2017/11/03 - 2017/11/06
9773位(同エリア20581件中)
ヒデールさん
その風変わりなガジュマルは水尾村の奥にひっそりと佇んでいた。
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HK滞在2日目 午前11:55. MTR西鐵線の元朗站に到着。
この駅を利用するのは11ヶ月ぶり2度目。
これから待ち合わせ場所の YOHO MALL内にある 「茶木」 を目指す。 -
H出口から連絡通路を渡り隣接する YOHO MALLに入る...
ただ広過ぎて ちょっと探してみるが目的地がわからない。
こりゃ訊いた方が早そうだってことで カスタマーカウンターで尋ねる。 -
どうやら もう1つ西側にある建物の3Fらしい。
歩く 歩く...
そしてようやく目的地の 「茶木」 に到着。
あとから来る2人は迷わずたどり着けるか心配したが無事合流を果たす。 -
「茶木」 はHKでチェーン展開している人気の台湾式カフェ。
なので この時間は順番待ち。
10分ほど待ってから席へ案内される。
一緒にめしを食うのは昨日の晩も一緒だったK氏とN氏。
2人とはめしの後も行動を共にする予定。
さて めしなんだが うーん ...
昨日に続き胃の調子が良くない。
せっかく茶木まで来てんのに オレの好きな葱油麺が食べれないとは... 無念の極み
オレだけデザート系で済ます。 -
めしの後はちょっと変わったガジュマルの樹を観に水尾村というところへ向かう。
移動は小巴
バス停が元朗站の北側にある朗日路だと思い探すが見合たらず。
その後ホームの真下のGFにあるバス停の中に北圍村行きの601番のバス停を見つける。
そしたら即バスが来て乗車。
オクトパスをかざし席に着くと即出発。
そしてビュンビュン飛ばす...
「HK人は ” 時は金なり ” が染みついちゃってるから」 とはHK在住のN氏の言葉。
納得である -
午後2:23. 水頭村のバス停で下車。
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すぐそばに香港法定古蹟に登録されている 「二帝書院」 がある。
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特に拝観料等はなし。
お邪魔します... -
二帝書院は清朝道光20年(1840年)に鄧族の大地主16人の手により建てられた学び舎。
その名の通り学問の神 文昌帝君と武道の神 關聖帝君の二帝が崇拝され20世紀初めには小学校として約30人の生徒が利用していたそうだ。
その後第二次世界大戦の影響で休校となるが 村人たちが投資をして再び施設を再開させたそうだ。 -
子孫繁栄の願いが込められた額。
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院内は小ぢんまりとしてる。
オレら3人も その昔学び舎だったという落ち着いた空気に呑まれ 静かにこの場に佇む。 -
建物のところどころに新しさを感じる部分があるのは1994年に修復工事が行われてるからだろう。
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10分ほどいたがオレら以外に観光客が現れることはなかった。
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「何? このもっこり?」
二帝書院の前に見慣れない標識がある。
最初はわからなかったが 後からこの道を進むと途中で車を減速させるためのハンプ(道路の一部を隆起させるもの)だとわかる。 -
二帝書院の通りを挟んだ向かいにも 「泝流園」 という240年以上の歴史がある建物がある。
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とは言え 村の大半の建物は現代風だ...
「ワン ワン ワン!」
ちょっと通りから住宅の方へ寄っただけで番犬が二頭(放し飼い)も威嚇して来た。
オマエの家には興味ねーの。 -
ガジュマルの樹がある北の方へと向かって村内を歩くと屋根が崩れ落ちた廃墟がある。
この手の朽ち果てた民家の跡は古い村では定番の光景だ。 -
そのすぐ隣にあるのが こちらもまた香港法定古蹟に登録されている 「廣瑜鄧公祠」。
もちろん入場する。 -
ここが建立されたのは清朝代の1710年。
鄧族第21代世祖の鄧像六が第17代世祖の鄧廣瑜のために建設したとされる。 -
スタンダードな古いレンガの壁とは対照的に扉や窓や屋根等はデザインに優れた装飾が施されている。
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「おおおー!」
極めつけは正面奥にある来成堂の左手に祀られた祭りの山車のようなもの。
この祖廟の記念日が近いのか こういう類のものを祖廟の中で見れることは珍しい。
そして ここもまた二帝書院同様 オレら以外は誰も来客せず。 -
廣瑜鄧公祠の北側にも かつて祖廟があったような痕跡ともとれる レンガの壁で覆われた土地がある。
敷地内に立ってる あの大木はそのことを知ってるんだろうな。 -
残されたレンガの外壁を接写。
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道を挟んだ向かい側に また立派そうな祖廟らしき建物が三棟並んで建ってる。
凄いな この村...
