2018/02/16 - 2018/02/18
244位(同エリア1994件中)
森 武史 さん
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地元、鹿児島へ帰省しました。
海外で働いている知人がチャイニーズ・ニューイヤーで帰省するということで、地元飲みをすることになりまして。
ちょうど特典航空券の鹿児島→羽田区間がが残っていたこともあってタイミング的にも使い時だったんよね。羽田発便はJALで別途手配。
金曜午後は半休を取得して、飲み会へと向かいました。
その飲み会で目的は大方達成してしまったので、週末はノープラン。
せっかくなので、観光客になりきって地元を観光してみました。
地元ってきちんと観光する機械がなかなか無いしね。
終始、鹿児島弁を封印して、「東京から来たひと」を演じながら観光してみました。
<基本情報>
■航空券 ※今回は(10)+(8)
・British Airways 特典航空券(4500Avios+諸経費290円)
(10)JL651 02/16 X 羽田(15:55) ⇒ 鹿児島 (17:50)
・ANAスターアライアンス特典航空券(43,000マイル+諸経費22,590円)
(1)NH967 12/27 I 羽田 (22:00) ⇒ 上海 (00:35)
(2)OZ3675 12/28 I 上海 (18:15) ⇒ ソウル(21:05)
(3)TG629 12/29 I ソウル(10:50) ⇒ 香港 (13:50)
(4)BR870 12/30 I 香港 (15:30) ⇒ 台北 (17:10)
(5)TG634 12/31 I 台北 (12:55) ⇒ ソウル(16:15)
(6)OZ172 01/01 I ソウル(09:40) ⇒ 沖縄 (11:55)
(7)NH3784 01/02 X 沖縄 (09:10) ⇒ 鹿児島(10:25)
(8)NH630 02/18 X 鹿児島(19:40) ⇒ 羽田 (21:15)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JALグループ ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
<Vol.1 出発>
金曜午後。
この日は午後半休を取りました。
夜に鹿児島市内で飲む約束をしていたので、午後半休取らなきゃ間に合わないということで。
海外旅行行くときは休みなんか取らないくせに。。。 -
鹿児島行きはブリティシュエアウェズの特典航空券で手配。というわけで往路はJAL。
出発は15:55。
サクララウンジでビールを飲みながら待つ。
https://youtu.be/bx_zZmChvLM -
時間通り搭乗したものの、なかなか出発しない。
エンターテイメントシステムに不具合があって調整中とのことだった。
結局、20分のディレイ。安全とは関係なさそうなエンターテイメント不調のせいで・・・。 -
エンターテイメントシステムって機内WiFiのことだったのかな。
まぁ、使えないと確かに不便。
機内WiFiが当たり前になっちゃったから、ある種贅沢病ではあるんだが。。。 -
この日は向かい風がなんと時速350km。
フライト時間も2時間越え。 -
18:15
鹿児島空港到着。25分遅れ。
ダッシュでバス乗り場へと向かう。 -
出発1分前で駆け込み乗車。
50分ほどの乗車ののちに・・・ -
19:30
鹿児島の繁華街、天文館に到着。
東京よりは3、4℃気温は高いけど、肌寒い。 -
すぐに知人と合流。
特にお店は決めて無くて、数件見て回ったのち、適当に入店。
和総というお店。 -
鹿児島といえばこれでしょう。鳥刺し。
これ、値段の割に量がかなり多め。
鹿児島の飲み屋でも量がちょこっとしかないことあるからね。 -
こちらはちょっと珍しいトビウオの燻製。
-
もうひとつ鹿児島の定番料理。
とんこつ。
軟骨付きのばら肉を煮込んだもの。焼酎と合うんだよね。 -
手作りのつけあげ(さつまあげ)
-
焼酎ずらーっと。
-
焼酎モヒート。
意外にも焼酎とミントが合う。 -
トビウオの羽は大きいねぇ。
-
大河ドラマの影響もあって、鹿児島の街はSEGODONに溢れている。
