2018/05/27 - 2018/05/28
148位(同エリア855件中)
夢道乗光さん
最近は船旅とドライブ旅が中心で暫く鉄道による旅をしていなかったので鉄道旅をしてみました。
行く場所として選んだのが南紀。宿泊に選んだ先はテレビ番組で見た洞窟の中の風呂に入れるホテル浦島。
名古屋から特急ワードビュー南紀に乗れば乗り換えなしで紀伊勝浦駅直行で行けて便利。 ワイドビュー南紀は名古屋から関西本線、伊勢鉄道、紀勢本線を通り、新宮から以西はJR西日本エリアで変化があって面白そう。
紀伊勝浦で泊まった後は普通の人なら同じルートでワイドビュー南紀に乗って帰るでしょうが、へそ曲がりな私は紀伊勝浦から和歌山、大阪経由で紀伊半島を一周し遠回りして帰ることにしました。
<行程>
1日目:名古屋10:01発⇒紀伊勝浦13:58着(南紀3号)
2日目:紀伊勝浦13:05発⇒新大阪16:50着(くろしお24号)
新大阪17:43発⇒名古屋18:34着(ひかり478号)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 新幹線 JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ワイドビュー南紀3号で終点の紀伊勝浦へ。始発から終点まで4時間近くのノンビリ旅です。
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入線してきたキハ85系のワイドビュー南紀。非電化区間を走るのでディーゼル車両。これに乗って一路紀伊勝浦へ。
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普通の人なら名古屋⇔紀伊勝浦を同じルートで往復しますが、せっかく南紀に行く旅行なので名古屋⇒紀伊勝浦⇒新大阪⇒名古屋と紀伊半島を一周することにしました。こういう時にジパング倶楽部の3割引きが役に立ちます。(普通に買うなら合計17,780円ですが13,060円で購入できました)
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最後尾は展望車になっており、見晴らしは抜群。グリーン車にお邪魔してパチリ。
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ちゃんと車掌さんにご挨拶して撮りました。
多気駅 - 紀伊長島駅間は山間部を走行する区間が多く、山間部ではイノシシや鹿などの野生動物と列車が衝突する事象が増えているのも頷けます。 -
間もなく尾鷲。多気から紀勢本線に入り、リアス式海岸が見えてきました。
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新宮を過ぎて間もなく終点の紀伊勝浦。
紀勢本線は、三重県亀山市の亀山駅から津駅・尾鷲駅・新宮駅・紀伊田辺駅を経て和歌山県和歌山市の和歌山市駅に至る鉄道路線。亀山駅 - 新宮駅間180kmはJR東海、新宮駅 - 和歌山市駅間204kmはJR西日本の管轄。 -
紀伊半島の双方の付け根(名古屋と大阪)からほぼ等距離の駅で、名古屋駅からの特急「(ワイドビュー)南紀」と、天王寺駅からの特急「くろしお」の双方が乗り入れしています。
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那智神社をイメージしてデザインされた連絡通路には紀伊勝浦の代表的な観光スポットが上手く紹介されています。
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連絡通路の突き当りは那智の滝のポスター
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熊野那智大社を紹介するポスター
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ラクダ島を紹介するポスター
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紀の松島を紹介するポスター
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紀伊勝浦駅から歩いて5分程で観光桟橋に到着。ここから送迎船でホテル浦島に渡ります。
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カメの顔をした送迎船の浦島丸。これから太郎となりカメに乗って竜宮城へと向かいます。
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観光桟橋とホテル浦島を結ぶ送迎船の時刻表。チェックイン・チェックアウト時の混雑する時間帯はピストン運行
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浦島丸から狼煙(ノロシ)半島のホテル浦島を望む。
今回は○〇△周年を記念して、高台に建ち見晴らしが良い山上館を選択。 -
チェックインして1番目のエスカレーター「スペースウオーカー」へ。
エスカレーターの高低差は77メートル、傾斜角度は30度。「本館」から「山上館」へと向かうのに6分近くもかかるという全長154mのエスカレーターが4つありスケールの大きさにビックリ。 -
2番目のエスカレーター
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3番目のエスカレーション
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何と3番目と4番目のエスカレーターの間に休憩所兼展望席まで完備
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4番目のエスカレーター
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やっと山上館の入口に繋がるエレベーターまで来ました
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本館、なぎさ館、日昇館、山上館の4つのホテル棟で構成されているホテル浦島。
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何とエレベーターは1階から32階の間は山中を通過。
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山上館の部屋からのリアス式海岸と太平洋の眺め
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那智山と勝浦港を眺めながら夕食
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夕食はハーフバイキングというコースを選択。予め配膳された料理の他にバイキング形式で好きな料理も食べられます。
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ハーフバイキングでは鮑や天ぷらなどの出来立ての料理も食べ放題。
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大海老フライも食べ放題
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夕食時のテーブルから見た夕焼け空
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生まぐろ水揚げ日本一の勝浦港
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ホテル浦島を俯瞰的に描いた絵画
