2018/05/26 - 2018/05/26
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mochimochi_kingdomさん
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なんとなく"北"に行きたくなり、初めて青森に行ってきました。
■日程
2018/05/25
羽田→青森
・青函トンネル記念館 ・竜飛岬 ・階段国道 ・高山稲荷神社
2018/05/26
・太宰治記念館 斜陽館 ・津軽三味線会館 ・太宰治 疎開の家
・芦野公園駅 ・立佞武多の館 ・たらポッキ温泉
青森→羽田
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おはようございます。
2018年5月26日(土)快晴 最高気温の予想は20℃
絶好の旅日和。
ホテル8Fの朝食会場からは青森県最高峰の岩木山がクッキリ。 -
津軽鉄道 津軽五所川原駅
午前中は、太宰治の出身地であり、津軽三味線発祥の地である金木を散策。
車はホテルの駐車場に預ける。 -
切符は窓口で手売り。
硬券なんて何十年ぶりだろ? -
意外とね、列車は新しい。
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右前方に見えている客車は、冬になるとストーブ列車として活躍。テレビとかで見たまんま。ダルマストーブが車内に備え付けられていた。
自分を含めて5名の乗客と運転士さん&観光アテンダントの女性、計7名を乗せて定刻に津軽五所川原駅を出発。
観光アテンダントさんは、乗客一人一人に観光案内。自分も金木エリアの地図やお勧めの場所等を教えてもらった。親切です。 -
五農校前駅を出ると後方には線路と水田と岩木山。ちょっと電線がうるさいけど、会心の一枚かな。
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列車は一直線の線路をゆっくりと進む。
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キャンバス列車@嘉瀬駅
ちょうど1年前に香取慎吾さんが塗りなおしたキャンパス列車が展示されている。観光アテンダントさんもキャンパス列車の案内はするけど、特段に停車時間をとる訳でもなく、すぐに発車。 -
約20分で金木駅に到着。
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太宰治記念館 斜陽館
1907年(明治40年)竣工。太宰治(本名:津島修治)の生家・津島家は明治維新後に農地と貸金業を基盤に急成長した商人地主だった。 -
太宰治誕生の部屋
1909年(明治42年)6月19日夕刻、太宰治が誕生。 -
座敷(大広間)
4つの和室からなる。襖を取り外すと63畳の大広間となり、父・津島源右衛門の時代には、よく宴会が開かれていた。 -
金融業店舗
津島家の最盛期には300人近い小作人がいた。小作人と帳場担当者との話し合いや個人向けの金貸業・津島商工がここで営まれていた。 -
階段と踊り場は一転して"洋"の雰囲気。
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応接室に使われていた洋間
明治時代末期の風潮を受け、鹿鳴館風に和洋折衷の様式がとられている。奥のソファーは中学時代の太宰治が寝そべっていたそうな。 -
主人室
太宰治の父・源右衛門の居室。
意外と地味。 -
客間以外は地味目なお屋敷だけど、階段の天井には様々な素材で組まれた寄木細工の装飾。さりげなく豪華。
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明治維新以降の商人地主であった津島家は、戦後の混乱や農地改革で徐々に没落。1948年(昭和23年)にこの邸宅を売却する。
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津軽三味線会館
ライブを聴きに来た。ココ金木は津軽三味線発祥の地。
本日の演奏者は、津軽三味線まんじ流家元の工藤まんじさんとそのお弟子さん。 -
演奏の合間に津軽三味線の成り立ちやGWに行われる全国大会の話等もあり。
ゆったりとした曲から結構激し目な曲まで20分程だけど濃いライブだった。 -
本日のご当地グルメその1
「津軽りんごシャーベット」
極々普通においしゅうございました。 -
太宰治 疎開の家
1922年(大正11年)津島家の跡取りとなる津島文治(太宰治の長兄)の結婚を機に母屋(現斜陽館)の離れとして建てられた。
1948年(昭和23年)に斜陽館が売却された際に津島家の邸宅として現在地まで曳家された。 -
津島家の最盛期、邸宅の敷地面積は約2700坪もあった。真ん中の区画が現在の斜陽館。右の赤丸の所が曳家された太宰治 疎開の家の現在地。
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太宰治の書斎
1945年(昭和20年)7月、妻子と共に津軽へ疎開。翌1946年(昭和21年)11月に東京へ戻るまでに23作品を執筆する。 -
疎開中の太宰治は「博識で、冗談好き。気さくな人であった」らしい。
1946年(昭和21年)11月まで金木に滞在し上京。
しかし、1年半後自ら命を絶つ。 -
金木の市街地をぬけて国道339号線を北へ向かう。
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芦野公園駅
太宰治 疎開の家から徒歩20分位。 -
列車がやって来た。
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誰も乗降することなく。。。
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行っちゃった。
1ヶ月ほど前にはさくらのトンネルを列車が走っていたんだね。でも「新緑のトンネルも見事」と、自分に言い聞かせる。 -
喫茶「駅舎」
本日のランチタイムはこちらで。 -
津軽鉄道が開業した1930年(昭和5年)から1975年(昭和50年)まで使っていた旧芦野公園駅舎を利用した喫茶店。
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演歌が流れている芦野公園入口の屋台とは違い、ジャズが流れる異空間。
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本日のご当地グルメその2
「かなぎ激馬カレー」
昔、この近辺では農耕に馬を使う事が多く、馬肉を食べる習慣があった。
馬刺しは食べた事があるけど、加熱したものは初めてかな?部位にもよるとは思うけど、思いのほか淡泊な肉質だった。
おいしゅうございました。 -
13:48の列車で五所川原へ戻る。
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五所川原へ向かう列車でも観光アテンダントさんは五所川原でのJRへの乗り継ぎや観光案内等、乗客個々に対応。素敵だ。
乗客は自分を含めても片手で足りる程。厳しいね。 -
立佞武多の館
青森のお祭りといえば"青森市のねぶた"が有名だけど、ここ五所川原では高さが20メートルを超えるような山車が運行される。祭り当日に運行される山車を展示している施設。 -
「ねぶた」?「ねぷた」?
