2018/04/25 - 2018/04/25
129位(同エリア392件中)
櫻さん
はしかが大流行している中のこのこと、今年2度目の台湾旅へ出掛けてきました。
今回の宿泊地は日月潭と高雄。
日月潭は4年前にも滞在したことがあるので再訪です。
その時は3泊して、滞在中ずっとありえなほどの濃霧に見舞われました。
台湾屈指のリゾート地、風光明媚な日月潭の姿を満足に拝むことが出来ず、いつかリベンジしてやると心に誓い、この度その決意を実現。
初日は新竹の内湾老街に立ち寄ってぶらぶら。
新竹縣は台湾全22縣市ユルっと制覇の20ヶ所目です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
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桃園機場~高鐵桃園站を経由して、高鐵新竹站に直結の台鐵六家站に到着~。
六家駅 駅
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去年の6月にも同じルートを使って新竹に来たので、移動はスムーズにできました。
(新竹は「市」と「縣」に行政区分されているので、「市」は制覇済み)。
ホームにあるよく分からないオブジェにもご挨拶。 -
まずは六家線に乗ってお隣の竹中站へ。
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到了。
竹中駅 駅
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ここで内灣線に乗り換えます。
1時間に1本。
接続が悪いと30分以上待つ羽目になるので、ご利用は計画的に。
9:52のに乗ります。
早朝便を使うと初日のこの時間、既にこんな所にいられる。 -
内灣線入線~。
ところで本日の新竹、晴れてるけど風が爽やか、湿気を感じません。 -
車内が平渓線とおんなじ。
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車体と車内がこのキャラクターでラッピング。
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乗車もしてた。
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40分弱で終点の内灣站に到着~。
内湾駅 駅
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ホームは改修工事を行っていました。
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駅舎内の様子。
悠遊卡利用可能。
一日周遊券もあるそうです。 -
外観。
涼しいけれど、ヤシの木を見るとやっぱり南国。 -
駅を出るとスグに食べ物屋さんやお土産屋さんが並ぶ老街。
週末は観光客でごった返す人気の場所らしいけど、平日はひっそり。 -
野薑花(ジンジャーリリー)がこの辺りの名物だそうです。
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中に花が一輪入っている、こちらのお茶を購入。
「ジンジャー」だけあって、ちょっとピリッとしました。 -
それでは老街をブラブラしましょう。
駅を出て、まずは右手方向へ。内湾老街 旧市街・古い町並み
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お土産屋さんで売られている商品はどこも一緒。
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この駄菓子屋さん、あちこちで見るけどチェーン店なのね。
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平日のせいか、閉まっているお店も多かった。
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『内湾戯院』。
内湾は林業や炭鉱業で栄えた街だそうです。
繁栄を極めた1950年代に開業した劇場。
街の衰退とともに閉鎖しましたが、10数年前に当時の姿に復元され、現在はレストランとなっています。
まだ開店前だったので、中には入れませんでした。内湾戯院 劇場・ホール・ショー
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内湾は客家の街でもあります。
食べ物屋さんのほとんどは客家料理の店。
朝ご飯を食べてないから空腹最高潮。
特に決め手はないけど左側のお店に入店します。 -
天井には鮮やかな客家花布。
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板條麺(乾)と客家小炒をオーダー。
客家料理って油っこくないし醤油味ベースだから、日本人の味覚に合うと思う。 -
「訪れる場所に芋頭を食べられる・飲める店があるかどうか」が、旅の計画を立てる上での最重要項目。
この内湾老街はそういった店がほとんどありません。
その中で唯一見つけた『大嬸婆紫玉菜包』にやって参りました。 -
包子のようですが皮はもち米とうるち米を使っていて、緑はヨモギ、紫はヤマイモが練り込んであります。
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皮がもっちもち~。
中身は干し大根やシイタケ、そして私のお口の恋人・芋頭。
ピリッとした辛味があったけど、なんだったんだろう? -
ちんたら歩いても5分くらいで端っこに辿り着いてしまう小さな老街です。
駅方向に戻りましょう。 -
今度は駅の左手方向へ。
