2018/01/12 - 2018/01/13
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chiyoさん
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前回の東方神起ツアー以来、三年ぶりの名古屋へ。
東方神起の再起動とともに、私も再起動するために、久しぶりのひとり遠征を行いました。
今回の遠征テーマは、主に三つ。
①アーバンライナーに乗ってみる
今まで新幹線移動ばかりで、近鉄特急を使ったことがない。
「安いし快適」と噂に聞く車両がどんなもんかと、体感してみることに。
②クレジットカードを使用してみる
現金派なので、実生活ではカード未使用。
しかし今回は、給料日前でなかなか苦しい。
そこで、随所で実技勉強をかねて、魔法のカードに助けてもらうことにしました。
③ひとりで行って、ひとりで帰ってくる
実は、三年前の名古屋遠征で、生まれて始めて過呼吸で倒れてしまったんです。
心身共にすっかり立ち直った今、苦い思い出の残る土地に向かい、無事に帰ってくること。
トラウマから前へ進むことも、この再起動旅の目的です。
はじめてと久しぶり。わくわくと不安。
様々な感情が入り混じるまま、いざ名古屋へ。
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旅の始まりはJR環状線鶴橋駅。
ここから近鉄に乗り換えます。
ICOCA持ちなので、特急券を差してからICOCAタッチで入場。 -
アーバンライナーの特急券兼乗車券。
鶴橋→名古屋まで4260円でした。
今まで利用していた新幹線の新大阪→名古屋間が5830円(普通車自由席)なので、1500円くらいお安くなりました。
往路の切符は、前日に鶴橋駅の特急券売り場で購入しています。
翌日の復路でも、当日その場でクレジットカード支払いができたので、急な乗車予定ができても安心ですね。
これで帰りの足も確保だ!やったぜ! -
名古屋駅で撮ったアーバンライナーのお顔。
シュッとしたイケメン顔ですね。 -
座席スペースは、足も組み変えられるほど、ゆったり確保されてます。
三日用のキャリーバッグなら、足元に置いて座ることもできました。
シートは背もたれを倒せば、お尻のシートも連動して沈み込むゆりかごシート。
包み込まれる安定感は、まるでマッサージチェアーのようです。
そしてフットレスト!これがありがたい!
ちょっと足が伸ばせるだけで、その後の疲労感が全然違いますよね。
おかげでか長時間の乗車でも、のびのび過ごすことができました。
座席ポケットには、三重大学が作った広報誌が、あったりなかったりします。 -
往路便では、途中止まったのは三重県の津駅のみ。
停車時間もわずかだったので、探検や買い物に出かける時間はありません。
アーバンライナーの車内販売は、土日祝の特定の車両のみらしく、この日の車両には車内販売なし。
この辺りで、水だけ買って乗ってしまったことを、ちょっぴり後悔。 -
今回の旅のお供、奈良名物シカ+チェブラーシカ=ナラーシカと一緒に。
誰かを象徴する組み合わせなんです。
そしてこの日は、2018年最初の最強寒波が日本列島を覆った日。
車窓にも、ちらほら雪が積もる地域が写りました。 -
今回旅のお供に持ってきた本、原田マハさんの「旅屋おかえり」
売れない崖っぷちタレント丘えりかが、ひょんなことから始めた、人に代わって旅をする仕事『旅屋』。
旅を願う人。旅した場所で出会う人。旅した人の帰りを待つ人。
旅が繋げるあたたかな人の縁に、やさしい涙が流れて、ほっこりとする。
見知らぬ土地で小さな不安が過ぎる度に、この本の中のフレーズが励ましてくれます。
「旅に出ようよ、明日から。いいことあるよ。大丈夫!」
何度も読んでるけど、旅行に出るたびに読みたくなる本です。 -
うつらうつらしてるうちに到着。
はじめまして近鉄名古屋駅。
乗車時間は約2時間でした。
新幹線だと1時間弱なんで、時間に余裕がある場合はこっちが楽かな。 -
まずはホテルへ荷物を預けに。
地下鉄伏見駅にある、名古屋伏見モンブランホテルに宿泊です。
楽天トラベルにて、朝食なしのスタンダードシングルで予約し、価格は6900円。
こちらの支払いも、クレジットカードで乗り切りました。
目印でもある1FのCafe DAPHNEでは、名古屋文化ではおなじみの、モーニングサービスもいただけます。
名古屋駅から地下鉄で1駅。駅から徒歩2分と立地も近め。
遊び疲れた体もすぐに休める、名古屋の定宿です。 -
以前泊まった時にはなかったサービス、シャンプーバーがありました!
