2015年９月にドイツ南バイエルン地方、オーストリアチロル地方、ザルツブルク、ザルツカンマングートをドライブ旅行してきました。ホテルにも泊まりましたが、できるだけ自炊可能な宿に宿泊。自然や街並を満喫してきました。その４はオーストリアのザルツカンマングート地方の旅行記です。

南バイエルン、チロル、ザルツカンマングートへのドライブ旅行その4(ザルツカンマングート)

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2015/09/19 - 2015/09/21

121位(同エリア382件中)

エリア

ザルツカンマーグート周辺(オーストリア)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

同行者: カップル・夫婦

交通手段: レンタカー

航空会社: ブリティッシュエアウェイズ JAL

旅行の手配内容: 個別手配

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その３から続きます。

２０１５年９月１９日

この日は朝からザルツカンマングート地方にドライブに出かけます。最初に来たのはヴォルフガング湖のSt.Gilgen。あのロープウェイに乗るつもり。

ツヴェルファーホルン行きロープウェイその他の交通機関
なんと、こちらが着くちょっと前に、すごい人数の韓国の団体バスが到着！　乗り場は人と歓声ですごいことになってます。あんな小さなロープウェイなので、どれだけ待たないといけないんだろう。。。上もすごい混雑だろうなあ。。。ということで、残念でしたがスルーすることにしました。
せっかく来たのでSt.Gilgenを歩いてみることにしました。ちょうど市が立っていた。
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ちょうど良かったかも。ハチミツの大きいビンやカボチャの種のリキュールを買いました。ハチミツはザルツカンマングートの、いろいろな産地のものがありました。
ここら辺は国内からも夏休みで結構人がきているようです。いろいろおしゃべりして買い物を楽しんでいるようでした。

とそこへ、民族衣装を着た一団が楽器を鳴らしながら行進していきました。今日は土曜日。
St.Gilgenはこじんまりしていていい感じです。このあとSt.Wolfgangにも行きましたが、私はこちらの方が好きです。かなり前（80年代後半）のイギリス湖水地方のWindermereのような、ひなびた避暑地の趣があります。
湖への途中にあった噴水。
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Wolfgang湖です。きれいな湖。
白鳥が一羽いました。なんか怒ってます。パンをやりましたが、いちいち食いついてとっていきます。そんな怒りなさんな。なにもしないったら。
静かな湖面。人もあまりいなく、とてもいい感じ。
サウンドオブミュージックの世界です。
のどかな避暑地。
Hallstattが有名だけど、こちらも負けず劣らず美しい。
日頃のうさが吹き飛びました。

のどかな田舎町をゆっくり散歩します。
近くの教会（Heiliger Agidius）もちょっと見学。
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湖に面した、Seegasthaus Fischer-Wirtでお昼にしました。
鱒と、農家プラターなる一皿。あとノンアルコールビール。オーストリアのノンアルビールはビールさながらの美味しさで満足できます。このレストラン、味も値段もまあまあでおすすめです。景色もいいし。
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さて昼食後、今度はSt.Wolfgangへ行きました。こちらの方が町が大きいのか、観光地っぽさがあります。
湖沿いに遊歩道が整備されています。
湖は同じなのできれいですが。。
整備されてる分、趣に欠けるかな。
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ここのお目当てはシャフベルク登山鉄道です。待たずに乗れるかな。

シャーフベルク登山鉄道鉄道系（地下鉄・モノレールなど）
チケット売り場はすごい人でしたが、それほど待たずに乗ることができそうです。
かわいい機関車。
真赤なボディがいけてます。席は自由席。いろいろな国の観光客がいました。　
けっこうな勾配を登っていきます。
途中ですれ違ったりします。なんか遊園地みたい。
だんだん岩が多くなってきました。
残念なことに、だんだん曇ってきました。
頂上駅に着くころにはすっかり雲がかかってしまいました。何も見えない。晴れていたら絶景が堪能できたのに。。
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せっかく来たので頂上のHimmelspforthuette restaurentでお茶をしました。雲しか見えない。

シャーフベルク山頂山・渓谷
あーあ残念。何も見えなくては仕方ないので、下ることにしました。
帰りはすんなり乗れました。一緒に登ってきた人たちは、まだ上にいるのかな？
結構登ってきたのですね。
おもちゃのような鉄道なのに、すごいです。
麓駅に戻ってきました。
ちょっと街中を散歩します。　素敵なお宅がありました。ペンションみたいです。
馬車が通りかかります。結婚式のようです。
ここら辺が中心地かな。建物がかわいいです。
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Pfarrkirche St. Wolfgang に来ました。
湖面に建つ白い教会です。
中は荘厳！オーストリアはどこへいっても教会がすごいです。厳かでとても立派。派手派手ではなく。
金色の祭壇。。信仰の厚さを感じます。
湖のほとりに建っているなんて、なんとも素敵ですね。
土曜なので、民族衣装を着た人たちが多いです。
ここかしこに。午後4時半なので、これから一杯でしょうか。さて、最後の目的地のモンゼー(Mondsee)へ急がないと。
モンゼーにつきました。もう5時半。
なんか街並みがとても上品です。夕方で人もまばら。
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見えてきました。Basilika St. Michael。　サウンドオブミュージックで有名です。黄色がなんともいえず上品。