-
もうちょっと飲もうってことで、ちょいブサの西郷さんがいるお店へ。
-
焼酎瓶、並べてる店多いんだよねー
知人は深夜便で今朝到着したばかりでお疲れということもあって、早めに解散。
次回は海外で会う約束して、地元で飲みは終了。
自分も自宅に戻って、就寝zzz -
<Vol.2 2日目 薩摩偉人>
2日目。
もともとノープランだったこの日は、地元を本気で観光してみることにした。
9:00に自宅最寄りの電停から出発。 -
この日は1日乗車券を使います。
600円。車内で購入可能。
市電、市バス、循環バスの鹿児島シティビューが利用できる。 -
600円は安いよね。4回乗れば元が取れる。
施設の割引もあるし、お得度は高い。 -
鹿児島中央駅からてくてく歩いて、甲突川にかかる橋へ。
-
この橋のたもとにあるのが、大久保利通像。
-
市電沿いにあるので、地元の人にとっては西郷隆盛像より目にする機会が多いと思う。
でも、こうやって写真撮るのは初めてじゃないかな。 -
大久保像を眺めた後は、川沿いを河口に向かって歩いてみます。
-
川沿いは歴史ロード「維新ふるさとの道」に整備されていた。
-
このあたりは、西郷隆盛や大久保利通の生い立ちの地なんだよね。
こちらは大久保利通の生い立ちの碑。 -
一方、こちらは西郷さんの誕生地の碑。
-
川沿いの緑地帯は歴史紹介のパネルが続いています。
-
でっかい西郷さんの肖像画も。
-
この歴史ロードは明治維新150年事業の一環で整備されました。
春は桜も咲くので、新たな散策スポットになりそうです。 -
甲突川にかかる橋の近くには「維新ふるさと館」がある。
今回は観光客になりきっているので、見学してみます。 -
この施設は30年以上前からあるんだけど、1か月ほど前にリニューアルしたばかり。
-
今回、25年ぶりに訪れてみました。
入館料は300円。
1日乗車券で割引になるので240円でした。 -
鹿児島を代表する偉人たち。
逆サイドには篤姫をはじめとする女性陣が並んでいた。 -
薩摩藩が所有していた船。
生麦事件を発端に始まった薩英戦争でかなり消失したらしい。 -
30年くらい前の大河ドラマ「翔ぶが如く」の出演者たち。
当時は西田敏行さんが西郷隆盛役でした。 -
写真がほとんど無いと言われている西郷隆盛。
肖像画は親類の写真をベースに想像で描いたものが多いとか。 -
大河ドラマ「篤姫」で宮崎あおいさんが着ていた着物。
-
この施設の見どころはジオラマとムービーを利用した明治維新の紹介。
写真撮影NGだったので、開始前の舞台だけ。
ちょっとアナログ感があるけどそれが逆に新鮮だったり。
これとは別に、薩英戦争後にイギリスに留学した若者たちのショートムービーもあって、そちらも面白かった。 -
現在、放送中の大河ドラマ「西郷どん」は、ポスターのみ。
別途大河ドラマがあるので、この後行ってみることにします。 -
維新ふるさと館はシアターの上映2本観て展示を回ると1.5時間くらい。
入館料300円の割には充実した施設じゃないかな。 -
維新ふるさと館を後にして、大河ドラマ館へと向かいます。
同じようなコースで向かっている観光客も結構いる。 -
徒歩で5、6分。
大河ドラマ館に到着。 -
旧・市立病院跡地なんだよね。
更地を利用して2018年限定でオープンしたスポットです。 -
入場料600円。
実家で親に貰った前売り券で入場。
前売り券は480円です。 -
入場してすぐに出演者の写真パネル。
それぞれのパネルには直筆のサインも。
知らずに写真撮っちゃったけど、写真はNGだそうで・・・。
撮ったあとなので、許してください。。。 -
パネル展示の後は、メイキングビデオの上映があったり。
その後、順路に従って進むと、撮影セットを再現したゾーンへ。 -
ドラマの第1話に登場した少年時代の吉之助(西郷さん)の衣装。
-
島津斉彬(渡辺謙さん)と篤姫(北川景子さん)が実際に撮影で着ていた衣装。
-
パネルでも存在感あるな。
写真撮る人、多数。 -
台本も展示されていた。
-
基本的にはこのセットがメイン。
入場から20分ほどで・・・ -
ありゃ・・・終了。
最後は定番のお土産コーナー。
うーん、この内容で600円は高すぎでは??