こんな小さな村なのに祖廟や学び舎が至る所にある。 -
正面に来るとここが 「清楽鄧公祠」 だということがわかった。
残念ながら入口の扉には鍵がかかっていて中に入ることは出来ない。
ここは香港一級歴史建築に認定されている。 -
建立は約1490年、明代まで遡る。
中には入れないが この門をひとつ見渡しても 壁の上部に描かれた絵や梁の部分の木彫りなど細部に渡り手がかけられているのがわかる。 -
清楽鄧公祠を後にし水頭路を北へと歩く...
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オレ以外の2人は早くガジュマルを観たいのか歩くスピードが速い。
もっとゆっくり村の雰囲気を楽しみながら歩こうよ。 -
歴史的価値まではわからないが 単に古い建物が残ってるという点では この水頭村から水尾村にかけてのエリアは 去年オレが歩いた観光ルートとして名高い 「屏山文物径」 の沿線に負けてないと思う。
とにかく ここは観光客っぽい輩が全くいないのがいい。 -
なんだよ あそこにもちょっとソソられる古い建物があるな~
ただ2人とも気持ちがガジュマルなので ここから眺めるだけにしておく。
このまま付近を通過... -
小巴が走る通りへ出た。
近くにトイレがあるので ここで用を足す。
今まで何回もHKへ来て感じることだが こんな村の外れにある公衆トイレでも衛生面は整っている。
そこが隣国との大きな違いだろう。 -
ガジュマルを目指し歩く...
北圍村小巴總站を過ぎ 池を右手に見ながら進む。 -
見えて来たぞー
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午後3:24. 「錦田樹屋」 と呼ばれるガジュマルとご対面。
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... とそこへ いきなり大学生っぽい団体がぞろぞろとやって来て それまで静かだったガジュマルの周りが一転して騒々しくなる。
一気に観光地っぽくなったな~ -
ガジュマルの全体像を写そうとするんだが 後退しても後退してもなかなか収まり切らないスケールだ。
間近で見ても少し離れた場所から見ても その存在感は強烈に映る。 -
学生たちが去り またここには静寂が戻った。
この角度から見るとよくわかるのは 元々ここにはレンガ造りの天后廟(別名 備明寺)が建っていた。
しかし その後年月が流れ 管理する人がいなくなってからは同じ敷地内にあったガジュマルの樹が少しづつ成長していき ついには廟を呑み込み このように一風変わった姿になったそうだ。
一説には その歴史は300年や400年とも言われるが 廟のレンガ積みの技術がそこまで古いものではないらしく 樹齢は150年ほどではないかと言われている。 -
高さは16,5m
今はガジュマルの周りには柵が設けられているが4年ほど前の画像をNETで見たら柵も何もなかった。
だから保護する動きは最近になってのことらしい。
また この錦田樹屋はHK発展局が2014年に実施した 「HK最喜愛的古樹名木」 のNET投票で最多投票を獲得するほどHK人から慕われている樹木なんだそうだ。 -
隣接する小さな公園には周知版がひっそりと設置されてる。
それ以外はここが特別な場所だという案内は一切ない。 -
これでガジュマルツアーはおしまい。
これからどうするか3人で話し合い海へ行くことに決定。
北圍村小巴總站へ行くと ちょうど小巴がいてタイミングよく乗車。
午後3:40 出発 -
午後3:51.青山公路の形點Ⅰのバス停で下車。
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歩道橋を渡り YOHO MALL 経由で元朗站からMTRに乗車。
荃灣西站で降り駅の真下にある荃灣西站總站から 234B線のバスに乗る。
目指すは麗都灣(Lido Beach) -
午後4:47. 麗都灣のバス停に到着。
ちょっと戻った所から ビーチへ下りてく階段がある。 -
ビーチへやって来た... て別に泳ぐわけではなく 海を見ながらまったりする感じ。
もうちょっと天気が良けりゃいいんだが...
今日は暖かいとは言え 海に入りたいとまでは思わない気温(本日の最高気温は27、5℃)、まして夕方だし。
でもがっつり泳いでる奴がいる。
しかもバタフライ(笑) -
何か飲もうと思うが売店が見当たらない...
