2018 ポーランド鉄道の旅(２) 世界遺産「ヴィエリチカ王立岩塩群」へ

2018/03/02 - 2018/03/02

旅の３日目、今日はヴォロツワから列車でクラクフに行き、ヴィエリチカ岩塩坑を見学します。
今回の旅では、ポーランドのお住まいの日本人女性によるブログ、「ポーランドなび」を参考にさせて頂きました。
鉄道の乗り方やチケットの購入方法、アウシュビッツなどの観光や食べ物まで役立つ情報が多く助かりました。

「ポーランドなび」 ：http://witam-pl.com/

ヴェリチカ岩塩坑ホームページ：https://www.wieliczka-saltmine.com/

エリア ヴィエリチカ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

ホテルを７時半にチェックアウト、ヴォロツワ駅前で

宿泊したホテルには、レストランが無かったので駅の構内で朝食を

朝のヴォロツワ駅で

8時45分発の IC-7300 でクラクフに行きます。

クラクフ行のチケット
日本でインターネットで購入、81.00ズロチ(１st)

鉄道パスも考えましたが、ポーランド鉄道は殆どの列車が座席指定、指定券を購入する手間を考えネットで購入しました。

ポーランド鉄道 ＰＫＰ の高速列車は、ＩＣ・ＥＩＰ・ＥＩＣがあります。

一等車では、ＩＣ では６人掛けのワゴン席で、ＥＩＰ と ＥＩＣ は通路を挟んで １＋２ の ３列シートです。

クラクフまで独り占めでした。

満席の時は足が伸ばせないので窮屈そうな感じ、グループ向け

一等車では、軽食と飲み物がでました。

最後尾の車両でしたので写真を

幹線ですが単線区間もあり複線化の工事中です。
影響で40分以上遅れ、13時前にクラクフ駅に到着

今夜のホテルは、駅前のメルキュールホテル
列車が遅れたので、ヴェリチカに行くバスの時間がもうすぐ
チェックインは後回しにし、バックを預けてバス停に

ヴェリチカ行バスの時刻表 304番

「ヴェリチカなんとか」というバス停がたくさんある、待っている人に聞いたら岩塩坑には 15番目のバス停「 Wieliczka Kopalnia Soil」 で、降りると良いと教えてくれました。
13:38 のバスに間に合った。

ヴェリチカ行のバス

4.00ズロチ、切符を打刻して有効化しました。

４０分程でヴェリチカに到着、岩塩坑に向かいます

ヴェリチカ岩塩坑に到着

『ヴェリチカ岩塩坑』（世界遺産：32　1978年）

ヴェリチカ岩塩坑は、ヨーロッパで最も古い塩の採掘場、その歴史は13世紀に始まり現在も操業中（？）だそうです。
坑道は延長 300km、最も深い所は 327ｍにもなる。見学できるのは深さ135ｍまでの延長 3.5km の範囲です。

ヴェリチカのチケットは、日本からオンラインで購入 89 ズロチです。
一人での見学はできないので英語のツアーに参加、14：30 の予定でしたが遅れたので 15:00 のツアーに参加

ツアーガイドの女性に引率されて総勢 16 名で見学開始、最初に螺旋階段を下る、300段くらいませ数えたが途中で止めた。
地動説を唱えた、ニコラウス・コペルニクス像

塩の脈が見られます。

坑道で

当時の運搬状況のジオラマ

馬でトロッコも引いたようです。

馬を使って採掘した塩を巻き上げた（ウインチですネ）そうです。

現在地は深さ 65ｍ、更に下ります。

かっての排水口、チョット舐めてみました。

ポンプの無い時代、排水は大変だったと想像しました。

鉱夫達が何かを作っている。

聖キンガ礼拝堂
此処での写真撮影は 10ズロチです。
セント･キンガは塩鉱夫の守護者

聖キンガ礼拝堂
地下100メートルもの深い場所に礼拝堂があることに先ず驚きました。

聖キンガ礼拝堂で

レリーフや祭壇、飾りまで全て岩塩で出来ています。
芸術家が作成したものでなくヴィエリチカの鉱夫たちの手によるものだと聞いてビックリ。

聖キンガ礼拝堂で

最後の晩餐も

中央の祭壇

聖キンガ礼拝堂で

神秘的な緑色の池

ミハウォビツェ の部屋
ここも鉱夫達が作った。

ミハウォビツェ の部屋

トイレもあります

ドイツの詩人、ヨハン・フォン・ゲーテを描いた塩碑

ワイマールの部屋

ジョゼフ・ピウルスキー像

ジョゼフ・ピウルスキーの部屋

ジョゼフ・ピウルスキーの部屋

世界遺産のマーク

16:40 ツアー終了、17:00 まで自由時間です
案内図を見ても方向感覚が無い

お土産屋さん、お塩です

地上へのエレベータの前に集まり

エレベータに乗り地上へ

雪道を歩いて駅に

ヴェリチカ岩塩坑駅（Wieliczka-Rynek-Kopalnia）

17:36 発の列車でクラクフへ戻ります。

列車が入ってきました。

車内の券売機でチケットを購入

車内の様子

17:58 クラクフ中央駅に到着

ホテルに戻りチェックイン
枕がたくさん、私はこんなに要らないのだけど

夕食を取りに街にでる、バルバカンの前で

マテイキ広場のグランウォルド記念碑

記念碑の近く、ちょうどホテルの真後ろにあるポーランド料理の店 Jarema に

ヤレマ 地元の料理

このお店は、「ポーランドなび」で知り、美味しそうなので来てみました。
日本語のメニューがあり、ミシュランガイドに登録されています。

やっとビールにありつけました。

鰊のオイル漬け

フレッシュトマトのスープ
少し、しょっぱいけど美味

ゴゥﾝプキ（肉入りロールキャベツ）キノコのソースがけ
中にお米が入っていて満腹、美味しかった

21時過ぎホテルに戻り爆睡