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内湾の目玉観光スポットに向かいます。
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あれ。
『内湾吊橋』です。 -
山の中に来ると、観光地ではない場所でも吊橋をよく見かける気がする。
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そういえば内湾線乗るまでは天気良かったのになぁ。
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下を流れるのは油羅渓です。
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橋を渡った所に広がる緑地。
この時期の台湾は油桐花の季節でもあります。
山の斜面にちらほら見える白いのがそう。
右の方にも一本シュッと。 -
日本の桜と同様、油桐花の開花情報をネットで調べることが出来ます。
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地面には「五月の雪」。
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劉興欽という、内湾出身の有名漫画家の作品を展示する記念館もありました。
老街に戻ります。 -
まだ胃袋に余裕があるので、名物をもう一品。
野薑花を使った粽を食べてみます。 -
食べやすいように葉っぱを切ってくれました♪
掛かっているタレはちょっと甘め。
でも野薑花が入ってるからピリッとした口当たりも健在。 -
電車の時間まであと30分。
最後にもう一つ客家名物を。 -
冰擂茶の小壺をオーダー。
胡麻・大豆・ピーナッツなどを擂った客家名物のお茶です。 -
趣きもへったくれもない入れ物で出てきました。
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確かに壁に写真が貼ってあったけど…。
あくまで「大壺だとこのくらいの量だよ」っていう目安だと思った。 -
上に乗ってるのは米香。
ポン菓子ですね。
自然の甘みがあって美味しい~。
穀物なので、全部飲むとお腹がパンパン。
袋入りの擂茶も売られていたから買おうと思ったら、気づくと電車の時間まであともう5分。
なので断念して慌てて駅へ戻る。 -
ところでこのラッピングのキャラクターを調べてみました。
列車番号DSC1001なので『進化1001號』と命名。内湾駅 駅
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キャラクターはMr.tenとMiss.oneという宇宙人バックパッカー。
台湾と台鐵が好きで、観光列車の車掌試験に応募したという設定なんだそうです。 -
車掌さんだったんですね。
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そして台鐵六家站に接続する高鐵新竹站に到着~。
高鐵に乗って台中に向かいます。高鉄新竹駅 駅
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平日だし台中までは20分くらいなので、チケットは当日に自由席を購入しました。
運よく座れた。 -
到着~。
さすがに台中まで来るとジメッとした暑さを感じる。高鉄台中駅 駅
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1階のバス乗り場に向かいます。
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エスカレーターを降りて正面の南投客運カウンターへ。
日月潭まで片道229元。
悠遊卡も使えます。
フェリーや九族文化村のチケットがセットになったお得な乗車券も販売。 -
乗車。
車内のテレビはちびまる子ちゃんを放送中。 -
それでは4年ぶりの日月潭へGO!
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1時間半ほどで到着~。
バスターミナルでもある『水社遊客中心』です。
奥に進んで行くと宿・飲食店・お土産屋さんが連なる繁華街。水社遊客中心 散歩・街歩き
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今宵の宿はその反対方向へ歩いて5分ほど。
『玥湖背包客讚民宿(YUE LAKE HOSTEL)』。 -
バックパッカーやツーリング客御用達のドミトリーで、個室も何部屋かあります。
Booking.comで1泊朝食付き7500円ほど。
日月潭は台湾屈指の観光地なので、ホテルのお値段はちょっとお高め。
安い民宿もありますが、安いと部屋の質や設備もそれなりになるので、ちょっと綺麗めなビジネスホテルクラスに泊まりたい場合(平日)は8000円前後が相場となります。 -
シンプルで清潔感たっぷり。
wifiもばっちり。
冷蔵庫がなかったのが唯一の残念ポイント。 -
浴室内もキレイ。
シャワーの水圧合格。 -
部屋は4階。
ちょっぴり日月潭が見えます。
部屋によって景観が違うので、予約時に「日月潭が見える部屋にしてね」とリクエストしておきました。
そのかわりエレベーターがないので、4階までデカいスーツケースを自分で運ばなければいけないというリスクもある。 -
ロビーの様子。
朝食は隣に併設されているカフェで頂きます。
左にチラッと見える扉から出入りできる。 -
壁には宿泊客のメッセージがび~~っしり。