ブームに便乗した感が強くてちょっと残念・・・ -
まぁ、大河ドラマ好きならアリかなぁ。。。
外のステージでは地元の大学生がヨサコイを踊っていました。
鹿児島とヨサコイは関係ないんだけど。 -
お土産コーナーで試食品も貰ったし、次の場所へ移動。
-
ちなみに大河ドラマ館の前はパース通りという名前の通りです。
鹿児島市はオーストラリアのパース市と姉妹都市。
赤道を挟んでちょうど対極にある都市ということで。 -
<Vol.3 2日目 桜島へ>
大河ドラマ館の目の前にある電停から再び市電に乗り込んで・・・ -
いづろ通りで下車。
ここから徒歩でウォーターフロントへ向かいます。 -
途中にある柳川氷室はフワフワかき氷の販売も行っている有名店。
冬なので営業はしてなかったけど。
個人的には高校の文化祭でかき氷屋さんを出したときにお世話になったお店だったり。 -
いづろ通りからウォーターフロントへ向かう通りはマイアミ通りと呼ばれています。
鹿児島市はマイアミ市とも姉妹都市。
理由は「気候が似てるから」というふわっとした理由。
ちなみにマイアミには「カゴシマストリート」という通りがあります。 -
歩くこと10分ほどでウォーターフロントに到着。
-
一帯はドルフィンポートという複合施設になっている。
-
薩摩偉人、大集合。
-
もう、いたる所に西郷さん。
ただ、キャラクターに統一感が無い。。。 -
桜島を望む広場では鹿児島屈指のイベントが開催中でして、早速会場へと向かってみます。
-
この週末に開催されていたのが、ラーメン王決定戦。
-
人気投票の予選を勝ち抜いた18店舗が一斉に出店しています。
この日のために、本店を休業して参加するお店もあるほど。 -
冬晴れの下、たくさんの来場者が訪れていました。
-
早速、ラーメン食します。
この日選んだのは、「マルチョンラーメン」。
選んだ理由は、投票3位の人気に加えて、本店が志布志市というめっちゃ遠い場所にあるから。 -
ラーメンは1杯700円。
各店舗で券と引き換えに投票用のコインが貰えます。 -
各店舗には結構本格的な厨房が用意されている。
10人ほど並んで・・・ -
ラーメン、ゲット。
昔ながらの「鹿児島のラーメン」って感じだった。
子供の頃の鹿児島ラーメンってどれもこんな感じだったよなぁ。。 -
立ち食いでみんな無心でラーメンをすする図。
となりのおばちゃんが
「それどこのね??」って、気軽に話しかけてくるところがなんとも鹿児島らしい。 -
小さなステージでは、ラーメン評論家の大崎裕史氏と・・・
-
「しずる」のお二人。
なぜか、しずるは第1回からスペシャルゲストで参加している。 -
1杯700円が妥当な価格かどうかは別にして、このロケーションでラーメン食べられるのは、素晴らしい。
さて、今度は海の向こうの桜島へ渡ってみるこことに。 -
桜島へはフェリーで渡る。
同じくウォーターフロントに桜島へと渡るフェリー乗り場がある。 -
シドニーのオペラハウスを模した建物は水族館。
横目に見ながら・・・ -
フェリー乗り場に到着。
料金は桜島側で支払うシステム。
鹿児島市内側から向かう際は、とりあえず乗船すればOK。 -
フェリーは15分おきに出発しているので、それほど待たずに乗れる。
しかも24時間運航。 -
まずはデッキ席へ。
日差しが強い鹿児島は最上デッキも屋根付き。
灰も降るしね。 -
最前列席は既に先客が。
目指す桜島を正面に眺めがら、出発を待ちます。
https://youtu.be/Sn0fBG5beHA -
さっき横目に眺めたオペラハウス風の水族館と桜島のコラボ。
-
やがて、出航。
大きな湾内なので、波は穏やか。
https://youtu.be/vxnJEiE9nn4 -
ちょっと船内探索。
2階はシート席。 -
20分くらいの乗船だけど、売店は結構充実してる。
-
そしてこのフェリーの名物が「やぶ金」のうどん。
子供のころはなんの変哲もないうどん屋さんって感じだったけど、最近は観光客がたくさん訪れているらしい。
乗船時間が短いから、出発前からこの行列。 -
再びデッキへ。
遮るもののない桜島の全貌を眺めることができる。 -
船尾から眺める鹿児島市内側。
https://youtu.be/vAMaJwXILHY -
だいぶ島に近づいてきた。
運が良いとイルカが泳ぐ姿も見られる。
https://youtu.be/93AyCRwwIKA -
出航から20分後、桜島に到着。
料金は片道160円。1日乗車券があれば130円に割引されます。
・・・というか、フェリーは乗り放題にならないのね。。。
https://youtu.be/EvoFeLeLCYo -
桜島町は元サッカー日本代表の遠藤保仁の地元。
こじんまりしたターミナルに日本代表ユニフォームが展示されている。 -
桜島をきちんと観光するには車が必要なので、近場だけちょこっと散策することに。
-
海沿いを続く遊歩道をてくてく歩く。
正面に見える桟橋は海釣り公園。
入場料100円。 -
海岸は火山岩で埋め尽くされている。
やはり、ここは活火山の島。 -
そんな中、なにやら採集している地元の方々が。
気になったので、声をかけてみると・・・ -
・・・え? アサリ??
