2018/04/22 - 2018/04/23
5位(同エリア22件中)
れいろんさん
今回、マダガスカルを中心に旅行することになった時点で、どうしても追加したかった行先がここ、レユニオン。
島のほぼ中央にある、島の最高峰ピトン・デ・ネージュ(3,069m)、現在も噴火を繰り返すピトン・ドゥ・ラ・フルネーズなどの山々と、それをとりまく美しい圏谷で有名ですよね。(世界遺産「レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群」)
最高峰への登頂は無理でも、ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズの火口までのハイキング(往復5~6時間)くらいはできるかな?
近頃はゆっくりしか歩くことができないので、現地ツアーでのハイキングは無理だなぁ。
登山口まで自力で行くためにはレンタカーを利用しないとね。
昨年11月にハワイ島をレンタカーで周ってから、海外レンタカー旅にも興味がわいてきました。
レユニオンは「島」なので、レンタカー利用でも大丈夫かなと考え、インターネットで予約。
あとはハイキングの用意ね~。
スーツケースの中に登山用のストックも入れて準備をしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- エアーモーリシャス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
さて、モーリシャスからレユニオンへ。
プロペラ機でも45分ほどのフライトです。 -
では、出発~。
-
モーリシャスへはレユニオン、マダガスカル観光の後、また戻って来ます。
その時はリゾート滞在(いつのんさんのおごり?)です。楽しみ。 -
モーリシャス~レユニオンはモーリシャス航空(エア・モーリシャス)を利用します。
往復航空券は25,010円でした。 -
機内ではドリンクサービスがあり(45分なのに!)、ジュースをもらって飲んでいると、もうレユニオンが見えてきました。
-
う~ん、雲がちですね。
レユニオンとは屋久島のように「高い山を持つ孤島」なので、とても雨の多い島だそうです。 -
サン・ド二国際空港へ到着。
-
空港を出てレンタカー会社の受付が並んでいる建物に直行!
おっと、その前に観光案内所で地図をもらっておきましょう。
・・・この地図、フランス語、英語、中国語(簡易中文)で表記されているんですよ? -
+ドイツ語やクレオール語が書かれているパンフレットなどもありましたが、基本は仏、英、中の3言語!
レユニオン=留尼汪なんだって!
上の写真とこの写真は空港ターミナル到着口からレンタカー会社の受付が並ぶ建物を撮ったもの。撮影はレンタカー返却後の25日です。 -
レンタカーと初日の宿。
初日の宿はピトン・ドゥ・ラ・フルネーズへの起点となる町、Le Tampon のLa Plaine des Cafres 地区にとっていました。
ホテル予約サイトの口コミなどから決めたのですが、民宿(Chambres d'hote )だということもあり、見つけるのが大変でした。 -
黄色い外観の「Chambres et Table d'hote Les Hortensias」
実はこの写真が4月22日、レユニオン島での1枚目。
というのも、小雨~濃霧だったりと天気も悪く、途中で停車して写真を撮る余裕もなかったからです。 -
そして、
①マニュアル車を借りた(オートマは料金が高い&登山口まで行くのに未舗装路を走るため)&②交差点はほとんどラウンドアバウト(停止する場合も、スピードを緩めて侵入する場合もあり)でギア操作が大変。実際2度ほどエンストしちゃいました。
③サン・ブノアからのN-3号線は、急カーブの連続で、側溝が広く深く蓋がない&峠道なのに路肩にガードレールもない怖い道。
さらに、A:カーナビがついていない、B:スマホを持っていないのでGPSで現在地もわからない、C:日曜なのでLe Tamponの観光案内所がお休み、D:La Plaine des Cafres の町中で人に尋ねても、返答がフランス語!
という困難をどうにか乗り越えて、やっと到着しました。 -
それから、やはりお天気!
カーブの続く道を濃霧の中運転するというのは、国内でも大変なのに~。
慣れない右側通行で更に神経が消耗します。
でも、どうにか着いた! シャワーを浴びてゆっくりしたい。
ところが、チェックイン対応時間なのに、玄関は閉まっていて、 -
こんな張り紙がしてありました。
(フランスなので)やっぱりね~という感じなのですが、この時はとても疲れていたので、がっくりしてしまいました。
もちろん電話はしましたよ~。最初はまさかの留守電(メッセージはフランス語)、5分待って再度かけたら女性が出て「2分で行くわ」と言われました。 -
実際は10分ほど待って、オーナー家族が戻って来ました。
写真は入ってすぐのレセプション兼夕食の食堂。
この奥がオーナー家族の居住スペースのようです。
ところがここでもプチ問題が!
