パワースポットと絶景の山旅　御岳山～大岳山日帰り登山

2018/05/05 - 2018/05/05

今年のゴールデン・ウィークは天気も良く絶好の登山日和。そこで今まで行ったことのない山域でどこか行こうと考え、奥多摩の御岳山と大岳山に登りました。

新宿駅5時18分発の中央線に乗車。御嶽駅には6時51分に到着。バス、ケーブルカーを乗り継ぎ御岳平へ。急坂の参道を登り武蔵御嶽神社を参拝し御岳山山頂へ。長尾平に足を延ばした後はシロヤシオが咲く奥の院経由で大岳山へ。山頂では奥多摩の山々と富士山の絶景を楽しみました。帰りはロックガーデンを周り下山。御嶽駅近くのやお九さんで遅めの昼食を食べ帰路に着きました。

エリア 青梅(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

御嶽駅には6時51分に到着。バス停に急ぎます。

御嶽駅 駅

7時04分発のケーブル下行きの始発に乗車。ゴールデンウィークという事もあり満員です。

西東京バス 乗り物

バスは10分ほどで滝本下バス停に到着。ケーブルの駅まで駐車場待ちの車の横目に少し歩きます。

ケーブルの始発は7時30分のはずなのですが、目の前で1本出発。混雑を見越して早めに運行開始したようです。切符を購入し、列に並びます。

御岳山ケーブルカー 乗り物

予定通り7時30分発に乗車。（もちろん満席です。）

御岳山ケーブルカー 乗り物

6分で御岳山駅に到着。田部井淳子さんの顕彰碑に出迎えられます。

御岳山駅 駅

すぐ右にある御岳平。ここのベンチで朝食＆準備。

藤がきれいですね。

ここからもいい眺めです。スカイツリーが見える事もあるそうですが、今日は見えません。

7時57分に出発。

武蔵御嶽神社 寺・神社・教会

御岳山までの登りは神社の参道という事もあり、舗装されています。標識通りに進むと、

武蔵御嶽神社 寺・神社・教会

樹齢は1000年とも言われる神代ケヤキ。幹周8.2mで東京のケヤキとしては2番目に太く、国の天然記念物に指定されています。

御岳山の神代ケヤキ 自然・景勝地

まだ閉まっている商店街を抜けると、武蔵御嶽神社下に到着。ここからは階段です。

武蔵御嶽神社 寺・神社・教会

随身門を潜り、さらに階段を登ると、

武蔵御嶽神社 寺・神社・教会

拝殿へ。順番に並び参拝。

境内を探すも、山頂の標識が見当たらず。お守りを売っていた巫女さんに尋ねると、奥の引き戸を開け忘れていたよう。神主さん（？）に開けていただきました。

武蔵御嶽神社 寺・神社・教会

触拝所。文字通り触れてお参り。

さらに奥へにある

武蔵御嶽神社 寺・神社・教会

大口真神社を参拝。こちらには大口真神が祀られています。おいぬさまとは犬ではなく日本狼だそうです。

武蔵御嶽神社 寺・神社・教会

やはり狛犬とは違い、凛々しい。

武蔵御嶽神社 寺・神社・教会

この大口真神社の横に御岳山山頂の標記がありました。8時25分に到着。標高929ｍ。御岳山駅から28分掛かりました。

御岳山 自然・景勝地

さらに奥にある奥宮遥拝所。

御岳山 自然・景勝地

目の前に見える円錐形の山が日本武尊を祀る奥宮です。

御岳山 自然・景勝地

武蔵御嶽神社を8時33分に出発。階段を下りると看板があるので、大岳山方面へ。

武蔵御嶽神社 寺・神社・教会

シャガが咲いていた急坂を下り、「御岳長尾平園地」の木の標識を右に行き、長尾平へ。

武蔵御嶽神社 寺・神社・教会

すぐ開けたベンチのある場所があるのですが、そこは長尾平ではなく、さらに奥の東屋の先になります。

長尾平からの眺望。左端が日の出山、真ん中が麻生山。なかなかいい眺めです。

「御岳長尾平園地」の分岐まで戻り小休憩。

この分岐を大岳山方面へ。8時52分に出発。

すぐ分岐があり、奥の院方面へ。

ここからは本格的な登山道。木漏れ日が気持ちいい。

急坂を登って行くと、

奥の院の手前に咲くシロヤシオ。ただ咲いていたのはこの木の十数輪のみ。ビジターセンターのHPでは2日に見頃とあったのに、殆ど散っていました。残念。やはり今年は早いようです。