こんな岩場で?? -
一面こんな火山岩で覆われているんだけど、石の下は砂地。
いわゆる磯とは違うようです。
だから、石の下からアサリが採れるんだね。 -
小さな巻貝もたくさんいる。
アサリと巻貝が共存する面白い場所でした。 -
遊歩道に戻ると、猫が昼寝中。。。
-
遊歩道を歩いて行くと、のんびり足湯で寛ぐ方々が。
実はこの足湯、全長100mもある桜島の定番スポット。
もちろん無料。 -
ロケーションが最高。
香港、台湾、韓国といった外国人観光客にも人気のスポットみたいです。 -
足湯は後で利用するとして、もう少し遊歩道を進んでみます。
-
足湯のすぐ近くには溶岩なぎさ遊歩道の入口が。
遊歩百選にも選ばれているようです。そんなのあるのね。。。
整地された歩道はたくさんの火山灰で覆われていた。
https://youtu.be/aMAfI9Q_INU -
かつて噴火した際の溶岩が創り出した景観。
2km先の展望台まで行くと、もっと荒涼とした溶岩の様子が見られるんだけど、そこまで歩く時間も元気も無く。。。
近場の写真だけ納めて引き返しました。
https://youtu.be/hgElFBkYPjg
https://youtu.be/QJtLZL9oOGU -
再び足湯スポットへ戻って、休憩タイム。
鉄分を含んで濁った温泉だ。
ちょっと熱め。 -
桜島を眺めながらの足湯。
自然のパワーに癒されているようなそんな気分になれます。
ちなみに同じ敷地内に入浴出来る温泉もあるので、日帰り入浴ってのも良いかも。 -
足湯のあとに訪れたのは桜島ビジターセンター。
入場無料の火山のミニ博物館。 -
噴火の歴史やメカニズムを解説しています。
リアルタイムのグラフは活火山の証。 -
大正3年の大爆発で大隅半島と繋がりました。
島だけど陸続きの桜島。 -
ときにはこんな派手な噴火も。
最近は見られないけど、子供のころは赤い溶岩が流れる光景を見たことがある。
かなりミニな博物館だけど、展示自体はしっかりしている。
足湯はフェリーターミナルのすぐ近くなので寄り道にはベストなスポット。 -
博物館の外には降灰袋。
集めた灰は鹿児島県が配布する黄色の袋に入れて集積所へ。
鹿児島では日常的な光景。 -
そして、この火山灰を使ったアートも。
お見事。
プロ野球オープン戦のお知らせだね。 -
さて、そろそろフェリー乗り場に戻ろうか。
路上には桜島小みかんの無人販売が所々にある。
一袋買ってみた。 -
6個~8個入って100円。
小さな小みかんは種が多いけど甘みが強い。
桜島の名物のひとつ。 -
一方、地元の商店の前に無造作に置かれた鉢植えには巨大な桜島だいこん。
世界一大きな大根とも言われています。 -
こうして、2時間ほどの桜島散策は終了。
桜島自体、来たのは20年ぶりくらいだな。
鹿児島市内の人でもそんなにしょっちゅう訪れることは無いと思う。 -
フェリーに乗り込んで、鹿児島市内へと戻ります。
https://youtu.be/8AiIx2_SNjQ -
フェリーは曳波(ひきなみ)を描きながら、ゆっくりと出発。
-
・・・で、桜島を眺めながらの、焼酎「桜島」。
さっき、桜島だいこんが置いてあた商店で買っておいたんだよねー。
25度なのでワンカップ飲んだらかなりいい感じに酔ってきた。 -
いい気分で鹿児島市内へ到着。
この辺りの水も澄んで綺麗な蒼色でした。 -
<Vol.4 2日目 城山~磯>
フェリーを降りたら、徒歩で西郷隆盛像を目指します。
ちょっと遠いけど、歩けない距離ではない。 -
