2018/04/16 - 2018/04/18
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チューぱぱさん
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~ 広い奈良の名所を回るなら奈良交通の定期観光バスが便利です ~
奈良の定期観光バスはA・B・Cと3コースありまして、Cだけが1日かかるコースです。
http://eexpress.jp/st/151/ja/pc/tour/package/?mcid=3647
法隆寺・中宮寺・慈光院・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡・朱雀門(車窓)と巡り、大体の世界遺産と名所を回ることが出来ます。法隆寺だけで午前中いっぱいかかり、もし自分で回っていたらとても回り切れません。
ただ、法隆寺も結構広く、バスガイド曰く「一万歩コース」になりますからって
奈良観光は体力勝負に間違いありません。
広い奈良の都は、右京・左京そして外京があったみたいで、本日巡るコースは右京になります。前日の東大寺は外京で、平城京も広さは抜群なのに・・なぜ遷都の憂き目にあったのか?古刹を見てくれば判るかも?
さあ、出発です!
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
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-
楽しいガイドさんで、面白おかしく説明をしてくれ飽きることはありませんでした。
毒舌もかなりのもので、みな大笑い!口の悪さは、私に全然負けていません。 (^_-)
で、最後に「毎日、一万歩歩いてるの?」って聞くと、「そうだから身体が細くなったことは一度もない」との返事。う~ん、口も丈夫だけど身体も丈夫なお姉さまでした。(^^♪
御朱印にも気を配っていただき、私らだけでしたが頂ける場所では全部頂いてきてくれました。感謝です。 -
10:00に出発しバスに揺られること約1時間、法隆寺に到着です。
日本最初の世界文化遺産の碑があります。 -
南大門から入り中門方面です。
あいにく中門は修繕再建中でした。 -
来るっと振り向き南大門の景観です
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旗を掲げたガイドに従い、説明を受けてます。
私は、そんな学校の授業に近い説明などには興味はなく、その場の当時を偲んで雰囲気に浸ります。合わせて、記憶に留めるためにカメラのシャッターを切りまくります
ただ、お寺の伽藍なんてどこもほぼ同じ構造。中の建物も似たり寄ったり。
安置されてる仏像も同じようなモノで、立っているか、座っているか、なかには転がっていたりとか
あとは、大きいか小さいか?笑ってるか、怒ってるか?
さあ~、人の世界から見れば滑稽千万!
でも、寄って立つ坊主は我が寺の仏像は秘仏で千数百年の歴史があり、本日は特別ご開帳ですって ( ^^)
古ければ良いのなら、恐竜の化石でも祀っておきなって言いたい。
美術工芸品なら心が躍るかどうかが価値観を決めると思うけど、宗教の道具ではねぇ~ -
五重塔
現存する世界最古の木造建築物として有名です。 -
ただ、適宜補修もされてきたようで
一番左に写ってる柱は背割れと呼ばれる割れ目が故意につけられていて、比較的新しい時代のものだと言うことが分かります。 -
金堂
もちろん国宝です
一番下の屋根は木造で、上層階は瓦葺きになってます。
瓦はその時代時代に造られたものが使用されてるとか。飛鳥時代の瓦も残存してるそうな? -
趣があるのは、上層部を支えている柱には龍の彫り物がしてあること。
欄干もどこか中国風。 -
重厚感満点です
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小さな鬼が梁を支えてます(^^♪
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堂内は撮影禁止になってます。
で、堂外から見える範囲を撮影しますと、小さな仏像が山のようになってる?
金堂の中には、釈迦三尊像がでんと安置されてますが、「ああそうか!」と思うだけで通り過ぎます。
なぜなら、内部は薄暗く埃まみれの大きな物体にしか見えない。パンフレットなどにはきれいな画像があるが、現物を人の目で見ても心が躍ることはありません。
これらの点に不満があるんですよ。
テレビ局などには全部写させて、一般人には撮影禁止だなんて。宗教活動をしてるなら一般人にも撮影させても良いと思うのは私だけ?
観光地の坊主の自慢話を聞かされる思いです。 -
伽藍は創建当時の雰囲気が残ってます。
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仏教文化の華でしょうか?
