初めてのクルーズ旅行 トホホ編

2017/10/06 - 2017/10/16

クルーズのゆたか倶楽部さんの「秋彩のカナダ　プリンスエドワード島　セントローレンス河クル―ズ」に参加してきました。

まずボストンでロッテルダムに乗船して、バーハーバー、ハリファックス、シドニー、シャーロットタウン、ケベックシティに寄港してモントリオールで下船。
モントリオール観光の後シカゴに向かって成田へ帰国というプランです。

今日は、帰国時のトホホ　ハプニングについて書きます。

モントリオールでは　予想されていた交通渋滞にも合わず、
スムーズに進みました。
まるでヨーロッパにいるかのような街並みです。
昼食までの時間が余ったとのことで、ビーバー公園とお土産屋さんにも立ち寄ってくださいました。

昼食後空港に着くと、シカゴ行きの飛行機が台風のため欠航になったとのことだったので、
（シカゴから来て、またシカゴへ運航するはずが、シカゴから飛び立てない）
モントリオール→トロント→シカゴとトロント経由でシカゴ入りすることになりました。

トロントでの乗り継ぎ時間があまりなかったようで、
トロントについた途端、添乗員さんが「荷物のピックアップ場所でまってますから！」と言い残されダッシュ。
それに続く皆さん。

あっという間に私と母が取り残されてしまいました。
母は足が悪いのです。
そのため成田や、シカゴでは車いすを使いました。

同じツアーの皆さんの後ろ姿すら見つけられず、初めての空港で途方にくれました。

その時、人を乗せる電動カートが偶然通りかかり
スタッフさんにトランスファーのバゲッジクレームまで連れて行ってくださるようお願いし、
皆さんが荷物を待っている場所までたどり着くことができました。

が、むなしくも乗り継ぎに間に合わなかったとのことで、
また別の場所に移動、添乗員さんが飛行機を探してみますといわれるのでソファで待機です。

中途報告もないまま3時間たち、23時になったころ添乗員さんが戻ってこられ、本日はホテルを取りましたとのこと。
皆さん高齢で80歳前後がコアな年齢です。
いつ添乗員さんが戻ってこられるかもわからず、夕食は取れなかったためスナックを分け合ってしのぎましたが
言葉もなく疲れ果てておられました。

それから空港シェラトンに移動。
チェックインでも1時間ほど待ち12時過ぎにようやく部屋に入ることができました。

（シェラトンと聞いて小さくラッキーと思いました。駐車場ビューでしたが、むちゃ広いお部屋！それまでの船室と比べるとのびのび～。疲れ切っていてそれどころじゃなかったのですが・・・でもお部屋にあったスタバコーヒーはいただきました）

翌朝4時過ぎ集合で、国内線に乗り無事にシカゴへ。
シカゴでＪＡＬのつるさんマークを見たときには、安堵のあまり座り込みそうになりましたよ。

トロントで置き去りにされた時には、
もし　母が今までのように一人でツアーに参加していたら・・・
もし　英語が全くわからなかったら・・・
もし　電動カートがこなかったら・・・
もし　私たちが原因で乗り継ぎに遅れていれば・・・

憤りを通り越して恐怖でした。
「もし」がすべていいほうに作用して本当によかった・・・

成田で旅行会社の方がお詫びのためにご挨拶しますということでした。
前夜の夕食とシカゴでの朝食、2食分の提供もなかったのでミールクーポンでもくださるのかなと思い、
かすかな期待。

ですが、待っていたのは　シェラトン1泊分とトロントからシカゴまでのエアー代の請求のお手紙なのでした。

ちーん！

（初めてのクルーズ旅行　海外旅行保険編に続きます）

エリア トロント(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.0

ビーバー公園。紅葉には少し早かったですが、広々として大変美しいところでした。

4時間ほどのスティだった、トロント空港のシェラトン。まず荷物置き場があり、その奥にクロゼットがあります。（無駄に広い！）

荷物置き場から部屋を見たところ。この奥行き！キングサイズベットの奥には余裕でテーブルセットがありました。