民宿を予約するあたってオーナーの対応言語が英語&フランス語だというのでこの宿に決めた(フランス語のみで対応という宿も多い)のに、オーナー夫妻ともほぼフランス語のみなんです。 -
英語を聞いてはくれるのですが、返事はスマホの翻訳アプリ(フランス語で話しかけて、英語に変換されたページ)てかえって来ます。
話し方が悪いと翻訳されないし、コミュニケーションがとり難い~。
夕食は30ユーロだとオファーがありました。 -
宿泊用の部屋は4部屋。正面側に2部屋、後ろ側に2部屋。
それぞれ外階段でアプローチします。
外階段から入ったところはこんなスペースで、朝食はここに用意されます。 -
その廊下の左右に同じ造りの部屋が1つづつ。
-
ウィディ調にまとめられています。
今日はダブルのシングルユース。WIFI無料、朝食付きで70ユーロ。
(夕食は別途30ユーロです。希望者のみ。) -
バスルームはカーテンで仕切られていて、
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洗面スペースとシャワーの仕切りもカーテンでした。
-
トイレは三角屋根の下の部分。
大きな窓が良い感じ。 -
バスルームから部屋の内部を。
-
枕元の小さな机と充電スペースは使いやすかったです。
私の部屋の正面にはフランス人のご夫婦が宿泊されていました。
年配のフランス人にはめずらしく英語で話しかけて来てくれたので好印象。 -
さて、夕食の始まり。まず、食前酒から。
宿泊者はフランス人のご夫妻(英語OK)、ポーランド人の4人グループ(一人はフランス語&英語ペラペラ、もう1名は英語OK,ほかの2名は英語少々)、私の計7名。
そして、この晩はオーナー家族の子供たち(お兄ちゃんと妹)。
普段はオーナー夫妻も同席するとのことでした。 -
次にグリーンサラダとお手製のドレッシング。
料理は大皿で出され皆でシェアする方式のようです。
給仕はオーナー家族の子供たちもお手伝いしているのが可愛らしい。 -
そして焼きたてのキッシュ。
これは奥様がサーブしてくれました。
これで30ユーロは高いよなぁと思っていると・・・ -
炊き立てご飯に鴨肉の煮込みが出され、
-
さらに酢豚東南アジア風(酢豚っぽいのですが辛い)も出てきました。
レユニオンの料理はクレオール料理(多国籍料理)。
マダガスカル、フランス、インド、東アフリカ、アラブ、中華料理などを吸収し、レユニオンの土地で取れる食材を用いてつくられてきたもの。
サラダとキッシュはフランス料理っぽいですが、メインの2品はまさにクレオール料理でした。 -
デザートは焼き菓子。私にはちょっと甘すぎたなぁ。
コーヒーか紅茶が欲しいところですが、それはついておらず、 -
食後酒として自家製の果実酒が振るまわれました。
お料理も美味しく、なかなか楽しい食事会でしたが、この時点でオーナー(夫)がおしゃべりに参加し、会話がフランス語にスイッチしちゃったので、完全アウェイに!
(ポーランドの3名も英語じゃないと良くわからないみたいなのですが、オーナーご夫妻は英語がほぼ駄目なので。)
私はそろそろ引き上げま~す。 -
翌日、部屋からの朝焼け! ああ綺麗!
昨日のような天気なら、ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ方面へ行くのも取りやめにしようかと思っていたのですが、オーナー曰く「未舗装路は最後の部分だけ。そこはかなり路面のコンディションが悪いけど、距離が短いので大丈夫」とのこと(フランス人宿泊客の旦那様にに通訳をお願いしました。)なので、行くだけ行ってみます。 -
舗装された山道を登って行くと、ところどころにヴューポイント&駐車スペースがあります。
ちょっと景色を眺めていきましょう。 -
島の最高峰ピトン・デ・ネージュ(3,069m)の雄姿。
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その下の部分が素晴らしい。
霧が滝のように流れています。 -
手前は火山礫の台地。柘植のような低い木が自生しています。
-
次はネ・ド・ブフ付近で停車。
ランバー川の深い渓谷をのぞいてみますが、ちょっとガスっていました。 -
木々の姿も少なくなって、
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舗装部分の最後には
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クレーターを見渡すことのできる展望所があり、上の写真のような案内板などが設置されていました。
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急カーブの道をクレーターの中に降りて行きます。
降り切った部分から先が未舗装路になります。 -
この時のためのマニュアル車だぞ!
