2018/05/01 - 2018/05/07
136位(同エリア192件中)
しょうさん
GWに、中国・湖南省を旅する6泊7日のツアーに参加してきました。
湖南省は、二つの世界遺産(武陵源と老司城)、張家界の天門山、そして鳳
凰古城などなど、見どころ十分の場所でした。
今回の旅は、1日目と最終日が移動日でしたが、間の5日間は終日観光となる日程でしたので、せわしいこともなく、各地をゆっくり観光できたことがとても良かったです。
旅程は、次の通りです。
1日目 成田出発~上海浦東空港(国内線乗継)~張家界空港~張家界市内ホ
テル(泊)
2日目 天門山自然保護区~バスにて鳳凰へ移動~鳳凰古城夜景~鳳凰市内
ホテル(泊)
3日目 南方長城(鳳凰郊外)~鳳凰古城~鳳凰市内ホテル(泊)
4日目 バスにて武陵源へ移動~途中、世界文化遺産の老司城遺跡~武陵源のホテル(泊)
5日目 武陵源観光①(天子山自然保護区、袁家界自然保護区、十里画廊、
金鞭渓谷)~武陵源のホテル(泊)
6日目 武陵源観光②(宝峰湖遊覧、黄龍洞観光)、張家界大峡谷ガラス橋
)~張家界空港~上海浦東空港~浦東空港周辺ホテル(泊)
7日目(最終日) 上海浦東空港~成田着
本旅行記③は、観光三日目の湖南省永順県にある世界文化遺産の老司城の見学です。
老司城の場所は、鳳凰古城から武陵源に向かう途中にありましたが、この日の観光は、ここ一か所で、あとはバスでの移動時間です。
山奥に存在していた老司城は、世界文化遺産登録も納得できる、歴史ある遺跡でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
観光四日目、鳳凰の天下鳳凰大酒店の朝食です。
前日とメニューは変わりません。 -
2連泊した天下鳳凰大酒店、出発したバスの車内から記念に撮影。
なかなか良いホテルでした。 -
老司城に向けて高速道路に入ります。
鳳凰の高速道路の料金所は、風格ある立派な造りでした! -
鳳凰県から老司城までは、160kmです。
途中、高速道路から景色を眺めます。 -
高速道路は、ほとんど山の中を走っていて、景色も山ばかりで変わりませんが、途中、街らしき場所も通ります。
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高速道路の芙蓉鎮サービスエリアで休憩します。
昨日の吉首北サービスエリアと全くと言っていいほど同じ造りです。
コスト面では助かると思いますが、ここまで同じだと、ちょっと驚きました。 -
小さなスーパーマーケットがあるのも一緒です。
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マーケットの棚には、沢山のビールや酒類が販売されています。
日本の高速道路のSAでも、かなり昔は、アルコールを売っていたと記憶していますので、同じですね。 -
鳳凰県を出発してから、約3時間で老司城の最寄りのインターの永順に到着。
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インターチェンジから一般道に降りて、バスは山を登っていきます。
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見晴らしも良くなって、どんどん上に上がっていくのが良く分かります。
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永順インターを降りて、一般道を走ること約 分。
やっと老司城に到着しました! 本当に山奥です。
ところで、この老司城、世界遺産はもちろんのこと、その名前さえ知りませんでしたが、明の時代、中国には「土司(どし)制度」があって、この「土司」とは中華王朝が少数民族のリーダーに与えた官職を指し、「老司城」はその土司の独自の習慣や文化が残る都市遺跡だそうです。
で、ここの老司城遺跡は、湖南省永順県城から東に約19.5キロメートル離れた霊渓河畔にあります。
南宋時代の1135年から清の時代の1728年までの約600年間、この城で土司が政治、経済、文化を治めていたようで、この遺跡は、土司城遺跡としては中国最大の規模で保存状態が最も良く、歴史的にも最も古いのだそうです。
こういうことが分からないと、遺跡を見ても全く理解できないですよね。
勉強になりました! -
老司城見学の前に、観光センター(らしき建物)内のレストランで昼食。
こちらの郷土料理は、とても美味しかったです。 -
老司城の石碑。
老司城が世界文化遺産に登録されたのは2015年ですから、観光センターもそうですが、設備は色々と新しく感じました。 -
遺跡は、観光センターの近くではなく、向こうに見える山の方にあるようです。
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遺跡を見に行く前に、老司城博物館を見学です。
ここも新しい建物でした。 -
博物館の中の展示室です。
さすが世界遺産、お金をかけているのが分かります。
ただ、中国人観光客はおらず、私達ツアー観光客のみでした・・・ -
足元にも、発掘された物が展示されています。
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老司城のような土司が存在した場所の地図も掲示されています。
湖南省はそれほど多くなく、左側の貴州省に集中しています。 -
土司の食卓。
観光センターのレストランは、この食卓を模していました。
椅子の幅がとても狭いので、食べるときは注意が必要ですね。 -
博物館の横から遺跡までは結構距離があるため、通常は屋根つきのオープンカーで向かうそうですが、この日はあめが降っていたため、普通のマイクロバスでした。
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バスに乗ること、約10分。
やっと老司城遺跡に到着しました! -
遺跡とは全然関係ないと思いますが、綺麗なバラ園もあり、良かったです。
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バスを降りて、数分歩くと、河の畔に(霊渓という名前の河のようです)、遺跡が見えてきました。
遺跡らしい雰囲気が漂っています! -
霊渓の河も良い雰囲気です。
この河を橋で渡って、遺跡に向かいます。 -
ついに老司城に到着。
ここまで長い道のりでした。 -
ここは、生活区と言われるところで、住居があった場所とのことでした。
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見事な石垣が築かれています。
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階段も、石で綺麗に整備されています。
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階段に使われている石は、前を流れる霊渓の河原の石だそうです。
身近な川で、すぐに手に入れることができたと言うことですね。 -
驚いたのが、排水溝の入り口に向かって、水がうまく流れるように、石が入り口に向かって縦方向に埋められている光景でした。
良く考えられていて、これは凄いです! -
本当に山奥です。
知らないと、ここにはたどり着けないでしょう。 -
遺跡から見た、この景色は、ひょっとしたら900年前と変わっていないかもしれません。
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河には、ボートがありましたが、天気が良い日にはボートで遊覧できるかもしれません。
遺跡にも、ほとんど観光客はいませんでしたが、世界遺産に登録されたとはいえ、中国人観光客も来ない、まだまだマイナーな場所のようです。
かなり山奥で、しかも絶景と言う感じではないから、人気がないのでしょうか。
それとも知名度が不十分??
ただし、他の日本人観光客のツアーと、この後会いましたので、日本人は増えるかもしれません。 -
老司城見学の後は、再び一般道と高速道路を走って、張家界に向かいました。
老司城から張家界までは、約90Kmもあります。
張家界西インターチェンジに到着。
料金所のデザインも大体どこも同じでした。 -
当日宿泊するホテルは、張家界市武陵源区の「天子大酒店」ですが、夕食は、最初に宿泊した張家界国際大酒店のレストランでした。
ここで夕食を摂ったのち、再びバスに乗って約1時間(約40km)、宿泊する天子大酒店に到着しました。
今日の老司城は良かったのですが、本当に長い時間、バスに揺られた一日でした。
翌日は、いよいよ今回のツアーのハイライト、武陵源の観光です!
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2018年GW 中国・湖南省の旅
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