9時27分、日本武尊を祀る男具那社に到着。さきほど武蔵御嶽神社の奥宮遥拝所から拝んでいたのはここになります。再び参拝。

男具那社の横をさらに登り、奥の院峰（男具那ノ峰山頂）に到着。標高1077ｍ。

山頂は少しスペースがありますが、展望はなし。

ここからは鍋割山・大岳山方面に向かいます。

急坂を下り、男具那社からの登山道に合流。

なだらかな登山道を歩き、鍋割山は巻道を選択し、回避。

10時丁度にメイン（？）の登山道に合流。ここが地図にある芥場（アクバ）峠辺りという事でしょうか。

大岳山 自然・景勝地

この登山道に入った途端、登山者が多くなりました。

大岳山 自然・景勝地

クサリ場などもあり、（特に危険な道ではありません）さらに進むと、

大岳山 自然・景勝地

大岳山荘跡を過ぎ、

大岳山 自然・景勝地

鳥居の手前のスペースで小休憩。

大岳山 自然・景勝地

ここからは急な階段。

大岳山 自然・景勝地

社を超えると本格的な登りになります。

大岳山 自然・景勝地

段差の大きい岩場は両手を使いながら。

大岳山 自然・景勝地

一番急だったのはこの岩。慎重に登ります。

大岳山 自然・景勝地

しばらくこんな岩場を登ると、

大岳山 自然・景勝地

10時42分、大岳山山頂に到着。

大岳山 自然・景勝地

標高1266ｍ。武蔵御嶽神社から（長尾平、奥の院経由で）2時間9分掛かりました。

大岳山 自然・景勝地

少し混んでいるので、順番に写真を撮ります。

大岳山 自然・景勝地

南向き。左から、山の地肌が見える左上が大山。
真ん中辺りが丹沢で蛭ヶ岳もくっきり。そして大室山と続き、

大岳山 自然・景勝地

南西には御正体山があり、その隣には富士山が鎮座しています。
真ん中辺りは1月に登った三ツ峠山。
そして雁ヶ原摺山、その手前に三頭山。

大岳山 自然・景勝地

西の奥には大菩薩嶺、その手前に御前山。

こんなにはっきりと丹沢から奥多摩の山々まで見えるとは感激です。

大岳山 自然・景勝地

富士山も今の時期にしては良く見えています。

富士山 自然・景勝地

絶景を見ながらコンビニのお握りで軽めの昼食。

一服してから名残惜しいですが11時33分出発。

今度はあの岩を慎重に下ります。下りの方が結構怖い。

大岳山 自然・景勝地

先程の奥の院と合流した所は御岳山・ロックガーデン方面へ。しばらく進むとなだらかな登山道になります。

大岳山 自然・景勝地

この上高岩山との分岐はロックガーデン方面へ。

大岳山 自然・景勝地

ロックガーデン手前にある東屋で小休憩。エネルギー補給。

この御嶽神社との分岐をロックガーデン方面に向かいます。

ロックガーデン入口。看板には岩石園とあります。

御岳山ロックガーデンハイキングコース 公園・植物園

しばらく下ると巨石が見え、子供達の賑やかな声が聞こえてきました。

御岳山ロックガーデンハイキングコース 公園・植物園

綾広の滝。この水辺が家族連れの憩いの場のようです。

綾広の滝 自然・景勝地

巨石の横に立つ、お浜の桂。

川沿いに気持ちのいいハイキングコースが続きます。水の流れがあると、やはり和みますね。

御岳山ロックガーデンハイキングコース 公園・植物園

大きな岩の間にあるコースは何回か川を渡ります。石の上を歩きますが、特に危険なところはありません。

さらに進むと、

御岳山ロックガーデンハイキングコース 公園・植物園

天狗岩に到着。この出っ張りが天狗の鼻という事ですね。上の登っている人がいますよ～。こわ～。

反対側から。こちらが正面なのかな。鎖が張られているんですね。それでも子供はお父さんにつかまり恐々下りてきています。

13時42分に「御岳長尾平園地」を通過し、武蔵御嶽神社下には13時46分に到着。ようやく先が見えました。

ただここから先の参道の下りが地味にきつい。

武蔵御嶽神社 寺・神社・教会

行きに見落としていた馬場家御師住宅を見学。立派な茅葺屋根です。ただ中には入れず、外観のみ。

馬場家御師住宅 名所・史跡

14時5分、御岳山駅に到着。大岳山から（ロックガーデン経由で）2時間32分掛かりました。
行列ができていますが、そう長くはなく一安心。

御岳山駅 駅

ケーブルカーは臨時ダイヤで随時運行しており、14時19分に乗車。
バスも臨時便で、御嶽駅バス停には14時44分に着きました。

御岳山ケーブルカー 乗り物

少し小腹が空いたので、御岳橋を越え奥多摩方面に少し歩き、

御岳橋 名所・史跡

やお九さんで遅めの昼食。御岳だんご汁膳。野菜たっぷりでおいしいです。

やお九 グルメ・レストラン

渓谷を眺めてから、15時42分発の列車に乗車。運良くホリデー快速だったので、意外と早く帰る事ができました。

このコースは見所も多く、おまけに今日は大岳山からの眺めが素晴らしかったです。時間と体力に応じて様々なコースを組めるのがいいですね。又、レンゲショウマや紅葉など、違う季節に来てみたいです。本当に楽しい1日でした。

JR青梅線 乗り物