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《アジア縦横断の旅 とりあえずイスタンブールを目指すけど辿り着くは知らない》<br />を2018/1、バンコク出発。<br /><br />ラオス後半はルアンパパンからノンキアウ2泊、ウドムサイ1泊、ムアンクア1泊とバスで動きました。ルアンパパンで8日滞在したのでラオス滞在残り日数が少なくなったため、少し急ぎ足での北ラオス散策となり、行く予定だった町をコンプリートすることはできませんでした。またいつかラオスに来る理由が出来ました。

東南アジア縦横断の旅道中記 13《ラオス後半。ルアンパパンからノーンキァウ、ウドムサイ、ムアンクアへ》

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2018/01/24 - 2018/01/27

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sawadeekazu

sawadeekazuさん

《アジア縦横断の旅 とりあえずイスタンブールを目指すけど辿り着くは知らない》
を2018/1、バンコク出発。

ラオス後半はルアンパパンからノンキアウ2泊、ウドムサイ1泊、ムアンクア1泊とバスで動きました。ルアンパパンで8日滞在したのでラオス滞在残り日数が少なくなったため、少し急ぎ足での北ラオス散策となり、行く予定だった町をコンプリートすることはできませんでした。またいつかラオスに来る理由が出来ました。

旅行の満足度
4.0
観光
2.5
交通
1.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • ルアンパパンからノーンキァウはこのハイエース。11時のバスに乗るため宿から歩いて3km先のバスターミナルへ。

    ルアンパパンからノーンキァウはこのハイエース。11時のバスに乗るため宿から歩いて3km先のバスターミナルへ。

  • 8日間世話になった宿のにいちゃんに見送られ宿を9:30頃出発。バスターミナルに10時頃着いき切符を買い時間がまだ早いのでバスターミナル脇の食堂で朝飯。↑この店。

    8日間世話になった宿のにいちゃんに見送られ宿を9:30頃出発。バスターミナルに10時頃着いき切符を買い時間がまだ早いのでバスターミナル脇の食堂で朝飯。↑この店。

  • カオニャオ5000kp分と脂身の多い分厚いベーコンみたいな肉1万kp。で、呑気に食ってたら人数揃ったから出発するぞ!、と運転手のおっさんに呼ばれたので、まだ食べていないカオニャオと肉を店のおばさんに袋に詰めてもらいバスに乗車。朝飯はバスの中でとなった。

    カオニャオ5000kp分と脂身の多い分厚いベーコンみたいな肉1万kp。で、呑気に食ってたら人数揃ったから出発するぞ!、と運転手のおっさんに呼ばれたので、まだ食べていないカオニャオと肉を店のおばさんに袋に詰めてもらいバスに乗車。朝飯はバスの中でとなった。

  • ハイエースバスの中。ファラン2人と私以外は地元の人。運転手含め17人乗りのハイエースは定刻より30分早くルアンパパンを出発した。

    ハイエースバスの中。ファラン2人と私以外は地元の人。運転手含め17人乗りのハイエースは定刻より30分早くルアンパパンを出発した。

  • 地元の人の乗の降りで停車中。運転手のおっさんが地元の人と立ち話しているので私も外に出て喫煙タイム。運転手のおっさんの話が終わりそうにないので私もチェーンスモーキングしていたが、実は運転手のおっさんも私が煙草を吸い終わるのを待っていてくれていたみたい。いやいや申し訳ない。

    地元の人の乗の降りで停車中。運転手のおっさんが地元の人と立ち話しているので私も外に出て喫煙タイム。運転手のおっさんの話が終わりそうにないので私もチェーンスモーキングしていたが、実は運転手のおっさんも私が煙草を吸い終わるのを待っていてくれていたみたい。いやいや申し訳ない。

  • ノンキャウに近づくにつれ地元の人が一人また一人と下車していく。そして時刻はPM1:30。ルアンパパン出発後3時間ほどでノンキャウのバスターミナルに着いた。出発も到着もベストタイミング。ルアンパパンでは早起きもすることなく、ノンキャウでは宿探しに最適な時間帯。

    ノンキャウに近づくにつれ地元の人が一人また一人と下車していく。そして時刻はPM1:30。ルアンパパン出発後3時間ほどでノンキャウのバスターミナルに着いた。出発も到着もベストタイミング。ルアンパパンでは早起きもすることなく、ノンキャウでは宿探しに最適な時間帯。

