やっとこロシアひとり旅【サンクトペテルブルク編】

2018/04/28 - 2018/05/02

ヘロヘロになりながらも、３月から怒涛の決算仕事をがんばれるのは
ＧＷに旅行へ行きたいから！！

ということで、今年はロシアへ行くことにした。
年末年始の旅行はポーランド（アウシュビッツをメインに）だったが
ますます体力、気力がおちてきていることに気付き
行きたいところは行っておかねばならぬ、などと大げさだけど
一大決心、「恐ロシア」へ、いざ行かん！！

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL S7航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

いつものの3002便。

伊丹から成田へ飛び、乗り継いで欧米へ行くが
近頃は羽田経由も多い。
takaはどちらかというと成田便のほうがいいかな。
以前、羽田乗り継ぎ便にしたら、羽田は超混雑していて
伊丹から飛ぶのが遅れるは、羽田に降りるにも遅れるはで
バタついたいやな経験から、成田便が取れるときは
成田でと思ってしまう。

成田到着後ラウンジへ。

朝食抜きだったので、ここでちょっと食事を思っていたけど
食事スペースは超満員で、順番待ちの列が。。。
こんなところでならんでるのもなぁ、、、ということで
スナック＆泡で我慢することに。

そろそろ出発。

Ｓ７航空のマークが示すようにコードシェア便。
ほぼ満席だった。

一回目の食事

海老のビスク風カレー

これはかなり美味しかった！！
「料理人コンペティションＲＥＤ－３５歴代ファイナリストの
シェフ達による監修メニュー」ちゅうやつですが
付け合わせのラタトゥイユ、デザートのパンナコッタも
かなり良い出来。大満足でした！！

二回目の食事

牛肉コロッケサンド
ボロニアソーセージとチーズのサンド

はっきり言って、ビミョーな味。
いやいや、これは、ちょっと、無理っぽい。
なので、ワインでごまかすことに。

モスクワ到着後、入国審査を受け、荷物を受け取り（荷物のスルーはない）再度、サンクトペテルブルク行きの便にチェックイン。
時間があったので、ワンワールドマークのラウンジに入ってみた。
あんまり広くなく、食べ物はあんまり好みのものが見当たらず。
ジュースとおつまみで時間をつぶす。
出発も遅れてるし、幸先悪し。。。
モスクワのドモジェドボ空港出発ロビーのＡＴＭで
少しは現金がいるかしらと、5000RUBだけキャッシング。
（帰国２日後に返済したが、クレジットよりレートが良かった）

サンクトペテルブルクのプルコヴォ空港に到着後はホテルまで
タクシーで移動した。
荷物を受け取るターンテーブルのすぐ横にタクシーカウンターが
あったので、荷物を待つ間に申し込むことに。
行先と人数を聞かれ、予約完了。

タクシーをお願いすると乗車場所の案内がもらえる。

支払いのレシートには車種とナンバー（takaが乗ったのは
黒のレクサスだった）が記載されているので間違って白タクに
乗っちゃう心配もない。

2000RUB（3627円）だが、ホテルに横付けだし楽ちん。
複数人数なら、よりお得だね。

イビスサンクトペテルブルクセンターに到着。

ここは駅近で観光にも便利な場所にあるけれど
まあまあの安さ。それに何度も泊っているイビスブランドなので
安心かな、と思ったから。

チェックイン時、英語で説明があり、支払いに関することは
理解できたが、それ以外のことが理解できず、立ち往生。
奥に消えた担当者がスマホを手に戻ってきた。
「登録料が200RUB必要です」って日本語表示された
グーグル翻訳を見せてくれて納得。
いや～、楽になったもんです。

４泊お世話になったお部屋。
なかなか寝心地が良かったベッド。

シャワーオンリーだったが水量は十分。
ただ、水はけがあまり良くなかった。

壁際にテレビ。
窓際にはクローゼット、作り付けのテーブル、冷蔵庫あり。
ミネラルウォーター２本は無料。
ただし補充はなかった。

イビスが残念なのは、湯沸かしポットがないので
コーヒーやお茶が飲めない。
以前宿泊した時のことを思い出し、自前のコンパクトヒーター
（リトルポコポコってやつ）とドリップコーヒーを
持って行っていたので、早速、コーヒータイム。

チェックイン後、まだ明るかったので
少々探索中。

サンクトペテルブルクのメトロカード

サンクトペテルブルクのメトロは１回毎のジェトン（コインのようなもの）か
このメトロカードで乗車する。
どちらも自販機あり。
たまたま空いていた、というか、使っている人の後ろに並んだら、カード専用の
販売機だったため、いやおうなしの購入だった。
カード自体は100RUB（180円）で、60RUBはデポジット。
残り40RUBが乗車賃だからっと、、、乗れないじゃん。
１回45RUBだから、早速５回分をチャージ。
自販機はジェトン購入用のものも含めて英語表示があり
クレジットカードも使える。
窓口はいつも並んでいたので、さっさと自販機で購入すべし。