中学生たちも押し寄せてきてました。
このお寺を造る費用はどこから? なんて考える子供はいないかな?
日本史嫌いな子供になることでしょう (^^ゞ -
国の形を整えるために仏教を利用し
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新時代の夜明けを夢見た若者が多かったのでしょう
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天平の甍の始まりでしょうか
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大講堂をちらっと見て、ムカついてきたので内部を2枚ほど隠し撮りし( ^^)
聖霊院はピーチクパーチクと賑やかで素通りです。
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大宝蔵院
法隆寺の宝物殿ですが、例によって撮影禁止。
おまけに、内部は薄暗く有名展示物はガラスケース入りだから照明の反射できれいに見れない。だから、ほとんど記憶に残らない。
http://www.horyuji.or.jp/garan/daihozoin/
夢違観音はケースの中で一部分だけが見えた。百済観音像はあったような?
まったく高い拝観料を取りながら・・・(*_*) -
扁額には補陀落(ふだらく)と書かれています。
何でも観世音が住むという霊場を表すとか -
バスガイドの旗に導かれて法隆寺の西伽藍へ進みます。
旗について歩くなんて何十年ぶりか?ツアー旅行の苦手な私には珍しいことです。
でも、このガイドのお姉さんはめっちゃ足が速い。ほりゃ!毎日一万歩も歩いていれば足も太く・・いえいえ、健脚になりますって。(笑) -
西伽藍のメインは「夢殿」です
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夢殿は、賑やかな雀の子供たちがいっぱい (^_-)
聖徳太子ゆかりの地で、黄金でできた人が現れる夢を見たという故事が残ってるそうな
名古屋では「婿殿」と呼ばれる孫悟空の末裔がいるが、同じ「殿」の字が付いていても中身は大違いですね。名古屋のムコ殿は現在ハーレム状態だそうで (笑) -
東伽藍は夢殿だけを包む小さな伽藍です。
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やっと静かになった夢殿です。
聖徳太子の霊もまたお休みになられたようで、屋根の上に宝珠が輝いています。
考えてみれば、この建物は東南海地震を何度も経験してるんですよね。
震度6近い揺れを何度も耐えている。日本の千年住宅の技術は凄いものです。
次が心配です。
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続いては、中宮寺(尼寺)です。
夢殿の地続きです。
ポスターにある如意輪観世音菩薩が本尊で、線香の煙に燻されて独特の光沢を放ってます。 -
靴を抜いて上に上がりますが、観音菩薩はチラッと見えるだけ・・
これで拝観料¥600は高すぎる
http://www.chuguji.jp/about/index.html#1
世界三大ほほえみ像と自負してるためなのか?
女性坊主も丸儲け主義のようです。
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バスツアーオプションのもぐもぐタイムです。
¥1000ですが、30分ほどのもぐもぐタイムでは休憩にもならない。
一万歩コースは、とにかく駆け足参拝です。 -
お昼のもぐもぐタイムが終了するとお茶タイムです。
慈光院
石州流茶道の祖・小泉藩主片桐石見守貞昌(石州)が創建したお寺で、鳴き龍でも有名なお寺です。
ガイド曰く「鳴き龍は老坊さんが管理してまして、御年90歳ですがかなりお盛んですので、若い女性は目を合わせないように」って。どうやらエロ坊主のようです。(^_-)
90にして立つ!うらやましい限りですワぃ。 -
こんなお庭を見ながらお茶を頂きます。
若坊主がお茶の心を説きますが、どこかピンボケ!エラソーな物言いに一番後ろでそっぽを向いてました。
おもてなしをするのには、まず打ち水で清めて・・・
なんて言ってました。
お茶の心は、一期一会のおもてなしの心。セレモニーではありません。まして、お褒めの言葉を期待しての接待は邪道です。
名古屋の表系のお茶の先生は、まずはお茶の味を楽しんでくださいと・・
にこやかに美味しいお茶を飲みながら楽しいひと時を過ごす、これがお茶の極意ですって。
エロ坊主にクソ坊主か? 親子そろって腐っとる? ( ^^) -
手入れは行き届いています。
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花垣があり、池があり、遠くに山々が広がる
見事な演出です。建立した開祖はさぞかし心が広かったのでしょう。月日が流れると、子孫は威張りだす? -
茶道の先人は、趣のあるお庭を造られたものです。
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でも、私自身は住みたいとは思わないネ! (笑)
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見事な額縁絵です
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鳴き龍はこちらのお堂の中にあります。
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頭に帽子を被ってるのがエロがっぱ(?)です。 笑
なお、鳴き龍はお堂の真ん中で手を叩くときれいに響くそうです。
みな隅っこで叩いていて、鳴き龍の神髄には聞こえませんでした。 -
バスの中でお姉さまの毒舌が爆発「ねっ!エラソーな高め目線だったでしょ!地元ではかなり嫌われてるみたいよ」って
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世界遺産 薬師寺
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薬師寺 南門
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東塔は解体修理中
平成32年の完成予定とか?
