2018/05/26 - 2018/05/31
28位(同エリア60件中)
ゆきめさん
昨年、バリ島で一頭のコモドドラゴンに会った。もしこのコモドドラゴンをたくさん見ることができたら……。
早速、計画を立て始めた私。単語を並べるだけの会話力ではたしてコモド島に行かれるのか?
ネットで調べると、バリ島から出発するツアーがあるが、いかんせん高額であり、ましてや1人参加だと2人分費用がかかってしまう。悩んだあげくフローレス島まで行き、現地でコモドツアーを探すという暴挙に出ることにした。
少しでも情報を集めようとしたが、なかなか最近の情報が集まらない。ラブハンバジョにはたくさんのツアー会社があり、足で探すのが一番らしい。人が集まれば安くなり集まらなければキャンセルになるという、なんとも行き当たりばったりな計画に自分でも呆れてしまう。それでも行くっきゃない、なにしろいつまで元気でいられるか……。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 タクシー
- 航空会社
- エアアジア ガルーダインドネシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
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-
まず最初に予約をしたのが日本からバリ島までのフライトです。
昨年6月にエアアジアが成田からバリ島までの直行便を就航しました。
これを利用しない手はないだろう。
モニターがなく機内で映画を見ることが好きな私にはちょっと辛いが、この値段を諦めるわけにはいかない。
今回は年齢的なことを考えてプレミアムフラットにしました。
深夜便で横になれるのは帰国翌日から仕事の私にはなにより嬉しい。
プレミアムと言っても利用する日によってはガルーダインドネシア航空のエコノミー料金とたいして変わらないくらい。
さあ、無謀じゃないかと思われる『コモドドラゴンに会いたいツアー』出発!!
(旅行記に表記している金額は1ルピア0.008円換算) -
午後6時にデンパサール到着。
翌日にはフローレス島のラブハンバジョに向かうので、なるべく空港から離れたくない。
ちょっと高いけれどノボテルングラライエアポートホテルに一泊。 -
夕食をとりにホテルを出てみる。
こちら国内線エリア。 -
「バーガーキング」や「スタバ」もあったが、ここはやはりインドネシア料理でしょ、とあまり人の入っていないお店に入店。
大好きなアヤムゴレンを注文。
楽しみにしていたスイカジュースはない上、美味しくない。
おまけに高い!!
飲み物込みで1,120円なり。さすが空港店。 -
やはりホテルの朝食は素晴らしい。
ビュッフェ形式なので好きなものを好きなだけ食べられる。
ソーセージが4本ものっているのは、私がソーセージ好きだから。 -
翌朝、国内線へ向かいます。
-
ラブハンバジョ行きのガルーダインドネシア航空です。
-
機内はこんな感じです。
1時間半のフライトで、軽食と飲み物が出ます。 -
ラブハンバジョに着きました。
もうコモド全開モードです。
ワクワクしちゃいます。
でも、迎えの車来ませんでした。
仕方なくタクシー頼みました。400円です。 -
ラブハンバジョの街並みです。
-
マタハリホテルに3泊します。
大通りの中ほどに位置しているので、どこへ行くにも便利です、とは言っても範囲はかなり狭いんですが。
海側が低くなっているので、この建物の見える所は3階から上になっています。 -
1泊5,600円です。
思っていたより綺麗でエアコンの効きも十分でした。
シャンプー、ソープ、歯ブラシも付いていましたが、タオルはバスタオルのみ。
たったひとつ残念なのは冷蔵庫がないこと。 -
ベランダからの景色が最高です。
冷蔵庫なくてもこの景色があれば良しとしましょう。 -
ちょっと遅めのお昼は隣のイタリアンのお店で頂きます。
このお店はかなり口コミが良く、毎晩欧米の人達で賑わっていました。 -
やっと出ましたスイカジュース。
この後もスイカジュース出まくります。
ゴルゴンゾーラチーズとマッシュルームのタリアッティです。
味は普通。 -
大通りにはコモドツアーやダイビングツアーを扱っている旅行会社がいっぱい。コモドツアーを探す予定だったけど、タクシーの勧誘屋さんにしっかりコモドツアーを勧誘されました。一日でコモド島とリンチャ島をめぐり24,000円のところ20,000円にまけてもらいました。
ひとり参加でのコモドツアーの最新の情報が掴めていなかったので、この金額が妥当だったのか今でも分かりません。
旅行会社巡りをしなくて済んだので、部屋でまったりしていると夜になりました。 -
「ハッピー・バナナ」です。
もう日本食が恋しくなってしまったのか、何となく入ってしまいました。 -
店内が薄暗い上、メニューの字が小さくて良く見えない。
老眼鏡持ってくれば良かった。
無難にカリフォルニアロールと抹茶ティー。
なんちゃって日本食ではなくちゃんとした巻寿司でしたが、中身がアボカドのみは淋しかったなあ。 -
勧誘屋さんに乗せられて申し込んだツアー。
朝5時30分に出港します。
サミュエル・L・ジャクソン似の船長さんが船を漕ぎます。 -