鶴丸城跡のお堀に到着。
お城跡だけど、天守閣とかは無い。というのも、島津の殿様は天守閣を作らなかったんだよね。
春には蓮で覆われる美しいお堀。 -
歩道沿いは歴史を感じる石垣が続いている。
西南戦争時の鉄砲跡も見られます。
この石垣沿いに歩いて行くと・・・ -
桜島を眺める西郷さん。
-
東京上野の西郷さんは浴衣姿だけど、鹿児島の西郷像は軍服です。
-
そして、西郷像の前では、篤姫が。
西郷さんの愛犬「ツン」もいた。 -
実は西郷さんと大久保さんもいたので、一緒に写真撮影しました。
お人形さんじゃなくて、本物の。
・・・いや、本物ではないか。。。ボランティアの方々です。 -
西郷銅像前から観光周遊バスで移動。
バスの時間をボランティアスタッフに尋ねたところ、次のバスまで30分あるということで、丁寧に近くの見どころを紹介してくれた。
・・・ってか、わたし、地元民なんですけどね。
でも、おススメされるままに近くの照国神社へ。今回は観光客になりきっていますから。 -
照国神社は鹿児島市内にある神社の中でもかなり大きな神社です。
この日は境内で初市が開催されていました。
桜島で見た桜島小みかんや桜島だいこんも並んでいた。 -
神殿で健康祈願をしまして・・・
https://youtu.be/vZGrQ88cCQM -
おみくじをひいてみた。
結果は「半吉」。
・・・え?「半吉」って初めてみた。
そんなのあるんだ??
ネットでさらっと調べてみたら、
大吉>中吉>小吉>吉> 半吉>末吉
らしい。
ただし、半吉は大吉よりレアとの情報も。 -
裏は英語版です。
鹿児島もすっかり外国人を意識した観光地化が進んでいる。 -
お正月には県内で一番賑わう神社も、この時期は落ち着いた雰囲気。
-
参拝後は、初市の雰囲気を楽しんだり。
初市は1933年から行われているそう。 -
醤油の試供品貰いました。
九州の醤油は甘いんだよねー。
これは東京の自宅へしっかりお持ち帰り。 -
さて、そろそろバスが来る時間。
乗り場へと移動します。 -
歩道にはナポリ通りの案内が。
鹿児島市はイタリアのナポリ市と昭和35年に姉妹都市になりました。
ただし・・・
ナポリ通りはここじゃなくて、鹿児島中央駅前の大通りです。
なぜ、ここに案内が?? -
そうこうしているうちに、バス到着。
ここからはシティ・ビューという周遊バスに乗って移動します。 -
バスはミニバス。
市内中心部の主要スポットを循環しています。
このバスも1日乗車券で利用できる。 -
乗車ポイントからバスは城山という高台に向かいます。
途中、車窓から見える洞穴は西郷隆盛終焉の地。
西南戦争で追い込まれた西郷さんが自決した場所です。 -
バスは山道を5分ほど上って、城山展望所へ。
バスの降車場から遊歩道に沿って数分歩くと・・・ -
桜島をバックにしたパノラマが広がります。
桜島と海と街をセットで眺められる場所だ。
観光案内やガイドブックでも頻繁に紹介されるロケーションです。
https://youtu.be/s6_KWlDwCvE -
城山は鹿児島市街地にありながら、昔のままの森が残る場所。
夜はタヌキを見かけたりすることもある。
今回はバスを利用したけど、森の中の遊歩道をのんんびり歩きながら訪れるのもおススメです。 -
ただし、マムシがでるみたいなので注意・・・
-
次の目的地へ。
周遊バスは30分間隔くらいでやってくる。
城山展望所に限って言えば、次のバスの時間までで十分見物できる。 -
次にやって来たのは、仙巌園。