完成したときは、もう平成ではないはずですね。新年号は何かな?
高齢になると和暦の年号は全然わからん!西暦なら、何年前か判断できるけど和暦は・・ -
西塔
こちらも昭和56年に復興されたそうで
で、何年過ぎたの? (^^♪
6層3重の塔です。
やはり、すすボケて埃だらけの塔よりも、彩色のあるほうが見栄えが宜しいかと。
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中門の仁王様
あなたは誰。 ??? -
対になる仁王様
君の名は。 ??? -
金堂
甍の鴟尾(しび)は一応金色です。 -
廻廊も彩色されてますが、復元が進んでるのかな?
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大講堂
金堂も大講堂も内部の仏像は全部記憶から消えてます。
薬師寺ですから、薬師如来と左右に日光菩薩と月光菩薩が並んでいたと思いますが。
仏像の物見遊山の旅行みたい (*_*;
次から次へと、同じような仏像を見ても心の感動は起きない。奈良旅行ってこんなものかな?
記憶にあるのは、大講堂で御朱印を頂くとき、法隆寺で求めた新しい御朱印帳でしたので表書きがなく、こちらの住職が書きましょうかと言って頂いたことぐらいでしょうか。 -
食堂
内部には、田渕俊夫画伯により描かれた壁画「仏教伝来の道と薬師寺」があるそうですが、別途に拝観料が必要で。わが家は遠慮しました。
まったく、どこへ行っても拝観料ばかりです。心躍る絵画仏像はないのに、撮影は禁止。記憶に残りません。
食堂の前には大きな鉢がずらっと並んでました。これは蓮の花が植えられていたのかな? -
聚寶館
薬師寺のお宝館のようです。
一度テレビで全部鑑定してもらったら?良い宣伝になると思いますが。
国宝級のお寺ですから、とんでもない高額になると思いますが。もし、ガセ者ばかりでしたら、僧侶は全員打ち首獄門台へ (^^)/ -
玄奘三蔵院伽藍へとやってきました。
南都六宗で残ってる三宗の内の一つ「法相宗」の大本山は薬師寺と興福寺で、こちらの薬師寺では「玄奘三蔵法師」の頂骨を治められてます。
東大寺の二月堂に続き、私の奈良旅行の主目的の一つです。
ちなみに、仏教の元祖「仏陀」の真骨も日本にあります。知ってますか?
タイ王朝から寄贈され、名古屋の覚王山日泰寺に祀られてます。超宗派で運営されてる日泰寺は毎月21日の弘法大師命日に縁日が開かれ賑わいます。
日泰寺に合わせて 『鉈薬師』 をご覧にあれ!
