
トイレは和式ですがきれいに掃除してあります。
洗濯機と乾燥機もありました(有料)洗剤は無料で使えます。
物干しも廊下にあります。通気は悪そうですが、空気が割と乾燥してるので、一晩干しておけば乾きます。 -
部屋の中にロッカーがあります。
一人一つです。そんなに大きくないので、貴重品入れって感じでしょうか。
ここの宿は安くて綺麗で快適だったのでずっと泊まっていたかったです。 -
宿でシャワーしたり一休みしてから早速関口さんが訪れた北禅寺へ。
宿からはバスを乗り継いでいくのがそれマルですが、フロントのお兄さんが街の中心部からは歩いて行けるよと言うのでその言葉を信じて中心部までバスで行き、そこから歩いたらかなり距離がありました。 -
こちら、北禅寺は青海省最古の道教寺院で、山の中腹を掘った内部がお寺になっていることから土楼観と呼ばれているようです。
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山頂へは左右のどちらかに迂回してくださいとの表示があったので、それに沿って行ってみたら山のふもとにお寺がありました。
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観音様だか菩薩像かな。
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神様。
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これは観音様かな。
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仙女?
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また立派なお寺が。
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そして迂回してちょこっと登って中央に戻ってきたこの建物の辺りで行き止まりに。
あれ?中央の階段、関口さんがえっちらおっちら4回くらい休憩しながら登ってた階段へはどうやって行くんですか?
と、そこで洗濯物を干していたおじさんに聞いたら
「おめでとうございます!上には現在登れないようになっているのです。2年も前から修復中なのです。」
と言われがっくり。
最新版の地球の歩き方にはそんなこと一言も書いてなかったのに!
しょんぼりしてたらそのおじさんに
「どこから来たの?」
って聞かれたので
「日本から来たんですよー。これ見にわざわざ来たのに」
って言ったら、
「日本から来たんだったら特別に上まで連れて行ってあげるよ」
と、おじさんの仕事が終わる17時過ぎに内緒で上まで連れて行ってくれることになりました。
17時まで1時間あったので、それまでずっとそこでおじさんとおしゃべり。
その間にも上に上りたい中国人の観光客が何人も来たけど、おじさんは「今は改修中で登れません」とみんなに言って断ってました。
話を聞いたらおじさんはここでボランティアのような形で緑化の仕事をしているとのこと。この辺一帯は降水量も少なく土壌に塩分が含まれ木が育ちにくいのだそうで、人工で灌漑設備を整え、木を植えて緑化させている最中なんだとか。
この辺に生えてる桜や梅の木も全部おじさんたちが植えたそう。
ここに来る前は広州で軍人だったそうで、共産主義の良さを力説されたり、戦争のことだとか歴史の話を持ち出されたり、聞いてるだけでかなり疲れました(;^_^A
でも上に上るためと思い我慢しました。 -
ようやく17時になり登山開始です。
この柵を乗り越えていきます。
良い子は絶対真似しちゃだめよ。
見つかったらやばいよ。 -
ほどなくして中央部分の階段のところに出ました。
そうそう、ここココ!!