  • ノンキャウバスターミナルから街中まで3km未満なので歩く。宿は適当に探した写真のバンブーゲストハウス。川側の景色のいいバンガローは7万kp。内側の長屋の方は6万kp。1万kp追加で山と川の景色とバルコニーつきになるなら即決。7万kpバンガローにした。

    ノンキャウバスターミナルから街中まで3km未満なので歩く。宿は適当に探した写真のバンブーゲストハウス。川側の景色のいいバンガローは7万kp。内側の長屋の方は6万kp。1万kp追加で山と川の景色とバルコニーつきになるなら即決。7万kpバンガローにした。

  • 荷物を宿に置きさっそく町を歩いてみる。宿のバンガローからはこの山が見えている。バンビエンやクラビーみたいな山。バンビエンは山が町から少し離れているがノンキャウはもっと山が間近に迫る。<br /><br />この橋の左手方面がバスターミナルとローカルエリア。右方面に橋を渡っりきるとゲストハウスやレストランや密集地帯。私は手持ちのkpがたんまりあるので利用していないが橋付近にATMがあった。ファランが利用していたので多分使える。

    荷物を宿に置きさっそく町を歩いてみる。宿のバンガローからはこの山が見えている。バンビエンやクラビーみたいな山。バンビエンは山が町から少し離れているがノンキャウはもっと山が間近に迫る。

    この橋の左手方面がバスターミナルとローカルエリア。右方面に橋を渡っりきるとゲストハウスやレストランや密集地帯。私は手持ちのkpがたんまりあるので利用していないが橋付近にATMがあった。ファランが利用していたので多分使える。

  • 橋を渡りローカルエリアを散歩してみる。ここはただのラオスの地方の田舎。この村には観光地はなにもない。山の景観と川と洞窟のみ。多分、15年くらい前のバンビエンがこんな感じだったんじゃないかと予想する。ただノンキャウは村なのでバンビエンの町の3/1位の規模しかない。古くの旅人がここで長期滞在していて噂がロンプラに載り、今では外国人旅行者が大挙する村になったって感じ。

    橋を渡りローカルエリアを散歩してみる。ここはただのラオスの地方の田舎。この村には観光地はなにもない。山の景観と川と洞窟のみ。多分、15年くらい前のバンビエンがこんな感じだったんじゃないかと予想する。ただノンキャウは村なのでバンビエンの町の3/1位の規模しかない。古くの旅人がここで長期滞在していて噂がロンプラに載り、今では外国人旅行者が大挙する村になったって感じ。

  • この写真の通り。バンビエンみたいでしょ?

    この写真の通り。バンビエンみたいでしょ?

  • これは橋の西側。西側にもゲストハウスやレストランがあったが、旅行者向けレストランは高いのでバスターミナル付近まで歩き地元の食堂に飯を食いに行ったが、米麺で1.5万kpしたのでルアンパパンより高い。量は普通だった。売店の値段はルアンパパンと同じ。

    これは橋の西側。西側にもゲストハウスやレストランがあったが、旅行者向けレストランは高いのでバスターミナル付近まで歩き地元の食堂に飯を食いに行ったが、米麺で1.5万kpしたのでルアンパパンより高い。量は普通だった。売店の値段はルアンパパンと同じ。

  • ローカル食堂のやたらと距離感の近い犬。この犬が私の足にくっついてくる。犬の体温で暑いので私が逃げても犬はまたくっついてくるw。そして隣の椅子にあたり逃げ場を失った私の足。

    ローカル食堂のやたらと距離感の近い犬。この犬が私の足にくっついてくる。犬の体温で暑いので私が逃げても犬はまたくっついてくるw。そして隣の椅子にあたり逃げ場を失った私の足。