写真撮影が必要ないぐらいの強烈なインパクトを持つ円空仏が拝観できます。一度、ご覧あれ!腰が抜けますよ。(^^♪ -
玄奘三蔵院
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伽藍内の玄奘塔です。
伽藍内は一切の撮影禁止ですので、どこをどう回ったのか分かりません。
https://www.travel.co.jp/guide/article/3708/
こちらのHPで平山画伯の大唐西域壁画をお楽しみください。 -
不東
三蔵法師と言えば夏目雅子演じる西遊記を思い浮かべますが、仏教の経蔵・律蔵・論蔵の三蔵に精通した僧侶(法師)のことで固有名詞ではありません。だから、玄奘三蔵と呼び尊敬の意味を込めます。
唐の都「西安」から幾多の困難を乗り越えガンダーラを目指し、学問を修めたのちたくさんの経典を持ち帰った。その旅の過程を『大唐西域記』として残し、西遊記として庶民に広がりました。
夏目雅子と全然違うイメージの玄奘は、砂漠を夜歩くための姿です。日中の蜃気楼がたなびく灼熱地獄は身動きがとれません。しかし、どんな困難に遭っても目的を遂げるまでは東の西安には戻らない。その誓いの言葉が「不東」です。 -
奈良旅行とは関係のない、おまけの画像を少し (^-^)
伽藍の中に平山画伯の壁画殿があります。その壁画に、高昌故城があります。
日本の木造による千年住宅と異なり、日干し煉瓦を積み上げた家々が並ぶ古代都市は、栄枯盛衰の象徴です。滅びるとたちまち土の塊に戻ってしまう。
高昌城は、三蔵法師玄奘がガンダーラを目指して立ち寄った砂漠の中のオアシスの城市でした。
夜の帳が下りたころ一夜の説法を行い住民を感動させた。高昌城の天子がその地位を譲るから高昌城に留まってくれるように請願した歴史がある。
しかし、玄奘は「不東(目的地のガンダーラに着くまでは、絶対に東にある西安には戻らない)」との誓いを胸にしての旅だったから、丁寧にお断りして西に向かった。
十数年して戻るときに再度立ち寄ったが、その時にはすでに城市は消滅していた。時の流れに逆らえなかった歴史でもあります。
現在の天山南路の吐魯番の地に高昌故城が残ってます。
寺院か?集会場か?人の集まる演壇の姿です。おそらく、この壇上で玄奘が説法を説いたと思われてます。(1993年8月撮影) -
高昌故城
平山画伯がスケッチした場所と同じような風景です。 -
火炎山
思わず吹き出しそうになる像ですが、25年前の観光地化するときの画像です。
ちゃんと「火炎山」と書かれていて三蔵法師の像があります。
バスから降りて写真を撮るとお金を請求されるそうで、車内からの撮影です。改革開放が進むと拝金主義がまかり通ります。 -
火炎山の元の姿です。
山の名前を聞くと鳴沙山と言われます。中国では一つ一つの山に名前はないから、きれいな山はすべて「鳴沙山」とされます。
西遊記で孫悟空が魔物と戦ったとされる火炎山は、高昌故城の近くあり奥にはベゼクリク千仏洞のあるところです。
この火炎山は赤い岩石の山で、最初は何もありませんが、年に一度降るか降らないかの雨により、水の流れに浸食されていきます。 -
浸食がすすむと先の尖ったような形になり、遠くから見ると炎のように見えます。砂漠の中から見ると、蜃気楼に揺れる姿は赤い炎が燃え盛っているように見えます。よって火炎山と呼ばれ西遊記のメインになってます。
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本物の鳴沙山です。
敦煌郊外の月牙泉にあり、砂でできた山です。 -
おまけのおまけ画像です。
敦煌郊外にある陽関の関からのタクラマカン大砂漠の眺めです。
遥か彼方の右側に雪を頂いた天山山脈があり、左の彼方には同じく雪をかぶったヒマラヤ山脈が見えます。何百キロの距離を見渡せる驚愕の景色です。 -
平山画伯が描いた西安の大雁塔です。
前の4名は無視してくだされ ( ;^^)ヘ..
