スリランカ　見つけた！１人旅(2) 祈りの町アヌラータブラ　世界遺産を巡る

2018/01/13 - 2018/01/21

(今回のテーマ)
ハバラナの宿泊先からスリーウィラーで
アヌラータブラを１日巡ります。
アヌラーダプラは、遺跡の町というよりも
遺跡そのものが仏教のお寺であり祈りの
対象です。祈りの町だと思いました。
さらにそれが集まる地域は、森です。
菩提樹など、見事な太さと力強い木で
おおわれる森です。
本来ならじっくり歩きたい。
うーんでも広すぎる！
スリーウィラーを使ったことに、
体力的には良かったと思う反面、
もっと時間をかけたら良かったという
気持ち。そんなことを考えさせる
気持ちのいい森でした。

エリア アヌラダプーラ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

朝７時半　ガーミニさんの運転で今日１日の始まり。
さあぶっ飛ばす！と思いきや。対向車からライトのパッシング。
・・・・・・・
交通違反の取り締まりをやっていました。
40k制限だそうです。日本と同じですね。

11号線は、草原や湿原の真ん中を走ります。その日によって、時間によって、
見ることができる動物が変わります。今朝は水鳥の群れ。

水鳥は、数十羽います。群れで気持ちよく飛びます！

あっ！イーグルだ。

水辺には蓮の花が咲いています。
よく蓮を見ることがありますが
やはり午前中は咲いているので
今が写真のチャンスです❗

魚をとっている。

移りゆく景色を見ながら
アヌラーダフラの樹木が茂る遺跡の森に入っていきます。

まずは、入場券を購入するため、
ジェータワナラーマヤが見える公園に入ります。この回りには博物館や柱だけの遺跡がいくつもある。

白い博物館があります。ここに入場券を販売するオフィースがあります。

ジェータワナラーマヤ博物館。

中に入ってすぐ右側。ここで入場券を購入します。入場料金は、3875ルビー、もしくは25ドル。
展示は1階だけ。ここを見学して、さあ世界遺産を見て回るぞ！

博物館からジェータワナラーマヤは、目と鼻の先。赤いレンガづくりの素朴な感じのダーガバだ。

今は、修復中。命綱をつけて作業している。
ぐるっと１周する。

じっと静かに祈っている。本当に静かなところです。

次に訪れたのは、ツインポンズ。対になっている池。
沐浴場。
スリーウィーラーを使うと、細い道を移動するが
ワープしたみたい。目的地までさっと連れて行ってくれる。

ツインポンズからすぐのところに、サマーディ仏像がある。

まるで礼拝者を確認するようにサルが参道の入り口に鎮座している。
近くを通っても動じない。

静かにお祈りしました。
ここでもずっと座って礼拝している人がいる。

この森にも柱だけの遺跡が多い。

さらに２、3百メートルも歩けば、アバヤギリ大塔がある。アヌラータブラ
最大のダーガバだ。

ダーガバの本堂内に横たわる涅槃像。スリランカの寺院では涅槃像が多かった。

ここでも１周しました。
ところどころで仏像が静かに見つめています。

近くには、森を背景にアバヤ王の宮廷がある。

このあたりは台所？Refectory とある。

その奥には像の池と言われる場所がある。
水鳥が遊んでいる。

さらに森の中を丁寧に探すと遺跡が出現する。

プラサダストゥーパのガードストーン

その奥。誰も来ない。

ムーンストーン

一人で探しあてたような気持ちになって戻ります。
森の中の遺跡探しから戻ります。

少し南にいくと　ランカラマスツーパです。

この真っ白い寺院にも多くの礼拝者が訪れていました。

さらに巨大なダーガバ（仏塔）を訪れます。
ルワンウェリ・サーヤ大塔。

ここは規模が大きいので、靴を預けるところがあります。
多くの寺院は、階段の前に靴を脱いで置いとけば良いの
ですが、ここは特に礼拝者が多いため、こういう場所が
あるのでしょう。

熱心に祈る人たち。
これらの寺院は、観光資源である前に市民に愛される寺院であることが
あらためて理解できます。

礼拝者の捧げたお花を食べている。

さて、最後にお参りするところは
スリーマーハ菩提樹です。

余り広くない公園の中は菩提樹が幾本も茂り、
それぞれの菩提樹を巡り多くの人がお祈りを
捧げています。

ここの菩提樹は、インドブッダガヤの菩提樹の分け木を
持ち込み植樹したと言われています。
アヌラータブラ最後の訪問地でお祈りをして
再び宿にスリーウィラーで戻りました。
本当に今日何回お祈りをしたでしょうか。
祈りと森での遺跡探しが今日の旅の思い出になりました。

最後に
途中で飲んだキングココナッツを紹介します。
値段は100ルピー。ほんのりと甘く結構な量がありました。

この後は、キャンディにつながるA９号線から
ハバラナ方面に行くA11号線を戻りますが、
いつもの草原を通ると、今回は水牛の群れに
出会いました。
それと今日は数回ピーコックにも出会いましたが、
羽を広げないと、今ひとつですね。

2時過ぎ。ハバラナジャンクション近くで
運転手のガーミンのお母さんがやっている
レストランカレー＆ライスで遅い昼食をとりました。
450ルピー（食事とスプライト）。
写真一番左が宿のオーナールワン。真ん中がお母さん。その右がガーミニさんです。
お店は10数人と小ぢんまりしていて、
先客は、欧米人の観光客。壁には訪れる人の一言とサイン。圧倒的に多いのがヨーロッパの人たちでした。私も日本人らしく漢字ひらがなカタカナで書いてしまいました。
午後は暑いです。宿に帰って町で買ったビールを飲んでゆっくりしました。

この旅行記へのコメント （1）

• Pメテオラさん 2018/02/03 13:41:20

  お寺と祈りと

  作者さま。お寺の雰囲気や祈りの場の様子がよく感じられました。その一方で、世界遺産という観光的な面もあることも分かりました。お寺と、その周りの事柄に絞りこんだ目線での展開が、とても分かりやすかったです。よいご旅行がつづきますように。