  • こんな何もないラオスの山奥の村を外国人が闊歩する。ガイドブックやネットにある情報に秘境は存在しない。皆んな、とっておきの場所は胸の中。

    こんな何もないラオスの山奥の村を外国人が闊歩する。ガイドブックやネットにある情報に秘境は存在しない。皆んな、とっておきの場所は胸の中。

  • ぷらぷら散歩してたら夕日の時間帯

    ぷらぷら散歩してたら夕日の時間帯

  • ぷらぷら散歩してたら夕日の時間帯

    ぷらぷら散歩してたら夕日の時間帯

  • 橋の上で夕日を眺めていたら小さな船に乗ったおじさんがどこから帰ってきた。私も宿へ帰ろう。

    橋の上で夕日を眺めていたら小さな船に乗ったおじさんがどこから帰ってきた。私も宿へ帰ろう。

  • 私がノンキャウで泊まったバンガロー。両隣共ファランのカップルなんだけどマナーのいい人達で良かった。この手のバンガローは音が筒抜けなので周りの宿泊客次第でかなり居心地が変わる。<br /><br />壁が壁とは言えない手編みなので隙間風がスースーして少し寒い。今の時期は蚊帳は使わない。それにしてもノンキャウは超静か。PM10:30頃には旅行者も寝静まってる感じ。今AM1時過ぎ。こんなに静かな環境に身を置いたのはいつ以来だろうか。人工的な音が何もしない。静かすぎて川の向こうで話をするローカルの声がバンガローのバルコニーまで聞こえてくる。遠くで犬が鳴いてる。犬だけは相変わらずw。少し離れた場所で草が風で「カサッ」と擦れる音と鈴虫の鳴き声だけ。さっきまで沢山の星が見えていたけど霧が広がってきて星は見えなくなった。私も寝よう、と思うけどこの静かすぎる夜に寝てしまうのが勿体無くてなかなか寝る気にならない。

    私がノンキャウで泊まったバンガロー。両隣共ファランのカップルなんだけどマナーのいい人達で良かった。この手のバンガローは音が筒抜けなので周りの宿泊客次第でかなり居心地が変わる。

    壁が壁とは言えない手編みなので隙間風がスースーして少し寒い。今の時期は蚊帳は使わない。それにしてもノンキャウは超静か。PM10:30頃には旅行者も寝静まってる感じ。今AM1時過ぎ。こんなに静かな環境に身を置いたのはいつ以来だろうか。人工的な音が何もしない。静かすぎて川の向こうで話をするローカルの声がバンガローのバルコニーまで聞こえてくる。遠くで犬が鳴いてる。犬だけは相変わらずw。少し離れた場所で草が風で「カサッ」と擦れる音と鈴虫の鳴き声だけ。さっきまで沢山の星が見えていたけど霧が広がってきて星は見えなくなった。私も寝よう、と思うけどこの静かすぎる夜に寝てしまうのが勿体無くてなかなか寝る気にならない。

  • 翌朝、ノンキャウ2日目。ほんとは今日バスでウドムサイまで向かうつもりだったが微妙に寝坊&amp;面倒なので連泊。結果的に連泊は正確。このまま移動していたらここでしか見られない最高の景色を逃すところだった。詳細は後半で。

    翌朝、ノンキャウ2日目。ほんとは今日バスでウドムサイまで向かうつもりだったが微妙に寝坊&面倒なので連泊。結果的に連泊は正確。このまま移動していたらここでしか見られない最高の景色を逃すところだった。詳細は後半で。

  • ノンキャウの船乗り場。私はバス移動のつもりだが一応チェック。

    ノンキャウの船乗り場。私はバス移動のつもりだが一応チェック。

  • 地元の人と外国人が半々のよう

    地元の人と外国人が半々のよう

  • AM 10時頃。ルアンパパンもそうだったけど、北ラオスの乾季の天気は夜に濃霧がたちこもり朝の9時から10時くらいに霧が引いていき晴天になる。ルアンパパンから9日連続でこのパターン。

    AM 10時頃。ルアンパパンもそうだったけど、北ラオスの乾季の天気は夜に濃霧がたちこもり朝の9時から10時くらいに霧が引いていき晴天になる。ルアンパパンから9日連続でこのパターン。

  • 連泊はしたものの今日どうしようか考えながらぷらぷら歩く

    連泊はしたものの今日どうしようか考えながらぷらぷら歩く

  • そしたらこの看板を発見。なるほど、この山の頂上から360度のパノラマビューが見られて2万kpか。看板を見ながら10分くらい悩む。悩む理由は料金ではない。この看板のところから上を見ると頂上の展望デッキが見えているのだが、いかんせんこの山、見た目標高400m位の断崖絶壁の岩石山なのだ。この高さでパノラマなら絶対景色がいいのは予想できるものの、登山超きつそう。(クラビーやバンビエン、ハロン湾みたいな岩山をイメージして下さ)