島津の殿様の別邸があった場所。
「西郷どん」はもちろん、過去の大河ドラマでもロケが行われた場所。
ただし、今回の目的地はここじゃない。
地元民にとっては、入場料1300円は高い。。。 -
海沿いの国道を5分ほど歩く。
途中、見かけたバスは「まち巡りバス」という別の周遊バス。
あっちゃん号、せごどん号の2台いる。
サイズ感も似ていることもあって、観光客はシティビューと間違いやすいみたい。 -
そして、やって来たのは中川家というお店。
-
こちらは鹿児島名物「ぢゃんぼ餅」のお店。
なんともアットホームな雰囲気のある店内だ。 -
メニューは一択「ぢゃんぼ餅」
12本 500円。
一人だとこんなに要らないんだけどな・・・なんて思いつつ。
ちなみに近くにも数店あって、ハーフサイズを扱うお店もある。 -
ただ、ぢゃんぼ餅と言えば「中川家」なんだよね。
お茶とたくあんのセットがいい。 -
「ぢゃんぼ」は両棒という意味。
串が2本刺さっているのが名前の由来。
みたらしよりあっさりした甘みかな。
意外にもあっさり完食してしまった。 -
このお店、国道沿いにあるんだけど、通りかかる車から購入する人も結構います。
鹿児島人にとってはお馴染みの光景。
お店の人も道路沿いで常にスタンばっている。
実はこの先に踏切があって、車はスピードを落とすんだよね。
お店自体も人気ということもあって、公道での「ドライブスルー」が定着したようだ。 -
自分自身も、このドライブスルーでしか買ったことなかった。
店内で食べたのは初めて。
いい経験になりました。 -
道路を挟んで反対側は砂浜になっている。
夏は海水浴場として賑わう場所です。
冬の静かな雰囲気も意外といい。
https://youtu.be/9BElrjMm7gc -
ビーチの名前は磯海水浴場。
砂浜なのに「磯」。
というのも、この辺りは「磯地区」と呼ばれているため。 -
西に傾いた太陽が砂浜を照らす。
日没まであと1時間ほど。
日没は東京より1時間ほど遅い。 -
あの先まで行ってみようか、
・・・と思ってやめた。 -
冬の海ってのも悪くないねぇ。。。
-
さて、明るいうちにもう1ヶ所行っておきたい場所があるので、移動。
-
仙巌園近くにあるのは、有形文化財「旧芹ケ野島津家金山鉱業事業所」
少し暗くなっちゃったけど、真っ白で綺麗な木造建築です。 -
そして、こちらは2017年3月にスターバックスとしてオープンしました。
-
有形文化財がスタバ店舗として使われるのは全国で3店目だそう。
-
2階席。
普通のスタバとはちょっと雰囲気が違うね。 -
照明は薩摩切子というカッティングガラスにインスパイアされている。
-
大きな1枚板のテーブルも素敵なんですが・・・
-
人気はやはり窓側。
「日本一雄大なスターバックス」と紹介されたこともあるようです。 -
1階席はまたコンセプトが違っているようで・・・
-
薩摩の歴史をテーマにした部屋になっています。
-
なんでも島津斉彬は写真が好きだったとか。
こんな形で引き継がれるとは。歴史って面白い。 -
スタバで一息ついて、この日の観光は終了。
再びバスで市街地の中心地へと戻ります。
https://youtu.be/IfKkKa7Nc7Y -
ウォーターフロントもにわかにマジックアワーに。
-
中心部、金生町で下車。
「金が生まれる」という名前のとおり、商業で発展したエリアです。 -
バス停の目の前は鹿児島で一番大きなデパート「山形屋」。
ルネッサンス調の建築はわざわざこれを見に訪れる人もいるそう。 -