この塔の中に玄奘が持ち帰った経典を書いた木簡の一部が保存されます。
天平の甍もそうですが、東西にかかわらず未来に希望をもってた青年たちの行動の結果には敬意を表したいものです。 -
唐招提寺 南大門
天皇を中心とする律令体制の中央集権国家の確立を目指し、仏教を利用して平民を治めると、坊主には税金を払わなくと良いとの特権があり、我も我もと自称坊主を名乗るようになった。
そこで、自称坊主を排除するために「朝廷公認坊主」の制度を取り入れた。そのため、権威を付けできる唐の高僧を呼ぶことになり「鑑真」が苦難を乗り越えて来日した。天平の甍の話です。
当時、海を渡るのは至難の業で鑑真も何度も失敗し、やっとの思いで日本の九州に上陸した。鑑真は、旧太宰府政庁の近くにある「観世音寺」の戒壇院で初の受戒の儀式を行った。以来、太宰府観世音寺・東大寺・下野国薬師寺が三大戒壇院とされている。
砂漠を渡った玄奘三蔵と海を渡った鑑真大和上、夢のある時代だったんですね。
戒壇は、新たに僧尼となる者は戒律を遵守することを誓わせる受戒の儀を行う場所です。のちに、鑑真は唐招提寺を建立し戒壇院を創建して戒律を守る生き様を教える真言律宗を説きました。
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金堂
南大門はバリアフリー設備がありますので、ここまでは車いすでも来られます。 -
鼓楼
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開山堂
正面に鑑真大和上のお姿らしき像があります。身代わり像だそうで
鑑真を坊主と表現しては申し訳ないので「鑑真大和上」と尊敬語を付けて呼ばせていただきます。 -
宝蔵
東大寺と同じく校倉造になってます。
じゃ、こちらもお宝がたんまりと? (^^♪ -
もう、どこをどう見たのか記憶がありません。
どこを見ても似たり寄ったりで、
唐招提寺の御朱印を貰うとき、ガイドが「唐招提寺と東大寺そして関東のお寺の3ヶ所が日本三大戒壇院です」と言うから、私が「違うよ。鑑真大和上は九州に上陸したの。九州大宰府政庁傍の観世音寺で日本最初の受戒の儀式を行ったの。それで、三大戒壇院は観世音寺と東大寺と、威張った坊主の道鏡が失脚し流された関東下野のお寺の3つだよ」
「唐招提寺の戒壇院は、鑑真大和上が余生を送りながら受戒の儀式をした場所ですよ」って言うとびっくりしてた。
そこで初めて私のシルクロードに関する話をしたら納得してた
-
車窓から、復元遣唐使船
いまさらテーマパークを造ろうとしても遅いわい!違う?
バスガイドが言ってました「なぜ?大和西大寺駅付近にはイオンがあり百貨店があるのに、なぜ?奈良駅付近には映画館もないの?」
毒舌お姉さまの言葉には真理があるような。「なぜ奈良は衰退したの?」自問自答してるようでした。
奈良の平城京には外京に位置する東大寺。それに呼応する西大寺がある。
西大寺付近の現在は、近鉄の奈良線と橿原線が乗り入れ近代都市の機能を備えてる。交通の便が良く、大阪へ出るにも京都へ行くにも非常に便利。発展しない訳がない!
ただ、どこを工事してもすぐに遺跡が出てくる。それを調べ終わらないと何もできない。もう、こんな町はいやや~~~!って、アニメの中のセリフが似合ってる?
本日の観光バス代は¥7500(1名) しかし、内訳は拝観料が¥4800もしてる。団体割引と定期契約割引を考慮しても半分近くはお寺の収入になってる?
国宝修復には多額の費用が掛かるとは言え、写真も撮らせないちらっ見せのシステムで、再度訪問してくれるリターン客がいると思うのかな?
私なら、こんな不便な観光地はもう結構です。
奈良の坊主のアホさが元で、おもてなしの心が足りないからです -
最後の朱雀門は車窓からです
奈良時代は仏教文化を取り入れ、国の在り方を形成していった時代。
若者たちが唐に渡り先進文化を持ち帰ったのも、「日出処の天子」だったのでしょう。
でも、夢の中で活躍しても時間が過ぎれば現実を見つめ直す時が来ます。
阿倍仲麻呂もその一人かな?
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも
翹首望東天 神馳奈良辺 三笠山頂上 想又皎月圓
「青丹よし 奈良の都は 咲く花の・・」と並ぶ有名な詩ですが、望郷の念が溢れてる。
夢は、必ず覚めるときがきます。そんな時、自分の手をじっと見つめれば後悔の心か?納得した心かが分かります。
まさに盛者必衰の流れに乗ってきたのでしょう。
万葉のまほろばの里、栄耀栄華を誇った平城京も必衰の波には勝てなかったようで。南都六宗から北嶺が主力になっていきました。
3日目は、「手を打てば はいと答える 鳥逃げる 鯉は集まる 猿沢の池」と詠われた猿沢池周辺や春日大社を巡ります。
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