シュティフトプファール教会寺院・教会
中を見学しました。遅かったのでだれもいない。
ああ、ここだ。。。
なんとも荘厳。。感激。
となりの建物は教会？　デラックスホテルかも。
素敵なところで、今度はぜひ1泊して散策したいと思いました。残念ですが、暗くならないうちにザルツブルクの宿に戻ります。
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ザルツブルクに戻ってきました。車をおいて、バスでアウグスティナービアハウスにやってきました。

アウグスティーナーブロイバー
土曜日だけあってすごい人出です。席があるかな。
いろいろおいしそうなお惣菜系料理が売ってます。どれにしようか。
ビールを買うには、まずここからビアジョッキをとります。
洗ってはあるようですが、みなここで軽くすすいでいます。そして奥の列に並びます。
ビールを注文しているところ。たしかジョッキの別だけで（大か中か）種類はなかったと思いました。
無事ゲット。
料理もゲット。量は多そうですが、わりとあっさりしていてペロっといけました。
建物の中は地元民でいっぱいで気後れしたので、外のテーブルで食べました。さすがに9月ともなるとちょっと寒いです。
すごくにぎやかで、音楽まで聞こえてました。みな楽しそう。こちらは寒くなったのでそろそろおひらきです。ビールはおいしいし、料理も安い。来る価値は十分にありました。バスで宿に戻り、この日はこれでおしまいにしました。
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２０１５年９月２０日

宿を後にして、バードイシュル（Bad Ischl）を経てHallstattに向かいます。　まずバードイシュルに立ち寄りました。もう秋ですね。

観光案内所(バートイシュル) 散歩・街歩き
この町も避暑地然としていていいかんじです。
だれの胸像かな。
すごい郵便局。。。立派。
ちょっと日本の温泉街に似た雰囲気があります。
Pfarrkirche Bad Ischlに寄ってみました。
ミサをやっていたのですぐ出てきました。内部はやはり荘厳です。オーストリアの教会は美しですね。
ここら辺がメインストリートでしょうか。やっぱり日本のどこかの温泉街みたい。
川の方に出てみました。
車の通れない小さな橋。アム　レヘンシュテク。カイザービラの裏手に行けるようですが、その前に一息つきたい。
カイザービラの手前にあるレストランに入ってみました。ホテルもやっているようです（Landhotel Hubertushof）。地元の家族連れがサンデーランチに来ていました。
なかなかいい感じ。
「グリル盛合わせ」というのをうっかり注文したら、大変なことに。。。
値段は安いんですよ。4人前はゆうにありましたね。申し訳なかったけど、食べ残してしまいました。このレストラン、味も値段も雰囲気も良かったです。今度は違うものを頼もう。
カイザーヴィラの前で交通整理するお巡りさん。カイザーヴィラの見学は混んでいて時間がかかりそうだったので、諦めて先を急ぐことに。
ここもしっとりしていい町でした。今度は1泊してカイザーヴィラも見学したいと思います。さて、車で最終目的地のHallstattへ向かいます。
バードイシュルから２０km程度、30分くらいでハルシュタットにつきました。
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駐車場に車を停めて電話をし、宿の車でホテルに到着。Seehotel グルーナーバウムのバルコニー付き、湖面ビューの部屋を奮発してとりました。受けつけが混んでいて、チェックインに結構手間取った。でも眺めはよさそうです。部屋にはまだ入れなかったので、荷物を預けて散策に出かけます。

ゼーホテルグリューナーバウムホテル

 景色は最高ですが、従業員の教育がなっていない by 文ぴーさん
ホテルの前があの広場。すごいすごい。。
ホテルのテラスは絶好の写真スポット。みな記念撮影しています。
曇り空なのが残念です。晴れてたら気持ちいいだろうな。
湖の水も澄んでいてきれいです。冷たそう。
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ホテル近くのEvangelische Pfarrkirche。
曇天ですが、湖面の色が深くなってこれもいいですね。
よくテレビなどで見た景色。。来ることができて感激。
フェリーターミナル。もう１つの教会が見えます。
登ってみることにしました。
切り立った崖に家がへばりつくように建っているのがわかります。
ここホテルかな？泊まってみたいなあ。
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到着。すごいフォトスポットです。