私の車や4WD車は訳なく進むのですが、そうではない車もいて緩い渋滞状況でした。
特に駐車場の手前は大混雑だったので、少し手前で車を止めて、 -
人が大勢いる展望台まで歩いて行きます。
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駐車場は結構広いスペースでした。
しかし、この大型バス? ここまで来るんですね。
未舗装路で渋滞になっていいたのも納得です。 -
で、ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズのクレーターの中の火口 Formica Leo の姿が。
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あそこです。
本体の火口までは無理でも、あそこまでは間違いなく行けると考えていたんだよなぁ。 -
既に大勢の人が歩いていますね。
私のいるこの展望台から火口へは1時間半ほどだということですが、もう、行く気はありません。
(この日から4日後、なんと、ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズは噴火! この火口へもしばらく行けないようです。) -
帰路の運転&今日の宿探し(予約済み、場所がわかるのか?)で、どのくらい疲れてしまうかわからないので、大人しく戻ります。
せめて、昨夜の宿に連泊する計画にしておけばなぁ。少しは無理もできたのに。 -
ここまで無事に来られただけで充分だと思わないとね。
私にはレユニオンでのレンタカー観光は無謀でした。 -
事故を起こさないことだけ考えて行動することにしましょう。
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戻り道なので余裕があります。
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クレーターの中でもいろんなところで停車して写真を撮ります。
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あのカーブの連続を登ればクレーターの縁です。
なんだぁ、ほんとうに未舗装の部分って短かったな。 -
その後はゆっくり景色を楽しみながら降りて行きます。
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ランバー渓谷ももう一度覗いてみます。
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深い谷もですが、その上の台地に集落があるのも面白いです。
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また、火山の植生も興味深いので、
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ちょこっとハイキングも。
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景色を見たり、
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花を見たりしながら、40分くらい軽く歩きました。
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おっ、遊覧飛行の小型飛行機が飛んでいます。
-
ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズやフォルミカ・レオの火口に行けなかったのは心残りですが、ゆとりを持って運転できたのは良かったです。
さ~て、今日の宿へ。ちゃんと見つかるかな。 -
そうそう、La Plaine des Cafres町の中のレストラン。
昨日、ずかずかとここに入って行って、ホテルの場所を教えてもらいました。
「私、英語が話せなくて・・・」と言いながら、一生懸命教えてくれた店員さん、ありがとうございました。 -
そして、Le Tampon の観光案内所にも寄ります。
-
昨日、開いていてくれたらなぁ。
今更ですが、地図をもらい、 -
WIFIが無料なので、今日の宿(Saint-Pierreから海岸線沿いに南下したGrands Boisのコテージ)の地図を頭の中に叩き込んでおきましょう。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- たらよろさん 2018/05/30 21:50:40
- お疲れドライブ
- こんばんは、れいろんさん
いやぁ~凄いね!レンタカー
海外で車を運転するって、ルールが違うし、
なんといっても、右側通行と左側通行が違うと全く違う道に見えちゃうので、
マジで凄いなって思っちゃう。
事故なく、こうして無事にホテルにたどり着け、
観光もできて良かったねー
この付近はスペイン語は無いんだね。
れいろんさん、フランス語はダメだったんだー
てっきり、話すと思っていたな。
英語でベラベラ話すれいろんさん、想像するだけで格好良いわー♪
たらよろ
- れいろんさん からの返信 2018/05/31 23:33:13
- RE: お疲れドライブ
- たらよろさん
いやいやいやいや、すごくないって!
