2018/02/28 - 2018/02/28
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ホーミンさん
泥パックで美白修理中のタージマハルから、バスに乗ってアグラ城にやってきた。
ここは第三代皇帝アクバルが、1565年に着工して1573年に完成させた城。
その後第四代のジャハーンギール帝、第五代のシャー・ジャハーン帝まで、三代にわたり居城として使われた。
断片的にしか知らなかったムガール帝国の歴史が、インド旅行でちょっとずつ繋がってきた。
ムガール帝国はモンゴルの血をひくって、恥ずかしながら初めて知った。
世界史の時間は、半ば居眠りと空想と落書きの時間だったしなぁ。
(^^;
ムガールはモンゴルが訛った言葉だそう。
ヒンズー教徒が圧倒的に多いインドを征服したイスラム教のムガール帝国は、ヒンズー教に寛容だった。
宗教間の対立も、あまりなかったのかもしれない。
だから繁栄したのかな?
元寇で日本が占領されていたら、同じような道を辿ったのかなぁ。
妄想がボンボン膨らむ。(^o^)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
チケットはガイドさんでは買えないとかで、メンバーの一人が代表で買ってくれた。
A.D.Aチケット(インド考古学局に支払う税金みたいなもので500ルピーする)の関係かな?
この500ルピーは今朝、タージマハルで既に支払っているので、今日に限りアグラ城に入場するときは、支払わなくてよい。
ファテープル・シクリも、昨日でなく今日観光したら、500ルピーが節約出来たはず。アーグラー城 城・宮殿
-
お城を外部から見ると、赤砂岩で出来た要塞のよう。
お城のすべてが赤砂岩で出来ているわけではない。
中の方へ行くと、白大理石もふんだんに使われている。
赤砂岩で出来ているところはアクバル帝が、白大理石でできている部分は孫のシャー・ジャハーン帝が造ったと考えればいいそうだ。 -
このアマル・シンフ門から、城内に入る。
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アマル・シンフ門をくぐって、振り返る。
タージマハルほど厳しくないが、ここでも荷物検査があった。
主人は鞄の中に、未開封のミントタブレットを持っていた。
外装が黒いので、ち~と怪しげに見える。
案の定怪しまれ「これは何だ?」と質問されたので、目の前で食べてみたそうだ。 -
続いて、アクバル門をくぐる。
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アクバル門から長くて緩やかな坂を登ると、
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ジャハーンギール宮殿が、右手に現れる。
名前はジャハーンギール宮殿だが、建てたのは父のアクバル帝。
一時は遷都するほどに待望した息子。
その愛する息子のために建てた宮殿だろうか?
やがて父子の関係は険悪となるが、最後には和解するそうだ。
アクバル帝はイスラム教徒だが、ヒンズーとの融合を図ったということで、建物にもイスラムとヒンズーの融合が見られる。
ヒンズー教徒も、これなら受け入れるだろう。
ヒンズー様式であり、同時にイスラム様式なら、この先どちらが権力を握っても、この城は壊されることはないと思ったのかもしれない。 -
この大きな丸いものは何だろう?
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井戸だ!
