すぐれたる海のながめは蒲郡　三河湾・竹島

2018/03/17 - 2018/03/17

「知多の新美南吉記念館に行きたい!!」と1泊2日で愛知へ向かいましたが、知多は時間のある2日目に行くことにして、1日目は電車で通るたびに気になっていた、海辺のまち、蒲郡の竹島に向かうことに。
温泉に入らなくても、ラグーナテンボスに行かなくても面白い、美しい眺めのまちです

エリア 蒲郡(愛知)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩

土曜日ですが、午前中用事があったので今日は昼出発です。
東京駅から新幹線で豊橋、東海道線に乗り換えて、14:30過ぎに蒲郡駅に到着！

あとで見ると距離のデフォルメがすごい地図だけど(笑)、とりあえず竹島までは約1kmです

駅前の通りの向こうに海…だけでなくなにやら船が泊まってるのも見えます

島への橋は水族館のほうだけど、まずはふ頭に行ってみよう！

駅前から1ブロック先に進むと『生命の海科学館』
その名の通り、海をテーマにした博物館で、こういうの観るのも好きなんだけど…今日はあまり時間もないのでパス(>_<)

海に出ました(*≧∀≦*)
今日は天気も良くて暖かいし、日なたぼっこしたら楽しそう（花粉さえなければ）

駅前からも見えてたでっかい船が奥にいたので寄ってったら、なんかタヌキ…失礼、未来のネコ型ロボットがいるんですけど!?
あと、人すごい並んでるんですけど!?

なにかと思ったらこれ
並んでればドラちゃんに会えたりしたみたい（どーりでさっきからちびっ子が多いと思ったんだよな…）

そういえば春はドラえもん映画の季節でしたね
たまには観に行ってみようかな…

さて、本格的に竹島に向かおうってことで移動です
ふ頭からしばらく東に歩くと、竹島水族館前へ
この裏手が橋の入口のはず！

ってことで水族館と、その隣のホテル竹島の手前の道を通って海に出てみたけど、まだだいぶ手前でしたf(^^;

まあどうせ歩くなら、普通の道より島眺めながらほうが良いです(^^)/ってことで堤防に沿って歩いてくことに

もうちょい先まで行くと、芝生になってるところもあって…

竹島園地 名所・史跡

建っているのは藤原俊成卿像
平安後期に三河国司として赴任し、蒲郡開発の祖となったお方で、これから行く竹島の八百富神社のご祭神も、俊成卿の時代に勧請してきたものだそうで。

あと、あの藤原定家のお父様だそうです（この辺りの時代は全然わからへん…）

竹島園地 名所・史跡

竹島橋まで来ました( v^-゜)
相変わらず子供連れの人も多くて、さすが観光地って感じ！

関東住んでるとあんまり馴染みはないけど、やっぱりこっちでいう江の島みたいなもんなのかね？

竹島園地 名所・史跡

なんかたくさん浮いてるな…と思ったらぜんぶカモメだった
（飛ぶ気がさらさら感じられないやつばっかりであるw）

竹島橋は長さ387m、普通に歩けば5分はかかるわけで、なかなか島につかへん…(;´д｀)