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夜9時から朝9時まではフロントが無人になるので、その時間帯に外から戻ってきた場合は暗証番号を押して扉を開くシステムです。
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ちょっと一休みしてから夜の徘徊開始。
まずは宿のお隣にある『龍鳳宮』を参拝。龍鳳宮 城・宮殿
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旅の安全を祈願します。
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この廟は高台にあるので、日月潭を一望できます。
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天気イマイチ。
しかし4年前に比べたら全然マシ。 -
ちなみに4年前。
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それでは繁華街方面へ。
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まずは栄養剤補給。
調べてみたら、日月潭も芋頭に出逢える機会が少ない。
ドリンクスタンドも少ない。
チェーン店系はこの天仁と清心福全のみ。
アッサムティーの産地なので、紅茶を販売するスタンドは幾つかありました。 -
水社碼頭へ繋がる名勝街をぶらぶら。
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フェリーの運航は午後6時前に終わるので、殆どの船が本日のお仕事終えてお休み中。
日月潭水社碼頭廣場 広場・公園
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遥か向こうに見える灯りが伊達邵です。
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内湾でがっつり食べたのであまりお腹が空いてない。
けど、なんか小腹が空いてるような。 -
で、香菇貢丸湯とキュウリの漬物。
日月潭の夜は長袖を羽織らないと肌寒いくらい。
だから温かいスープがちょうどイイ。 -
台湾屈指のリゾート地だけど、シーズンオフの平日はこんなもんです。
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遊歩道ぷらぷら。
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『梅荷園』。
50年位前までは人や車、船舶の往来の監視所だった場所。
現在は日月潭を一望できる観光スポットです。梅荷園 自然・景勝地
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東に向いているので日の出の絶好鑑賞スポットでもあります。
初日はどうしても早朝便の寝不足に悩まされるので、今日は早めに就寝。
というか、日月潭は夜市はないしお店も早く閉まってしまうので、夜遊びできる場所がありません。
1日目終了~。
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この旅行記へのコメント (4)
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- mark momoさん 2018/05/08 15:17:15
- おかえりなさい
- で、良いのかどうか分かりかねますが。
またまた、楽しい旅だったご様子で何よりです。櫻さんと入れ違いで台湾...に行けたら良かったのですが、入れ違いで美麗島から届いた台湾農林七號こと金鑚鳳梨でかの地を偲んで居りました。「5月の雪」が櫻さんの旅行記だなぁと楽しませて頂きましたけど櫻色(桜色では無い)がまだまだ不足ですね(笑)では続きを楽しみにお待ちします。
- 櫻さん からの返信 2018/05/10 23:50:40
- RE: おかえりなさい
- >櫻色(桜色では無い)がまだまだ不足ですね(笑)
芋頭のことでしょうか?
今回はいつもに比べて芋頭の摂取量が少ない旅となりました。
でも摂取できる時は、できなかった分を取り戻すかの如くです。
この時期の台湾はどんな風景や風物詩を楽しめるのか?を調べて
訪問地を選ぶのも楽しいですね。
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- まあちゃんさん 2018/05/08 08:35:33
- 同じ時期に臺灣でしたね
- 櫻さん、おはようさんです。
旅行記を見て初めて同じ時期に臺灣の土を踏みしめていたのですね。
どうせならお会いしたかったです。
今回私は何が出来るか分かりませんがお手伝いの真似事をしに花蓮へ。
そこで知らない素敵な花蓮を楽しんで来ました。
廻られた所が違うので難しかったかと思いますが知っていたら
新竹で内灣でもはせ参じたのに。
と言いたい所ですが25日から二泊三日で『花蓮』でした。
計画段階で分かっていたら調整していました。
いつか臺灣で。宜しくお願い致します。
まあちゃん
- 櫻さん からの返信 2018/05/10 23:42:23
- RE: 同じ時期に臺灣でしたね
- いつもありがとうございます。
花蓮は私も「行くべきだよなぁ」と思いつつ、
西側で行きたい所がまだまだあったので、
なかなか東側に行く計画が立てられません。
一応埔里から山越えしようかとも考えて
みたんですが…。
花蓮や台東は全部を廻るには交通の便が
あまり良くないけど、だからこそ魅力的な
場所や風景がたくさんありますよね。
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