2018/02/08 - 2018/02/08
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funasanさん
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JALビジネスクラスに乗って羽田からシンガポールまで行ってきた。機材はボーイング社の777-200ERで、ビジネスクラスの座席配置は進行方向に対してシートを斜めに配置した最新のヘリンボーン型、横1-2-1の4席である。これはJAL最新鋭のビジネスクラスの座席で「JALスカイ・スイートⅢ(SSⅢ)」と呼ばれている。期待がわく。
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羽田空港は東京都内からのアクセスがいい。午前8:30頃には空港に到着し、JALのビジネスクラスのカウンターでチェックインを済ませる。そして、目指すのはJALさくらラウンジ(写真)である。
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私は名古屋近郊の都市に住んでいるので、今まで羽田空港からフライトしたことはない。よって、今回はさくらラウンジの初体験である。リタイアおじさんでも初体験は緊張する。これがいい。
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まずは、色々見学してみよう。ラウンジ内は非常に混んでいるが、ある一画のみガラガラである。その名も「ファーストクラス」専用エリアである。
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今やJALのアジア内のフライトにはファーストクラスは無くなってしまった。従って、ここでふんぞり返っている人(2人のみ)は欧米路線か~。ほんの少しの時間であるが、私もこの椅子に座ってみた。でも小心者の私は落ち着かないのですぐに移動した。
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妙な形の座席(写真)がある。ここはワーキングスペースでパソコンを開けば個室感覚で仕事ができる。カップルがイチャイチャする場所ではない。
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リクライニング・チェアーコーナー(写真)が沢山あり、ここで体を横にして仮眠できる。
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メディカルマッサージチェア「3S匠」(写真)で全身をもみほぐす。
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一番奥にある眺望抜群の「スカイヒル」(写真)
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さて、食材(写真)を見てみよう。今は朝食タイムなので、それほど中身が充実している訳ではない。タラコがあったのが意外だった。
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サラダコーナー(写真)はごく普通のラインアップである。
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パンコーナー(写真)に私の大好きな「あんぱん」らしきものがあるが、よく見てみると高菜パンだった。パンの種類は左から「ストロベリーデニッシュ、高菜パン、ミニアップルクリームパン、シナモンロール」
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実は羽田空港のJALビジネスクラスのラウンジは「本館4階、本館5階、スカイビュー」と3ヶ所ある。私が今いるラウンジは国際線5階にある「JALスカイビュー」である。
写真:酒コーナー -
ここは国際線ターミナルの増設に伴い新設されたラウンジで規模が大きく眺めがよいのでおすすめである。
写真:生ビールコーナー -
ラウンジ内の混雑状態は波があり、朝の集中するフライトの後は急に静かになる。滑走路がよく見える窓側の席(写真)に座り、ここで朝食にしよう。
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目の前にJALの飛行機(写真)が止まっている。
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私のラウンジ朝食(写真)。中味は普通であるが、これからフライトするビジネスクラスや旅行先のシンガポールに思いを馳せれば、何を食べてもうまい!
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私はプチ糖質制限食をしているが旅行中は解禁する。人気のJAL特製「オリジナルビーフカレー」(写真)も味わってみる。羽田空港サクララウンジでは終日提供。
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デザート類は何もないので、甘いデニッシュとビスケット、そしてカプチィーノ(写真)で締める。
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フライトの時間まで足が伸ばせるチェアに寝転がってリラックスタイムを過ごす。この空港ビジネスラウンジの快適さを知ったら、後にもどれない。人間とは贅沢な生き物である。
参考:JALさくらラウンジ
http://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/hnd/sakura/ -
いよいよ搭乗時間となりまっ先に機内に入る。座席配置は横1列に1-2-1の4席しかなく、窓側の席は完全個室シート(写真)になる。プライバシー抜群で1人旅の私にとっては最高のビジネスクラスである。ワオー、Wonderful!
