2018/01/22 - 2018/01/22
99位(同エリア335件中)
つきじさん
ぜひ乗ってみたい路線として取り上げられることも少ない花輪線ですが、一度も乗ったことがなかったので、盛岡から大館まで全線乗ってみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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まだ夜が明けきれない早朝、北上川に架かる開運橋から望む岩手山。綺麗な山だと思います。
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6時55分盛岡発大館行きに乗ります。
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同じホームの向かい側に停まっているのは6時44分発のいわて銀河鉄道の八戸行きです。八戸行はそこそこ混んでいましたが、花輪線大館行は各座席ボックスに一人いるかいないかくらい。
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暫くの間左側の車窓には岩手山がその姿を見せてくれます。
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石川啄木の故郷である渋民。途中駅からもあまり乗車する人はいません。
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盛岡を出て30分弱で好摩駅に到着。ここまではいわて銀河鉄道の路線で、ここでいわて銀河鉄道と別れいよいよ花輪線に入ります。
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さらに乗客が減ってきました。
ところで、この花輪線は2両編成でしたが、大館に着くまでの間全区間車掌さんが乗車していました。花輪線はワンマンカーではないようです。 -
東大更駅の手前辺りですが、この辺りからも岩手山が綺麗に望めます。
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東大更駅を出て列車は真っ直ぐに木々の間に敷かれた線路を進んで行きます。
正面に見えるのは八幡平、安比岳か。違っているかもしれません。 -
大更駅で対向列車の待ち合わせ。ここでも盛岡方面へは乗客が結構いますが、大館方面は降りる人はいても乗ってくる人はほとんどいません。
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松尾八幡平駅。まだまだこの辺りはそれほど山の中という感じではありません。
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松尾八幡平を出ると、ようやく勾配が上がってきて、山の中に進んで行きます。
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といっても北海道の列車のように原野、原生林を走るという感じではありません。
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安比高原駅到着です。ここまで盛岡を出て1時間ちょっと。まだ全体の三分の一を少し過ぎたくらいです。
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有名な安比高原スキー場の最寄り駅です。
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荒屋新町駅で列車交換。二度目です。
ここにはSL時代に使われていた機関庫と転車台があったはずですが、よく分かりませんでした。 -
小さな温泉街がある湯瀬温泉駅。ここでは何人か乗車してきました。
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この辺り米代川と東北自動車道と交差しながら走っていきます。
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八幡平駅到着。この右手の方に青森県と秋田県の県境にまたがる白神山地の主要峰である二ッ森があります。
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花輪線を代表する駅鹿角花輪駅です。駅前から大湯温泉や大館方面への路線バスも出ています。
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ここで少し乗降がありましたが、依然として車内はがらがらの状況です。
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スイッチバック構造になった十和田南駅に到着。勾配が急なためではなく、この先へ路線が伸展する計画があったため、このような構造になったとのこと。
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少し停車時間があったため、駅舎の方へ行ってみましたが、旧国鉄の雰囲気が残る駅ですね。
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運転手が移動し、今来た方向へ出発します。
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花輪線と並行するように米代川が流れています。
車窓にこれといった絶景があるわけでもないですが、かといって単調というわけでもなく、初めて乗った路線ということもあって、退屈しないで楽しんでいます。 -
3度目の列車交換は大滝温泉駅。
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当初はこのまま大館まで行くつもりでしたが、急きょ思い立ってここで下車。
おばさんたちも何人か下車。 -
当てもなく降りたことをちょっぴり後悔しながら大館行きを見送ります。
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現在の時間は9時40分
次の大館行きは12時10分で、2時間半の待ち時間があります。
一緒に降りたおばさんたちは温泉へでも行くのかなと思ったら、近くの秋田労災病院に行くためだったようです。お迎えのバスに皆さん乗り込んで行きました。
さて、一人残された私は、大滝温泉でお湯にでも浸かって時間をつぶそうと考えたのですが・・・
廃れてしまった大滝温泉の様子は別の旅行記「廃れ果てた大滝温泉」ご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11324456 -
大滝温泉で人情途中下車の旅を終えて、12時10分発で大館へ向かいます。
まず盛岡行が入線してきます。 -
そして、大館行きがやってきます。
そうそう、この大滝温泉駅にはトイレがありません。 -
大館駅の一つ手前東大館駅です。秋田犬の石像が見えますね。
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さあ、秋田犬の故郷大館に到着です。
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駅の改札口を出た場所に巨大なきりたんぽ鍋の模型が。
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駅前にも秋田犬一家の銅像が。
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駅前にはバスターミナルはありますが、閑散としています。これは大館駅が市の中心部から外れた郊外にあるためのようです。
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市内循環バスのハチ公号。
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殺風景な駅前には立派過ぎるお店。鶏めしで有名な花善です。昨年リニューアルして立派になったそうです。
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大館駅下車は乗り換えのためで観光目的ではありませんが、折角ですから名物鶏めしを買うことにしました。
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定番の鶏めしを購入
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上品な味付けで濃くもなく鶏の旨みがご飯によく沁みています。米どころ秋田ですからご飯も美味しいですね。
JR東日本管内全線乗車にはまだまだですが、これでまた一つ路線を制覇することができました。
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