2018年キリマンジャロ　マチャメルートからの登頂③番外編

2018/02/07 - 2018/02/17

高校のワンゲル時代からの憧れであった、キリマンジャロ登山のことを４６歳に突然思い出し、１年弱の準備期間を経て２０１８年２月に無事登頂を果たしました。特別な技術無しで登れる世界最高峰と言われていますが、なかなかハードな６日間の山行きでした。少しでも今後登られる方の参考になればと思い、記録を残させていただきます。
今回、飛行機はビジネスクラスを使って身体への負担を減らしたいと思い、スターアライアンスのマイレージ特典航空券を使ってオールビジネスクラスで行きました。また、単なる往復もつまらないと思い、帰りはイスタンブール経由・パリ経由で移動しました。その行き帰りの記録です。

エリア キリマンジャロ国立公園周辺(タンザニア)

荷物は何とか二つに纏めることが出来ました

成田空港には、スカイライナーが早くて使いやすいのですが、接続の駅を何とかしてもらいたいですね

飛行機に乗るまでの間、ラウンジで休憩です。日本の食事ともしばらくお別れです

最初の飛行機は、タイ航空のTG677便です。ダイレクトでエチオピアに着くエチオピア航空便もありますが、17時間缶詰めで香港経由で混むらしいということを聞いて、また一度A380に乗ってみたいと思っていましたので、タイ経由にしました。機内ではタイ飯を食べてゆっくり出来ました

バンコクのスワンナプーム空港では三時間ありましたので、シャワーを浴びました。キチンとお湯がでるシャワーともしばらくお別れかな

バンコク発アディスアベバ着のエチオピア航空ET619便に乗りました。アフリカの方と欧州系の方が半々ぐらいに見えました。深夜便ですが、普通に食事が出てきました

メインはチキンの照り焼きのようなもの

食後のチーズ、どっかんとこれでもか、というぐらい出てきました。私もワインも飲まずによくやるわ

フライトは9時間ですので、到着前には朝食が出てきます。選択できるメニューですが、卵料理を避けてパンケーキにしました

卵回避の安全策をとったつもりが、激甘で大後悔

アディスアベバ到着前、街の風景です。幾何学的模様は何だろうか？

座席は1Lを予約しました。足元のスペース(脚を伸ばすスペース)は、一列目が断然有利です。ゆっくり寝ることが出来ました

飛行機から眺める朝日。キリマンジャロ頂上でも見れるかな？

空港に着きました。見事なぐらいエチオピア航空機のみです

結構立派な建物にビックリ

中国語の看板があちこちに。

機体を下りてパシャ

アディスアベバ空港は、朝到着する便が非常に多く、すんごい人であふれかえっています。しかし、午前出発便が非常に多く、徐々に人は減っていきました

ラウンジのうち、スターアライアンスゴールドメンバーが入ることができるラウンジ。非常に混んでいるようでした

こちらが、エチオピア航空のビジネスクラス搭乗者が入ることができるラウンジ。ホットミールもあり、電源もきちんと確保されていました。ただしWIFIは壊れているとのこと

次にキリマンジャロ空港に飛ぶET815便に搭乗しました。この空港では、搭乗順位が5ランクに分かれており、整列搭乗が徹底されていました

シートは2L

足が届かないぐらいシートピッチは長いです

面白い建物があったので、パシャ

地面を掘って何をとっているのだろう？

ランチタイムです。ちょうどお腹もすいており、おいしくいただきました

クレーターのようなもの発見

またもやクレーター？

ガラ空きで、35席中6席しか埋まっていませんでした

キリマンジャロ空港着陸間近です。何にもないな～

以下、マチャメルートからの登頂①に続きます

マチャメルートからの登頂②からの続きです

登山終了後、ターキッシュエアラインTK567でイスタンブールに飛びます。約7時間のフライトです

キリマンジャロ登山中は、最後の5・6日目に何も食べられないぐらいの食あたりを起こしましたが、降りてから半日強、持ち込んだミネラルウォーター3リットルを飲み続け、胃の中を綺麗にしました。丸2日はほぼ食べていない状況でしたが、飛行機内の朝食は、食欲をそそるものが多く、胃も完全復活しました

安心して食べられる幸せ・・・

イスタンブール到着後、次の便まで６時間しか無いのですが、貴重な経験だと思い、電車を乗り継いで、ブルーモスクとアヤソフィアの2か所に弾丸観光に出かけました。電車は市民の足なので凄く混雑してましたが、皆さんお年寄りには優しいし、マナーがキチンとしているなぁと思いながら、あっという間に着きました

ブルーモスクに入ります。入場料は必要ありませんが、礼拝の時間が決まっており、私はたまたまギリギリ直前に入ることができました

上から吊るしているワイヤーが、もったいない

続いてアヤソフィアに。こちらは40リラかかります

春節休暇が始まっており、中国人観光客がわんさかです。韓国人も多かったのですが、日本人はほとんど見かけませんでした

補修工事を行っているようです

多くの観光客が通り、大理石も凹んでいます

ムードがよかったのでパシャ

キリスト教のモザイク画

2月ですので、イスタンブールといえど、寒いですね。屋台の焼トウモロコシにすごく惹かれましたが、胃をケアして我慢しました

続いてターキッシュエアラインTK1829便に搭乗しました。パリまで3時間半、ゆっくり食事をいただきます。ここでこの旅行初めてアルコールをもらいました

パリの空港にて。ほぼ最終便なんでしょうか。人はほとんどいません。パリの動く歩道って、すごく長いんですね。200メートルぐらいはありそうな歩道です。この日は空港そばのホテルに宿泊しました

翌日、電車でパリ市内に移動、真っ先にルーブル美術館を目指しました

キンキラキンだな

1時間も見たら、お腹いっぱい（笑）
自分には芸術的なセンスというか好奇心は無いことにあらためて気づかされました。ここで方針転換し、思い切りミーハーな観光客として有名どころをまわるようにしました。まるでオリエンテーリングのように

サモトラケのニケ・・・NIKEのモデルらしい

美術品を見ることも楽しいですが、仕方なく部屋で待機している感満載の学芸員を観察するのも、なんか楽しい。気の利いた質問をする観光客は1日に何人いるのだろうか？

ラスボス的な【モナ・リザ】。見えるポジションに行けるのにも時間を要する

ルーヴル美術館という存在が凄いんでしょうね

川の水位が非常に上がっています。見えている橋は、ポンヌフ。新しい橋という意味ですが、1600年代にできたとのこと。なぜか東京に戻ったら新橋のポンヌフでナポリタンを食べようと思った

せっかくなので、エッフェル塔にも行きましたが、ここはひどいですね。ネットで【パリ・犯罪】で簡単に検索できるような、スリ集団のメンバーが実演中。何度も波状攻撃でやってくるのでイライラするし、私もすごく目つきが悪い観光客になっていたのでしょうね。エッフェル塔に行かずに凱旋門に行けばよかった。

この後、オペラ座周辺で買い物ツアー（と言っても食べるものばっかりですが）をし、大量にお土産を購入して帰国の途につきました。最後は全日空のNH216便です。