乗鞍岳　積雪期の3,000m峰の世界は真っ白だった

2018/03/10 - 2018/03/10

今週は上越日白山に行く予定でしたが、土曜の天気が悪いようだったので今年は中止。乗鞍岳日帰り登山に変更しました。
過去残雪残る時、夏、秋と登っていますが、冬は初めてなので楽しみでした。
百名山であり3000m峰であり、実際に登ってみて充実感ある山でした。

コースタイム：7時間40分（休憩1時間含む）
乗鞍高原 第7 (休暇村前) 駐車場6:14～7:30かもしかリフト最上部～9:33肩の小屋口～10:51蚕玉岳10:55～11:00乗鞍岳頂上小屋～11:08乗鞍岳11:13～11:21蚕玉岳～11:48肩の小屋口11:55～12:13ツアーコース終点～12:50かもしかリフト最上部（ツアーコース開始点）～13:05三本滝レストハウス～13:43鈴蘭橋13:50乗鞍高原 第7 (休暇村前) 駐車場

エリア 乗鞍(長野)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

土曜日16：30秋葉原駅集合。
松本ICで降りた後、十字路で夕食。21：00沢渡温泉の足湯前にある「温泉山小屋ともしび」に宿泊。一人1300円（布団・温泉付き）と格安。

翌日沢渡から休暇村乗鞍まで車で40分位でしょうか。
※休暇村前の駐車場は宿泊者専用、スキー場側スペースが日帰りや登山者用
前日から入っている車もあるようで、朝6時頃にはもう駐車スペースがかなり埋まっていました。

休暇村 乗鞍高原 宿・ホテル

6：15出発
スキー場の脇を登ります。

リフトは8：00から動き出すのかな？それより前に出発するなら歩いて登るしかありません。

登り始めてすぐに振り返ると日の出。

正面の乗鞍が赤く輝く。

スキー場の脇をつぼ足で歩く。
まだまだ乗鞍岳は遠い。

スキー場の急斜面。アイゼン履こうか悩みましたがまだつぼ足で行こう。

登山者に向けてか看板あり。
遭難した時の救助費用のこと。

スキー場を過ぎても踏み後とシュプールの跡は多数。
人気のコースだけある。
乗鞍には雪煙が舞っていて風強そう。

位ヶ原手前で何張りかテントあり。
風が強くなる手前で快適そうでした。

少し登るとここからは風が強くなってきた。

真っ白な世界。

正面が日本百名山の乗鞍岳。3,000m峰です。

ここは海外ですか？と思うほど別世界です。

乗鞍岳 自然・景勝地

まずは肩の小屋口に向かって歩く。

位ヶ原はなだらかで広い。

さえぎるものがないのでこの辺は結構風も強くなっています。

この辺はなだらかでガスるとルートわかりづらいと思います。コンパス、GPSあった方が良いでしょう。

山頂は雪煙が舞っているので、ここよりも風強いかな。

乗鞍岳 自然・景勝地

北の方は穂高連峰が見えた！

肩の小屋口の建物が近づいてきました。
あそこで少し風よけてしよう。

休憩時に歩いてきた方を振り返る。

少し休憩して再び肩の小屋に向けて歩き始めます。
右側　富士見岳を見上げる。
空の青さと言ったら。

乗鞍ブルーですね。

風が強くて雪煙が地を這う。

風強いけど、今日は比較的暖かいので何とか耐えられそうです。

肩の小屋に到着。

とりあえず再び小屋の風下で一休み。

この辺は遮蔽物が人口のものしかないからありがたいですね。

これからがいよいよ本番。

乗鞍岳山頂に向けてアタックです。

一服してさー乗鞍に取り掛かります。

稜線に向けて一層風は強くなってきました。

雪煙舞う乗鞍。

振り返る

一面が白い世界。

今年は南ア仙丈ヶ岳にも登ったが、また違う素晴らしい景色。

北アルプス

穂高連峰がくっきり見えます。

左側槍も見えるよ。

急な登り。

しっかりと斜面にアイゼンを踏み込みながら滑落しないように登る。

稜線に出ました。

いよいよ風は強くなってきます。

正面が乗鞍山頂3,000mは目の前。

この辺は風で雪は飛ばされていますが「てかてか」です。

雪と言うよりアイスバーンになっている感じですね。

時折台風姿勢を取りながら滑落しないように注意して最後の登り。

写真は一緒に行った仲間です。

乗鞍山頂に無事到着しました。

建物も氷で覆われています。

鳥居も真っ白。

今年2座目の3000m峰。

日本百名山「乗鞍岳」に無事登頂しました。

いやー今年は天候に恵まれていますねー。

山頂は風が強いし、急激に雲が発達してきて天候悪くなる予兆です。

権現池も真っ白。

無雪期は青い湖面がきれいですが、これはこれで素晴らしい景色です。

一面白の世界

天気が急変してきたので一気に降りる。

山頂から肩の小屋口まで20分位で降りてきてこれました。

位ヶ原付近に降りてきたら、さらに雪が降り始めました。

ギリギリ天気がもって良かったー。

三本滝レストハウス付近から間違えてスキー場の違う方向に歩いてしまったため、最後1km位車道をアルバイトしましたが、無事に下山。
下山後、休暇村乗鞍で温泉に浸かって汗を流しました。温泉でほっこり、体もポカポカで気持ち良いですよね。

位ヶ原にたどり着いた時に見えた白銀の世界に感動でした。
ここは日本なのか！？と思ってしまうほど別世界の景色でした。
今年は1月に南ア仙丈ヶ岳に行き感動しましたが、それ以上にホワイトな世界。

風は覚悟していたとおり強かったですが、体感したことがある風の中では耐風姿勢を継続しなければならないほどじゃなかったので、まずまずだったでしょうか。
山頂到着時、なんとか景色が見えましたが、山頂から肩の小屋口まで20分位で降りてくる間に一気に天気が悪くなった。山の天気は本当に変わりやすい。

今年は場所変更もありますが素晴らしい雪山登山が満喫できています。

休暇村 乗鞍高原 宿・ホテル