3月には鹿児島マラソンも開催されるようです。
まぁ、全国的にマラソン町おこしが流行ってるからねぇ。 -
商店街の中心はアーケード。2Kmも続いている。
降灰が多い鹿児島ならでは。 -
こういう老舗が残っているのもこのアーケードの特徴でしょう。
とある番組では「日本一大きな商店街」と紹介されていた。 -
それにしても、街にはホント西郷さんと篤姫キャラが増えたな。
「ゆくさおじゃったもした」は
「ようこそいらっしゃいました」の意。 -
時間は19:00
この日は自宅で夕ご飯なんだけど、すっかり観光客気分なので・・・ -
1杯飲んで帰ることにします。
飲み屋街を進んで・・・ -
やって来たのは「黒いだるま」というお店。
-
こちらは黒豚メインのお店です。
串盛り5本セットと焼酎を注文。 -
カウンター席にも焼酎瓶がずらーっと並んでる。
手前の「愛子」という焼酎は、愛子さまご誕生のときにとても話題になりました。 -
つきだしはミミガーポン酢。
コリコリ触感だけど、しっかり豚肉の味もする。
焼酎は「枕崎」の水割り。350円。
焼酎をちびちび飲みながら、豚串を待ちます。 -
豚串5本セットが到着。750円。
ハラミ、サガリ、ホホ、タン、レバー。
レバーは脂身が巻いてあって、表面のカリッとした食感がいい。
わさびとマスタードが添えてあるのがうれしい。
合計1600円ほど。サク飲みには最適です。 -
若干ホロ酔いで自宅へ。
この日利用した市電、バスは合計6回。
1日乗車券は十分利用価値がありました。
施設やフェリーも割引になったしね。 -
自宅では妹夫婦も一緒に鍋。
母親からはバレンタインデーの伊佐美チョコを貰いました。
チョコを眺めつつ、伊佐美で晩酌して、この日は終了。
濃い1日となりました。 -
<Vol.5 最終日 帰路>
3日目、朝。
自宅からの眺め。この日も晴天で、観光日和だけど東京へと戻ることにします。 -
お昼を食べて空港へ向かおうか。
ということで、行きつけのお店「桜勘」へ。
鹿児島中央駅近くにあります。 -
ここはホント良く来るんだよね。
自身の旅行記でも何度か書いてると思う。
基本は海鮮のお店なんだけど、かんぱち料理が名物のお店です。 -
ということで、今回もかんぱち丼(ダブル)
お刺身が付いて、1000円+税
この日はデコポンというみかんがサービスで付いていた。 -
ヅケのかんぱちのどんぶり。
やや甘めのタレが美味しいんだよね。 -
"ダブル"なのでヅケは2層になっている。
若干、火が入って、これまた別の味わいが楽しめる。
ちなみにシングルだとたったの500円です。
その代わりお刺身は付かないんだけど、コスパは最高。
ごちそうさまでした。 -
近くには薩摩蒸気屋という和菓子屋さん。
-
ちょうどこの日のかるかん饅頭が出来上がったところでした。
運良く出来立てを試食させて貰えた。
お菓子の種類も豊富です。空港でも買えるんだけど、店舗ならバラで買える。
帰りの機内で食べるべく、数種選んでお買い上げ。 -
鹿児島中央駅の広場にはでっかい西郷さんが。
-
今回の帰省で感じたのは街全体が西郷さん一色になっていたこと。
やっぱり大河ドラマの影響は凄いな。
https://youtu.be/jbM8BCltfKo -
こちらは「薩摩剣士隼人」というご当地戦隊に登場するキャラ。
2017年のツーリズムEXPOジャパンにも出張してたな。 -
広場では地元のショップの出店ブースが。
「SEGO」って。。。うーむ、これはアリなのか?