関口さんが何度も休憩取りながら登った階段。
2007年の放送当時よりやはり風化が進んでるきがする。
ここはまだ修復されてないのね、ボロボロの階段。
登れないわけではないけど、段差も大きく登りにくいので階段の脇の坂道から上に上ることにしました。 -
階段の脇から登って階段の上の部分に出ました。
そこには土楼観の入り口が。
でもここでは真面目な道教のお坊さんが見張りをしていて、おじさんがタバコで買収しても危険だからダメって入れてくれなかった。
中見てみたかったなぁ。残念。
でも入口を目の前で見れただけでも感謝です。
他の人はここまで入れないんだから。 -
小さいけれど桜の木が満開。
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階段の上から見た西寧の街並み。
関口さんが来た時は青い屋根の工場地帯はなかったはずです。
なんにもない街って感じだったもん。
手前の部分は昔田畑だったそうで、ここ数年で急激に発展しガラっと様変わりしたようです。 -
土楼観の渡り廊下。
わ~渋い!格好いい! -
でもズームで見ると屋根は朽ち果て、床も抜けそうな状態になってます。
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一部修復された場所。
修復っていうか、コンクリで固めてある。。。。。
これが修復だっていうんだったら、すべて修復し終わったらただのビルのようになってしまうのでは。 -
でも、いたるところで土砂崩れが起きていて、おおきな石というか岩も転がっています。
これは確かに危険ですね。 -
ここ数年で植えられた木々。
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土から白い粉のようなものが浮いています。
石灰分かなと思ったら塩分なのだそうです。
ちょっとなめてみたら確かにほんのりしょっぱかったです。 -
高速道路もわりと新しく開通したらしい。
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山頂までやってきました。
山頂へは山の麓からうんと迂回して登って来れる道があり、誰でも登って来れます。
(土楼観のメインの部分だけが立ち入り禁止)
が、相当急こう配の山道を延々登るので、よっぽど暇で体力のある人しか来れないと思います。
私も正規のルートだったら諦めて登らなかったと思うほど。 -
西寧駅も見えます。
昔の西寧駅はロシア風の建物で趣があったらしいです。 -
山頂にある搭。
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下ってきたところにあるお堂。
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三宝殿と言って老子、孔子、釈迦牟尼を祭ってありますが、中を覗いてもよくわかりませんでした。
ここも立ち入り禁止区域内です。 -
これも桜かな?桃の花かな?
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白い桜も。
今年は羅平で菜の花三昧、日本でも桜たくさん見れたし、西寧でも桜見れて、お花に縁のある年だなぁ。 -
ここは誰でも来れる部分のお寺。
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遠くから撮った土楼観。
「色」の字の下の部分が仏様の形に見えるの分かるかな?
仏様の胴体の部分の内側が何らかの部屋になってると思われます。
内側がアリの巣のように何層にも分かれてお部屋になってるらしいです。
丁度仏様の胸のあたりの左側、くぼんで暗くなってる所に先ほど写真に収めた朽ち果てた渡り廊下が架かってるんですよ。
見てみたい~!!! -
ミイラみたいね(笑)
修復開始して2年以上経ってるそうですが、2018年現在、修復完了の目処は全くついておらず、少なくともあともう2年はかかるのではないかとのことです。
なので、最新版の地球の歩き方には普通に入れるように書いてありますが、信じてはいけません。今は中に入ることはおろか、そばに行ってみることも不可能です。
私たちのようにあのおじさんに出会わない限りは・・・・・。
ほんっと、2018-2019版の西安 敦煌 ウルムチ編の地球の歩き方は情報が古くて困りました。皆さんもお気をつけあそばせ。 -
貴重な土楼観見学を終えたらおじさんが食事をごちそうしたいと北禅寺の近くの食堂に連れてきてくれました。
外国人をおもてなしするのが好きみたいで、これまでもオーストラリア人とかドイツ人とかご飯に連れてったって言ってました。
レストランのメニュー -
何にしようかな。
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私はこれにしました。
干炒炮仗
青海風味の麺です。
炮仗とは回族の言葉で爆竹の意味で、うどん位の太さの麺を包丁で短めに切り爆竹を模した麺を指すようです。 -
実際に出てきたのはコチラ。
もっと焼うどん風のものを想像していたのですが、トマトソースのナポリタンのようでした。
麵も短くなくて長かったです。
かなりの量があり、最後の方は飽きました。 -
おじさんが注文した刀削麺。
味付けは多分上のやつと同じ(笑)
おじさんってば麺類キライだって言いながらなぜかこれを注文し、ものすごく嫌そうにまずそうに食べながら頑張って完食してました。
私が麺を注文したので、訳の分からぬ気を使って自分も麺を注文したようでした。 -
こちらは羊肉のクミン炒め丼的なご飯。
私も本当はこれが食べたかったけど、モエ姉がご飯が食べたいというので譲りました。
これは美味しかったです。 -
土楼観を案内してくれただけでなくご飯までごちそうしてもらってすっかりお世話になったおじさんにお礼を言ってお別れしました。
西寧の中心部はネオンがキラキラ。都会です。
あ、ちなみに西寧はスタバもありますよ(笑)
バックパッカーとして気ままな旅をしていると、現地の方々に親切にしてもらって助けてもらうことがとっても多いです。
外国で良くしてもらった分、日本で出会った外国人に返せたらなあ、返さなきゃなあと思う夜でありました。
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