コインらしきものが、いくつも落ちている。 -
井戸から見た、ディワーネ・アーム。
謁見の間である。 -
もとは木造だったが、シャー・ジャハーン帝によって大理石造りに建て替えられた。
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相当黄ばんだ大理石。
そろそろここも、泥パックが必要と思われる。
でもこれはこれで、味がある。 -
皇帝が、あそこに座って謁見した。
ムガール帝国の皇帝には、兄弟を皆殺しにしないとなれない・・・・といってもいいと思われる歴史がある。
父親である前皇帝との確執も、時に尋常ではなくなる。 -
インド国民の職業は世襲制で、職業選択の自由がない。
この人たちの先祖も、こうして城を修復していたのだろう。
しかしIT企業などの新産業は、カースト制度上では規定がされていない。
昔はそれらの職業がなかったから。
つまりIT産業には、低カーストの人たちも就けるということみたい。
これからどんどん、カースト制度にとらわれない職業が出来てくるだろう。
そうしたら、カースト制度の概念が崩れていくのかもしれない。 -
そんな事、リスの僕には関係ないけどね。
┐(´o`)┌ -
となりの「奥」にやってきた。
皇帝の私的な生活の場所。
ムガール様式のアングリー庭園が美しい。
奥の方に、囚われの塔が見える。アングリー庭園 散歩・街歩き
-
庭園の先にある、皇帝の寝室ハース・マハル(正面)。
その両脇に串団子を差したような、ユニークな屋根の建物がある。
これはシャー・ジャハーンが、2人の娘のために建てた館。 -
屋根の串団子もどきの意味が気になる。
ガイドさんに聞いとくんだった。 -
囚われの塔(ムサンマン・ブルジュ)にやってきた。
第六代皇帝アウラングゼーブが、父であるシャー・ジャハーン帝を幽閉した塔。
アグラ城で、誰もが一番に観たい場所だろう。
この塔の中に、足を踏み入れることはできない。 -
ムガール帝国の皇位継承は、常に血塗られてきた。
シャー・ジャハーン帝は、第一皇子を後継者にのぞんていた。
しかし激しい争いの末、第三皇子のアウラングゼーブが皇位につく。
第一皇子の首は、父親のもとに届けられ、第一皇子を推していたシャー・ジャハーンは、ここに幽閉されてしまうことに。
シャー・ジャハーンは巨額のお金を使いタージマハルを造ったうえ、自分のためにさらに黒タージマハルまで造るつもりだった。
こんな金使いの荒すぎる父親を、野放しに出来ないと思ったのかもしれない。 -
幽閉というから、もっと暗くてジメジメした所かと思っていたが、広くて大理石造りで見晴らしもよい。
なかなか良い場所のようにも思える。
当時は壁の穴に、宝石が埋め込まれていたそうだし。
でも8年間ここから出られないのは、さすがに辛いなぁ。
死ぬまでいたから、結果的に終身刑だ。 -
柱の間から、最愛の妃の墓である、タージマハルが見える。
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別角度から見た、囚われの塔(ムサンマン・ブルジュ)。
ヤムナー川に架かる鉄橋が見える。
鉄橋の右下に、洗濯をする大勢の人が見えた。
インド人の職業は世襲制。
生れた時から、洗濯が生業の運命。
「将来は何になりたいの?」
な~んて子供への質問は、インドでは存在しないのだろう。 -
シャー・ジャハーンが、日がな一日眺めていたであろうタージマハル。
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ヤムナー川をはさんで、黒いタージハマルが建つはずだった。
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タージマハルの右の方に、
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この数時間前に、朝日を眺めた築山の公園と、火葬場が見えた。
あそこに住んでいる人は、火葬が生業なのだろうか。 -
タージマハルを眺める夫人たち。
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ムガール帝国華やかなりしころ、宮殿の内部には、金箔や半貴石が貼り付けられていた。
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今も金が、少しはある。
盗まれずに残っているのか、復元途中なのかはわからない。
宮殿に埋め込まれていた半貴石類は、イギリス人が盗んでいったとの説明があった。
イギリス人だけでなく、地元民も大いに関わっていたのではないかと、私は思う。 -
金箔や半貴石がなくても、十分に素晴らしい建物。
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泥パックは必要そうだけど・・・。
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大理石の建物はひんやりしていた。
猛暑の季節が来ても、ちょっとは涼しいのかな? -
皇帝の住まいの前には、噴水があった。
その向こうに、アングリー庭園。 -
建物の外から見るとただの窪みだが、
-
建物の中から見ると、こうなっている。
侵入者を防ぎ、なおかつ風を通す構造。
鳥は出入り自由。 -
コウモリがいた。
-
鳩もいた。
バラのような、石造りの天井。 -
ジャハーンギール宮殿の前まで戻ってきた。
-
これらの模様も、ヒンズー教とイスラム教が融合しているとのこと。
ふたつの正三角形を、逆に重ねた図も描かれている。
あれは六芒星とよばれる、ダビデの星ではなかろうか?
