「十勝晴れ」したっけ、なまらしばれたべさ

2018/03/05 - 2018/03/08

去年から、ずーっと気になっていた豊頃町大津海岸のジュエリーアイス☆
自然相手なので、毎回確実に見れる訳ではありませんし、
冬の北海道の道をレンタカー運転するのは、気が進まない…

そこでツアーガイドをお願いしましたが、平日と期間終了間際ゆえに
貸切ツアーとなりました(*^-^*)

あまりにも寒さに、カメラのバッテリーが死んじゃいました((((；ﾟДﾟ))))
後半、スマホの写真なのでお見苦しいですが、
ジュエリーアイスの清々しいまでの美しさを、少しでもお伝え出来たら幸いです。（１月下旬～２月下旬が見ごろのようです。豊頃町HPより）

エリア 十勝川温泉(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ジャルパック

空港待合室で、朝ごはん☆
朝早めなので時間がなく、今回持ち込みで。
前回の余りのオリオンで頂きまーす(*^-^*)

小松空港 (小松飛行場) 空港

JALで小松→羽田→帯広。
とかち帯広空港から空港ライナーで、バスターミナルに下りると
ふわっふわの雪。まるで粉砂糖のようです。

帯広駅バスターミナル 乗り物

バスターミナル工事中でして、帯広駅タクシープール付近に
臨時の乗り場がありました。
チケットセンターで、十勝川温泉利用を申し出るとバスチケットを頂けました。
普通の路線バスのようで、地元の方が乗り降りしていましたが、意外と薄着なようです。

帯広駅 駅

どうやら、殆どの乗客が第一ホテル利用者だったようです。
フロントの方が、「お客さん一杯だよー」って言ってるのが、
素朴な感じがして、ちょっと笑えました。
接遇的にゲスト前で言わないでほしいなー。

十勝川温泉 第一ホテル 豊洲亭・豆陽亭 宿・ホテル

第一ホテルは、客室のランクがいくつかありますが
三余庵か豊洲亭と迷ったものの…この時期、露天風呂使わないよね？
安い豆陽亭にしてみました。
ルームキーは豆の鞘でカワイイ。

なんかアップグレードしてくれたようで、川側のお部屋に。
モダンなインテリア(*^-^*)
狭いけど、おひとり様なら問題なし。
後から、このフロアーに団体様がご宿泊なのに気づくのですが
なんと、３人ずつお泊りのようでした！すげー…

アイヌ文様のオブジェでしょうか？素敵。

浴衣の柄も、アイヌ文様モチーフみたい。
翌朝撮影で、しわくちゃでごめんなさい…
そう言えば、あらかじめ浴衣が大中小２枚ずつ用意されていました。
冷蔵庫は空。お水がピッチャーで用意されてました。
ティーアメニティーはお茶くらいかな。
セーフティーボックスが昔の金庫でして、改装されキレイなお部屋だけど
年季の入った施設なのだと気づかされます。

バスルームもありましたが、使いませんでした。
シャンプー類は地元ブランドのラベンダーの良い香りのものでした。
アメニティーは普通の温泉旅館同様、シンプルなもの。
豊洲亭や三余庵は、スキンケアセットやアメニティーが充実しているようですが大浴場にスーパー銭湯並みにアメニティーが揃っていたので、普通肌の人は手ぶらでも大丈夫じゃないかしら？

お茶菓子のお饅頭、美味しかった。
数量限定で売店で販売しているそう。
午前中で売り切れていました。

お部屋からは十勝川。
河川敷に丹頂鶴が、つがいで来ていました☆

十勝大橋 名所・史跡

大浴場はモール温泉、循環式で塩素投与されていますが
番茶色のこっくりとした水質、乾燥肌にも優しい。ぴりぴりしない！
湯上がりも、じんわりと体が温まって予想以上に良かった。
滞在中に４回も入ってしまったくらい、気に入りました(笑)
今まで、熊本の黒川温泉が一番好きだったのですが、
私的にベストスリーにランクイン(*´▽｀*)

スリッパにご利用ください、と可愛らしいクリップ。
浴室の写真はありませんが、ジャグジーや露天風呂、寝湯、ミストサウナと充実の施設。
シャンプーバーもあって、MIKIMOTO他、お高めのものがありました。
地元ブランドのラベンダーのシャンプーが、髪がしっとりして香りが良くて私はシャンプーバーは使用せず。

エントランスの木がクリスマスツリーみたい☆

ワインセラーもありました。

夕・朝ブッフェ付きのパッケージでした。
そりゃね、スモールラグジュアリーなホテルと違って、大箱なので
団体様もいてて、ザワザワしてます。
スタッフの方は、少ない人数でキビキビ働かれていて、飲み物お替りいかがですか？とか、おしぼりの交換とか察してくれて、とても気が利いています。

ワイン飲み比べも気になっていましたが、まずは獺祭のスパークリング(*'ω'*)

