ベトナム最北部　ハザンの旅（３）～メオバック日曜市、カウバイ村～

2017/12/31 - 2017/12/31

ドンバンの日曜市を見学した後、ここから２０ｋｍほど南のメオバックに向かいます。メオバックもドンバンに負けず劣らず、日曜市の規模は非常に大きく活気に満ち溢れていました。午後は郊外のカウバイ村まで足を延ばしましたが、道中のカルスト台地の広がる風景のドライブはとても楽しかったです。
以下、日程です。
1229(金)　関空→(ベトナム航空)→ハノイ空港→(専用車)→ハザン
1230(土)　ハザン→クアンバ→イエンミン→モン族の王の住居→ドンバン
1231(日)　ドンバン日曜市→マーピーレンハイキング→メオバック日曜市→カウバイ村→メオバック
0101(月)　メオバック→ニエムソン月曜市→クオイコン村(黒ロロ族)→バベ湖
0102(火)　バベ湖ボートトリップ(ダウダン滝、プオン洞窟)→ハノイ
0103(水)　ニンビン日帰り(ファットディエム教会、タムコック)→ハノイ水上人形劇→ハノイ夜中出発
0104(木)　早朝関空到着

エリア ベトナム

11時ころにメオバックに到着し、日曜市は昼前には終わってしまうようなので、足早に市場に向かいます。

市場はメオバックの町の中心地に位置しており、宿泊するホテルは目と鼻の先です。

ベトナム国旗を掲げた店舗が連なる通り。

市場の前の通りも露店が多く開かれていて、人出も多く賑わっています。

道の真ん中で鶏を両手に持って売っていました。

市場の中に入ります。

メオバック市場。

市場の中のフードコートがとても賑わっていました。麺類のフォーを出す店が殆どです。

メオバック市場の賑わうフードコート。

仲良く横に並んでフォーを食べています。

食肉市場。

藍染めの服を売るアオザイ・ザオ族の女性。

頭にターバンのように布を幾重も巻き付けてかぶっているのが特徴です。

ヘッドライトを頭につけて、年代物の足踏みミシンで縫製していました。

民族衣装がズラーッと並べられています。

ヤオ族の女性

ヤオ族の女性を撮らせていただきました。

市場の外に出て家畜市の広場に行きましたが、残念ながらすでに終了していました。泣き叫ぶブタが網かごに入れて持ち帰られる場面に遭遇。

このブタは網かごに入れられる際は必死に泣き叫んでしましたが、かごの上フタを閉められると、観念したのか泣き叫ぶのをやめてしまいました。

網かごに入れられて立たされたブタが哀愁を漂わせていました。

バイクの荷台に載せられて持ち帰られました。

子ブタはまだ道の真ん中で販売中。

販売用の子犬も連れられていました。

露店の立ち並ぶ道の真ん中を、牛を引き連れて歩く女性がいたので、後について行きます。

道の真ん中で、飼料を売るお店の前で立ち止まりました。

店先に並べられた飼料の袋を、牛が物欲しげにジーッと見つめていました。

ヤオ族は頭の飾りが特徴的なのですぐにわかります。

キンキラキンの飾りをつけた女性。

サトウキビが山盛りに積まれていました。

中国のスマホメーカーの「オッポ」の展示が街中で開かれていました。

社会主義国ベトナム。

ホーチミンの銅像。

この公園にいた女の子。

町の中心にあるスタジアム。

昼食はホテルの隣の食堂で焼きそばをいただきました。

休憩後、２時頃に郊外のカウバイ村に向かいます。

秋吉台のようなカルストの岩場が広がっています。

眺めの良い場所で停めてもらいました。

カルスト地形の山々。

この一帯の大地は岩場が広がっているので米作ができず、トウモロコシやソバくらいしか収穫できない厳しい地域です。所々にトウモロコシの枯れ葉が積まれた山を目にします。

カルスト地形の広がるハザンの風景。

うっすらと見える山の向こうは、もう中国です。

カウバイ村が見えてきました。

カウバイ村は毎年３月に年一回のラブマーケットが開かれる村です。

普段のカウバイ村は閑散としています。

カウバイ村の民家の入口には、漢字で書かれた厄除けのお札が貼られていました。

厄除けのお札。

カウバイ村には男女をそれぞれ祀るお堂があります。

お堂に祀られている女性の像。

お堂の入口の両脇に漢字のお札が貼られていましたが、たどたどしく書かれた漢字がとてもいい感じです。

カウバイ村からの帰り道に、山ほどのとうもろこしの枯れ木を背に担いて歩く人々がいました。

女性も当たり前のように枯れ木を担いでおり、この地での生活の厳しさがしのばれます。

葉っぱを担いで歩く女の子。

この地域一帯は岩がゴロゴロ転がっているので、石垣が積まれた塀の家屋が多いです。

民家の石垣。

岩が地面からそこら中に顔を出しています。

乾燥させるために積まれたトウモロコシの枯れ木。

メオバックに戻ってくる途中、郊外の村に立ち寄りました。

屋根はトタンが多いのですが、この民家は瓦が葺かれていました。

屋根の棟の中央には家紋のような飾りが施されていました。

赤ちゃんを抱いた若奥様。

かごに満載にした薪を背負って家路につく女の子。

夕食はホテルの隣の食堂でいただきます。

魚を丸ごと煮た鍋が絶品でした。この日もガイド、ドライバーと店主も含めて皆でこの鍋をつつきながら、楽しい夕食となりました。