イタリアの旅　11　（ナポリ、ポンペイ　バスツアーその2）

2018/05/02 - 2018/05/02

イタリアの旅　7日目　PM　ポンペイ遺跡巡り

予約したローマ発　ポンペイ、ナポリ日帰りバスツアーに参加した。

ランチ後の午後より、いよいよポンペイ遺跡に入る。

日本語ガイドの説明を受けながら、約2時間、主なところを見学する。

ヴェスヴィオ火山は、思ったより遠方にあり、それが噴火したからと言って、すぐには避難はしないと思われた。

79年の噴火の翌日に火砕流が発生し、この町は埋没した。

見学すると当時の文化レベルの高さには驚くものがあった。

エリア ポンペイ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス

ランチ後、目の前の入り口から入場する。

特に並ぶ行列などは無し。

場内MAP

右側の円形劇場が丸い目に見えて、魚拓に見える。

入って、左側にはしばらく四角い穴が見え、当時の墓だという。

広い体育場があり、周囲には円柱が残っている。

現在の陸上、サッカー場位かな。

右手の岩石には、それぞれ小部屋が作られていた。

円形劇場。

白い色は補修した跡だ。この時代日本はまだ弥生時代だが。

出演者は男性だけだという。

この通りにも円柱に囲まれた宮殿があったのだろうか。

石の道は歩道と、車道と横断歩道。

馬の手綱を止めた穴。

大通り。道幅が最も広かった。

日本語の解説付きで助かるが、自力で行っていないので、どこをどう行ったのかわからず。

多くの人が出入りする娼婦の館では、各部屋の入り口の上部に、男女の向き合う絵があり、それぞれの体位別の部屋になっていたという。

今も残るリアルな絵。

これはその部屋にある石のベッド。

多くの場所に水場があった。

当時は地中の水位は今より高く、水は豊富に湧いていたという。

当時の水道管（現代と同じ鉛）

少し行くと石の道路に、そのままの形の石があった。

先ほどの娼婦の館の位置を示しているという。

壁は直接絵を描いた（フレスコ画）

背後の噴火したベスビオ火山は１０ｋｍ離れているというが、噴火の翌日に今でいう火砕流がこの村を襲ったのだ。

最も高い位置にあり、広い広場に来た。

ケンタウロスの銅像。

2階建てと思える円柱が並ぶ。

地中に埋もれた空間に、石膏を流し、型を取ったもの。

鉄格子のいくつもの部屋に発掘物が置いてある。

商店の看板。

その図柄から、運送屋とわかる。

多くの家々が並ぶ住宅街？それとも商店街かな。

フォロ浴場

奥に、中央に噴水が出ていたとされる大理石製の水盤があり、選挙での投票を期待して、これを寄付した有力者の名前が刻まれているとのこと。

フォロ浴場の天井は明り取りがあり、さらに水滴が真下に落ちてこないように円形にしている。今でいうサウナかな。

ここはバーで、円形の穴にワインの瓶を置いたという。

奥にはパンを焼いた窯もあった。

玄関？と思われる位置のタイルに、犬の絵。

犬を飼っているというしるし。

轍の跡がすごい。

牧神の家(約３０００平米になる広さの邸宅)

列柱に囲まれた広い中庭が２つある。

その家の中心だったろうか。

踊るファウノ像。

フォロ通り。

これも裕福な家。

小さな中には一面、壁画が描かれていた。

所々剥がれているが、2000年前の物とは思われない。

アポロ神殿

アポロの像の右目には、ガラス？がはめられていた。

これは道の石の間に、装飾として白い石を詰めているのだという。

特別にオシャレにした道だ。

約2時間の散策を終え、一路ローマへ戻った。

一旦ホテルに戻る。

昨日来た近くのサンタ・マリーア・マッジョーレ教会が光っていて、ライトアップを見に来た。

今夜の夕食を食べるレストランを探す。

何件か表のメニューを見たり、中へ入ったが、静かでゆったりできるところはなく、駅の北側にも別のフードコート的なレストランがあった。

料理もドリンクも簡単に選べて、レジに持っていくだけ。

特にワインは追加が楽にでき、ゆったり落ち着けた。