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一方、中央の2席(写真)はお互いに多少離れておりながらも、身を寄せ合えば十分会話できる距離である。よってカップルでの利用には2人だけのスイート感あふれる空間が楽しめる。
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実際に座ってみるとやや狭い感じはするが、それは我慢しよう。テレビ(写真)までの距離は十分あり、ここが私の秘密の部屋になる。座席をベッドにすると、足の先から下半身がテレビの下に潜り込むようになる。
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座席の背もたれの横に収納スペース(写真)があり、ここにヘッドフォン、ボトルの水、書籍や小物を置ける。扉の裏側は鏡になっており、そこに写っているさえない熟年男の顔は見たくはない。すぐに扉を閉める。
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アメニティ類(写真)はたいしたことない。
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出発までのわずかな時間ながら、日経新聞や日経ビジネスを読みながら情報収集する。JALビジネスクラスに乗るからには、企業のエグゼクティブになった気分で楽しもう。
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いよいよ出発!巨体ながらB777は急加速して上昇していく。眼下には朝日に輝く東京湾が見える。Go,Go,Goだ。
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B777はどんどん高度を上げていき視界が広がっていく。刻々変化する風景に窓から目が離せない。東京湾に浮かぶ石油コンビナート(写真)や都心の摩天楼が綺麗に見える。
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そして、東京湾の絶景が終わったと思ったら、何と富士山(写真)が現れた。これはチャンスだ。私の座席は4K、最前列から4列目の右側の座席である。
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富士山を通り過ぎたあたりから座席に深々と座り自分の世界に入る。まずは、新聞、雑誌の続きを読む。気分がいいせいか何を読んでも楽しく感じる。
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JALの最新ビジネスシート「スカイ・スイートⅢ」(写真)は個室感覚抜群で、乗客の皆さん、それぞれ自分の世界に入っている。よって、ビジネスクラスのエリアは実に静かだ。
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さて、新聞・雑誌に飽きたら、本日の食事メニュー(写真)を見てみよう。和食は東京芝大門「くろぎ」黒木純シェフ監修による献立、洋食は東京麻布十番「山田チカラ」山田チカラシェフ監修による献立、と書いてある。しかし、グルメ派ではない私には全く?である。取り敢えず洋食にする。
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水平飛行に入ってはじめてドリンクのサービスがはじまる。今日のフライトはヒットだった。何が?若くて綺麗なCAが「舟橋様、お飲み物は何がよろしいですか?」と聞いてきた。これだけで嬉しくなる。JALオリジナルドリンク“スカイタイム・キウイ”と温かいハーブティー(写真)を注文する。
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オードブルは「ブランダードのミルフィーユ」(写真:注)とある。何が何やらさっぱり分からないが、食べてみると結構うまい。合格!温かいパン2種もうまい。
注:白身魚を牛乳でゆでジャガイモを加え混ぜた料理 -
メインディッシュは「和牛サーロインステーキ・グリーンペッパーソース」(写真)か「サーモンと魚介のパスタ」の2種類からの選択。勿論、サーロインにする。これが結構うまく、ヒレ肉のように柔らかい。ボリュームもあったが完食する。さすがJALと言えるレベルで十分満足する。
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食事のコース料理には出てこないが、追加で「チーズセレクション」(写真)をオーダーする。このメニューは“お好きな時に”どうぞ…、という扱いなので、コース料理のグレードアップとして追加した。チーズにはワインだ。ここで綺麗なCAにワインでも注文し、ちょっとお喋りすれば最高のフライトになるのであるが…。
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私はお酒が飲めないのでジンジャエールを注文し、チーズ盛り合わせを楽しむ。そして、最後はデザート「山田農園のほうじ茶プリンとコーヒー」(写真)で食事を締める。
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個室感覚抜群の座席に座ってフルコースのランチが終了した。フライトしてからもう2時間以上たっているだろうか、テレビのモニター画面で飛行航路(写真)を見てみると既に台湾上空に来ている。
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食事の後はトイレだ。トイレ横のギャレー上にワインとスナックが置かれており、簡易バーコーナー(写真)になっている。しかし、ビジネスクラス用としてはちょっと貧弱では?
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トイレはごく普通で何も感動しない。飛行機のトイレで感動?実は私は数年前、タイ航空の総2階建A380のファーストクラスに乗った時、トイレに感動した。その時の旅行記は以下にあるので、トイレに興味のある人はご覧頂きたい。
https://4travel.jp/travelogue/11156807 -
食事の後は、座席をベッド(写真)にしてお昼寝である。「座席がフルフラットのベッドになる」これこそビジネスクラスの最大のメリットだと思う。
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機内は照明が落とされ、お休みムード(写真)になる。しかし、昼間のフライトである。30分くらい仮眠して起きてしまった。
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羽田からシンガポールまで8時間弱のフライトである。残りの時間はたっぷりある。さて、今から何をしようか?機内オーディオ(写真)から色々な音楽を聴いたり、映画を見たり、と自由に過ごす。
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映画を見終わったところで、「ハーゲンダッツのアイスクリームとコーヒー」(写真)を注文してデザートタイムにする。
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ここから本格的に読書に入る。持参した本は『100歳時代の人生マネジメントー長生きのリスクに備える』石田淳著(祥伝社新書)である。ちょっと衝撃的なことが書かれている。
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本書の「はじめに」より引用する。
あなたは、自分が長生きするという喜ばしい理由によって、想像を絶する苦しみを味わうことになるかもしれない。すなわち、命は長らえているのに、そこにお金も健康も心のやすらぎもないという、あまりにもつらい日々が待っているのである。
写真:シンガポール上空 -
100歳まで生きるとなると、どうみたって資金が無くなる。健康も害する。家族の絆は薄れ孤独老人になる。自治体や政府の手厚い介護など無理…。どうも海外旅行に出かけるには本の選定を間違ったようである。でもテーマは重い。
気がついてみるともうシンガポール(写真)である。大いに楽しもう! -
最後に、本日のフライトの座席は素晴らしかった。せっかくJALビジネスに乗るなら座席にこだわってみたい。参考までに、2018年4月現在、JALスカイ・スイートⅢ(写真)を使った機材で就航している都市は、東京(成田・羽田)→シンガポール、バンコク、成田・名古屋・大阪→ホノルル、成田→クアラルンプール、その他である。詳しくは以下参照。
http://www.jal.co.jp/inter/service/rosen/skysuite3.html
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