    そしたらこの看板を発見。なるほど、この山の頂上から360度のパノラマビューが見られて2万kpか。看板を見ながら10分くらい悩む。悩む理由は料金ではない。この看板のところから上を見ると頂上の展望デッキが見えているのだが、いかんせんこの山、見た目標高400m位の断崖絶壁の岩石山なのだ。この高さでパノラマなら絶対景色がいいのは予想できるものの、登山超きつそう。(クラビーやバンビエン、ハロン湾みたいな岩山をイメージして下さ)

  • だが、せっかくだし今日別にやることなし、先月登ったジャワ島の火山に比べたら余裕だろう、って事で金を払い山に登り始める。前半10分位はこの写真みたいな道で余裕。

    だが、せっかくだし今日別にやることなし、先月登ったジャワ島の火山に比べたら余裕だろう、って事で金を払い山に登り始める。前半10分位はこの写真みたいな道で余裕。

  • 黄色のトロピカルなゲジゲジ

    黄色のトロピカルなゲジゲジ

  • やはり道が急になってきた。火山を登りきった私の脚力ならこの程度の登りなど朝飯前。坂の角度も断崖絶壁の岩山だから想定内である。

    やはり道が急になってきた。火山を登りきった私の脚力ならこの程度の登りなど朝飯前。坂の角度も断崖絶壁の岩山だから想定内である。

  • ほほぅ、ここは急すぎるからロープ伝いに行くわけか。わざわざロープが設置してあるなんて親切ではないか。だが私にはロープなど不要だ。ロープなしで登ってやるぞ。

    ほほぅ、ここは急すぎるからロープ伝いに行くわけか。わざわざロープが設置してあるなんて親切ではないか。だが私にはロープなど不要だ。ロープなしで登ってやるぞ。

  • 登り始めて約35分経過。楽だった登山開始から10分以降は、道を塞ぐ倒木や岩をまたぎ、また時にはこちらに張り出した尖った岩に頭をぶつけないよう身を屈めながら断崖絶壁の急坂を一歩、また一歩と登り続ける。だめだ、足に乳酸が溜まり結構キツい。丁度いいところで日陰になる巨大な岩発見。少し休憩して再び岩山を登り始める。山岳民族になった気分だ。この岩山に比べたら先日登ったプーシーの丘なんてアパートの2階だな、なんて事を考えながら少しづつ登る。

    登り始めて約35分経過。楽だった登山開始から10分以降は、道を塞ぐ倒木や岩をまたぎ、また時にはこちらに張り出した尖った岩に頭をぶつけないよう身を屈めながら断崖絶壁の急坂を一歩、また一歩と登り続ける。だめだ、足に乳酸が溜まり結構キツい。丁度いいところで日陰になる巨大な岩発見。少し休憩して再び岩山を登り始める。山岳民族になった気分だ。この岩山に比べたら先日登ったプーシーの丘なんてアパートの2階だな、なんて事を考えながら少しづつ登る。

  • なんだか、やたらとロープが連発するようになってきたしデカイ岩だらけになってきた。チケット売り場で借りた杖もうまく使いながら登る。まだ私は行けるぞ。<br /><br />ちなみに、この杖は登りより下りで使用頻度高しです。登りはなくてもなんとかなるけど、下りはかなり急プラス足場が岩場、そして岩の上に砂が積もり滑りやすい場所を下らなくてはならない。この山では滑ったらかなり危険。なぜなら、滑っても木に引っかかり滑落するこはないがそこら辺に尖った岩がゴロゴロしてる。

    なんだか、やたらとロープが連発するようになってきたしデカイ岩だらけになってきた。チケット売り場で借りた杖もうまく使いながら登る。まだ私は行けるぞ。

    ちなみに、この杖は登りより下りで使用頻度高しです。登りはなくてもなんとかなるけど、下りはかなり急プラス足場が岩場、そして岩の上に砂が積もり滑りやすい場所を下らなくてはならない。この山では滑ったらかなり危険。なぜなら、滑っても木に引っかかり滑落するこはないがそこら辺に尖った岩がゴロゴロしてる。

  • この坂にまでになるともはやトレッキングを超えクライミングに近い。すでにこれが道なのかも怪しい。そこにはロープが設置してあった。人の親切を無下にはできない。使わせて頂くぞ。そして立ちはだかる急坂を前に我が脚力に喝を入れる。チケット売りのおっさんに45分で頂上に着くって言われたけど絶対無理。軽めに言っとかないと登山客が減るためこれがおっさんの作戦だ。

