黒部峡谷トロッコ電車と雪の大谷・黒部アルペンルートの旅（１）

2018/05/20 - 2018/05/21

今回の旅の一日目は長野新幹線あさま号に乗り上田駅で下車、上田駅から観光バスに乗り換えて、上信越道から北陸道を走って黒部出口で高速道路を降り、トロッコ電車の出発駅・宇奈月駅までは田植えが終わった田園風景を眺めながら一般道を走りました。宇奈月駅周辺を散策後トロッコ電車に乗って残雪の残る黒部峡谷と新緑が美しい切り立った断崖を眺めながら終点欅平まで約一時間二十分掛けてのんびりと登りました。欅平駅周辺を散策後折り返して宇奈月温泉に下り、今夜は宇奈月温泉に宿泊、美肌の湯と言われる温泉で疲れを癒しました。

エリア 八方尾根・岩岳(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

高崎駅からあさま６０３号に途中乗車して出発。

上田駅で新幹線を降り、温泉口でバスに乗り換え宇奈月温泉に向かいました。

信越道を走るバスの車窓からは残雪を被った妙高山が綺麗に見えました。

信越道から北陸道に入り立ち寄ったＰＡでは波静かな日本海が見えました。

大正時代に掘られたトンネル。現在遊歩道となっていてトンネルを抜けると旧山彦橋を渡って宇奈月駅に向かいます。

宇奈月駅舎と温泉街。宇奈月温泉は上流にある黒薙温泉から温泉を引いています。

黒部峡谷トロッコ電車の起点となる宇奈月駅。

宇奈月駅を発車して直ぐにトロッコ電車が渡る新山彦橋。写真は直ぐ下流に並んであるかっての鉄道橋・旧山彦橋から撮影しました。旧山彦橋は現在遊歩道となっています。トロッコ電車が走る音が温泉街に山彦となって木霊したことから山彦橋と命名したそうです。別名琴音橋と呼ばれることもあります。。

黒部川には沢山のダムがありますが、宇奈月温泉駅近くにある宇奈月ダム。

トロッコ電車から見える宇奈月ダム湖。

黒部川水系には豊富な水量と急流を利用して沢山のダムや発電所が作られています。

トロッコ電車の連結機。

電気機関車を二両連結してゆっくりと登ります。

猿が渡るために作られた手摺のない吊り橋。

出し平ダム。黒部川水系では最も新しいダムです。勢いよく放流されていました。

途中駅で下り電車とすれ違います。

黒部第二発電所。上流にある小屋平ダムから取水しています。

小屋平駅から上部だけ見える小屋平ダム。

欅平駅から祖母谷に向かう途中に架かる奥金橋。黒部川から３４ｍの高さに架けられています。祖母谷に向かう途中に架かる高さ３４ｍの奥鐘橋。
右側が黒部川本流、正面で祖母谷川と合流しています。
黒部川本流を遡ると仙人谷ダム、Ｓ字峡、十字峡があり徒歩でしか登れない絶壁が続いています。

欅平駅から折り返した右車窓に新柳河原発電所に水を送るために作られたコンクリート製の跡曳水路橋があります。長さ４８ｍ、幅１０ｍアーチ型の美しい橋です。

宇奈月ダム完成により水没した柳河原発電所の代替として建設されたヨーロッパの城を連想される湖上に浮かぶ新柳河原発電所。上流の出し平ダムから取水している。