後方で見つけた自販機は壊れてるし...
半ば諦めてたらトイレから帰って来たN氏が建物の裏手で売店を見つけたと言う。
もっとわかりやすい所に店出したらどうだよ。
まぁ とりあえず乾杯! -
帰り際ビーチにいる3人組の女子にお調子もんのK氏が声をかける。
女子はインドネシア人らしい。
「スラマシアン! / こんにちは!」
オレは僅かに覚えてるインドネシア語で挨拶をする。
とはいえ 何をするわけでもなく 一緒に写真だけ撮って終了。
ナンパじゃないよ(笑)
「サンペイ ジュンパラギ! / じゃーねー!」
あ、ウケてる -
このあとはチムまで移動してスターフェリーに乗り中環で晩めしを食うことに決定。
再び麗都灣のバス停へ向かって歩いてると オレらの横を走り去って行ったランニング中のランナーがちょっと先で立ち止まりこっちの方を見てる...
「あああー Warren!」
なんと前回訪港した際に ここから遠く離れた紅磡の餐廳で出会い友人になったWarrenとまさかの再会を果たす。
彼曰く 自宅がこの先にあるらしく毎日ここを走ってるそうだ。
来週 神戸マラソンを走るそうで相変わらず元気な様子。
練習の邪魔しちゃ悪いので一緒に写真を撮って再見!
いや~ なんだか今回のHKの旅は驚きの連続だな。
そして感じるのは世界も狭いが HKは更に狭いってこと。 -
また234Bのバスで荃灣へ行き 今度はMTRの荃灣線でチムへ。
いったんK氏が泊ってるホテルに寄って 3人でスターフェリーに乗り中環へ。
晩めしは租庇利街にある 「金華焼臘大王」 で食う。 -
昼よりは食が進むも完食はならず。
めしの後 N氏とはMTR中環站で別れ オレとK氏はMTRに乗車。
途中K氏とは旺角で別れ オレはそのまま乗車して葵興站へ。
そこからタクシーでホテルへ。
思ったよりも近くて初乗り運賃で到着。 -
預けてあった荷物を受け取り 最寄りの健全街のバス停からE32線に乗り機場へ。
午後10:25. 空港に到着 -
昔の癖がぬけ切れず2タミへ行ったがチェックインは1タミだった。
時間に余裕があるので さっきホテルのレセプションで断られたスマホの充電をしながら のんびりFBチェック。
その後 時間となり25番ゲートより搭乗。 -
今までPEACHには散々乗っているが CAに対して不快に思うことはなかった。
しかし今回は違った...
オレの席は通路側の8D.
オレの前の席に乗ってる欧米系の図体のでかい奴が離陸前だというのにシートを若干倒していた。
ただ故意ではないかもしれないので しばらく様子を窺うことにした...
が、 いつまで経っても改善されないので注意しようと思ったら ちょうどCAが1人近くに来たので事情を説明すると、
「前のお客様は体が大きいので どうしても体重がかかってしまうんで... 」
おいおい 何言ってんだコイツ?
「これが体重を理由に倒れてるだけじゃない範疇だから あんたに話してんだろ... 」
は?
そのCAは何事もなかったように去って行った。
仕方なくオレが直接前の外人(顔を見たらロシア系だ)に英語で注意をした。
すると いったんは改善されたが しばらく経って今度はさっきよりも深く ていうかシートをMAXまで倒して来た。
コイツ けんか売っとるんか?
何かの弾みで そうなったのかもしれないんで またしばらく様子を見るが全く改善されない...
今度はちょっと強い口調で注意をする。
すると奴は面倒臭そうに立ち上がりシートを正し 「これでいいんだろ」 みたい感じで何か言葉を吐いて ジー とオレの目を見やがる。
オレも奴が前を向くまでメンチを切る。
何やこのクソ野郎...
しかしコイツも腹立つが あのCAも大概やな。
ネームプレートの名前が日本人の苗字ではなかったが しっかり日本語は把握してるはずだ。
この件でオレのPEACH評は一気に下落だよ。 -
一夜明け 午前6:09. 関空に到着
相変わらず機内では ほとんど寝れず ボー とした頭で帰国。
日本寒う~ -
エアロプラザへ移動し ローソンで朝めし用にチキンラーメンとおにぎりと生茶を購入。
うまっ!
何気なく生茶のペットボトルを逆さにしたら 中環に建ってる この形に似たアンバランスなビルを思い出した。
楽しかったな HK...
おしまい
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