2017/12/23 - 2017/12/23
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風 魔さん
地球深部探査船・「ちきゅう」は、12月23日~24日に一般公開されたため、日の出埠頭へ見学に行く。
最近では興津埠頭に接岸して、駿河湾周辺の深海の探査活動を主な任務としていますので、市議会では清水港の母港化(現在は横須賀港)が推し進められています。
地球深部探査船・「ちきゅう」はまさに、地球の底力です!
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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今年は、「ちきゅう」が就航して10周年を迎えます。
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船上の掘削装置は、巨大な石油探査櫓のようです。
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自分の趣味分野は、「海洋~艦船~港湾の研究」なので「ちきゅう」のような深海探査船の機械モノについては興味津々です!
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富士山を眺めつつ、日の出埠頭へ行く。
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「ちきゅう」の目印は、120mある高い掘削櫓です。
このため、東京湾上に浮ぶレインボーブリッジ・高さ52メートルの下を通ることは不可能なため、東京港へ入港できません。
さらに、同様の理由で横浜港の入り口にある高さ55メートルの横浜ベイブリッジの下を通ることは不可能なため、横浜港へも入港できませんので、全国的に入港可能な港湾設備のある港は限られています。 -
清水港のマリン・ビル(右手)を凌ぐ高さです。
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JAMSTECとは、本船を運用する「国立・海洋研究開発機構」の略称です。
国立研究開発法人・海洋研究開発機構
= Japan Agency for Marine-Earth Science and Technologyは、
文部科学省所管の国立研究開発法人です。 -
例年この時期の富士山は、五号目まで白い積雪の姿が眺望できますが、清水マリンパークから眺めた富士山は、12月にしては積雪が少なくバランスのよくない景色です。
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静岡県警の水上パトロール巡視艇・「するが」。
一見すると、プレジャーボートのようなスマートな船体です! -
ちきゅうと富士山の「ワンショット」。
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清水マリンパークから眺める、積雪の少ない富士山の姿!
左右の2本の主柱が、まさに富士山の姿の「額装」をイメージします。 -
船上の掘削装置は、高さ120mあります。
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JAMSTECの文字。
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深い海底下を、掘削するドリルパイプ。
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清水税関の巡視艇「はごろも」。
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自分の趣味分野は、「プラモデルの模型作りと見ること」ですが、機械モノにも興味津々です!
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ドリルパイプには、小さな操縦室が設置されています!
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観測用ヘリコプターの離発着のために、船首にヘリ・パッドが見える。
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「海の日」にちなみ、富士山~清水港に関するスローガンの標語。
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静岡県にある富士山の標高=3,776mから、駿河湾の最深部は水深2500メートルに達し、日本で最も深い湾です。
相模湾、富山湾とならんで日本三大深湾のひとつに数えられます。
これだけの高低差の地形資源を有する県は、静岡県が全国一です! -
JAMSTECの活動内容の紹介。
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海と地球の研究所。
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JAMSTECの活動場面。
そのミッションは、海洋~地球~生命など多岐にわたる分野に関する研究、探査、分析、解明です。 -
日の出埠頭の岸壁に、大型船をロープで係留する実物大の「大型係船柱」。
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完全密封型の救命ボート。
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筆書き体のような、「ちきゅう」の文字。
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港内を小さなフェリー船が走る。
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「ちきゅう」は、専門性のある希少な船でマニアは全国に多くいます。
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世界の中でも、巨大な探査船です。
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本船を改めて船首より眺めるが、船体はかっての戦艦クラスで排水量57,087総トン、全長210m、高さ120mの巨体はとても迫力あります。
今までに、「海外のクルーズ旅行」で乗船した客船に匹敵するほどです。 -
現在の母港は「横須賀港」です。
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しかし「ちきゅう」は、清水港の興津埠頭に接岸して、駿河湾周辺の海底探査活動を行っているので、清水港の母港化の運動が行われています。
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船尾の船名「ちきゅう」は、船体の大きさに比べて小さなひらがな表記です。
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全国から集結した、見学者の長い行列。
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12/23~ 24の一般公開日だけで、全国から約7000人の見学応募がありました。
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その中から応募当選の6300人が、12/23~24に船内見学します。
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近くには、清水港周遊の観光船も見物に来る。
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左舷から眺めた富士山。
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マリンビルの多目的ホールは、「ちきゅう」の寄港記念イベント会場です!
