ソ連と東側諸国の追憶、ヨーロッパ「ソ連」国家群と未承認国家&東欧諸国の旅:モルドバ、沿ドニエストル、ウクライナ、ベラルーシ、ポーランド、スロバキア旅行【16】(2017年秋5日目① レーニン像が聳える街)
2017/09/19 - 2017/09/19
14位(同エリア160件中)
とーりさん
2017年9月、2つの祝日を絡めて11日間の日程でヨーロッパ「旧」ソ連の国々と、東欧未踏破国に行ってきました。旧ソ連の国々はロシアより「ソ連」なベラルーシや、脱ソ連を図りながら未だ混沌としているウクライナやモルドバ。中でもモルドバ内で施政の及ばない独立状態でありながら、どの国からも承認されていない、今でもバリバリ「ソ連」な「国」、沿ドニエストルに行きたくて計画を練りました。また、東欧諸国の中で未踏破だったポーランドとスロバキアのうち、まず、ポーランドは首都ワルシャワと旧都クラクフに。そのクラクフからレンタカーで国境を越えてスロバキアへも行くことにしました。
行ってみると、モルドバはラテンのルーマニア系らしく明るく親切な人が多く、沿ドニエストルもまた、若い国家で希望燃えるような人と出会いました。ウクライナでは物価の安さに驚き・喜び、ベラルーシのミンスクでは共産チックな建物や都市計画に感嘆し、ポーランドのワルシャワやクラクフでは存分に街歩きを楽しみました。3回目となったレンタカーでの旅ではスロバキアの田舎の美しさを感じることができました。
また、今回の旅行では、大したことは無かったのですが、久々に「トラブル」的なものに巻き込まれました。さすが鉄のカーテンの向こう側の国、手痛い洗礼でしたが、今となってはいい思い出になり、それも含めて充実した旅になりました。
日程は以下の通りです。
1日目(9/15)成田発 ⇒ モスクワ ⇒ キシニョフ
2日目(9/16)沿ドニエストル & キシニョフ市内観光
3日目(9/17)キシニョフ ⇒ キエフ市内観光 ⇒ オデッサ
4日目(9/18)オデッサ市内観光 ⇒ ミンスク
5日目(9/19)ミンスク市内観光 ⇒ ワルシャワ ⇒ クラクフ
6日目(9/20)スピシュ城 & ヴィエリチカ岩塩坑観光?
7日目(9/21)アウシュヴィッツ観光? & クラクフ市内観光
8日目(9/22)クラクフ市内観光 ⇒ ワルシャワ
9日目(9/23)ワルシャワ市内観光
10日目(9/24)ワルシャワ市内観光 ⇒ モスクワ ⇒ 成田
11日目(9/25)帰国到着日
今回は5日目①です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝になりました。今日は午前中ミンスク市内を観光し、午後には空港へ向かいます。実質わずか半日のベラルーシ滞在ですが、満喫したいところです。
(ホテル7:23 ⇒ 7:38ミンスク中央バスターミナル) -
晴天ではありませんが、昨日の嵐から一転、風雨は止み穏やかな天気です。これなら思い切り歩き回れます。
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こちらは国旗が翻っています。政府関係のビルでしょうか。
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とりあえず駅に隣接する中央バスターミナルへ行き、空港までのバスの乗場と時間を確認しようと思います。
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駅前の通りにはトロリーバスが並んでいます。
ここベラルーシでもトロリーバスはメジャーな交通機関です。 -
駅に着きました。空港から到着したときは駅で降ろしてもらいましたが、終点の中央バスターミナルは隣になります。
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こちらが隣の中央バスターミナルです。行先別にホームが分かれていて時間も確認できました。切符は事前ではなく乗るときに買うようです。確認しておいて正解でした。
(ミンスク中央バスターミナル7:47 ⇒ 7:59ネザレージナスツィ広場) -
それでは街並みを楽しみながらミンスク市内の散策スタートです。
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先ほど通ったミンスク駅です。建築当時は最先端を行く建物だったと思われますが、今は何となく一昔前の建築物といった感じです。
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駅正面にある門柱のような対称な建物は、ミンスクを象徴する共産チックな建物です。
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それぞれ国の機関がはいっているわけではなく、お店などが入っているようです。
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駅を背景に、来た道を戻る感じで進みます。
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ホテル前まで戻って来ました。
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ホテルを含む共産チックな建物に囲まれたネザレージナスツィ広場を改めて観光します。
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どの建物も巨大で、無機質です。
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広場の正面奥に建つ建物はベラルーシ州立教育大学です。
(ネザレージナスツィ広場7:59~8:14) -
その中で一つだけ異質な建物がこれ、聖シモン・聖エレーナ教会です。
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近寄って見ます。入口は閉まっていて入れませんでした。
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独特な色合いで、見る方向で形が変わる建物です。
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さてこちらはいかにも共産チックな建物でスターリンクラシック的な匂いも感じます。
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威圧的な建物ですが、今となっては歴史を感じる代物です。
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ところで街ゆく人の服装はこんな感じでコートやジャンパーなど羽織った人もいます。地元の方々でさえこのような厚手の服装です。昨日のオデッサの暑さがうそのようです。厚手の服装はあまり持ってこなかったので重ね着で対応しています。
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ベラルーシ教育大学の建物に何か貼ってあります。
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「ミンスク950」とあります。ミンスクの建都から2017年で950年ということなのでしょう。
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右手にもいかつい建物が。政府庁舎のようです。
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中央前庭に銅像が建っています。
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レーニン像です。沿ドニエストル同様、ここも「ソ連」が生きています。後ろの国章も鎌トンカチは無くなったものの、形はソ連のときや白ロシア時代の国章を継承しています。
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もう一度ネザレージナスツィ広場をぐるっと見回し、次へ移動します。
(ネザレージナスツィ広場8:14 ⇒ 8:36十月広場) -
こちらはホテル前のミンスク郵便局。
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建物もでかいですが、道幅も広いです。片側4車線もあります。
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さらに歩道もこの通り。ダイナミックな造りです。
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大通りから一本中に入ったところにある国立歴史博物館。開館前なので建物を眺めるのみです。
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銅像がありました。誰かはわかりません。
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色々な建物があります。ここは博物館か美術館でしょうか。
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ネザレージナスツィ広場前の威圧的で無機質な建物ではなく、ヨーロッパ的な建物が多くなってきました。
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歩きやすいですが、建物が大きくなかなか辿り着かない印象があります。
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ようやく次なるポイント十月広場にやってきました。
(十月広場8:36~8:40) -
正面に鎮座しますは、共和国宮殿です。
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中には入りませんでしたが、多目的ホールとして利用されているようです。
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広場を囲む大きなビルですが、こちらは商用ビルのようです。
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共和国宮殿とともに十月広場を形作っているのがこちら文化宮殿です。
国旗が立ち並びいい感じです。 -
ギリシャ神殿風ですが、ここも催し物会場として使われているようです。
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一角に市街観光マップのような図がありました。未だソ連の香りの残るベラルーシ・ミンスクも、観光に力を入れ始めているようです。
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