ちなみに「さいごう」が「せご」と呼ばれるのは鹿児島弁の特徴です。
鹿児島弁では「ア行+イ」の音が「エ行」に変換されます。
大根:だいこん→でこん
貝:かい→け
灰:はい→へ -
ご当地名物がプリントされたエプロン。
これはイイね。 -
鹿児島中央駅近辺は、常に再開発が進んでいます。
既に子供のころの光景とは大きく変わっているけど、これからもっと変わっていくのかもしれない。 -
レトロな路面電車も光景のひとつ。
-
さて、そろそろ空港へ向かおうかな。
-
駅と道路を挟んで反対側にあるバス乗り場へ。
-
空港までは40分。
料金1250円。
個人的にはもう少し安くしてほしいところ。
専用のICカードで1000円になるんだけど、観光客には不向きだしねぇ -
13:30
鹿児島空港到着。
もともと最終便で取っていたんだけど、14:50に繰り上げ。 -
まだ時間があるので、展望デッキへ行ってみた。
ここって、以前は入場料100円必要だったんだよね。 -
そうそう、鹿児島空港には航空展示室がある。
今まで行く機会が無かったので、訪れてみた。 -
存在感のあるでっかい輪っかはB747のエンジンカウル。
JALから寄贈された実物です。
さりげなく置かれているけど、結構貴重なものなのでは? -
室内にはB747のタービンブレードも。こちらもJAL寄贈。
奥のANAロゴは同じくB747のウィングレット。こちらは言うまでも無くANAから寄贈されたもの。
ウィングレットってこんなに大きかったんだね。 -
ウィングレットってこれね。
空気抵抗を抑える効果がある。 -
JAL(正確にはJAC)のモック。
https://youtu.be/k48qF0YEOgU -
なかなか立派。地方空港に展示されているようなレベルじゃないね。
シートが2種類配置されている理由は分からないけど。。。 -
鹿児島空港に発着する航空会社のモデルプレーンの展示。
出来れば水平に展示して欲しい感じだが・・・
https://youtu.be/di42sGYeAyI -
戦闘機から未来の飛行機のモデルも。
これは鹿児島空港とは関係ないけど。 -
小さいながら、なかなか楽しめる展示でした。
もちろん無料。
時間がある方は是非ちょっと覗いてみてください。 -
残りの時間はラウンジでまったり過ごします。
最近JAL利用が多かったので、ANAラウンジは久しぶり。
焼酎は月替わり。今月は「西郷どん」という焼酎。
なるほど、ここでも西郷さん推しですか。 -
焼酎もいいけど、やっぱビールなんだよねー
-
14:30 搭乗
機材は初めて利用するA321。
ANAが所有する最新のエアバス機。 -
実はこの機材に乗るためにこの便を選んだんだけどね。
-
A321ceo機を呼ばれている機材です。
ホントは最も最新のA321neoを機体してたんだけど、当たらず。。。
ANAの機材案内ではどちらもA321と表記されるので、実際に搭乗するまで分からないみたいです。 -
大きめのウィングレットがA321の特徴でもあり。
ただ、こうなってくると、B737との見分けがつきづらい。 -
シートはANAの他の機材と違って独特。
USBポートがこんなところに付いている。 -
機材観察も一通り終えたところでテイクオフ。
鹿児島→羽田路線は右側席に座ると鹿児島湾に浮かぶ桜島を眺めることができます。
どの時間に乗っても逆光になってしまうのが残念だが。
https://youtu.be/YaJ46Pz6ZK8 -
ドリンクサービスのタイミングでおやつタイム。
・かるかん饅頭
・はるこま
・島津さま最中
全部で300円。 -
かるかん饅頭は昔ながらの鹿児島の味。
-
こちらは自宅用。
昔からあるお菓子だけど、まぁ普通の麩菓子です。
これだけ入って120円は安い。 -
そうそう、ANAの機内WiFiの先行サービスを利用してみました。
正式リリースは2018年4月から。
専用アカウントの登録をして利用。
基本的な使い方はJALと一緒。 -
スピードは0.7MB/sくらい。
まぁ、衛星中継インターネットならこんなもんかな。
普通にネットを見る分には十分でした。 -
ちょっと使い方に迷ったのは機内オーディオのボタン。
これ物理ボタンじゃなくて、タッチセンサー式。
「全然押せない!」って、力づくで解決しようとしばらく格闘。。。 -
東京に近づいてきた。
新島が綺麗に見えました。 -
飛行ルートが分かるのは、飛行機好きにはありがたい。
-
東京湾上空を旋回して・・・
https://youtu.be/kAglx2MityY -
17:00
羽田空港に到着。
東京も晴天。
https://youtu.be/1cii5YA3jtI -
あらためてA321機材を写真に納めて・・・
-
路線バスで帰宅しました。
今回は普段の弾丸旅行スタイルを地元で実践してみました。
懐かしかったり、新たな発見があったり。
まぁ、地元ってなかなか観光すること無いしね。
充実した鹿児島再発見の旅になりました。
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