2018/05/05 - 2018/05/06
38位(同エリア494件中)
まりあさん
フランスは、1980年代に、たった15回だけ体験した、ツアコンのバイトで、7回パリに行き、その後も仕事関連でパリには2度行く機会がありました。ただ、自由時間がまったく取れないパターンでの9回は、「いつか自由にパリに滞在してやるんだ」という恨みを募らせて、2007年に、その恨みを晴らすがごとく、ルーブル美術館から徒歩圏内に、まる1週間滞在して、ルーブルに3度通って大満喫しました。
つまりパリだけは、いやというほど行ったので、今回は、パリは避ける作戦に出て、イタリアで身につけた、「地方空港から出入りする」テクニックを取りました。
ところがリヨン空港では、ブリュッセルからの入国ゆえ、シェンゲン協定内の移動だから、今までなら、ノーチェックで国内線なみに入れたのに、今回は、「パスポート・コントロール」がありました。しかも、疲れ切った旅人たちを、暑苦しい空間に詰め込んで、たった2つの係員ブースゆえ、30分以上の足止めをくらい、「ここは、あの大嫌いなアメリカの入国か」と思いました。もしかしたら、過去のフランスのテロの幾つかが、ベルギー在住者の仕業だったこととも、関係して、ベルギーからの入国ゆえの、嫌がらせか、と思ってしまいました。
さらに、リヨン空港は、イタリアのボローニャと違って、町から遠く、しかも19時から夜間追加料金になるとかで、過去に払った空港から町へのタクシー代、ミラノの100ユーロに次ぐ、高値金額75ユーロ。
とまあ、散々な歓迎を受けて、リヨンのホテルにたどり着きました。
今回のフランスは、フランス鉄道のストライキのおかげで、せっかく2ヶ月以上前に手配して、安く手に入れたチケットを、ストライキとぶつかった行程を直前に変更したり、訪問地のディジョンを削ることで、ホテルの日程変更などもあり、直前になると値上がりする、という昨今のネット予約システムゆえ、だいぶ損金をかぶらされました。
しかも、リヨンは、4日のうち、2日も祝日があり、うっかりそれを確認し忘れたため、4日もあるのに、リヨン美術館には入れずじまいでした。まあ、帰路にも4泊するのでいいのですが、総合的にみて、フランス鉄道の連中だけには、恨みを募らせる滞在でした。
(他のフランス国民、いや世界的に見ても、労働者の権利がそこまで守られているケースはないのに、時代錯誤も甚だしいストライキや動きです。今回は、ストライキだけでなく、フランス鉄道が、イタリアやスペインより、顧客を満足させようという態度が、ひどく劣っていることを、突きつけられた旅でした。ほんと、今までにない体験を積もらせて、フランス鉄道は、インドやメキシコ並み、という評価になりました)
さて、今、旅の終わりにこの日記をまとめようとしているので、3週間の愚痴が積もりに積もっている状態で、愚痴っぽくなって、失礼しました。
リヨンは、素晴らしいです。
美食の町、リヨンと言われているので、リヨン滞在中は、懐具合を覗かずに、美食に走りました。
イタリアでは、二人で食べれば美味しいけど、一人で食べると、苦しい。アラカルトしかないので、山盛りのパスタとか、山盛りのサラダを一人で食べて、同じ味に飽きるか、お腹を壊すかの二者択一のレストランに嫌気がさして、旅の後半は、ほとんどレストランに入らなくなりましたが、フランスの良さは、安い店も、高級店も、土日でさえも、たいていのレストランが、セット・メニューを持っているので、一人ででも、レストランの食事を楽しめました。
ただ、スペインのランチ・メニューのように、水やワインがセットに含まれていないので、メニューの値段に水とコーヒーででも、5ユーロ近く取られることがあるので、かなりお高いです。でも、値段を払っただけの味を持っている店が多いので、ちょっと太っ腹になって、食べることにしました。
ホテルは、フランスの4つ星に120ユーロ払って、スペインの3つ星80ユーロのクオリティ。レストランは、スペインでは12ユーロで食べられるのが、フランスでは、水やコーヒーを入れると、30から40ユーロになり、観光物価は、スペインの1.5倍から2倍。
イタリアは、スペインとフランスの中間ですが、とにかくフランスは高かったです。まあ、これは昔からの価格感覚なので、覚悟はしていましたけど、ツーリズムのインフラについては、予想外に低かったので、今は、スペインに行きたい気持ちが、がっつり膨らみました。
何と言っても、私にとっては、スペイン語がちゃんと話せるので、まず自由があり、物価が安く、ツーリズムのクオリティがいいので、スペインの方がずっといいです。
とはいえ、フランス語を学ぶ過程で、フランスの文化の濃さも少しずつ知るようになったので、フランスには、必ずまた来ます。
今の心積もりとしては、2年ぐらいかけて、フランス語をペラペラに話せるようになってから、また、予算をたっぷり用意して、フランスを旅します。
はて、この計画が実現するかどうか・・・・
二年後の私の日記をお楽しみにお待ちくださいませ(笑)。
ちなみに、リヨンの二階建てバスで、料金を三重請求される被害に逢いました。バスのチケットを運転手からクレジットカードで買おうとしました。
その控えがチケットになるような形だと思うんですが、暗証番号を入れても、器械がスタックして、控えが出ません。運転手が「いつもこうなんだよ」と言いながら、もう一度操作をやり、もう一度、暗証番号を入れました。
「それって、大丈夫なの?」と聞きながら・・・
運転手は、「大丈夫、大丈夫」と言いながら操作しますが、やはり控えは出ません。
彼は肩をすくめて、こりゃあ使えない、というジェスチャー。それで、仕方なくキャッシュで、友人と二人分の二日券50ユーロを支払いました。
そして後日、その日の請求として、50ユーロが2度、引き落とされてました。
今まで、外国でも日本でも、店員さんが、カードを操作して、うまくいかず、「すみません、もう一度、暗証番号をお願いします」というシーンは何度も経験していますが、二重に請求されたことは一度もありません。私は、一応、控えと請求金額を照合しているので、そのあたりはきちんと把握しているつもりです。
で、今回、身に覚えのない50ユーロを同じ日に2度、という違和感で、日程を日記で確認したら、二階建てバスが犯人だった、という訳です。
この旅行で、フランスは、気位高いイメージがあるのですが、ルーズな点は、現在のイタリアやスペインを上回っていて、時々、「げっ、それってメキシコみたい」「うそっ、ここってインドだったっけ?」というようなシチュエーションに、何度となく遭遇してます。
とにかく、二階建てバスや、スタックして動かないクレジットカードの器械の操作には、ご注意ください。
