2017/09/11 - 2017/09/16
324位(同エリア471件中)
m-aさん
たどり着くのに片道2日かかる北アルプス最深部の黒部五郎岳。途中の行程も素晴らしいはずだし、行って帰るだけではもったいない。風呂なしが絶えられるか心配だけど、5泊の山生活にチャレンジです。経費節減のためにテント生活にして、荷物軽減のために朝食はカロリーメイト、昼食は山小屋、夕食はアルファ米とフリーズドライスープです。
風呂よりも食料よりも心配なのが、入山する日に九州を直撃している台風。予報ではこのまま列島縦断するそうです。どこかで何かを1日諦めて山小屋に停滞すれば、無事に過ごせるはずという目論見で出発しました。
1日目 新穂高温泉→双六小屋
2日目 三俣山荘で台風停滞
3日目 鷲羽岳
4日目 黒部五郎岳
5日目 三俣蓮華岳→双六岳
6日目 下山して福地温泉
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夜行バスで新穂高ロープウェイへ。ここからスタート。
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最初は舗装路です。登山口で朝ごはん食べたり、麓に残していく家族友人にLINEしたり、のんびりしすぎて道中ほとんど一人です。
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台風が近づいているけど、今日の天気はギリギリ持つはず。やけに下山者とすれ違います。
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ひたすら登る登る。足は遅いので今日は8時間歩行の予定。
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シシウドヶ原。この辺でもうだいぶ満足感あるくらい歩いたんだけど、目的地はまだまだ。
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鏡平。本当はどかーんと北アルプスが映る池の筈なんだけど。
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鏡平山荘。14:00過ぎのランチタイム。ここで「明日は台風で、増水したら通行止めになるから下山できない可能性がある」と告げられました。だから下山者が多かったのか。
私は初めから、台風の日は山小屋で停滞するつもりできたので、このまま登ります。 -
雲の中から槍ヶ岳が顔を見せました。
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弓折乗越。乗越ってつく場所はほんと登りがキツい。
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もう6時間くらい歩いてるけど、まだまだ登ります。
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北アルプスを歩いてるなあ、という景色になってきました。
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ようやく見えた1日目の目的地。双六小屋。まだまだ遥か向こうです。
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双六小屋。ホントはテント泊がしたかったけど、何といっても台風前夜。ここはおとなしく素泊まりの小屋泊にします。
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自炊用スペース。スペースが限られているので、素泊まりは1日20人限定なのだとか。スペースの問題なんて、回転と譲り合いで解決しそうなものだけど。
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寝室。台風のおかげで、シルバーウイークにもかかわらず、この部屋には二人だけでした。
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山小屋のお楽しみ。地酒を買って談話室へ。
登った山の話、便利な山アプリの話、明日の予定の話・・・。ついでに焼酎のお相伴にあずかっちゃったりして、楽しいひと時です。 -
翌日。台風が本当に近づくのは午後との情報。双六小屋は広すぎて居心地イマイチなので、2時間先の三俣山荘まで移動することにしました。
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雨に濡れるチングルマの綿毛。
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あたりはチングルマの綿毛だらけ。夏はさぞ素晴らしいお花畑だっただろうな。
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もうすぐ秋。花よりも実を多く見かけました。
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お!あの影は!?
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きたー!ライチョウ!
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天気が悪い日はライチョウ遭遇率が高いのです。雨の中、じっくり写真を撮りすぎて、カメラの調子が悪くなりました。
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台風が本格的にやってくる前に、三俣山荘にたどり着きました。
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宿泊客は15人くらい。ゆったり過ごせます。まだ午前中だけど、しばらく停滞です。
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あとは台風が通り過ぎるまで、ここでオセロしたり。
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ここでワインを飲みながら読書したり。
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食事は自炊。ご飯は無洗米を炊いてレトルトの牛丼をあたためたもの。味噌汁はフリーズドライ。
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乾燥室。時間だけはたっぷりあるので、靴はもちろん、トレッキングポールも分解してお手入れ。
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どうやら台風のスピードは大変遅いらしく、暴風の一晩が過ぎてもまだ雨が上がりません。本当はこの庭の向こうに北アルプスがどどーんと見えるはずなのに。
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13時過ぎに、ようやく雨風が収まりました。遅すぎるスタートだけど、鷲羽岳だけ登ってこようと出発。まずは黒部源流へ下ります。
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ここが黒部川の源流。
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この水が源流。この水が集まってあの黒部ダムになり、電力発電になるのです、たぶん。
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秋の花が咲いてました。トリカブト。
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リンドウ。
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あたりの山も姿を見せ始めました。
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斜面は紅葉してました。
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ワリモ岳山頂。
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鷲羽岳山頂。カメラが雨に濡れて壊れたのか、電源が入らなくなったり撮ったはずの写真が消えてしまったりして、残ってる写真はケータイで自撮りしたこんなのだけ。
カメラは山岳保険の携行品特約で修理できるけど、写真はプライスレスなんだよなあ。 -
ちょっと夕方遅くなってしまい気持ちは焦るものの、ふと東側を見たらブロッケン現象!これも天気悪めな日の特権です。
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三泊目にしてようやくテン泊できました。テン場から見える朝日。待ちに待った台風一過のぴーかん青空です!
