見つけた！恋人の聖地。

2018/01/26 - 2018/01/27

いまどき「恋人の聖地」なんて珍しくも何ともないじゃないかと言われそうだが、今回の奥志摩・鵜倉園地にある聖地は難所中の難所だけに、着いたときは老夫婦ながら「よくぞこんなとこまで」とうれしさが込み上げてきた。
（調べたら「恋人の聖地」は全国に140か所もあり、増やすためのプロジェクトもあるのだという。）

志摩から熊野方面へ走ること1時間余り。国道をそれて、鵜倉園地のわき道に入ってからがたいへん。見江島展望台というのが「恋人の聖地」なのだが、冬場とあって駐車場を造る工事の真っただ中。狭い道をダンプはくるわ、大型重機を乗せた車はくるわで、対向に四苦八苦。わき道に入ってから30分位かかっただろうか。警備員の方が対向できるところを案内してくれる親切に甘えて、表紙のハートの入り江を見たときは「ついにこれたか」と感激もひとしお。ちなみに当方のレンタカーはホンダ・FIT.
今年の夏には工事も終わりそうだから、若いカップルには行きやすくなりそう。この園地には4つも展望台があって、どこからも太平洋やリアス式の島々が眺められる。3か所は歩いていける。

あとは大王崎の灯台や、奥志摩の知られざる旧跡などをめぐったりと、観光地を外した旅なのでした。しかしサミットをした時の写真を見たが、写真がきれいかった。もちろんリアス式の島々も「どうやって撮ったんだろう」と思うほど。

エリア 志摩市・賢島・浜島(三重)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

たしかにハートに見えますね。

聖地らしく鐘もちゃんとある。工事の資材もある。

ハートと工事が同居。この段を登るとハートの入り江が見える。

駐車場をつくってもここまで来る道はガードレールもなく、かなり狭い。

別の展望台。

これもちがう展望台から。

展望台はどこもきれいな眺めながら散策するわけにはいかない。

国道から離れたところに親子橋というのがある。この右に少し小さい橋がかかっているので、そう呼ぶらしい。

橋の横から見ても、アーチは見えない。

剣道のふるさとと言われる「愛洲の館」五ケ所城址があったり、1周30分ほど。

寒さのおり、流れる水がつららに。

中世の伊勢の豪族・愛洲氏の居城だったらしい。以来さまざまな剣道の流派が生まれたそうだ。

竹やぶもスケールがでかい。

浜島近くのびん玉ロード。夜はライトアップされるようだ。

伊勢湾をのぞむ大王崎灯台。1978年に改修された。高さ22メートル以上で、数少ない登れる灯台の一つ。

絵かきの街とのこと。資料館などに子どもから大人までの絵がいっぱい。

階段を登り詰めると太平洋がせまる。

灯台からの眺め。冬の雲の動きはすばやい。風はまだまし。

ふもとの土産屋でウルメイワシが天日干しされていた。アジの干物を買って家で食べたが、とてもおいしかった。

土産屋の前は港。毎日水揚げされるから新鮮そのもの。

リアス式の海は、素人にはなかなかうまく撮れない。青空だと映えるんだが。

角度を変えると海が少なくなる。

名物うな丼。肝吸いがついて2000円足らず。