青森は「ねぶた」だけど、五所川原は「ねぷた」。方言による違いみたい。
ちなみに「走れメロスマラソン」は明日(2018年5月27日(日)開催。 -
立佞武多展示室
4Fまでエレベーターで登り、巨大な立佞武多を横目にスロープを下りながら、立佞武多について学べる仕組み。 -
真横から見るとその大きさに圧倒される。
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祭り当日は、背景に写っている吊り橋のような部分が開いて街へ"出陣"。
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建物や人間と比べるとその大きさがわかる。
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明治末期のねぷた
明治以降、電線が市街地に張られた事で山車の運行が困難になり、立佞武多は小型化。時代の流れと共に忘れられてしまう。
1993年(平成5年)に明治・大正時代の立佞武多の設計図の一部が見つかり、1996年(平成8年)に復活。 -
祭りを彩る面々
巨大なねぷたを牽引する「曳き方」、ねぷたを先導する「踊り手」「跳人」「化人」「大太鼓」・・・・・ -
昇天
役割を終えた立佞武多は、火を放たれ"昇天"。そして、1年に一基ずつ新しい立佞武多が製作されている。 -
"漢雲(うんかん)"は"天の川"の意味
七夕の灯篭流しの名残り。 -
第20代立佞武多「纏」
昨年作成された最新の立佞武多。
今回見学した展示室以外にも、立佞武多の製作所や関連する美術品の展示ギャラリー等あり、盛沢山な博物館(美術館?)だった。いつか、実際のお祭りも見学してみたい! -
本日のご当地グルメその3
「あげたい」
たい焼きを揚げてグラニュー糖をまぶした一品。¥120だったけな?
「わざわざ揚げなくても・・・・・」以下自粛。
以上で五所川原での観光は終了。少し寄り道をしながら空港へ。 -
たらポッキ温泉
え~っと、ネーミングで選んだ。
一度は廃れた湯治場が、近接する食品メーカーが工業用水のボーリング作業で掘り当てた温泉を利用した公衆浴場として復活。公衆浴場なので¥400。 -
ネーミングの由来になった「たらポッキ」。いわゆる「チーズ鱈」。お土産に購入。
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成分表はこの通り。
自分が青森市民ならココ通います!"ポカポカ"と言うよりは"ツルツル"。肌の潤い感が凄い。立ち寄って大正解。
さぁ、時間が少なくなってきた。次の目的地へGO! -
本日のご当地グルメその4
「味噌カレー牛乳ラーメン」@味の札幌 大西
なんでも"青森市民のソウルフード"らしい。
で、お味は・・・・・。そのまんま。牛乳でマイルドになった味噌とカレーの味。極々おいしくいただきました。
これにて、今回の予定はすべて終了。空港へ。 -
青森市内中心部から30分ほどで青森空港へ
JAL150 青森20:35→羽田21:55
羽田への最終便だけど意外と空席が多かった。20:30には飛行機が動き出す。 -
気温10℃の青森から気温20℃の東京へ
飛行機でたった1時間なのにね。日本は自然が豊かだな。
21:45にはゲート着。この時間帯になると京成方面への直通列車が20分間隔になるので、予定より1本前の電車に乗れて大助かり。 -
"なんとなく"の青森だったけど。
大作家の生い立ちを知り彼のイメージが変わったり、三味線のライブで感動したり、ねぷたに対する地元の方々の熱い思いを知ったり、温泉でお肌潤々になったり、思いのほか盛沢山だった。初日の天気さえよければ大自然も楽しめたのに・・・・・。
同じ青森県でも下北地方はまた違った風情を楽しめるみたい。次回、青森県にお邪魔する時には下北地方に行ってみよう!
【2018年青森】新緑の津軽地方をぶらぶら 旅行記完結です。
ありがとうございました。
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