ゆるく楽しむ、ふらっと香港2泊3日の旅【2日目前編：オススメ！「新斗記」で美味しい飲茶＆1881ヘリテージ】

2017/11/26 - 2017/11/28

2018.06.03
ゆるく楽しむ、ふらっと香港2日目前編。
何と言っても飲茶！
「新斗記」は美味しいし接客も親切、お店も綺麗で値段も手頃で
とてもオススメです。
さすが香港。さすが本場。
今でも母と「あの味が忘れられない」と話題になるほど。
新斗記のためにまた香港へ行きたいぐらいです。
ホテルや1881ヘリテージもクリスマス仕様の可愛い飾り付けが
素敵で、街を歩くのがとても楽しかったです。

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香港旅行2日目の朝を迎えました。
曇っています。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアトリ

ホテルの部屋からの眺めはこんな感じです。
眺めなどのリクエストは特に何もしなかったので、
問題なしです。

この日は夕方からオプショナルツアーに参加しますが、
それまでは自由。早速街歩き開始です。
ホテル近くを歩いていたらスーパーマーケットの文字を発見。
ゆっくりと買い物できるのは今日だけなので、どんなものが
売っているのか入ってみました。

写真は撮りませんでしたが、普通のスーパーマーケットでした。
品揃えがいいのか悪いのか、安いのか高いのかよく分からず…。
私が欲しかった「コロン」のエッグタルト味が売っていなくて
ショック。母はここでお土産用のお菓子をチェック。
他に良さそうなものが見つからなければ、明日またここに
買いに来よういうことに。

続いて「重慶大厦」（チョンキンマンション）へ。

低層階には両替所、高層階には安宿が集まる雑居ビルです。
この近くを通るたびに怪しい男達から「ニセモノノトケイアルヨ」
と声をかけられました。
でも反応しなければ大丈夫です。
そもそも偽物と言われて買う人がいるんだろうか…。

重慶大厦では両替をしたかったのですが、目当てのお店が
まだ営業しておらず。
それなら他のお店で両替をしておけばよかったのに、
まあカードで過ごせばいいかと両替をしないで去ってしまったのです。
これが最終日のハプニングに繋がります…。

ショッピングモール「i SQUARE」（アイ・スクエア/國際廣場）の
前にはレゴが。
クリスマス仕様で可愛いです。
たくさんの人が写真を撮っていました。

こういうゴチャゴチャした街並みが香港らしいなと思ったり。

そしてアイ・スクエア内の「Marks & Spencer」
（マークス＆スペンサー）へ。

世界に展開する英国老舗デパートで、香港に上陸したのは
30年以上前だとか。
パッケージがオシャレで可愛い商品が多くてテンションが
上がりました！
旅行記の最後に紹介したいと思います。
母もここでお土産のチョコレートなどを大量購入。
本当にどれも可愛くて欲しくなるものばかりで、
「絶対ロンドンに行こうね」と母と約束。

香港の街は看板だらけ。

続いてブランドショップが並ぶ、「廣東道」
（カントン・ロード/Canton Road）へ。
妹から頼まれているポーチのチェック、母は財布、
私はキーチェーンを買いに行きます。

前日の夜にも訪れた某ブランド店に行きました。
成田では35,000円と言われたキーチェーンが香港では
21,000円！！母も私もびっくり。
もうこの時点で買うことはほぼ決めていたのですが、
一応1日考えてからにしようと。
でもやっぱり気持ちは変わらなかったので、再度訪れて無事に購入。

母が欲しかった某ブランドの財布は成田の方が5,000円ほど
安かったというオチ。
5,000円高いと分かっていて買うのも何だか悔しい！
ということで結局買いませんでした。
妹のポーチは中々いいものが見つからず。

そのまま「Harbour City」（ハーバー・シティ/海港城）の中へ。
妹からはポーチ以外にスノードームを頼まれています。
街を歩いていてもベタなお土産屋さんというのが見つからなくて、
ハーバーシティの中にあるのかな？と思い入ってみました。

総店舗数は約500点にも及ぶそうです。
5つのゾーンに分かれていて高級ブランドからカジュアルなお店、
レストランに映画館と何でも揃うショッピングモールなのですが
とにかく巨大で広すぎ。
どこに何があるのかもよく分からないですし、広すぎてお店を
探す気にもなれず…。
何だか一気に疲れてしまったのですぐに出てしまいました。