Evangelisches Pfarramt 寺院・教会
ちょっと晴れた！
湖の輝きが深くてすごい。ほんと美しいとしか形容できない。
何枚撮っても撮り足りない。
さっき行った教会を見下ろして。
こちらの教会も見てみます。
こんな場所に墓地があるなんて驚きです。平らな土地がほとんどない高所なのに。
内部の装飾もしっかりしてます。よくこんなところに建てたものです。ハルシュタットには他にもいくつか教会があり、昔の人の信仰の深さに感動しました。
そろそろ3時、ホテルの部屋に入れるころです。戻ることにしました。
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ホテルの部屋のバルコニーから。ああ、思い描いていたのと同じ眺め。。

ゼーホテルグリューナーバウムホテル

 景色は最高ですが、従業員の教育がなっていない by 文ぴーさん
部屋からいつでも見れるなんてなんて贅沢なの。。
何枚写真を撮ってもきりがない。
バルコニーには椅子もありましたが、ちょっと寒くて座ってくつろいでいられない。
さっきたくさんの人が記念撮影していたホテルのテラスです。
寒かったので中に退散。部屋のなかから見るとこんな感じです。
部屋も豪華です。が、後から手洗い場の排水が悪いことが発覚。シャワーの排水は大丈夫でした。古いから仕方ないか。
部屋をみて安心し、また散歩に出かけました。降っていた雨も止んだ。
殆どない土地に、へばりつくようによく家を建設したものです。
径はせまく、宿の迎えの車もぎりぎり通り抜けられるようなところが多々ありました。
今度はさっきと反対の方に歩いて行ってみます。
ここも泊まれるのでしょうか？素敵な建物です。
湖ずたいに歩いています。
鴨や白鳥が泳いでいます。水が冷たそう。
ここらまで来ると観光客もちょっと減る。
洋梨が家の壁一面に広がったお家。テレビで見たところだな。
お店を見ながらぶらぶら歩きます。
ほんと、なんてきれいなんでしょう。幻想的な美しさですね。
P1駐車場の近くまで来ました。ハルシュタットに車で来ると、ここに車を停めて、シャトルに乗って宿までアクセスすることになります。
ロープウェイが見えます。乗れるのかな？夕方なのでやめておきましたが。。
もと来た道を戻ります。岩につっかえ棒をして支えてる、、
さっきの洋梨のお宅を下から撮ってみました。洋梨がいっぱい成ってる！
宿近くのリキュール屋さん。ここで甘～い杜松のリキュールをお土産に買いました。
曇天なので夕方になると暗いです。
観光客が少なくなったので、いい具合に広場の写真が撮れました。
反対側は泊まったホテル、グルーナーバウム。この裏が湖です。
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この旅行最後の夕飯はホテルのレストランでいただきました。予約してあったので、窓側のいい席に案内してくれました。

ゼーホテルグリューナーバウムホテル

 景色は最高ですが、従業員の教育がなっていない by 文ぴーさん
盛り付けが美しく、かつ味も良かった。
値段もそこそこでした。が、お客は9割超しがアジア人。ウエイター達はお客を見てはなにやらひそひそ言ってうすら笑いをしています。言葉はわからなくても雰囲気でわかるものです。よくないですよ、そういうの。態度は丁寧だけど感じはすこぶるよくない。最初から感じたので、気が付かないふりをして食事を楽しむことにしました。絶景を楽しみたかったのでここに宿泊しましたが、従業員の教育はなっていないようで残念でした。
部屋に戻ってきて撮った夜景。もっときれいだったのだけど、スマホではうまく撮れませんでした。静かで幻想的な夜の湖に満足です。
２０１５年９月２１日

今日はとうとう帰国日です。この景色も見納めです。朝7時ごろ、部屋から。
日差しが雲に遮られて、なんとも幻想的です。
朝8時ごろ。日差しが出てきました。
7時ごろの景色とはまた違った神秘的な美しさ。
このホテルの朝ごはん。アジア系のお客に配慮してか、ヌードルがありました。
湖に面した部屋。たしかに景色は絶品でした。ちょっと高くても、泊まるなら湖側の高い階がいいと思います。レストランはおいしいけど、感じ悪いことを覚悟した方がいいかな。
この湖も見納めです。本当に、とってもきれいでした！
10時ごろ。最後に晴れるなんて。今日なら座ってワインでも飲めたなあ。
もう来ないだろうなあ。
お隣はスイートでした。眺めはすごいけど、隣の部屋から丸見えになってしまう。
下のテラスも、今日はお天気なので景色が少し違います。
名残惜しいけど、出発します。シャトルに乗って駐車場まで行き、そこから一路ミュンヘン空港まで戻ります。250㎞近くのドライブです。
鴨たちともお別れ。
ミュンヘン空港までは、結構スムーズにドライブできました。渋滞も工事もなし。
帰りはミュンヘンからパリを経由して戻ってきました。今回も無事に終了しました。よかったよかった。