四種類からお好きなものを、手前にあるカップに移して、部屋へ持って上がれます。
他にも部屋にはないアメニティがたくさん。
(コンソメスープ、梅昆布茶、コットン類、洗顔石鹸、ヘアクリップ、入浴剤)
ホテルの内装も、ウッドを基調とした落ち着いたデザインに変わってるし、より女性客に親しみやすいホテルへと進化しているようです。 -
スタンダードシングルのお部屋入り口から。
ベットと机があるだけの、シンプルな内装です。
足元はキャリーがギリギリ通れるくらいで、こじんまりとまとまってます。
消臭剤完備。加湿器はフロントから台数限定で貸し出し。
その他最低限のものは揃ってあるので、部屋では寝るだけの旅にはこれでオッケー。 -
トイレとバスルーム。
狭すぎず、広くもなく、適度な使い心地。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープが、部屋に完備されてます。 -
右はチェックインの際にいただいた、ホテル周辺のグルメマップ。
名古屋名物が味わえるお店や、居酒屋が紹介されています。
手作り感がいいですね。
左はフロントのアメニティからとってきたバスソルト。
入浴剤欲しいなーと思ってたんですよね!
寒さ対策の発汗目的で塩にしたんですが、逆に浸かりすぎてのぼせるハメに…。 -
荷物を置いたら、いざライブ…の前に、小腹を満たすために、伏見の街へ繰り出します。
徒歩圏内にコンビニ、ドラッグストア、カフェ、スタバ、居酒屋もたくさん。
なにがあっても柔軟に対応できるのも、このホテルを選ぶ理由ではあります。 -
小腹を満たすために訪れたのは、伏見の地下街にある「HANDSOME BURGER」ハンバーガー屋さんです。
地下鉄伏見駅への連絡通路にあるんですが、階段降りた途端に、いい匂いが立ち込めていました。
店内は立ち食いスタイル。カジュアルな内装でとってもオシャレなんですが、気が引けて写真撮れず…。 -
ガラス越しに、自分のハンバーガーのお肉が焼ける様子を、ワクワクして待つこと数分。
オーソドックスな「ハンバーガー」が到着です。
一口食べると、ガツンとしたお肉の味が、口の中に広がります。
野菜も新鮮でシャキシャキ。パンズもふわふわで、ふんわり小麦の香りがするのも好き。
これはうまいなー…!大口開けて、あっという間に食べてしまいました。
ちなみにドリンクは、店内のサーバーからセルフでいれます。
今回は頼まなかったんですが、代わりにお水を入れるコップがいただけました。 -
お腹は満たされましたが、まだ時間があるのでもう一件。
「HANDSOME BURGER」があった地下から、地上に出て徒歩1分。
イルミネーションで彩られたオシャレカフェ「THE CUPS」へ向かいます。
外観からもうインスタ映えしてますね。 -
店内はどこ撮っても写真映えする、オシャレ空間が広がっています…が、これは二階へあがる階段の途中。
こんなステキな店内を、写真に収める度胸がなかったんだ…。
一声「写真撮っていいですか?」と聞けば済む話ですが、ひとりだとこの辺りの感覚が萎縮してしまうなー…。
誰かとおしゃべりして過ごしたくなる、とても居心地のいいお店なんですよ! -
メニューはコーヒーや低脂肪ジェラート、新鮮な野菜を使ったデリがメイン。
ひとまずお腹はいっぱい、コーヒーは飲めないので、紅茶とテイクアウトで焼き菓子を注文。
紅茶もいい香りのアールグレイで、冷えた体がほっこりと温まります。
あー…誰かと来ればよかったなー…。
どこの店に入っても、最初の5分は人が恋しくなりますね。 -
こちらはホテルで撮った、「THE CUPS」でテイクアウトした焼き菓子。
洋酒がほんのり香るカヌレと、ホワイトチョコレートがゴロゴロ入った、ダブルチョコチャンククッキー。
どちらもとっても甘くて美味しい!クオリティー高いな焼き菓子!
ヘルシーではないけれど、心はとっても満たされる!もっと買えばよかったなー! -
時間が経つほどに、ひとりの時間にも慣れてきます。
「あー寒いなー」とか、「あートンペンいっぱいいるなー」とか。
何にも追われず、外を眺めてぼーっとするだけの、贅沢な時間の使い方。
誰かと過ごす時間は楽しいけど、ひとりの時間も大事ですよねー…。
ところで、なにしに名古屋きたんだっけ? -
時間になって思い出し、ようやく本来の目的地へ。
伏見駅から地下鉄で20分、三年ぶりのナゴヤドームです。
そういえば、ナゴヤドーム前矢田駅改札からドーム入り口まで遠かったなー…10分くらい歩くんだよなー…と、現地着いてから思い出しました。
到着したのは開演20分前。
ツアートラックを写真に収め、急いで中へ向かいます。 -
ただいまナゴヤドーム!
あっという間の3時間半でした。
今ツアー参戦は3回目ですが、ライブって何回見ても、新鮮な発見があって楽しいんですよね!
この日、1Fスタンドの前の方の席だったんですが、外周を回ってきたメンバーと、目が合う瞬間がありました。
ちょうど周りの席が空席だったので、たまたま目に入っただけかもしれない。
ただ、彼と目があった瞬間、私は「あ、もう大丈夫なんだ」と思ったんです。
三年前、ここで彼らにあった翌日に、トラウマになる事件が起きた。
そこから三年間は色々あったけど、同じ場所で彼らと会えた自分が、もう過去の出来事にとらわれてないことに気付けた。
止まっているわけではなく、前に進んでいることを、たしかに感じた。それだけでも、名古屋まで来てよかったなと思いました。 -
ライブの興奮覚めやらぬまま、伏見に帰ってきました。
ライトアップが綺麗ですね。人通りも多く街が明るいので、遅くに女性ひとりで歩いても、ちょっと安心。
ナゴヤドーム前矢田駅の混雑を避けるため、次の大曽根駅まで15分ほど歩いたんですが…この日寒波来てたのすっかり忘れてました。
小雪ちらつく名古屋の夜。寒い!寒い!お腹減った!寒い!