地の果てまで届きそうな、長～～くて、高速のエレベーター。
高所恐怖症の人は、前の人の背中に一点集中で
周りを絶対見ない、ってのが良いでしょう。

転落防止用のドア。
無茶苦茶頑丈そうだ。
日本の地下鉄とは比べ物になんないなぁ。
電車が到着するとこのドアが「ガガッ」と開く。
が、日本じゃないので、停車した電車のドアと
このドアがずれていて、ドア１枚分で乗り降りしてた。
日本以外の国じゃあ、停止線なんてテキトーよっ。

サンクトペテルブルクのメトロは優しい。
ちゃんと英語表示されているし、行く方向もわかりやすい。

こちらは旧型車両が走っている１号線。
なんともレトロな雰囲気。
頑丈扉が設置されていなくて、構内もカッコイイなぁ。

サンクトペテルブルクで一番行きたいところはエカテリーナ宮殿。
日本で現地ツアーの申し込みをして行こうと思っていたが
あまりにも高額なのであきらめた。
一人だと専属ガイドツアー（つまり一対一ね）しか設定がなく
3～4万円もかかってしまう。
ムリムリムリ～、なので現地申し込みをすることにした。
午前中出発のツアーに行きたかったので、９時半頃にガスチーニィドゥヴール駅
近くのツアー会社（っていうか、屋台みたい。いっぱいあった）で申し込み。
パンフなんかもなく、貼ってある案内をむ眺めていると
おばちゃん販売員に声をかけられ、「どこ行きたいの？エカテリーナ宮殿？」
「エカテリーナ宮殿ならこのツアーよっ。これっ。」と
（ロシア語わからないのでそんな感じ）言われたので、
ツアーの時間を指差し「１０時３０分のツアーに行きたい」と言ってみた。
すると、すぐさま電話で予約を入れチケットをくれた。
「これをもって１０時３０分に戻ってきなさい」ってことで予約完了。
2600RUBだった。一応、インターナショナルツアーとの説明だったが
実際のところ、ロシア語ツアーだったわん。。。
まあ、英語も大してわからないし、ロシア語でもなんでも
わからない具合は一緒だ、と納得しておく。

ちなみに、こんな感じのツアー案内所は駅前等いたるところにあったので
思いついたらすぐに申し込みはできる。
夫
（と思う）

これがツアーバス。
当日は30名程度の参加者だった。

ツアーの出発まで時間があったので付近をぶらぶら。

カザン大聖堂を見学する。

カザン大聖堂

ネフスキー大通り

大工事中。
通行止めなので、バスも迂回して運行中。
日中もずっ～と工事中。
横断するにも少々不便だった。

とうとうやってきましたエカテリーナ宮殿
ロシア語のガイドさんが延々としゃべり続けるのを
子守歌替わりに聞きながら到着。
天気が悪く小雨が降ったりやんだりなのが残念。
青空にそびえたつエカテリーナ宮殿、が良かったなのになぁ。。。

エカテリーナ宮殿

靴カバーを履き、イヤホンガイドを聴きながら
（もちろんロシア語なのでtakaは聴かずについてゆくだけ）
館内をまわる。

エカテリーナ宮殿

エカテリーナ宮殿

エカテリーナ宮殿

いや～、豪華絢爛とはこのことか。。。
キンキン、キラキラ、キンキン、キラキラ。
どこまでも果てしなく続く豪華絢爛。
そりゃあ、革命もおこるわなぁ。。。

エカテリーナ宮殿を後にして次はパブロフスク宮殿へ。

行きたいと思ったわけではないけど、申し込みしたツアーは
この宮殿へも行くツアーだった。（らしい。だっ、て説明されてもわかんないし～）
こっちも靴カバーを履き、イヤホンガイドを聴きながら見学する。

パブロフスク宮殿

パブロフスク宮殿

いやぁ、こっちもなかなか豪華でっせ～
エカテリーナ宮殿は超満員で、ゆっくりと鑑賞できなかったが
こちらは空いていたので、じっくり、しっかりと観ることはできた。
ガイドは聴いてないけどね～

昨日のエカテリーナ宮殿ツアー、戻ったのは午後７時半過ぎ。
半日ツアーのつもりが一日ツアーだったわん。

今日は自力で観光。
まずはロシア美術館へ。
建物デカすぎて写真のおさまらない。。。
ここは１０時のオープンにあわせて行ったのであまり並ばず入館できた。
近くにある「地の上の救世主教会」とどちらを先にしようか迷ったが
こちらを先にして大正解。
ここを出るときは超長蛇の列ができており、入るだけでも１時間以上かかるよなぁ
というくらいの列だった。

現在、ロシアはどこでもセキュリティチェックがあり、それに時間がかかるため
美術館等の入館は非常に混雑し、長蛇の列に並ばなければならない。
メトロの改札前もセキュリティチェックはあったし、係員が抜き打ちで
持ち物検査も行っていた。
やっぱり、テロの影響、だな。

