ブダペスト①　ブダの丘とその周辺

2018/05/02 - 2018/05/04

■旅の全体ルート■ブリュッセルＩＮ→ウィーン→ブラチスラバ→ブダペスト→フランクフルトＯＵＴ　※旅行記が仕上がったところからランダムにアップしていきます。
■この旅行記の雑記■
　ブダペスト行きの電車は、定刻を5分遅れてブラチスラバを出発した。スロバキア国内は、ひたすら農園の風景がつづく。これがだいたい２時間ぐらい続いた。切符の検札は一度目は出発間もないころ、二度目はハンガリーに入ったころで合計２回あった。
　訪問地は、歴代のハンガリー王の居城であるブダの丘の王宮へ。下から丘の上まではケーブルカーを利用した。三位一体広場には、聖イシュトヴァーンの騎馬像があった。初代ハンガリー国王が２つの十字架を持っているのが特徴的である。一つはキリスト教を導入したということと、もう一つは大司教を決める権威がある決定権を法王から与えられたという意味がある。
　その後下に降りて岩病院(防空壕病院)へ。ツアー制になっており決まった時間に英語かハンガリー語のガイドツアーが始まる。参加した。ツアー前半は岩病院内をくまなく説明を受けたが、後半は広島や長崎の原爆の話にまで及んだ。非常に勉強にはなった場所ではあったが、下調べゼロで行ったのがよくなかった。日本人にとっては明るい気持ちになる場所ではないかもしれない。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

（ブラチスラバ→ブダペスト間）ハンガリーの田舎街。

（ブラチスラバ→ブダペスト間）山の上に城跡が見える。

ブダペスト観光へ。Batthyány tér駅を降りると目の前に現れたカトリック教会。川沿いに歩きケーブルカー乗り場へ向かう。

クラーク・アーダーム広場。くさり橋がロンドン橋の設計技師TWクラークと建築家アダムクラークの設計であることにより名づけられている。

ブダ側の橋のスタートに立っているライオン像。ハンガリー全土の０ｍ地点ともなっている。

ブダの丘の下は自動車が通れるようにトンネルがあった。トンネル左手が丘の上までのケーブルカー。

ケーブルカーのチケットオフィス。往復 1800Ft

ケーブルカー。

内部の様子

ケーブルカーからのくさり橋の眺め。ドナウ川を境に西（この丘のある方）のブダ地区、東のペスト地区。この二つを1849年に最初につないだのがこのくさり橋である。

ハンガリー伝統の刺繍の衣類があちらこちらで見られた。あいにく私は詳しくわからないため詳細不明。

マーチャーシュ教会。オスマン帝国時代にはモスクになった。

三位一体広場。この像は、18世紀に大流行したペスト根絶を記念して建てられたのだそうだ。

聖イシュトヴァーンの騎馬像。

聖イシュトヴァーンの騎馬像 モニュメント・記念碑

漁夫の砦

漁夫の砦 建造物

さらに奥へと進む。

National Archives of Hungaryとあった。何の建物だろうか。

建物隣に建つAngel Statue。このあたりには、スケッチをしている人を多数見かけた。

路地裏の風景もよかった。National Archives of Hungary向かいの教会がいい感じである。

丘を下りて岩病院へ向かう。エレベーターらしきものが見えてきた。

やはりエレベーターがあった。この存在をあらかじめ知っていればケーブルカーは片道でもよかったかなと。

エレベーターで降りるとすぐ岩病院を発見。ここは、第２次世界大戦中から1946年の共和国革命にかけて、利用されていた軍事病院である。

岩病院 (防空壕病院) 建造物

１時間に１回ガイドツアーがある（英語）。所要時間約１時間ぐらい。

エントランスには、当時の新聞が展示されていた。

また医療機器やらガスマスクなども。

再び丘に登り、歩いていると。これは王宮地下迷宮跡地か？

美しい街並みを再び眺める。

グヤーシュ。具がたくさんあって食べ応えがあった。

ハンガリー料理のほとんどに使われているパプリカ。その種類は100種類を超えると聞いた。皿左の、ペンネパスタのようなものは、「ガルシュカ」というハンガリー料理の付け合わせの定番。小麦粉と卵で作ったニョッキような感じだった。

ハンガリーのサラミはかなり美味しい、また種類が豊富でしかも安い。

ハイネケンビールも安くてびっくりした。これはオランダで作っているものではないらしいが。