太陽が海の上から顔を出します。
-
海・山・雲が果てしなく続きます。
-
船に3時間揺られコモド島に着きました。
-
コモドドラゴンの像がお出迎え。
事務所で2,880円を払います。
ガイドさんが何枚も領収書を貰っていました。
入園申し込み用紙にサインすると、レンジャーさんがひとり付いてくれます
5メートルは離れるようにと注意を受け、さあ出発。 -
早速見つけました、本物のコモドドラゴンです。
-
レンジャーさんが撮ってくれました。
私かなり後ろにいるのでコモドドラゴンが大きく映っています。
実際こんなに大きくはありません。 -
もう一頭遭遇。
-
ここまで大きく映るとまるで恐竜ですね。
5メートルは離れないといけないので、肝心のツーショットはいつも私がブレています。 -
コモド君、どアップです。
-
左がモーガン・フリーマン似のレンジャーさん。右がガイドさんです。
後ろからこっそり写真撮ったら、振り返ってポーズしてくれました。 -
コモド島では結局2頭しか遭遇せず。今は森の奥に移動しているので2頭会えただけでもラッキーだとか。
じゃ、コモド島だけしか行かなかったら2頭しか会えなかったということなのね。
リンチャ島まで2時間。波がかなり荒いので波しぶき浴びまくりです。 -
揺れが収まったところで昼食にします。
朝、出港する時に持たせてもらったお弁当。
正直、美味しくはなかったけどお腹減ってたのでほぼ完食。
あれだけ揺れて、このお弁当が食べられる自分に感服。 -
お弁当も食べ終えて、いざリンチャ島へ上陸です。
-
早速発見したのは蛇の抜け殻。
-
リンチャ島の歓迎はコモド島より派手ですね。
-
事務所まで歩きます。
-
事務所で640円を払います。
コモド島で払った金額が適用されるのでこの金額だとか。
もし、リンチャ島のみの見学ならもっと高いらしいですよ。 -
こちらはリンチャ島のコモドドラゴンです。
と言っても同じコモドです。
やっぱり私はブレています。 -
事務所脇にたむろっているコモド君たち。
ここのたむろっち達は有名ですね。 -
ちびドラゴンがそそくさと逃げていきます。
-
真ん中のコモド君の口に白いものが……。
頭の上を飛んでいた鳥をぱっく。
でべーっとしていたはずなのに、さすがコモド恐ろしや。
鳥は半分羽をむしられて、ほうほうの体で逃げていきました。 -
歩いてるコモドドラゴンは素敵ですね。
ついて行きそうになってレンジャーさんに止められました。
何となくついておいでオーラが出てるんですよ。 -
かなりしぶとくコモドドラゴンを観察していました。
船が待っているので、ここで少し休憩してから帰ります。 -
ついに現わしました船の全貌。
船と言うより舟と表現した方が合っているかな?
1人でチャーターですから、この船でも贅沢ですかね。 -
コモドドラゴンに別れを告げ、ラブハンバジョへ戻ります。
コモド島まで3時間、リンチャ島まで2時間、そして帰路が2時間。
7時間あの素敵な?船に揺られました。
船酔いしなかったのが不思議なくらいの大揺れでした。
船酔いし易い方は気を付けて。 -
もうすぐラブハンバジョ港です。
ガイドさんバテてました。
コモド島とリンチャ島の両方に行きたいなんてわがまま言ってごめんなさい。 -
波被って髪バリバリ。顔しょっぱい。
洗濯したくてたらい買いました。
スーパーの一番上の棚に埃まみれになっていた物を買ってきました。
360円なり。
直径50センチ位かな。日本には持ち帰れないでしょうね。
洗濯の他にも利用価値あり。それはなんでしょう?答えは後ほど! -
ホテルの朝食です。
ブルーベリージャムをのせたのが脱インスタ映えでしょ。 -
マタハリホテルのレストランです。
ここで朝食を頂きます。
味より景観ですかね。 -
本当は1日目でコモド島観光、2日目はリンチャ島観光のつもりでいたので、1日で2日分の予定をこなしてしまったため翌日は街を歩いてみました。
一番開けている大通りを端から端まで歩いても30分かからないかも。
ここはラブハンバジョ港の入り口です。 -
何となく脛が怠い。
湿布を購入するために入った薬局です。
言葉が分からなかったのでジェスチャーでいきます。
足を挫くまね、その部分に貼るまね。店員のお姉さん3人がかりで解読してくれ、出てきたのが……。 -
サロンパスだ!!
ちょっと望んでたのとは違うけど、まあいいか。
64円なり。 -
漁港の隣にある市場です。
干物が山ほど並べられています。 -
奥は鮮魚売り場になっています。
-
モスクです。
-
魚料理が美味しいと言われているレストランです。
お昼のせいかメニューの数が少なかったので見送りました。 -
「オーシャンホテル」の1階にあるジェラート屋さんで一休み。
-
バニラとマンゴのダブルで320円。
マンゴは期待していたんですが、マンゴマンゴしていなかったな。 -
ちょっと怪しげなマッサージのお店。
中が見えないので恐る恐る入ってみましたが、
部屋の中は静かで落ち着いた雰囲気でした。
フットマッサージ30分で520円。
結構痛かったです。 -
隣の「コモドダイブレストラン」でお昼を頂きます。
目の前に見えるのが「マタハリホテル」です。 -
またまた出ました、スイカジュース。
-
12時過ぎているのにモーニングメニューしかないのは何故?