ようやく島の入口、八百富神社の鳥居を潜って先へ！
もう15時過ぎで日も傾いてきてるので、この辺はもう日影に

八百富神社(竹島弁天) 寺・神社・教会

橋を抜けるとすぐ八百富神社本殿へ登る階段
渡ってきた人の半分くらいは横の浜辺に吸い込まれていったけど、私は言うまでもなくこっち！

八百富神社(竹島弁天) 寺・神社・教会

20mほどの高低差を一気に登る！

八百富神社(竹島弁天) 寺・神社・教会

ほどなく上に着くと、まず正面に境内社の一つの宇賀神社
本殿へはさらに左へ

八百富神社(竹島弁天) 寺・神社・教会

着いたヽ(*⌒∇⌒*)ﾉ
日本七弁天（というくくりがあるらしい）の一つ、ご祭神は市杵島姫命

安産や縁結びのご利益ありということで、後者のほうは私も何か良いことあるといいな…と欲深いお参りになりましたと

八百富神社(竹島弁天) 寺・神社・教会

４つある境内社にもお参りしていきます
先ほど前を通ってきた宇賀神社と、その向かいにあるのがこの大黒神社！

八百富神社(竹島弁天) 寺・神社・教会

こちらは千歳神社
ご祭神は、先ほど竹島園地に像が建っていた藤原俊成

八百富神社(竹島弁天) 寺・神社・教会

本殿の横を抜けて道は続いているので、先に進んでみます！

八百富神社(竹島弁天) 寺・神社・教会

奥に進むと、4つめの境内社、八大龍神社へ!!

八百富神社(竹島弁天) 寺・神社・教会

八大龍神社からは、来た道を戻ってもいいのだけれど、この先から海岸をまわる道に出れるようなのでそっちへ

すぐに島の南の端に出ました！
急な階段で海辺へ下ります

最南端の竜神岬
まっすぐ行けば三河大島だけど、思ってたより遠いな…橋の上から見た感じもっと近いようだったけど…竹島がちっちゃいのか(´・ω・`)

島の西外周をまわる遊歩道へ
岩場だけど路面はしっかり固められてた

ほとんどが岩場だけど、砂浜もあり
誰も遊んでなかったけど…

竹島の外周は680mほど、ほどなく竹島橋が見えるところまで戻って参りました

来たときは人がいた橋の出口辺りもだいぶ空いてきた

鳥居の下の道が浮いてるってのもなかなか面白い構図o(*ﾟ∀ﾟ*)o

東側も、岩場をつたっていけば半周できそうで、実際ここ通ってくる人もいましたが、今日は冒険するとこじゃないなってことで私はおとなしく普通の遊歩道だけにします

さっき歩いてきた海岸
広くはないけど、砂あり、磯あり、子どもにはいいかもね

だいぶ人が少なくなってきた橋を渡って戻ります

広くはないけど行ってみると面白い島だと思います(^^)d

橋の先にあるここも、八百富神社の一部みたい

さて、まだこのまま駅へ帰るにはもったいないけど、どうしよう…

いまから生命の海科学館見る時間はないし・・・と考えていたところで、近くにあった、「海辺の文学記念館」に行ってみます

海辺の文学記念館 美術館・博物館

ここは明治期に建てられた料亭「常盤館」が建っていた場所
志賀直哉とか谷崎潤一郎とか、素人の私でも知っている文人が訪れた場所なんだとか

いまの建物は、市内にあった明治期建築の「岡本医院」を模した復元だそうですが

海辺の文学記念館 美術館・博物館

展示は、この常磐館について書かれた作品や、その作家の紹介がメインのよう
奥の部屋は和室で、竹島を望めるように(о´∀`о)

海辺の文学記念館 美術館・博物館

さて、海辺の文学記念館を出るころには16時半もまわり、そろそろ駅に向かって歩き出す時間

かもめは相変わらずのんびり浮いてる(?´?`?)

駅に向かって歩いていたら、船が見えたからなにかと見にいってみたら、さっき泊まってドラちゃんが沖のほうに！
ずっとふ頭に泊まってるわけじゃないのね

蒲郡駅に戻ってきました

それにしても、やっぱりあのヨットでかいな…

蒲郡からJRで豊橋へ。今日は豊橋泊まりです。
夜の豊橋の街に出てみることに?(????)

市電に数駅乗り、豊橋公園へ
吉田城跡の櫓はライトアップされてました
（そこにたどり着くまで暗くて怖かったけど）

吉田城 名所・史跡

近くの豊橋市公会堂（昭和6年竣功）も、国の登録有形文化財になっている建物

豊橋市公会堂 名所・史跡

豊橋駅近くに戻って、今日の夕ごはんは「玉川うどん本店」へ！

豊橋のご当地メニュー、豊橋カレーうどん!!
カレーうどんの下に、とろろご飯が敷いてあるボリュームメニュー
さすがに鶏丼まで付けてしまったのはやりすぎたと思ったけど、なんとか食べきった(о´∀`о)

さて、翌日は半田の新美南吉記念館へ向かいます！