2016/09/18 - 2016/09/19
85位(同エリア194件中)
味付けは胡椒のみさん
- 味付けは胡椒のみさんTOP
- 旅行記8冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 30,936アクセス
- フォロワー1人
平成25年の年末に部屋の大掃除をしながら見てしまった朝ドラ・あまちゃんの総集編。最初の15分だけで「これは面白い!」と惹かれてしまい、結局大掃除はほとんど出来ないまま夕方までの6時間ぶっ通しで見てしまいました。
あの「おしん」さえも見たことが無い朝ドラとは無縁な人生でしたが、一気にハマってしまいました。なんで本放送の時にあれほど話題になっていたのに見なかったんだ?自分を恨みました。
年明けには早速NHKオンデマンドに入会し全156話を3周。翌平成26年の4月からはBSで再放送が決定したためオンデマンドは退会。毎日録画しては高精細な映像で見れるあまちゃんに再び感動しました。(オンデマンドは昔のアナログ放送くらいの解像度)
そのうち「北三陸に行きたい」と思うようになりアレコレ画策すること2年。せっかくなら劇中でユイちゃんが大きな山車に乗っていたお祭り「久慈秋まつり」に合わせて行こう!ということになり、9月18日(日)19日(月)でツアーを手配しました。
しかし残念なことに、7月末に東北地方を襲った台風10号の影響で久慈市は大水害に。あまりの被害の大きさに秋まつりも中止となってしまいました。関係者のみなさまも苦渋の決断だったのでしょう。
秋まつりは見れなくなってしまいましたが、駅前デパートを、袖ヶ浜を、北鉄を見るんだ!という強い思いは消えること無く、予定通り出発することになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- Yahoo!トラベル
-
東京から久慈市に行くにはいろんなルートがありますが、もっとも安いツアーがなんと青森県八戸市のホテルに泊まるプラン。というのも、久慈秋まつり前後の久慈市内のホテルはすべて空き無し。結局、久慈駅から在来線で2時間近くかかる八戸市のホテルしか予約できませんでした。
-
人生で最北の地に来てしまった。
6時32分東京駅発の新幹線に乗り9時21分に八戸駅着。意外に早い! -
八戸線の久慈行きは10時7分。少し時間があるので、駅に隣接する文化センターみたいなビルを訪問。豪華な山車の展示があり思い掛けず大正解な時間潰しとなりました。
-
出発時間となったため八戸線のホームに到着。物凄く懐かしい感じの列車が待っていました。
-
天井には扇風機・・・扇風機?
-
5時前には家を出ていたため、車窓の景色を眺めることもなく爆睡。気が付けばJR久慈駅に到着していました。時刻は11:50分。
-
ホームの向こうには北鉄の車両が!ドラマそのままのカラーリングにいきなりテンションMAX。
-
JR久慈駅を出ると正面にあの駅前デパート!
-
アノ看板も健在です。
-
JR久慈駅を出て隣の三陸鉄道久慈駅に向かいました。
ドラマそのままの外観ですでに涙目。 -
三陸鉄道久慈駅の駅舎内。レイアウトはかなり違いますがドラマのような雰囲気。
-
大吉さんと副駅長w
そのへんに居そうで違和感なし。 -
駅舎内にはあまちゃん関連グッズやポスターなどがたくさん有りました。
-
久慈秋まつり中止のお知らせの横にのんさんの貼り紙が・・・
なんと、のんさんが本日やって来るとのこと!
なんてラッキー、なんてタイミング!