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ずーっとガスっていた三俣山荘のお庭。本当はこんな景色だったのです。
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黒部五郎岳へ向かいます。
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こんな素晴らしい青空の山行きは、一年以上記憶にありません。ここずっと三連休のたびに雨だったし。こんな天気なら何時間でも歩けます。
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向こうに見えるのが黒部五郎岳。麓に見える赤い屋根が黒部五郎小屋。今日一日であの黒部五郎岳まで登って、小屋に戻ってくるとは、我がことながら信じられません。我ながら何かすごいことしてるなって気分。
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黒部五郎小屋。今夜はここにテン泊です。
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ランチは山小屋と決めているので、腹ごしらえ。
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11:00過ぎ、黒部五郎岳に向かいます。往復5時間くらいのはず。
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黒部五郎カールです。
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どう撮影しても変わらないのは分かってるんだけど、どうにかこの感激を残したいのです。豊かで広大で変化に富んでて、夏のお花畑シーズンならどれほど素晴らしいか。。。
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パノラマ写真にしてみました。あの稜線上まで登って、登頂です。
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登頂!薬師岳方面から登ってきた人と写真を撮りっこ。
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2-3時間ほど歩き、小屋まで戻りました。今夜もテント泊。4泊目ですが、お風呂に入れないのは気になりません。それよりも、汗のしみこんだ衣類のにおいが本気できつい。次回はファブリーズを小さなスプレーボトルに詰め替えて持って来るべきかも。
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夜です。けっこう冷え込みました。実は今年初めての氷点下。立山には初雪が降った夜だったそうです。
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翌日は寒冷前線が通過。天気は崩れるそうです。台風一過って1日しかもたないものなのか!?とにかく道を急ぎます。まずは三俣蓮華岳へ。
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あれがたぶん、立山と初雪を降らせた雲。
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三俣蓮華岳。
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三俣蓮華岳は長野・岐阜・富山の県境です。この3つの標識が境になっています。
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そして双六岳。ここに来るまでがあまりに暴風で写真なし。
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双六岳から双六小屋に向かうこの稜線が、広々として正面に槍ヶ岳が見えて素晴らしいはずなんですが、とにかく凄い風。顔を上げられません。正面に槍ヶ岳があったのも、写真を見て気づいたくらい。
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せっかくテントを持ってきたのに、まだ2泊しか使ってません。双六小屋で、風がやむのを3時間くらい待ったけど、まったくやむ気配なし。5人くらい、テン泊を断念した人たちのチェックイン場面にも遭遇しました。私も諦めて素泊まりに変更。せっかく重い思いをして、テントを持ってきたのにな。。。
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翌朝。下山日だというのにぴーかん青空。うまくいかないものです。
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ホシガラスを発見。
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双六小屋から20分ほど移動した場所。槍ヶ岳が良く見えます。モルゲンロートを狙うべき場所でした。
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少し下山して弓折岳。360度の良い景色。なぜこんな日が下山日なのか。。。
https://www.youtube.com/watch?v=fTIOa9pgo4A -
鏡平小屋が見えました。
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さらに下ってわさび平小屋。ここまで来れば下界も同然です。
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生鮮野菜なんて何日ぶりでしょう!塩をふってかぶりつくトマトが最高に美味しい!
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下山後はバスで20分ほど移動し、新穂高温泉郷の福地温泉へ。5日ぶりのお風呂です。左膝がけっこう痛いのもほぐしたい。
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こちらの民宿に一泊します。宿にはお金かけない派だけど、とにかくお風呂に入りたいし、久々にきちんとしたものを食べたい。温泉民宿くらいがちょうど良いのです。
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お客さんはわたし一人。お風呂は独占です。
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露天風呂も。朝晩2回入りました。痛んだ膝も回復しました。
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近くには舎湯という足湯施設があります。福地温泉の宿泊者なら無料です。
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なかなか良い雰囲気。ここでもお一人様です。
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朝は近くの朝市へ。
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面白い野菜が色々売っていました。気になるけど持って帰れないのが残念。地物のそば粉はないかなーとお店の人に声をかけたら、1時間後くらいなら知り合いを通じて手配してくれるとのこと。帰りのバスがちょうど1時間後で、バス停は朝市の近くなので、そば粉をお取り寄せしてもらっちゃいました。
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15分ほどバスに乗って、平湯バスターミナル。ここから新宿行きのバスに乗ります。1時間以上時間があったので、バスターミナル隣のひらゆの森へ。ロケーションといい、白濁したお湯といい、すばらしい温泉でした。温泉が疲れをデトックスしてくれたのか、帰りのバスではくたっと気持ちよく眠りました。
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