    この坂にまでになるともはやトレッキングを超えクライミングに近い。すでにこれが道なのかも怪しい。そこにはロープが設置してあった。人の親切を無下にはできない。使わせて頂くぞ。そして立ちはだかる急坂を前に我が脚力に喝を入れる。チケット売りのおっさんに45分で頂上に着くって言われたけど絶対無理。軽めに言っとかないと登山客が減るためこれがおっさんの作戦だ。

  • 中間地点あたりの休憩した巨大な岩から登る事さらに30分、道が急にフラットになる。直感的に頂上まで登りきったと確信する。頭上を見渡すと木々の隙間から青空が見えていた。もうこれ以上登りはない証だ。そして、緩やかな登り下りはあるもののほぼフラットな道を5分程行く。「枝がくねくねだね~」なんて写真撮影する余裕も戻る。

    中間地点あたりの休憩した巨大な岩から登る事さらに30分、道が急にフラットになる。直感的に頂上まで登りきったと確信する。頭上を見渡すと木々の隙間から青空が見えていた。もうこれ以上登りはない証だ。そして、緩やかな登り下りはあるもののほぼフラットな道を5分程行く。「枝がくねくねだね~」なんて写真撮影する余裕も戻る。

  • すると、軽く左に道が折れたと思ったら木々の裏からこの岩山が姿を現した。え?まだ登るの?。すでに下界からここまで断崖絶壁の岩山を1時間以上登ってきた。すでに我が脚力は限界に近かった。もはやこれまでか。山の神はまだこの私に試練を与えるというのか。だが私は諦めなかった。山の神を超えてやる。そして私は水を少し口に含み最期の脚力を振り絞り岩山へと登って行った。<br /><br />もしこの岩を登ってもまだ中間地点くらいだったらギブアップの恐れもある。と実は少し脳裏をよぎった。(実際に道半ばにしてギブアップ途中下山して行った白人のお姉さんがいた)。<br /><br />この岩は上に行くほど登りづらくなる。足場の岩がぐらつく場所もあった。もしもこの場合で踏み外し転倒するようなことにもなれば、尖った岩の餌食、まさに針千本地獄だ。最期の脚力とバランス能力を駆使し、まさに最期の一歩を登った瞬間、ついに山の神が私に微笑み視界が360度開けた。

    すると、軽く左に道が折れたと思ったら木々の裏からこの岩山が姿を現した。え?まだ登るの?。すでに下界からここまで断崖絶壁の岩山を1時間以上登ってきた。すでに我が脚力は限界に近かった。もはやこれまでか。山の神はまだこの私に試練を与えるというのか。だが私は諦めなかった。山の神を超えてやる。そして私は水を少し口に含み最期の脚力を振り絞り岩山へと登って行った。

    もしこの岩を登ってもまだ中間地点くらいだったらギブアップの恐れもある。と実は少し脳裏をよぎった。(実際に道半ばにしてギブアップ途中下山して行った白人のお姉さんがいた)。

    この岩は上に行くほど登りづらくなる。足場の岩がぐらつく場所もあった。もしもこの場合で踏み外し転倒するようなことにもなれば、尖った岩の餌食、まさに針千本地獄だ。最期の脚力とバランス能力を駆使し、まさに最期の一歩を登った瞬間、ついに山の神が私に微笑み視界が360度開けた。

  • ラオス万歳!最期の一歩を登りきった瞬間この景色が私の視界に飛び込んだ。

    ラオス万歳!最期の一歩を登りきった瞬間この景色が私の視界に飛び込んだ。

  • 断崖絶壁の岩山を1時間15分位かけ登りきった高揚感と爽快感。もう溜息しかでない。後ろを振り向くと下界から見えていた山小屋がそこにあった。私の旅の中の登山レベルがまた一つ上昇した気がする。。<br /><br />それではここからの景色をご覧下さい。

    断崖絶壁の岩山を1時間15分位かけ登りきった高揚感と爽快感。もう溜息しかでない。後ろを振り向くと下界から見えていた山小屋がそこにあった。私の旅の中の登山レベルがまた一つ上昇した気がする。。

    それではここからの景色をご覧下さい。

  • まずはパノラマ写真から。いかがだろうか。私の写真技術では完全に伝えられないのが悔やまれる。

    まずはパノラマ写真から。いかがだろうか。私の写真技術では完全に伝えられないのが悔やまれる。

  • 頑張って登ればこのような写真を撮ることも出来ます。ちなみにこのパノラマ独占中。私の姿は隠させて頂いた。別にやましい事があるわけではないので一応断っておきます。