仕方ないのでブリトーを注文。
蒸し餃子を頼んだら焼き餃子が出てきたって感じですかね。 -
泡泡のアイスコーヒーを頂きます。
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部屋に戻って洗濯をします。
たらい、活躍してますねえ。 -
ラブハンバジョ港の夕焼けです。
-
夕食はここでってお店決めてたんだけど、いつの間にか通り過ぎちゃったようで、まあここにするか。
-
もういい加減卒業しろよな!!スイカジュース!!
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マグロのバターソテーです。
これ以外と美味です。御飯が美味しければ文句ないんだけど。
飲み物込みで520円なり。 -
たらいのもう一つの利用方法は?
分かりましたか?
そう、足湯です。街歩きしてお疲れモードですから。 -
フローレス島滞在が終わり、コモド空港からデンパサールに向かいます。
空港内には軽食スタンドとお土産屋がありました。
何も買っていないので、ここでコモドドラゴンのキーホルダーを購入しました。 -
お腹すきましたがレストランはないので、コーヒースタンドでカフェラテとバナナケーキを頂きました。
-
バリ島に戻ってまいりました。
出発までかなり時間があるのでノボテルホテルでしばし休憩。 -
ノボテルホテルからデンパサール国際空港が見えます。
帰国日はいつも心配で早々に空港に到着するのですが、こんなに近いと安心ですね。 -
せめて最後の食事は贅沢してみよう。
生野菜に飢えていましたので、まずシーザーサラダです。 -
トムヤンクンスープです。エビゴロゴロ。辛さは抑え目。
美味しかった。でも、これタイ料理ですよね。 -
インドネシア料理のナシゴレン。
さすがレストランだけあって味が上品です。
私は食堂あたりで食べる地元ナシゴレンの方が好きですね。 -
22時50分デンパサール発エアアジアで日本に帰ります。
朝、目が覚めるとCAさんが食事を持ってきてくれます。
予約していたチキンラザニアですが、早朝にこの食事は重い。
もっと良く考えて申し込めば良かったです。 -
朝焼けを見ながら今回のコモドツアー終了です。
4泊6日の旅行にもかかわらずコモドドラゴンしか見なかったという、大変贅沢?な旅でした。
もし、船が出なかったら……。
もし、国内線が飛ばなかったら……。
もしも、もしも、に囚われていたらきっとコモド島には行かれなかっただろうな。
勇気を出して行って良かった。
たくさんのコモドドラゴンに会えて良かった。
7月に伊豆のiZOOという爬虫類動物園にコモドドラゴンが2頭来るそうです。今度は日本で会えるかな?
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この旅行記へのコメント (4)
-
- TOKOMASさん 2018/09/18 16:16:53
- コモド島のテレビ番組
- 楽しいバリ島、コモド島旅行ですね!
9月18日にテレビ朝日でコモド島の放送がありますよ!
20年前ではホテルもなく、アクセスもフライトと船の乗り継ぎでした。
宿泊もホテルはなく、船でした。
ご存じかも知れませんが、
コモド島 周辺はコモドドラゴンの天敵がいなかったのが幸いしたようです。
- ゆきめさん からの返信 2018/09/18 23:00:06
- RE: コモド島のテレビ番組
- TOKOMAS 様
メッセージありがとうございます。
18日のテレビ番組見ました。
家族に「あれ見に行ったの?」って呆れられました。
9月に「iZOO」に行ってきましたが、コモドドラゴンはまだ日本には来ていませんでした。残念です。
来年はまたウブドへ行く予定ですが、テレビを見てコモドドラゴンに会いたくなりました。仕事がもう少し長く休めたらラブハンバジョへ行きたいなって思っています。
-
- Pメテオラさん 2018/06/05 22:13:55
- こだわりの迫力
- 作者さま。ひたすら自分の見たいもの、やりたいことを目指す旅の迫力を、全編から感じました。一種の求道者が、ただひたすら島へ渡り、船を雇い、丘にあがる物語の臨場感は、並みではありません。ほめらるような内容とは言い難い食事も、文中では、あっさりとやりすごす突破力に感嘆です。達成感の高い旅が続きますよう祈念しつつ。
- ゆきめさん からの返信 2018/06/06 14:16:00
- RE: こだわりの迫力
- Pメテオラ様
コモドドラゴンを求める旅にご感想を頂きありがとうございます。
今回は本当に不安だらけの旅で、何度も辞めてしまおうかと思ったものでした。フライトの予約、宿の予約で、キャンセル料かかるぞモードで自分を追い込んでの敢行でした。
でも、行ってみれば何とかなるもので、かえって自信が付きました。
歳を重ねるごとに体力的にきついなと思うことがありますが、これからも頑張ってバリ島に行こうと思っています。
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