2017/07/29 - 2017/08/15
3位(同エリア5件中)
森の番人さん
今年の夏はどうしたいか、子ども達に聞くと、「キャンプ~!!」と娘に即答され、考えてみると一昨年の夏から全くキャンプをしていませんでした。
そこで、この夏はキャンプ三昧な旅を計画することになりました。
バンクーバーから車で行けるキャンプ場は、結構、あちこち行っていて、どこに行こうか迷った末、オレゴンコーストのフローレンスからカリフォルニア州のサンフランシスコまでの間は、まだ行ったことがなかったので、そのエリア周遊に決めました。
ただ、バンクーバーからは距離があり、移動型のキャンプになるので、キャンプ道具を最低限にする為、テントは持たずにキャンプ場のキャビンやヤーツを利用することにして、キャビンやヤーツがない場所も多いので、キャンプとホテル半々の周遊の旅となりました。
Day13-4(ラッセン火山国立公園・89号線 南から北へ 第三章)
Summit LakeとDevastated Area Trailを歩いてから、マンザニータレイク湖畔のキャンプ場で夕食を取りました。
Devastated Area Trailは、1915年5月のラッセンピーク噴火の時に大被害を受けたエリア(Devastated Area)の中のほんの僅かな場所にハーフマイルのループトレイルを造り、そこで、ラッセンピーク噴火の名残を紹介してます。
トレイルには大きな岩が沢山ありますが、なんでもラッセンピーク噴火後に起きた雪崩や泥流で、5マイル離れた場所から300トンもの石が運ばれてきたんだとかで、当時の写真などもあって、色々と当時を想像することができました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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Summit Lake で車を止めました。
ラッセン火山国立公園 国立公園
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この湖の周りにキャンプ場があって、ちょっと偵察も兼ねてます。
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シマリスがちょこちょこと忙しそうにしてます。
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周りをぐるりと木々に囲まれた湖です。
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この向こう岸の木々の中にもテント用のキャンプ場があるみたいかな。
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とっても静かな湖です。
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こちら側の木々の合間にもキャンプ場があります。
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腰の辺りまで湖に浸かって釣りをしているお父さんかおじいさんと、その後ろの方の湖畔で釣りをしている男の子
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一本だけぐねっと曲がった木
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車に乗り込んで、さらに北へ進みます。
この辺りから89号線は平坦で真っ直ぐな道になってきました。 -
山火事があった場所でしょう。
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かなりの広範囲です。
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カリフォルニア州も山火事が多いです。
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Devastated Area Trailのパーキングに到着。
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Devastated Area Trailに入ります。
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Devastated Area Trail
1915年5月のラッセンピーク噴火の時に大きな被害を受けたエリア(Devastated Area)の中のほんの僅かな場所にハーフマイルのループトレイルを造り、そこで、ラッセンピーク噴火の名残を紹介してます。 -
ゲッコー
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足元には松ぼっくりが沢山落ちてます。
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Old Giants
この大きなのはラバ・ロックで、ラッセンピークの最初の噴火、27000年前のもので… -
1915年5月19日の、あの山の噴火に続いて起きた雪崩によって、山からここまで運ばれて来たんだとか。
遥々、来たねぇ~ -
噴火で、森がなくなった。
左の写真が1910年で、右が1925年
両方を見比べてみると一目瞭然ですが、現在は少しづつ森は再生されつつあります。 -
だから、今は松ぼっくりも沢山~!
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写真の右側の3つが新しい石で、左側の2つが古い石
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左の二つは、Gray and Red dacite
27000前のラッセンピークの最初の噴火の時に出来た石で、色が違うだけで同じタイプの石
真ん中のは、Black dacite
1915年5月14日に、溶岩がラッセンピークのクレーターに湧き上がり、それが封印されたことで出来た石で、5月19日の噴火の間に粉砕された溶岩と溶岩の岩片が、雪崩によってここまで運ばれた。
左から2番目のは、Light dacite pumice
1915年5月22日に、マグマが表面に近づき膨張するガス泡が断片かして出来た石で、爆発に続く雪崩と泥流によって、ここまで運ばれた。
一番右のは、Banded pumice
1915年5月22日に二つの異なるマグマが噴火して交じり合って出来た石 -
平坦で歩きやすいトレイルで、こういう大きな石がごろごろしてます。
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誰かに石の上に乗せられた感じな松ぼっくり
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Benjamin Franklin Loomis
ビジネスマンで、アマチュア・カメラマンだった彼は、1914年にラッセンピークの噴火を記録する為に写真を撮り始めた。
この写真は1926年に撮ったもの。 -
上の写真に写っている石が、これ。
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雪崩によって、5マイル離れたラッセンピークから運ばれて来た石が300トンって、どのくらいの量なのか、多過ぎてイメージできない。
自然は、すごい力持ちだね~。 -
これも、上の写真に写っている石
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Hot Hits Cold
2つの異なるマグマが噴火して交じり合った岩 -
パズル・ロックス
5月19日の雪崩で熱いラバロックスがここに運ばれてきて、急速に周囲の温度が低くなったことにより、パズルのように割れた石なのでパズル・ロックスと命名されたよう。 -
これが、その、パズル・ロックスと命名された岩
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Devastated Area Trailからキャンプ場のキャビンに戻って来て、まずはび~る~♪
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今夜のキャンプ飯は、ダッチオーブンの定番料理、ロースト・チキン。
今日は、この旅行最後のキャンプの夜なので、食材は、全部使い切ってしまいましょう。
ってことで、無理矢理、ぎゅうぎゅう詰め状態です。 -
ダッチオーブンの蓋の上からも炙ります。
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こうやって、火を囲んで話しながら、のんびりと料理が出来上がるのを待つのが、キャンプの醍醐味でもありますが、キャンプ場は、家やホテルのようにテレビやインターネットもなくて、夜は本当に真っ暗になり、でも時間だけはたっぷりとあり、皆手持ち無沙汰になるので、なんとなく皆で寄り添うように火を囲んで家族全員で過ごすには持ってこいな環境になり、普段は話さないようなことも話しやすい雰囲気に包まれます。
そして、それが、家族の絆を深める為に、子ども達が生まれた頃から、我が家でずっと続けてきた事でもあります。 -
さてと、そろそろいいかな~?
途中で蓋を開けて確認できないので、火力と時間を見ながら、経験と勘を頼りに、蓋を開けますが、その前に、しっかりと灰を落としてね~!
それを怠ると、料理に灰が混じってしまいます。 -
う~ん、ちょっと、上の火力が弱かったな。
このキャンプ場の薪は、火の着きが良くないね~
ま、でも中まで火は通っているし、お腹ペコペコな子ども達は待ちきれない様子なので、このままで、いただくことにしましょう~♪ -
溜まった洗濯物も終わり、お腹もいっぱいになった頃には日も随分と傾いてきて、最後のキャンプの夜も更けて、たっぷりと笑った後に、早めに就寝。
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ラッセン火山国立公園内、マンザニータレイク湖畔にあるキャンプ場のキャビンレンタルで、半年くらい前にネットで予約しました。
このキャンプ場のキャビン、綺麗で広々としていて、公園内の観光にもとっても便利で、近くにある湖も綺麗で、とっても良かったです。 -
マンザニータレイクで遊びたい人には、カヤックやカヌーのレンタルもあります。
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