買い物をして荷物が多くなったのでホテルへ戻ります。

ランガム香港、すっかり気に入ってしまいました。
立地もいいしスタッフも親切だし、また香港に来る機会があれば
泊まりたいです。

荷物を整理してちょっと休憩をしたらランチへ！
朝食を摂っていないのでさすがにお腹が空きました。
ランチはお楽しみの飲茶！香港でしたいことの一つです。
候補のお店が2つあり、母と相談した結果「新斗記」というお店に
行くことにしました。
ちなみにもう一つの候補は「Yum Cha」（ヤムチャ）という
お店で、写真を撮りたくなる可愛くて美味しい本格点心が
味わえるお店なのですが、母から「飲茶に可愛さなんて求めて
ないんだけど」とバッサリ。

ということで新斗記へ向かいます。
お店はホテルからも近い「亞士厘道」（Ashley Road）に
あります。

「九龍中心」（KOWLOON CENTRE）というビルに
入っています。

「九龍中心」（KOWLOON CENTRE）というビルに入ったら
エレベーターで3階へ。
「新斗記」（サンダウゲイ/Xin Dau Ji）に到着しました！

私達が訪れたのはPM12時20分頃。
香港のランチタイムはPM13～14時頃らしいので、
まだ空いていました。

注文方法はオーダーシート式です。

初めての飲茶ですし言葉も不安なので、オーダーシートの
お店に行くと決めていました。
こちらのお店は英語表記もされているので何となく
イメージしやすいかと思います。

とはいえやっぱり写真を見ないと難しかったので
ガイドブックに付いていた、指さしでオーダーできる
香港グルメのカタログみたいなものをテーブルに広げて
オーダーシートと付け合わせるという初心者丸出しなことを
していたら、すぐに店員さんが来てくれました。

英語も日本語も話せないようでしたが、身振り手振りで親切に
「この写真の食べ物はこれだよ」という風に教えてくれたり、
オススメのメニューはこれとこれと…とカタログを指しながら、
オーダーシートに数を書き込んでくれました。
書き込んでくれたものが見事に私達が食べたいと思っていたもの
ばかりだったので感激。おかげで注文はスムーズにいきました。

ワクワクしながら料理を待ちます。食器が可愛い。

ポットで提供されるお茶はジャスミン茶だった気がします。
ガイドブックによると、香港では外国人向けのお茶と
認識されているので、銘柄指定をしないとジャスミン茶が
出てくることが多いそうです。

まずは「鮮蝦腸粉」
タレが一緒に出てきます。

これがもう最高に美味しかった…！
腸粉とは米粉を溶いてのばし蒸した点心らしいのですが、
この皮がもうもっちもちのぷるんぷるん。
中に入っているエビはぷりっぷりで最高の食感。
甘めのタレが絡んで素晴らしい美味しさ。
思わず母と顔を見合わせて「美味しい～！！」と声が揃って
しまうほどでした。

続いて「密汁叉焼包」

これも物凄く美味しかったです！
チャーシュー入りのお饅頭なのですが、皮がふかふかで
甘みがあって皮だけでも美味しい！
中のチャーシューもとろとろで柔らかくて甘めの味付けが
最高でした。
3つ入りだったので、甘めの味が大好きな私が2つ食べました。

「新斗水晶蝦餃」

エビ蒸し餃子。「香港の飲茶の定番」といっても過言ではなく、
本場香港では何もつけずにそのまま食べるのが主流なのだそう。
もっちりとした皮とぷりぷりのエビの食感が最高でしたが、
やっぱりタレをつけたくなる…。
実はそんなにエビが好きなわけではないのですが、
ここのエビはぷりっぷりで美味しかったです。
でも同じエビなら鮮蝦腸粉の方がオススメ。

「新斗流沙包」

塩漬けしたアヒルの卵の黄身を使ったクリーム入りの
饅頭とのこと。
密汁叉焼包と同じく、皮に甘みがあってふかふか。
中のクリームはなめらかではなくてざらつきが感じられて
ほんのり塩味。
ふかふかの皮と卵の味がしっかりと感じられるクリームの相性が
抜群で、とても美味しかったです。
これも気に入って私が2つ食べてしまいました。

「蟹籽蒸焼賣」

豚肉とカニの焼売で、上にはカニの卵がのっています。
カニが苦手なのでこちらは母にお任せ。美味しかったみたいです。

「鮮肉小籠包」

豚肉入りの小籠包。
記憶が曖昧なのですが、確かオーダーシートには載っていなくて
別で頼んだような…。
こちらも美味しかったです。
噛むと熱々の肉汁がじゅわ～っと出てきて、豚肉の旨みがたっぷり！
ただただ幸せ。