(追記です)
この三重請求については、セカンド・コールで、リヨンに戻った時に、リヨン・シティ・ツアーの事務所に乗り込んで、事情を説明しました。マネジャー格の女性は、きちんと私の話を聞いてくれて、後日に払い戻すと約束してくれました。そして、帰国して二週間後に、VISAカード会社から連絡があり、100ユーロ、カードに払い戻しがなされてました。
でも、あのボロい器械、運転手が「いつも、こうなんだよ」と言っていたということは、私同様の被害に遭っても気づかずにいる人が、何人ぐらいいたんだろうか、と思ってしまいます。
あのマネジャーが、単なる一回の事例ではなく、運転手に持たせるカード処理機を、きちんとリニューアルして、こういう事例が繰り返されないように、システムを改良してくれることを祈るばかりです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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空港入国では苦労しましたけど、ホテルに入ると、この眺めが、私を歓迎してくれました。
リヨンは、夜のイルミネーションを、世界で最初に始めた町だそうです -
夜の暗闇がますと、イルミネーションに勢いが出て来ます
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早朝ウォーク。
リヨンの旧市街は、二つの川に挟まれた、「中之島」みたいなところです。 -
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この日、入館したのは、シネマとミニアチュールの博物館。
シネマの方は、怪獣のマスクなどの展示で興味はなく、ミニアチュールの方に大感激しました。
20センチx30センチぐらい窓から覗き込んでいるのですが、ミニチュアで作られた、部屋なんです。皮張りの椅子の質感、スーパーの店先の、玉ねぎの皮の艶、薄暗い寝室に光が差し込む様、荒れ果てた倉庫、ただのタイル張りの部屋・・・
などなど、その表現の素晴らしさ、また光の使い方が素晴らしく、無我夢中で、写真を撮りました。
以下、しつこくその写真が続きます。 -
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リヨンは、絹織物で栄えた町ですが、その織物を運ぶために、通りからか通りを繋ぐ、トラブールという通路があちこちにあります。ここを通れば、雨の日でも、織物を濡らさずに運べます。
また、戦争中には、レジスタンス運動が、この迷路を活用して、繰り広げられたそうで、リヨンは、レジスタンスの本拠地であったそうです。
ただ、トラブールの入り口、有名なところは、ライオンマークで分かるようになってますが、その他は、地図をもらったものの、入り口がよくわからず、苦労します。間違えば、誰かの家の呼び鈴を鳴らしてしまうし、また、ボタンを押して、ドアを開けるのですが、万が一反対側の開方がわからなかったら怖いし・・・
そう思うと、ちょっと躊躇してしまい、5本ほど通っただけでした -
リヨンはまた、ビルの壁に騙し絵のようなペインティングを施した町としても、知らせているそうです。
(この辺りの情報、私が録画して保存していた、8年ぐらい前のNHKテレビのフランス語講座のものです。偶然、見ていた年のが、リヨン特集で、リヨンの様々な顔を、半年かけて紹介してくれていました。今回、旅行直前に、この一連の放送を、再度見て、リヨンの予習をしたので、リヨンを何倍にも楽しめました) -
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リヨンといえば、ボキューズ・ドール。
高級食材で有名な、ボキューズ・ドール市場にも行きました。
でも、この写真が、どこの市場のだったか、あまり記憶がありません。 -
とあるレストランでは、この手の前菜が出ましたが、見た目はイマイチですが、とても美味しかったです。
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クロワ・ルースという地区に、迷路のトラブールがたくさんあり、大混雑の旧市街とは違って、市外に歩ける古い町並みが素敵です。
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トラブールの入り口のライオンちゃん
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トラブールを歩いていくと、こんな感じの中庭に出たりして、フランスのアパート暮らしの大変さがわかります。エレベーターのあるものもあるのでしょうけど、せっせと階段を登っていかれる姿も目にします。
なにせ、建物が古そうですから、よく映画に出てくるような、古いエレベーターや、階段で生活しているのでしょうね。
この中庭、めちゃ狭い。 -
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イチオシ
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ヨーロッパのこの時期は、日暮れるのが9時過ぎ。
時差もあり、しんどいけど、リヨンの夜景を見るべく、頑張りました。 -
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イチオシ
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イチオシ
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リヨンのオペラ座
あまり目立ちません。 -
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リヨンと言えば、ポールボキューズの町です。
ここの壁絵には、ポール氏がいます。もう、他界されてしまいましたが、彼の料理は、脈々と後進に引き継がれていることでしょう。 -
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クロワ・ルースの高台から、下町を見下ろします。
なにせ、地下鉄が、ケーブルカーのような急坂を登って行きましたから、それがこの高低差なのだと納得しました。 -
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