東南アジア縦横断の旅道中記 １４《ラオス・ムアンクアからベトナム・ディエンビエン、からラオカイ》

2018/01/28 - 2018/01/31

《アジア縦横断の旅 とりあえずイスタンブールを目指すけど辿り着くは知らない》
を2018/1、バンコク出発。

【Cộng Hoà Xã Hội Chủ Nghĩa Việt Nam】

ラオスのムアンクア からベトナム、ディエンビエンへ。ディエンビエンで一泊後、ベトナム中国の国境の町ラオカイに来ました。

エリア ラオカイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ラオス側ボーダー。ムアンクアを出発後2時間くらい着いたような気がします。

ちなみに、ムアンクア からベトナムへは、ムアンクアの橋の西側の手前にベトナム行きバス乗り場があり、毎朝7:30にディエンビエン行きが出ます。私は早起きが嫌なので、ウドムサイ発ディエンビエン行きのバスがAM11:30頃ムアンクアのメイン通りを通過するので、それに乗りディエンビエンに向かいました。

ベトナム側ボーダー。

ベトナム入国後ディエンビエンまでの道中。三角のベトナム帽子を被った人達が田んぼを耕していた。日本と同じ風景に少し落ち着く。

ディエンビエンバスターミナル到着。ここからハノイ方面やラオス方面などのバスが出ている。バスターミナル付近にゲストハウスや食堂多数あり。

バスターミナル横のニャギ(NHA NGHI,ベトナム語でゲストハウスをニャギっていう)にチェックイン。バンコクなら1000Bオーバークラスの部屋がUS10$というので、ムアンクアから同じバスだった日本の人と部屋シェア。

チェックイン後街歩き。D1の岡からの西方面の眺め。

勝利の旗を振るベトナム兵の像。ここ、ディエンビエンの戦いでフランスが白旗を揚げ、結果インドシナのフランスの植民地支配が終わった。

夜のディエンビエンの町を散策。やっぱり看板の感じや町のオブジェが社会主義っぽい。市場も散策したがそこは普通の東南アジアの市場。

翌日。これはディエンビエンの戦いのベトナム兵墓地。この日ベトナムと中国の国境の町、ラオカイを目指すが、バスがPM5:30なので昼間はディエンビエンを散策。

ディエンビエン墓地

こちらは最後までフランス軍が立てこもったA1の丘。戦争の痕跡は目の前にあるのに、この丘周辺があまりにのどかで静かなため、ここがかつて激戦区だった実感がわかない(沖縄もそうですね)。

A1では張り巡らせた地下トンネル、塹壕を見ることができる。

地下爆弾のクレーター。

A1の丘の地下トンネル内部を歩いてみた。私は背が180以上あるので屈んでしか進めない。中は真っ暗なのでスマホのライトで照らしながら。

こちらはディエンビエン戦争博物館。入場料は15000VDだった。ような気がする。

ディエンビエン戦いのベトナム兵の英雄。

ベトナム兵を一連に並べさせ余裕の笑みで歩むフランス軍司令官

ソ連、中国からの大量の物資援助に加え、旧日本軍人による軍事指導により、より強固になったベトナム軍の前にフランス軍はその後こうなった。

ホーチミン、作戦会議中

フランスを降伏させ勝利の旗を振るベトナム兵

山岳民族の協力を得て物資を運んでもらっている

ディエンビエンを散策しバスターミナルに戻って来た。宿に荷物を預けてあるので宿に戻る。宿の一階でベトナムコーヒーを飲みながらバスの時間を待つ。

これが私の乗る17:30発ラオカイ行きバス。
車内wifiがあるスリーピングバス。

スリーピングバス車内。私は背が高いので足を完全に伸ばすことは出来ないが、「こりゃ快適だ。このバスならどこまでも乗っていられそう。」って思いました。今まで乗ったバスの中で1番快適。私は客の組み合わせの都合で途中から上段に移動させられましたが、下段の方が通路の床も使える分快適。

AM5:30、ディエンビエンから12時間でラオカイに着いた。到着が早朝すぎたのでラオカイ駅前まで行き開いていた旅行者向けの店で朝飯。その後宿探し。この写真はラオカイ駅前。赤と黄色のバスがサパ行きバス。

ラオカイの駅前はこんな感じ。見えている建物はほとんどゲストハウス。椰子の木の生えた道を数百メートル行くとラオカイバスターミナルがある。

ラオカイからサパ行きバスの時刻表

宿にチェックイン後町を散策。

エネオスラオカイ支店

この感じ。ベトナムって感じ。

THE VIETNAM

ベトナム中国の国境の川。写真奥のツインタワーあたりからが中国。写真の橋を渡り対岸に行ったけど、今の時期は寒すぎ。風も強いから余計に寒い。

FHO BO3万VD。

この町には当然マクドナルドなんてものはない。よってマクドナルド関係者が来ることがないのでこういうことが出来る。

中はこんな感じ。

ベトナム中国国境。橋の向こうは中国。
この後、ベトナムの南部方面に行くかこのボーダーを越えて中国に行くか検討中。このためにラオカイに来た。

最近の東南アジアは中国化が進み、北ラオスなんかは中国人だらけだし町にも漢字だらけ。中国から少し離れたタイや、海を渡ったフィリピンにも中国人が溢れているが、ベトナムではまだ中国人を見ていない。ここラオカイなんて中国と300m位しか距離が離れていないのに、国境付近に漢字を掲げた店が少しある程度。これには、一般市民の知り得ない政治上の事情や国民の感情など色々とありそうと感じる。

宿で食うために買ってきたバインミー。
17000VD。

ベトナムは載せられるだけ載せる。バイクはもっとすごい。

カラオケ屋がやたらとかたまってる場所

これは川沿いの道

川沿いのレストラン。
ジャパニーズBBQがありました。

川沿いのホテル。ラオカイには宿が多すぎ。どこを歩いていても近くに宿がある。国境の町でサパへの玄関口だとしても余裕で供給オーバーな気がする。

適当に歩いていたら携帯屋が向かい合っていた。黄色と赤色の店。私はベトナムシムをゲットしようと最初黄色の店を尋ねたらないっていわれたので赤色の店で購入。1か月7GBで175000VD。

橋を渡った左手が市場になっていたので散策

捌かれ待ちの鶏と鴨。後ろのおばさんが捌く。

豚かのか牛かなのか不明な顔面

これは豚の足

サトウキビ絞りジュースの機械

実際に絞ってもらった。サトウキビジュースは1万VDだった。甘くて美味い。

これ、よく店先や自宅前でベトナム人のおじさんがなにかの煙を吸っている筒。なんの煙かは不明。

今のところベトナムで最安のタバコ。
9000VD。

ベトナムの紙幣はこんな感じ。50万VDっていう最高額の紙幣があるけど使いづらいと予想。なので、ATMから出てきた50万VD札は銀行で小額紙幣に両替してもらった。



さて、ここラオカイからハノイへ行くか国境から中国に入り昆明に向かうか考えよう。。。