お腹いっぱいですが私は最後にデザートを。
「芒果布甸」

香港スイーツの定番、マンゴープリン！大きいです。
なめらかな舌触りで量も果肉もたっぷりで大満足。
さっぱりとした甘さでとても美味しく、食後のお口直しに
ぴったりでした。

レシートがなくてそれぞれの値段は分からないのですが、
2人でお腹いっぱい食べて合計でHK＄229.50でした。
約3,450円です。
店内は清潔で広くて席もゆったりしているので、落ち着いて
食事ができました。
味はどれもとにかく美味しかったうえに値段もお手頃。
店員さんも親切でしたし大満足のランチとなりました。
すっかりお気に入り。

高級すぎずローカルすぎずちょうどいい雰囲気で、
観光客でも入りやすいお店だと思います。
安くて美味しい飲茶に感激。今でも母とあの時の飲茶が忘れられないと
語り合うほどです。ご馳走様でした。

ぶらぶら歩いていたら「錦繍唐朝」というお土産屋？
雑貨屋さん？みたいなお店を見つけて中に入りました。
母はここでお土産にマグネットとブレスレットを購入。
スノードームもやっと見つけたのですが、パンダが中に
入っているだけで香港とも書かれていないし
香港土産として妹に渡すにはちょっとな～ということで却下。
一体どこにあるんだスノードーム…。

続いてお土産としても大人気の手作りクッキー
「ジェニー・ベーカリー」（Jenny Bakery/珍妮曲奇）へ。

美麗都大廈の2階にあるのですが、建物がちょっと分かりにくいかも。
でもジェニー・ベーカリーの看板を持った人が立っていたので
無事にたどり着けました。

行列の絶えない人気店とのことですが、平日だったからか
少し並んでいる程度だったので
すぐに購入できました。支払いにクレジットカードは使えず、
現金のみです。

母と私は3番の「四味奶油曲奇」（4 Mix Butter Cookies）の
小（HK$70）を買いました。
本当は2番のクッキーが欲しかったのですが既に売り切れていました。

この後はクッキーを置きにホテルに戻りました。
そして一つ確認しないといけないことがあったのです。
実は帰りの送迎をHISで予約していて、ホテルの出発時間は
2日前（到着日）にホテルへFAXするということに
なっていたのですが、到着日には届かず。
2日目のこの日も朝にホテルに確認したのですがやはり来ていなくて、
午後になってもう一度確認しても届いていなかったら
直接HISの店舗へ行こうという結論に。

確認してみるとやっぱり届いていないとのこと。
電話でもよかったのですが、時間もあるので街を散策がてら
歩いていくことに。

人も車もいっぱいの通りを歩きながら無事にHISへ到着。
親切な日本人スタッフの方に対応してもらえて、出発時間も
無事に確認できました。
（ご連絡が遅くなって申し訳ないと何度も謝られて、
こちらが申し訳なくなってしまいました。）

そのまま歩いて「1881ヘリテージ」（1881Heritage）へ
向かう途中にあった「Marco Polo HongKong Hotel」
（マルコポーロ・香港）の入口。

綺麗なクリスマスツリーと可愛い雪だるま。

1881ヘリテージに到着。

1881年建造の香港警隊前水警総部(水上警察署)を
リニューアルしたそうです。

コロニアル調の建物が美しいです。

ホテルやレストランの他、ティファニーやカルティエといった
高級ブランド店が入っています。

ここもクリスマス仕様で可愛かったです。
写真を撮っている人がたくさんいました。
（私達も含めて、買い物よりも写真撮影目的で来ている人
ばかりのような…）

装飾が青と紫がメインなので、可愛いんだけども落ち着いた
雰囲気があってよかったです。

結婚式！素敵です。ドレスを着た人をたくさん見かけました。

水警総部時代の砲台があります。
当時と同じ場所に設置されているそうです。

砲台に群がる男達。

上からの眺めも綺麗です。

ハーバーに停泊する船に時間を知らせていたという時間球塔。


高級店ばかりなので気軽にショッピング…
という感じではないですが、建物が美しくて綺麗なので
写真スポットとして訪れてみるのもいいかもしれません。
夜はライトアップされているようなのですが、滞在中は
夜に訪れることができず残念。