本当に無謀だったのよ。観光もしないでただ運転しているだけ。
おっしゃるとおり「事故もなく」、これに尽きます。
もう、ハワイとかグアムとか、万が一の時に日本語でどうにかできる場所じゃないと運転しないことにしました。
宿での夕食はなかなか楽しかったのですが、私、大人かったよ。
英語、しゃべれないからねぇ。
(英語はしゃべれない、フランス語はわからない。私がどうにかなるのはスペイン語だけなの。)
「この豚肉料理は中国料理の酢豚に似ているけど、辛いから東南アジア風ね〜」とかポツポツ話していただけ。
4人組のポーランド人のうち、一人の女性がポーランド語はもちろん、英語・仏語はぺらぺらで、ロシア語もスペイン語もちょっと話せるなんだって。
この人は本当にかっこよかったよ。
れいろん
-
- こぶぞうさん 2018/05/30 18:57:29
- れいろん姐さん!
- れんろん(姐)さま
御無沙汰しております!こぶぞうです!
レユニオン旅行記拝見させて頂きました!
マニュアル車運転できるだけでも凄いですね~。
日本で言うペンション?のような宿で異国交流されているのもかっこいいっす!
でも、火山は危なかったですね~4日後に噴火って・・・汗)
本当はお1人じゃないのでは???イヒヒ・・・♡
こぶぞう
- れいろんさん からの返信 2018/05/30 21:58:54
- RE: れいろん姐さん!
- こぶぞうさん、お久しぶりです。
とわこさんのハワイ旅行記、読みましたよ〜。
マジュらさんとこぶぞうさん、とわ子ご夫妻の案内でハワイ満喫していましたね。
こぶぞうさん、もと水泳部なんですか? 機会があれば水泳対決しましょう。
ところで、いつのんさんと一緒なのはマダガスカル〜モーリシャスです。
レユニオンは一人旅。一人で運転しているので、誰とも話さない時間が長いこと長いこと!
ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズはハワイ島のキラウエア火山と同じ活火山。
双方、同じようなタイミングで噴火活動が活発になりましたよね。
ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズは、噴火中でも、安全なハイキングコースから噴火も見られるようでした。
れいろん
-
- Matt Yさん 2018/05/30 07:59:56
- マニュアル車は
- 旅行記楽しく拝見しました。
私はマニュアル車運転できない(免許は取れたのは不思議)事もあり、レンタカーでマニュアル車借りるれいろんさん凄いな、と素直に思いました。
ラウンドアバウトなんかはオートマ車でも面倒と思うのにマニュアル車だとより面倒度が上がってイラッと来そうですね。
それにしてもフランス語のようになまじ共通語がしっかりしているところは外国語自体あまり通じないけど、喋れるとしたら英語の国より大変ですよね。(第二言語がロシア語、よりかはマシかもですが)
- れいろんさん からの返信 2018/05/30 21:46:58
- RE: マニュアル車は
- MATTさん、こんばんは。
MATTさんはお若いからしらないのでしょうけど、私が若いころはオートマ車なんてなかったんですよ〜。
で、マニュアル車の運転も大丈夫だと思ったのですが・・・。
ラウンドアバウトは曲者でしたねぇ。エンストもしちゃいました。
イラっとしたのは、私の後続車の運転手さんですよね。
私は英語も得意ではないのですが、フランス語は全く駄目なので、ちょっとした買い物(個人商店)も、ガソリンスタンドでも大変でした。
ホテルに関しては2泊目、3泊目は英語対応してもらったので、大丈夫でしたよ。
れいろん
-
- kanaさん 2018/05/30 03:36:32
- 絶景♪
- れいろんさん こんにちわ
一人でレンタカーはなかなか大変だと思いますが、景色はとても良いですね
でも、英語が通じないのは、ちょっと旅しにくいですね
いつか行かなきゃのレユニオン旅行記ありがとうございました♪
でわでわ
kana
- れいろんさん からの返信 2018/05/30 21:35:18
- RE: 絶景♪
- kanaさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよね。
一人でレンタカーを運転していると、ナビ担当もいないし、なかなか大変です。
(スマホのアプリなどれば、ざっくり対応できるのでしょうが。)
フランス語のみというのは厳しいですよね。
でも、レユニオンの人達は「英語がわからなくてごめんね」って感じだったので、気持ちは良かったです。
(昔のフランスでは「フランス語もわからないの?この東洋人は?」って感じだったので。)
れいろん
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