    頑張って登ればこのような写真を撮ることも出来ます。ちなみにこのパノラマ独占中。私の姿は隠させて頂いた。別にやましい事があるわけではないので一応断っておきます。

  • これは岩山の頂上に座りノンキアウの町の展望を眺めている

    これは岩山の頂上に座りノンキアウの町の展望を眺めている

  • 私が頂上に着いた時少しだけご一緒させて頂いた老夫婦が岩山の頂上にいる図。

    私が頂上に着いた時少しだけご一緒させて頂いた老夫婦が岩山の頂上にいる図。

  • こんな感じで下界を眺めることができる。<br />これぞまさに絶景。

    こんな感じで下界を眺めることができる。
    これぞまさに絶景。

  • ここからの景色は巨大な岩山の姿が素晴らしい。そしてノンキアウの町と蛇行する川。ここからは遠くにムアンゴイの町も見えた。そして何よりもたどり着くまでの道中の大変さ。道中ケーブルカーだったりしたら多分感動は半減する。

    ここからの景色は巨大な岩山の姿が素晴らしい。そしてノンキアウの町と蛇行する川。ここからは遠くにムアンゴイの町も見えた。そして何よりもたどり着くまでの道中の大変さ。道中ケーブルカーだったりしたら多分感動は半減する。

  • これはノンキアウの町のアップ。ノンキアウのランドマーク的橋も見えている。

    これはノンキアウの町のアップ。ノンキアウのランドマーク的橋も見えている。

  • これは頂上から南方面。残念ながらこちら方面は微妙でした。東側のような迫力のある山も蛇行する川もない。

    これは頂上から南方面。残念ながらこちら方面は微妙でした。東側のような迫力のある山も蛇行する川もない。

  • これは山小屋の中から北側を。ジュースとお菓子を持参しなかった事をここで後悔した。この景色を見ながら食べるオレオは絶対美味いのに。

    これは山小屋の中から北側を。ジュースとお菓子を持参しなかった事をここで後悔した。この景色を見ながら食べるオレオは絶対美味いのに。

  • 山小屋の中からノンキアウの町

    山小屋の中からノンキアウの町

  • 山小屋の中から南方面

    山小屋の中から南方面

  • 断崖絶壁のドアップ。<br /><br />というわけで、景色が素晴らしいので体力の回復も兼ね頂上に1時間ほど居座る。この間他の登山者なし。そして、持参した水をほぼ登りで飲みきってしまったし、この景色もそろそろお腹いっぱいなので下界に戻ることにした。下山途中何組かの登山者とすれ違った。私は「頂上からの景色は素晴らしいからギブアップするなよ」と彼等を励ましながら、登りの倍近い速度で下山した。<br /><br />*ちなみに、私は始めこの山を舐めていたので大して水を持たずに登り後で後悔する事になりました。500ml一本の水くらいは持参した方がいいです。旅行記の登山中の描写は少々オーバーに書きましたが、それでも実際の登山中は超汗だくになります。

    断崖絶壁のドアップ。

    というわけで、景色が素晴らしいので体力の回復も兼ね頂上に1時間ほど居座る。この間他の登山者なし。そして、持参した水をほぼ登りで飲みきってしまったし、この景色もそろそろお腹いっぱいなので下界に戻ることにした。下山途中何組かの登山者とすれ違った。私は「頂上からの景色は素晴らしいからギブアップするなよ」と彼等を励ましながら、登りの倍近い速度で下山した。

    *ちなみに、私は始めこの山を舐めていたので大して水を持たずに登り後で後悔する事になりました。500ml一本の水くらいは持参した方がいいです。旅行記の登山中の描写は少々オーバーに書きましたが、それでも実際の登山中は超汗だくになります。

  • 翌日の朝。私はウドムサイという街に移動するためノンキアウのバスターミナルに来た。<br /><br />*ちなみにバスターミナルの裏の山が、少し標高が低いものの昨日登ったパノラマビューの山に見た目が似ています。(実際のパノラマビューの山はこの裏山の2割り増しくらいの高さ)。こんな感じの角度の岩山を登って行くわけです。