時刻は23時。お店もすっかり閉まっていたので、風邪引く前にとっととホテルへ戻ることに。
味噌煮込みうどんとか食べたかったな…! -
そんなわけで…夕食はホテルにて、チキンとスープとリポビタンD。
名古屋色まったくないコンビニ飯となりました。
シャワーものぼせるほど浴びて、ようやく就寝。
…したはずが、夜中ずっと聞こえる「ゴウンゴウン」という音が気になって、まったく寝れない。
音の出所は、加湿器でも空調でもなく…配管かな?
私が神経質なだけだと思いますが、音や振動に敏感だと、気になるかもしれません。ゆっくり寝たかった…。 -
よく眠れないまま、朝を迎えました。
相変わらず外は寒波来襲中。
寒さは感じないものの、なんだか胃の調子が悪いような…。
本日の予定はなく、無事に帰るだけ。
でも、せっかく名古屋に来たので、モーニングだけは食べようとチェックアウト。
写真奥に見えるのは科学館だったかな?
元気があれば行きたかった…。 -
すっかり気に入って、また来ちゃいました。「THE CUPS」
モーニング目当てで来たのですが、来店が遅くなってしまい、モーニングは終了済み。
代わりに日替わりフォカッチャと紅茶を注文。
ボリューミーなパンに、栄養たっぷりの新鮮な野菜とハムがサンドされてます。
パンも野菜も美味しい…美味しいんだけど…胃が求めていなかった…。
ゆっくり食べ進めてみたものの、すっかり胃腸風邪を引いてしまったようです。
アイスも食べたかった…次こそは是非。 -
みるみるうちに体が弱ってきたので、止む無く帰路に向かうことに。
近鉄名古屋駅の窓口で、一番早くに出る切符をクレジットカードで購入しました。
土曜日でしたが、それほど混雑してなかったようで、無事に窓側の席をゲット。
お土産売り場をめぐる元気もなく、電車が来るまでベンチで待機。 -
定刻通りに発車し、あっという間に名古屋離脱です。
列車の前方には、写真のようにディスプレイがあり、ニュースや行き先表示が出るのですが、時折走行中の車両前方の映像が流れていました。
これ新幹線にはないよね?窓から見る景色とは違っておもしろーい!
この時乗った車両は全席禁煙で、喫煙ブースは車両間(写真ドアの向こう)にあるんですが…ここにひとつ問題が。
喫煙ブース、仕切りが甘々のすだれスタイル。
人が通るたび、ドアが開くたび、タバコの煙が流れこんできます。
マスクの中にまで匂いがこもってしまい、タバコ嫌いな私、あえなくマスクを捨てるハメに。
快適に過ごせたアーバンライナーで、唯一合わなかったポイントでした。 -
小説を読んだり。感じたことをメモしたり。
車窓を眺めると、普段なかなか感じられない広い空の下にいたり。
電車に揺られる2時間も、なかなか楽しいですね。
今回初めて乗ったアーバンライナー(レギュラーシート)は、私にとっては、次回も利用したい交通手段となりました。
新幹線(のぞみ/ひかり普通車自由席)と比べて感じた違いは、こんなところですかね。
長所
・運賃安い(ぷらっとこだまよりも200円安い)
・座席広々、ゆりかごシート
・フットレストもあり
短所
・乗車時間は新幹線の倍
・窓側にコンセントなし
・車内販売は土日祝のみ、車両限定
・喫煙室の仕切りが甘々
・新幹線に比べるとかなり揺れる。トイレでは酔うレベル揺さぶられる。
金額の分か、やや新幹線のサービスには劣りますが、時間に余裕があって、ゆっくりしたい人にはオススメです。 -
しみじみと自分を振り返り終え、無事に鶴橋駅に戻ってきました。
時間は14時。大体24時間の旅でした。
意外と近い名古屋旅、今度は是非ともグルメを味わいたいです。
待っとれよ味噌煮込みうどん!絶対また行くからね! -
最後に、ナゴヤドームにあった、ドアラ先輩の背中で締め。
一人でいると不安で、寂しくて、情けない自分に泣いてしまう時もある。
いいことばかりじゃなくて、悪いことも起こる。実際体調崩してるしね。
それでも、不安で、寂しくて、情けない自分でも、なんとかなった。
過呼吸も起こらなかったし、無事やりたいことやって、帰ってこれた。
もう大丈夫なんだな。
あれはもう、終わったことなんだな。
不安なまま、情けないまま、自分のペースで前進あるのみ。
三年かかってインストールした新しい自分も、無事再起動できました。
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