花畑牧場のチーズたちとお漬物。
美味しかったぁ。
花畑牧場は、企業向けに卸していてガッチリ！とTVで拝見しましたが、
ガチやったのですねー。

お昼食べ損ねたので、がっつり行っちゃいます(´艸｀*)
十勝フェアだそうですが、他のトラベラー様の旅行記を拝見し、メニューは概ね一緒みたい。素材は良いので、むっちゃ美味しかったです。

好きな具材を選んで自分で作る釜飯、欲張り過ぎました(笑)
団体のおばちゃんがシステムを「わかりにくい。北海道の人は気が利かない」って文句言ってましたが、ちゃんと表示をご覧くださいませ。
それに、こういうレストランってリゾートバイトや派遣だと思いますよ？

ビール3杯じゃ、足りる訳もなく(笑)
足湯カフェはるにれで、十勝晴れを使用したカクテルを。
バーテンダーさんが、色々話してくれて面白かったです。

お部屋に戻るとお布団敷いてあった。幸せ～(´▽｀*)

寝る前にもう一回お風呂入って、十勝大橋を眺めて。
ライトが明るいから、星空は望めなさそう…

夜明け前に覚醒、というか室温高くて熟眠感が今一つ…
お風呂に行こ～と、通りかかると。
美味しいと評判のパンが売店に並んでいました。

私の定番、甘くないパンをお買上げ☆
今夜のご飯にしよ！ソーセージバゲットと、長芋とチーズ・玉ねぎ、カレーパン。

朝食会場は宴会場みたいな場所でした。
昨夜、フノリのお味噌汁が美味しかったのですが、今朝は無くて残念…
品数は少な目ですが、好きなものを取っていると、かなりボリューミーに。
特に、タマネギと納豆が美味！
エッグステーションがありましたが、だし巻き卵取ったし利用しませんでした。嘘やろ？だし巻き卵が甘ーい(´;ω;｀)
すごくショック…
卵焼きは砂糖抜き派です。

朝食会場。
本当はすごく広いんですが、他にもゲストがいたので…

十勝晴れ。
そう言えば、エゾリスが餌付けされていて早朝現れることがあるそう。
現在は冬眠中らしいですが。

チェックイン時にMAPを頂いていましたが、
大雪で除雪されていない場所もあるそうで。

ホテリエさんに河川敷への行き方を教えてもらったのですが、この日の最高気温は０度。雪解けでごぼる…（なまって失礼、雪の中にはまり、足を取られるという金沢弁の意味）
ホテリエさんからいい顔されなかったのですが、こっそり橋のたもとのCafeの柵を乗り越えて、橋の下を通って行くと難なく到着しました。

ホテルの玄関で白鳥にどうぞ、とパンが置いてあったのです。
私がパンを持っているのを察した白鳥たちが、先客を差し置いて近づいてきました。

パンを投げた所(笑)
第一ホテルのパン、めっちゃ旨いやろ？

束の間、白鳥のハーレム状態でした。
あぁ、楽しかった！

ホテルに戻ると、やわら業者さんが迎えに来てくれました。

アイスバーンの道の運転は慣れていても疲れます。
ましてや土地勘無いようなところだと。
雪道に慣れていないドライバーもいるでしょうし、事故に巻き込まれるリスクも。
かと言って、公共の交通機関を利用するにしてもタイムロスは大きい。
観光タクシーも考えましたが、個人差が大きく、合う合わないとかね。１対１だと長時間は疲れます。
幸い、ジュエリーアイスのツアーの空きがあり、貸切状態でアレンジして下さったのでラッキーでした。

北海道はでっかいどう( ´艸｀)
真っすぐな広い道。
ここは除雪されていましたが、目的地や帯広市内は
がったがたの運転しずらい道でした。

道中お話が楽しかったので、あっという間についたような気がしますが…
豊頃町大津海岸のジュエリーアイス観光用の町営の駐車場です。
この冬、多い時で６００人/日の人出があったそう。
この辺にお住いの方は、ご迷惑じゃなかったかしら？

足元が悪いので、ガイドさんの後をついていきます。
海のそばなのに、真っ白やー。
ジュエリーアイスの天敵は雪なんです、雪が積もると氷の透明度が分かんないですから、とガイドさん曰く。

３/１の大荒れの天気で、氷が沢山打ち上げられましたが
この天気で、溶けてきましたとガイドさん曰く。
色んな媒体で、漬物石みたいなコロンとした氷が光り輝いているのを想像したら、あれですけど。気泡が入り、光を浴びてシャンデリアみたく輝く氷、まんできれい。