    翌日の朝。私はウドムサイという街に移動するためノンキアウのバスターミナルに来た。

    *ちなみにバスターミナルの裏の山が、少し標高が低いものの昨日登ったパノラマビューの山に見た目が似ています。(実際のパノラマビューの山はこの裏山の2割り増しくらいの高さ)。こんな感じの角度の岩山を登って行くわけです。

  • これがウドムサイのバスターミナル。ノンキアウからは3時間ちょい。ここに到着する20分前くらいに、実は同じノンキアウからのミニバンに日本人が乗っていた事に気付く。互いが互いを東南アジア人だと思い話しかけなかった。その方は60代後半の男性でとても紳士的な方で、少しの時間でしたが久しぶりの日本語でお話を聞かせて頂きありがとうございます。その方はここからさらに先の町まで行くので、お互いこの先も気をつけてとこのバスターミナルで別れた。

    これがウドムサイのバスターミナル。ノンキアウからは3時間ちょい。ここに到着する20分前くらいに、実は同じノンキアウからのミニバンに日本人が乗っていた事に気付く。互いが互いを東南アジア人だと思い話しかけなかった。その方は60代後半の男性でとても紳士的な方で、少しの時間でしたが久しぶりの日本語でお話を聞かせて頂きありがとうございます。その方はここからさらに先の町まで行くので、お互いこの先も気をつけてとこのバスターミナルで別れた。

  • ここからのバスを確認。ベトナムへ行けるし、ファイサイ経由でタイにも行ける。私がタイから来た時の逆ルートになる。ちなみにここはウドムサイの街中にある北バスターミナル。ウドムサイ南バスターミナルはここから郊外へ6km。

    ここからのバスを確認。ベトナムへ行けるし、ファイサイ経由でタイにも行ける。私がタイから来た時の逆ルートになる。ちなみにここはウドムサイの街中にある北バスターミナル。ウドムサイ南バスターミナルはここから郊外へ6km。

  • ウドムサイで泊まった宿。ウドムサイゲストハウスって言うまんまの宿。ウドムサイ北バスターミナルの目の前。7万kp。お湯シャワーは調子いい。wはロビー付近だと超さくさだが部屋では弱い。

    ウドムサイで泊まった宿。ウドムサイゲストハウスって言うまんまの宿。ウドムサイ北バスターミナルの目の前。7万kp。お湯シャワーは調子いい。wはロビー付近だと超さくさだが部屋では弱い。

  • まだ暗くなるには早いのでウドムサイを散策。特に何にもないですね。空港が町にかなり近い場所にある。

    まだ暗くなるには早いのでウドムサイを散策。特に何にもないですね。空港が町にかなり近い場所にある。

  • ここは中国に近いからか街中は中国人だらけになっていた。

    ここは中国に近いからか街中は中国人だらけになっていた。

  • ウドムサイの町を散策してたら見つけた寺

    ウドムサイの町を散策してたら見つけた寺

  • この寺の仏塔。私がここに来た瞬間、写真に写っている若坊主達がお寺の偉い人が来たと勘違いしたのか、いきなり立ち上がり掃除をしだす。だがただの観光客と気づいた瞬間またゴロゴロしだす。子供の頃漫画で見ていた「一休さん」とシチュエーションが被りウケそうになった。

    この寺の仏塔。私がここに来た瞬間、写真に写っている若坊主達がお寺の偉い人が来たと勘違いしたのか、いきなり立ち上がり掃除をしだす。だがただの観光客と気づいた瞬間またゴロゴロしだす。子供の頃漫画で見ていた「一休さん」とシチュエーションが被りウケそうになった。

  • この寺の大仏

    この寺の大仏

  • この寺からは少し展望が見える。あの山を越えてノンキアウからやって来た。

    この寺からは少し展望が見える。あの山を越えてノンキアウからやって来た。

  • これはウドムサイにあるミニチュア東京タワー

    これはウドムサイにあるミニチュア東京タワー

  • そして翌朝。ウドムサイからムアンクアへ。バスで4万kp。

    そして翌朝。ウドムサイからムアンクアへ。バスで4万kp。

  • ムアンクアへの道中崖崩れで重機が道路修復中。ムアンクア まで道はくねくねで凸凹。4次元の方向にバスは揺れる。

    ムアンクアへの道中崖崩れで重機が道路修復中。ムアンクア まで道はくねくねで凸凹。4次元の方向にバスは揺れる。

  • これは道中バスがしばらく泊まった時の写真。両サイドに山が迫る平地にラオ人市場がありそこに山岳民族の人達が大勢買い出しをしていた。民族衣装の種類から、大きく3系統の山岳民族がいるように見えた。日常の山岳民族をこんなに狭い場所で3種族(ラオス人をいれると4種族)も見たのは初めて。最近山岳民族も民族衣装を着なくなり始めたって言うけど、ここではどの民族もがっつり着ていた。