ロシア美術館

ロシア美術館

ロシア美術館をじっくり堪能し
お次は血の上の救世主教会へ。

これだよ、これだよ。ロシアの教会は。
残念ながら、工事中で帽子かぶってんだ。。。
まあ、１個だけだし、ほかはかぶってないし
気を取り直して入場する。

ロシア美術館へ行く前にちょっと寄ってみたときは
開場前だったので３０人程度並んでいたが
午後になるとほぼ並ばず入場できた。
美術館と違って滞在時間が短い、ってこともあるか。

血の上の救世主教会

血の上の救世主教会

血の上の救世主教会

こんな感じの教会は初めて！！
モザイクでびっしり覆われた壁や天井がとても美しい。
時間を忘れ、しばし、喜びに浸ってみる。
良かったよ、ロシアに来ることができて。。。

ホテルの朝食

イビスは公式サイトで予約するとき、朝食が割引になったので
朝食付きにした。
こんな感じでホットミールもいろいろあった。
毎日、少しずつ変化があったので、飽きずに食べることはできる。

朝食室の様子
朝食以外の時間はレストラン、バーとして営業。

朝食室の様子。
結構、パンの種類が豊富。

とうとうエルミタージュ美術館へ行くことに。

ホテルから歩こうと思えば歩けるが
館内を歩かなければいけないので
もちろんメトロで近くまで行くことにする。
ここはネットで予約し、チケットをプリントアウトして持参した。
口コミでは「ネット予約の列は空き空きで並ぶ必要なし」ってことだったのに
takaが行った日は長～い行列が。
ここも入館時のセキュリティチェックの混雑がひどく（一人ずつしか通れないのですいすいとはいかない）入館まで３０分以上かかった。

エルミタージュ美術館

エルミタージュ美術館

エルミタージュ美術館

ここも本当に豪華絢爛。
豪華絢爛という漢字はロシアのエカテリーナのためにある
とでも言ってしまいそうなほど豪華。
いやぁ、すごかったっす！！

巨大な美術館だが、この日は超満員。
行く部屋、行く部屋、団体ツアー客が押し寄せてくる。
メトロポリタンやルーブルも混雑しているが
ここまでひどくなかったような気がする。
人っ気のない部屋もあったし。
やっぱり、中国人観光客の多さによるのか？

十分満足、とは言えないけれど
なんとか観られるもの観た、と思うことにして
別館へ。
こちらにも少し入場のための列ができていたが
ほとんど待たずに入場できた。
チケットは本館と別館、セットで購入しておいた。

外観から想像できないつくりの建物。

海外の美術館は収蔵品はもとより
その建物自体が美しいし、面白い。
建物の美しさや面白さは、現地へ行ってこそのもの。
行かないとわからないものなので
やっぱり旅行に行きたくなるんだなぁ。

エルミタージュ美術館　別館

エルミタージュ美術館　別館

こちらはあまり混雑していないのでゆっくり鑑賞できた。
好きなドガがいろいろあったのもうれしかった。

サンクトペテルブルク最後の日は
ホテル最寄りの駅からメトロとバスを乗り継いで空港へ向かう。
メトロも乗りなれたから大丈夫、大丈夫。
いずこも同じ、空港へはこんな飛行機マークを追っていけば
ちゃんと到着するようになっているのさっ。

メトロを降りて、飛行機マークに沿って地上へ出ると
うまい具合に３９番バスが停車していた。
３９番のバスが空港まで行く、ということは口コミでチェック済だったが
一応「えあぽーと？」とドライバーさんに聞いてみたら
「だー」か「いえす」かなんか言ってくれたのでさっさと乗り込んだ。
で、支払いというと、車掌さんバッグをぶら下げたおばさん車掌に払う。
40RUBなり。こんなレシートのような（昔のグリーンスタンプのような）
チケットをむしり取って渡してくれた。

バスは３０分弱で空港に到着。
思ったより早く着いたわ～

荷物が邪魔なので、すぐにチェックイン。
Ｓ７航空のこの緑が目印になるので
探しいやすいかも。

出発まで時間があったのでラウンジへ。

ここのラウンジは飲み物、食べ物ともかなり充実。
席数も多くゆったりしたラウンジだった。

モスクワ行きの便は遅れなかった。
よかった～

Ｓ７航空は緑の機体に赤のＳ７マーク。
結構、目立ってます。

Ｓ７航空はなんと軽食がでる！！
サンクトペテルブルクからモスクワって
大阪から東京くらいの感じなのに
サンドウィッチと飲み物がサーブされるんだぁ。
口コミではパサパサ、ってあったけど、こんなもんですよ
サービスなんだから。
美味しくいただきました。
これは、ちなみにチキン。（サンドウィッチはチキンorチーズなんで）
何げにかわいいパッケージだったわ。

この下にはロシアの大地だぁ～

そろそろモスクワ到着だね。。。