イスラエル国旗に描かれている、あの星。
ユダヤ教も融合されているのか?
・・・んなわけないよね。(^^;
三角の中央に、丸印があるし…。 -
ジャハーンギール宮殿の前にあった、大きな岩をくり抜いたボウル。
外側にあるのと同じ階段が、内側にもある。
結婚のお祝いにもらったボウルで・・・・ (。ヘ°)?
説明を聞いたのに、それ以上は忘れてしまった。
以上、アグラの観光は半日で終わった。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ムロろ~んさん 2018/04/10 16:49:26
- 持ち物検査(;´Д`)
- ホ~ミンさ~ん\(^o^)/
こんにちは、ムロろ~んです。
アグラへ行かれた旅行記を拝見しました。
アグラ城へ入る際の持ち物検査、やはり色々と聞かれることってあるのですね。
私もインドではないですけれど、格好で怪しまれました。
イタリア、バチカン美術館のところで僧侶の格好で行ったからです(;^_^A。
やはり見たことがない風貌に警備員さんビックリされて、「なんじゃその恰好?!」みたいな目で見られて(◎_◎;)。
お咎めなく通過できましたが焦りました(笑)。
旦那さまも無事に通過できて良かったですね(^_-)-☆。大事な方ですからね(笑)。
でも入場券ってガイドさん買えないっていうのが不思議に感じます。
言葉は片言英語でも大丈夫なのって私なんか思っちゃいますが(◎_◎;)。
ムロろ~ん(-人-)
- ホーミンさん からの返信 2018/04/11 10:28:00
- RE: 持ち物検査(;´Д`)
- ムロろ〜んさん
こんにちは。(o^v^o)
いつも旅行記を読んで下さってありがとうございます。
投票と掲示板への書き込みもありがとうございます。
今までで厳しいなぁと思った持ち物検査は、タイのアナンタサマーコム宮殿と、タージマハルです。
どっちも貴重品のみ。
外国だからパスポートやEチケも持って入んないといけないし、貴重品と言っても、けっこうかさばるんですよ。
日本だったら財布ひとつでOKなのに。
インドは準戦時中らしくて、タージマハルやアグラ城が狙われてる、だから荷物検査が厳しい、そんな話を聞きました。
気のせいかもしれないけど、イスラムの人って、世界のあちこちで特に入念に調べられてるみたい。
そんな姿を何度も目にしました。
ムロろ〜んさんも、あらゆるところで準お咎めが続きますね。
(^m^)
カップルだと、お咎めの回数も減ると思いますよ。
入国管理も家族で行くと、怪しまれ度がぐっと下がりますからね。
ムロろ〜んさんもその方向で・・・な〜んちゃって?
-
- たらよろさん 2018/04/01 21:57:47
- いろいろ考えさせられる……
- こんばんは、ホーミンさん
インドのカースト制、
今もまだこうして残っている、、、というのが日本で職業選択の自由がある中で生活していると、当たり前すぎて考えさせられるね♪
でも、ITなどの新分野はその中に入らないんだ、、、
ただ、やっぱりITに進める知識を得られているか?といえば、
貧しい家に生まれた子にとっては無理な話なんだよね。
リスの方が平和で穏やかに見えたわー
たらよろ
- ホーミンさん からの返信 2018/04/02 21:05:02
- RE: いろいろ考えさせられる……
- たらよろさん
こんばんは。(o^v^o)
いつも旅行記を読んで下さってありがとうございます。
投票と掲示板への書き込みもありがとうございます。
暖かくなりましたね〜。
インドは経済発展がすさまじいですが、一方で時代に取り残された人もいっぱい見ました。
昔は封建的だった国も、経済格差はあるにせよ、法律上は同じ身分の国が多くなりました。
かたや、カースト制は根強いですね。
おっしゃるように、いろんなことを考えさせられるインド旅行でした。
低カーストの子どもは、学校に行けないのじゃなくて、親が行かせないと、何かの記事で読みました。
政治利用のために殺される可能性がある・・・・そんな内容でした。
にわかには信じがたいですが、あり得るかな…と思います。
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