日射しでキラキラ。
朝日の中のツアーもキレイですが、日中は日差しに恵まれてお勧めなんだそう。
本当に、十勝晴れに感謝です☆

河口に向かって歩いていると、ビックリする程大きな氷に遭遇します。

キラキラ。

キタキツネ！肉眼では見えたのですがね。
そそ、余りにも寒さにNEX3のバッテリーが死んじゃいましたorz
ここから、スマホ画像でお送りします。

数年前、台風の大雨で流されたエゾ松だけど、流された時に皮が剥がれたものですよ、とガイドさんいはく。
※顔出しOKでしたが、イケメンなので配慮しました。

十勝川は穏やかなのと、大雪山系から吹く風で寒くて凍る。
その氷が、河口を経て沖に流され、それが浜辺に打ち上げられジュエリーアイスになるとのこと。

十勝川沿いの砂浜には、こんな氷が。

100均のマクロレンズで。

カメラのバッテリーが死んでから、陽も翳り…ちょっと寒くなってきたかな。
外国のどっかでは同じような現象をダイアモンドなんちゃら、って言ってたみたいだけど、こちらは英会話のなんちゃら先生がネーミングしてくれたと。
「帯広・十勝は観光としてはマイナーなんだけど、自然に恵まれているので、多くの人に良さを知ってもらいたい」とガイドさん曰く。
ジュエリーアイスだけでなく、色んな遊びを企画しているそうで、また参加したいです☆

ちょうど引き潮の時期に伺い、鏡面のようなビーチに。

昔あった、ガラスの灰皿みたいね、と思わず言ってしまいました。
すごく楽しかったのですが、帰りのトイレ休憩でブーツが履けなくなるほど手がかじかみ、低体温になっているのに気づく(笑)
ここに来るには、完全防備・首・手首・足首の保温が必要。
私もネックウォーマー、手袋、ダウン＆フリース、ウインドブレーカー、防寒ブーツ、カイロと対策したはずなんだけど。

真っ白に凍結した十勝川。
ところどころ黒くなっている場所、雪解けなんだそう。
こんなにさぶいのに十勝は春の訪れが迫っていると。
嘘やろ？ちょーサブイんですけど。

十勝川 自然・景勝地

ドリカムの歌詞にもあった、ハルニレですよーと連れてきてもらった。
もっと近寄りたかったけど、ごぼったので退散。
樹齢１４０年とか言ってたかな。
丁度この歌が流行っていた頃、私は高校生やった。
ハルニレって、何やろ？そう思っていた１７歳の私に教えてあげたい。

なんと、おやつ付きでした！
ガイドさん一押しのチーズケーキと共に。
めっちゃ、まーかったー(*´▽｀*)
てか、ガイドさんコーヒー作る時ディスポの手袋着用してました。
なかなか、そういうガイドさん（業者）いらっしゃらないと思います。
素晴らしい。
バスまで荷物を運んでくれたり、とても親切にしていただきました。
ありがとうございます。

さて、１７時のノースライナーで旭川へ向かいます。
センターラインも見えないようなブリザードの雪道。
右折ラインから直進してきてパッシングしてくる勘違いドライバーとの応戦。
なかなかスリリング…

途中、富良野でトイレ休憩。
雪が降ってきました。
長くなったので、続きます。

この旅行記へのコメント （2）

• ラクパグさん 2018/12/04 15:26:12

  ジュエリーアイスの清々しいまでの美しさ!!

  Fumikaさん　お久しぶりです。
  以前　見せていただいたのですが　本当にステキです。
  異空間ですね。沖縄のイメージが　あったけれど。
  これも　最高です。ジュエリーアイス　美しすぎる。
  完全防備なのに　相当寒いのですね。
  バッテリーが　駄目になるのは　よく　聞いていたのですが・・・
  私も　来年行けるかわからないですが　流氷　オオワシ・オオタカツアー
  希望しているのですが・・・
  １人で　流氷船に　乗るので　写真が撮れるか？
  行けたらいいのですが・・・　　　ラクパグ　

  Fumikaさん からの返信 2018/12/16 11:23:12

  RE: ジュエリーアイスの清々しいまでの美しさ!!

  ラクパグさん、こんにちは。
  ご無沙汰してます、お元気ですか？
  
  来年北海道へ行かれるんですね。
  ラクパグさんの撮られる北海道の雪景色、流氷、ジュエリーアイス
  とても素敵でしょうね(*'ω'*)
  以前、流氷トレッキングでお世話になった「わしの止まり木」さんから
  オオワシ・オオタカ観察ツアーのお話を伺ったことがあって
  私も気になっていました。
  
  カメラのバッテリーは、氷点下１０度くらいだと
  すぐにダメになっちゃうし、カイロも寒すぎると遣い物にならないそうで。
  ランチ用の保温バッグとかに予備バッテリーの対応できないかなぁ？と後から気づきました。
  
  お一人で流氷船に乗船されるんですね。
  サブイですが、気張って下さい!(^^)!
  きっと寒さも忘れるぐらい、ステキな景色に魅了されると思います。
  良いご旅行になりますように(^^)/
  
  fumika拝