水害にあった久慈市の皆さんの応援に駆けつけて来るのだそうです。 -
のんさんが午後3時に駅前に来るとのことで動悸が止まりません。
本来ならば袖ヶ浜(小袖海岸)に行く予定でしたが変更し、3時まで駅周辺で暇をつぶすことにしました。 -
駅前ロータリーの向かいの商店が水害で悲惨な姿になっていました。
-
少し離れた場所でも同様に水害の爪痕が生々しく残っていました。
外壁や窓ガラスに付いたドロなどを見ると1m以上の高さまで水没した模様。
これではまつりどころではありませんね。 -
7月にオープンしたばかりの「あまちゃんハウス」も水没してしまい、中にあった貴重なドラマ関連の物品がダメになってしまったとのこと。残念です。
-
駅前の商店街はほとんどがシャッター街。そのシャッターにも秋まつり中止の悲しい貼り紙。
-
しかしところどころにこのような楽しい「あま絵」が。
正直、ちょっと違うという画風のものもありますが、あまちゃん愛が感じられて嬉しい限りです。 -
そういえばまだ何も食べてなかった!あまちゃん聖地の一つ「喫茶・モカ」で腹ごしらえしよう。
-
店内はほぼ満席で最後の1席にギリギリセーフで着席。
オーダーして待つ間、何気に読んだ新聞で驚愕の事実を発見。
なんと、この喫茶・モカも水害で壊滅状態になっていたが、地元の方やボランティの皆さんの協力で驚異の復活を果たし、昨日営業を再開したばかりとのこと。
なんてラッキー!なんてタイミング(本日2回目)
たしかに店内はほのかにドブの匂いが漂っていました。 -
ナポリタンスパゲティにするかたまごサンドにするか迷った挙げ句、ユイちゃんみたいに唇テカテカにはなりたくないのでたまごサンドを注文。
噂に違わずたいへん美味しゅうございました。 -
店内にはあまちゃんキャスト以外にも多くの芸能人の色紙が飾られていました。
-
店内にあったあまちゃんの特集本。年季と愛を感じさせます。
-
食後も駅周辺をぷらぷらして時間を潰し、14時半頃に駅前に戻って来るとすでに大勢の人だかり!
3時の開始時にはかなり後ろの方まで押し寄せて、数百人は集まっていた模様。 -
のんさんと渡辺えりさんが漫才のような掛け合いで久慈を応援していました。
肖像権などが心配なのでお二人のお顔はアップできませんが、初めて見るのんさんの透明感に圧倒されました。
この時に渡辺えりさんとの会話で
のんさん「今、曲を書いています」
渡辺えりさん「どんな曲?」
のんさん「『♪あの道路に落ちている石ころがへんだー』っていう詩です」
渡辺えりさん「そりゃへんな歌だよ、のんちゃん・・・」
ってやり取りがあったのですが、まさか一年後にその曲がCDになるとは思いもしませんでした。 -
それから駅前のシャッター街に場所を移し、まっさらなシャッターにのんさんが絵を描いていました。大勢の群衆も駅前からゾロゾロと移動。スゴい光景でした。
-
のんさんのスケジュールの関係でシャッターの絵は途中までしか描けず、後日完成させるとのこと。(のんさんのデザイン画を元に地元の看板屋さんが仕上げる)
ちょうど三陸鉄道の宮古行きが出発する時刻となったため、三陸鉄道久慈駅に戻りました。 -
これこれ、この階段。
若い頃の春子が「どいて下さい、ちょっとどいて。ジャマ!」
ってキレながら降りていったホームへの階段です。 -
初めて訪れるのに既視感満載のホームと階段。
いよいよ北鉄に乗り込みます。 -
そして向かった先は「袖ヶ浜駅」
ドラマそのままの看板が残されていました。 -
こちらが本物の表示版。正式名称は「堀内(ほりない)」です。
-
アキとユイちゃんが座って話し込んでいたあのベンチ!
このあとユイちゃんが「アイドルになりたーい!」って叫ぶシーンが蘇ります。 -
この駅で降りた乗客は私ひとりのみでした。
宮古方面へ向かう列車を見ていると、東京に行けなくなったユイちゃんがアキを乗せた北鉄を見送る心境です。 -
久慈駅に戻る列車が来るまで1時間40分。駅を出て周辺を散策します。
堀内駅の外観はこのような感じです。 -
堀内駅から南に歩くこと約15分。あの名シーン、夏ばっぱがアキを乗せた北鉄を見送る大沢橋梁に到着しました。
-
夏ばっぱが大漁旗を振っていた海岸までは辿り着けませんでした。橋の袂にあるドライブインの駐車場から今歩いてきた国道の橋を撮影。
真っ赤な橋だったんですね。 -
他には特に見るものもなく堀内駅に戻ってきました。
-
堀内駅からの眺め。のどかです。
-
17時42分堀内駅発の列車に乗車。車内に自販機がある車両を初めて見ました。
-
またまたミラクル炸裂!
なんとこの車両はあまちゃんのロケに使用されたものらしい。
この車両で夏ばっぱやアキがウニ丼売っていたのかと思うと胸熱です。 -
見渡すと車両内にもあまちゃんのポスターが。
本放送の放映から既に3年。ポスターの状態からも大切にされているのがわかります。
終点の久慈駅でJR線に乗り換え、八戸市のホテルに向かいます。
明日は再び久慈市に戻り、本日行けなかった小袖海岸に行く予定です。
生でのんさんを見れてホントに良い一日でした。神様ありがとう!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
久慈(岩手) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
43