    これは道中バスがしばらく泊まった時の写真。両サイドに山が迫る平地にラオ人市場がありそこに山岳民族の人達が大勢買い出しをしていた。民族衣装の種類から、大きく3系統の山岳民族がいるように見えた。日常の山岳民族をこんなに狭い場所で3種族(ラオス人をいれると4種族)も見たのは初めて。最近山岳民族も民族衣装を着なくなり始めたって言うけど、ここではどの民族もがっつり着ていた。

  • そしてなんだかんだでムアンクア到着。ここ、バスターミナルどす。ウドムサイから3時間ちょいでした。バスターミナルから町まで3kmないので歩く。

    そしてなんだかんだでムアンクア到着。ここ、バスターミナルどす。ウドムサイから3時間ちょいでした。バスターミナルから町まで3kmないので歩く。

  • 町までの道中

    町までの道中

  • 適当に風景を眺めながら歩いていたらいきなり町に着いた。町に着いたと思い宿を探し歩いていたら300mくらいで町外れに着いてしまう。ムアンクア はそれくらい小さな村。

    適当に風景を眺めながら歩いていたらいきなり町に着いた。町に着いたと思い宿を探し歩いていたら300mくらいで町外れに着いてしまう。ムアンクア はそれくらい小さな村。

  • 宿にチェックイン後街歩き。これはムアンクア の船着場。

    宿にチェックイン後街歩き。これはムアンクア の船着場。

  • ノンキアウやムアンゴイへはここから。

    ノンキアウやムアンゴイへはここから。

  • 船着場から町中への坂。ここにゲストハウスやレストランがあった。

    船着場から町中への坂。ここにゲストハウスやレストランがあった。

  • ムアンクアの吊り橋。写真の彼等は当たり前だけど英語が話せない。なのにマネーという単語は知っていた。

    ムアンクアの吊り橋。写真の彼等は当たり前だけど英語が話せない。なのにマネーという単語は知っていた。

  • 昼間停電中。市場が真っ暗すぎで売り物が見えない。宿にチェックイン時ゲストハウスのおばさんに理由を聞いたがおばさんはラオ語しか話せないので詳細不明。ムアンクア全体が停電していて夕方の6時に復旧する事は分かった。wifiも当然使えない。ATMも止まってる。

    昼間停電中。市場が真っ暗すぎで売り物が見えない。宿にチェックイン時ゲストハウスのおばさんに理由を聞いたがおばさんはラオ語しか話せないので詳細不明。ムアンクア全体が停電していて夕方の6時に復旧する事は分かった。wifiも当然使えない。ATMも止まってる。

  • これは泊まってる宿からベトナム方面を見てるところ。ムアンクア から60km行けばベトナム。

    これは泊まってる宿からベトナム方面を見てるところ。ムアンクア から60km行けばベトナム。

  • これは宿から東側。奥の交差点あたりがムアンクア の中心部的な場所。

    これは宿から東側。奥の交差点あたりがムアンクア の中心部的な場所。

  • すぐに町外れ

    すぐに町外れ

  • 売店の猿のペット

    売店の猿のペット

  • ムアンクア のお寺の入り口。町は小さいけどお寺は凝ってた。

    ムアンクア のお寺の入り口。町は小さいけどお寺は凝ってた。

  • ムアンクアのお寺

    ムアンクアのお寺

  • ムアンクアにもこんな感じの店があった。たまには洋食を食いたくなったのでここで飯。

    ムアンクアにもこんな感じの店があった。たまには洋食を食いたくなったのでここで飯。

  • これはムアンクアの橋の向こうでやってた地元のお祭り。

    これはムアンクアの橋の向こうでやってた地元のお祭り。

  • ムアンクアからのベトナム行きのバスチェックに来た。そこには丁度ベトナムのディエンビエンからルアンパパンへ向かうバスが休憩中だった。

    ムアンクアからのベトナム行きのバスチェックに来た。そこには丁度ベトナムのディエンビエンからルアンパパンへ向かうバスが休憩中だった。

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