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「ちきゅう」が各地での探査活動の解説。
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駿河湾上空から、ドローンによる空撮の映像です!
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富士川河口の上空から。
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富士山を背景にして、駿河湾の海底を探査する「ちきゅう」。
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「ちきゅう」船体の大きさ=排水量57,087総トン、全長210m、高さ120mの巨体は、とても迫力があります!
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とにかくデカい船体!
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特徴ある黄色い装置は、海底下7000mまで達する掘削用ドリルパイプです。
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外観は、プラント設備工場の様です!
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富士山の見える駿河湾沖にて、海底の探査活動中。
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この辺の海域は釣り船で行く、魚群の濃い釣り場(アジ・キス・タイ・タチウオ・ワラサ・カサゴなど)です。
駿河湾での釣り行きは、4トラ旅行記に投稿して紹介しました。 -
「富士川の河口」の沖合い地点。
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「三保の松原」沖合いの海上にて。
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巨大な探査船も大自然の中では、小さな存在です!
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冬のある日、日本平から眺めた駿河湾の沖合いで探査活動中の「ちきゅう」は、白い点のように見えました。
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人類の飽くなき探求は、「地球深部の奥にあるマントル」の探査活動です!
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2005年7月に完成した「ちきゅう」は、全長210m、高さ120m、幅38mと30階建ての高層ビルに匹敵する巨大な探査船です。
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探査装置を操作する、クリスマス・バージョンのナビゲーター(=ドリラー)。
⇒ じつは、マネキン人形です。 -
「ちきゅう」の活動内容の紹介記事。
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「ちきゅう」のおしごと。
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最大の使命は、地球深部のコアを採取して「コア試料」を調査⇒分析することです!
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さらに採取したコア試料から、「摩擦熱を計測する」ことです!
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全国から訪れた、「海洋少年団の一行」。
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今日は、釣り行きに絶好の波穏やかな駿河湾です。
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清水区公認の、ご当地の広報キャラクター「しずら」。
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「しずら」と遊ぶ、家族連れ。
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これからは、紀伊半島沖の地震の震源域=「南海トラフ層」の活動状況を探査して、3月には遠く「オマーン」まで遠征します。
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一見すると、工場のプラント設備のように見えます。
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マニアックな船の紹介にお付き合いいただき、ありがとうございました。
⇒ 清水港から緊急報告です。
以上で、「ちきゅう」の見学記は終わりです!
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この旅行記へのコメント (2)
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- olive kenjiさん 2018/02/04 08:50:23
- いいな、こんな船見られて
- 風 魔さん ご無沙汰しております。
また、いい船を見にいかれましたね。でもなぜ内部の写真が無いのかなと思っていましたら抽選で当選者しか乗船できないんだ。
風 魔さんのような本当の船マニアの方には残念で仕方ないと思います。
何とかならんものですかね。
私ら地方の者からすると、せめて日本の主要な10港位でも見学会開いて頂きたいもんです。勿論、母港は清水港です。
今年もよろしくお願い申し上げます。 olive kenji
- 風 魔さん からの返信 2018/02/04 13:44:52
- Re: いいな、こんな船見られて
- olive kenjiさん
早速の書き込み、ありがとうございました。
「ちきゅう」には全国的に船マニアが多くいて、人気の世界です。
現在の母港は横須賀港ですが、ほとんど駿河湾周辺また近海で探査活動をするため
清水港(興津埠頭)に常駐しています。
57,087総トン、全長210m、高さ120mの巨体、大戦時の戦艦クラスでとても迫力
がありました。
仰る通り全国の主要港で公開展示すれば、多くの見学者が訪れJAMSTECの認知度が
高まり、普段は知らない方へのPR活動になると思います。
実は清水港には、「客船誘致委員会」がありその活動の一環として今回招致したもの
で、昨年から香港のクルーズ会社で アジア最大のクルーズ船社「ゲンティン香港」の
外国客船「スーパースター・ヴァーゴ」が定期的に寄港して 11 月 まで に毎週月曜・
に計 20 回寄港します。(会長の望月氏は高校の先輩です)
市長は清水港の施設利用促進のため、米国~欧州~東南アジアへポートセールスに営業
活動しています。
またの訪問と情報交換を!
風 魔
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