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最近は外国人観光客が多くなっているので温泉に入る手順を示すポスターが脱衣場に掲示されていました。
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各館は地下のトンネル状の通路で結ばれており、床に引いているド派手なライン伝いに進めば入りたい風呂に迷わずに行けて中々うまく工夫されています。浴衣姿でウロウロするのも楽しい。
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ホテル浦島の洞窟の中の露天風呂・忘帰洞(ボウキドウ)の入口
温泉や料理だけでなく、浦島太郎の竜宮城に来たような“探検気分”“冒険心”を刺激してくれるのも「ホテル浦島」の魅力。 -
風呂の中は写真撮影は厳禁。自分が撮った写真はないので、風呂の写真は全てホテル浦島のHPより写真を借用させてもらいました。
自然が創りだした洞窟風呂の玄武洞。巨大な岩の隙間から湧き出た温泉に身も心も安らぎます。 -
江戸時代に紀州藩のお殿様から「帰るを忘れさせるほど」と誉めて名付けられたという忘帰洞。巨大な自然洞窟がそのまま天然温泉になっている風呂。スケールの大きさに驚嘆。
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目の前には黒潮が押し寄せる太平洋。露天風呂の中は爽やかな潮騒が心地よく響きわたり気分は最高。
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セットメニューの朝食
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セットメニューに追加の和洋バイキングでの朝食をたっぷり食べて腹ごしらえ
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朝食時のテーブルから山の中央部に那智の滝が肉眼で見えました。
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山上館の屋上展望台から紀伊勝浦市街を望む
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山上館の屋上展望台から浦島稲荷神社と狼煙山先端を望む
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紀の松島は海面上昇でつくられた景勝地である事を説明する掲示板
タモリさんが喜びそう!!! -
紀の松島観光の遊覧船くじら号
勝浦観光桟橋⇒ホテル浦島⇒(島めぐり)⇒太地くじら浜公園⇒勝浦観光桟橋を55分間で周遊・大人1,650円 -
くじら号というだけに船尾はクジラの尻尾みたい。
爽やかな潮風に吹かれて心地良い。 -
洞窟が一杯の半島の上に建つ山上館
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洞窟の鶴島の間を遊覧船は潜り抜ける
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潜り抜けた後に見た洞窟の鶴島。紺碧の海が美しい!
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紀の松島は洞窟がいっぱいで岩礁の造形がダイナミック。
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一列に浮かぶ奇礁奇岩が出迎えてくれる
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遊覧船から見る寄港する太地くじら浜公園
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太地くじら浜公園に展示の捕鯨船
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観光桟橋から紀伊勝浦駅に歩いて行く途中に立ち寄ったお食事処おがわ
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さすが捕鯨で有名な太地町が近いだけにクジラ定食やイルカ刺身も
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昼食で食べた生まぐろ刺身定食(1,080円)
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普通列車の105系
紀勢本線内で新宮駅 - 和歌山駅間は「きのくに線」という愛称がつけられているのを今迄知りませんでした。 -
特急くろしおで一路新大阪へ
くろしお24号はくろしお用の287系・289系ではなくオーシャンアロー・振り子式車両の283系。下り方向の先頭車は貫通型。 -
上り方向の最後尾車両は太陽と海が好きなイルカの顔をイメージしたデザイン
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座席後ろ側のポケットには津波が想定される場合の避難経路の説明書きが入っており、南海トラフ地震対策が施されていました。
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白浜駅ではパンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン」が停まっていました。ボ~としていてパンダの顔をした先頭車は撮り逃し。
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3号車の海側展望席は余裕をもって3人が窓に向かって座れるようになっていて波打ったデザインのテーブルが設置されています。
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山側の展望席は2人掛け×2の配置となっており、背ズリの上端はそれぞれ山なりにカーブしています。照明もお洒落な感じ。
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自由席でも利用できる展望ラウンジの存在を知っている乗客は他にはいなかったようで、ゆったりとリッチな気分で車窓の景色を楽しめました。
JR東海にはこんな粋な展望ラウンジの車両はありません。流石 JR西日本! -
展望席から眺める車窓の景色
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最後尾の1号車パノラマ型グリーン席。一列3人掛け。グリーン席券は持っていませんが、お邪魔して見物。大阪から新宮方面走行の場合は見晴らし抜群。
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あべのハルカスが見えてきて間もなく天王寺駅
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淀川鉄橋を渡り間もなく新大阪駅
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新大阪駅に着き、新幹線に乗り換えます。
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おでんとたこ焼きで腹ごしらえして新幹線で名古屋に帰って来ました。
1日目は4時間、2日目は5時間近く特急車両に乗車し、たっぷりと車窓風景を楽しんで満足した鉄道旅でした。(行程約700km)
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