以前からずっと行きたかった「武相荘」へ行ってきました。<br />白洲次郎さんと正子さん、ご家族が暮らされた家が「武相荘」と名付けられて、今も残っています。<br />１９４３年からお住まいだったようです。<br />茅葺きのその家は家の中を見学できることができます。<br />その佇まい、何とも素敵でした。<br />周囲も竹林や自然がうまく調和されていて、お庭も家も、お洒落なお二人の生活がしのばれました。<br />それにしても、武相荘、ぶあいそう、、その名前ににんまりしてしまいます。相模と武蔵にまたがっている場所ということで武相荘だということですが、ぶあいそう、、というその響きにユーモアを感じてしまいます。<br />白洲次郎さんの「葬式不要、戒名不要」という言葉、人柄が大好きだった義母も是非連れてきたかった所です。今はもう叶いませんが。<br /><br />もう一度NHKのドラマを見直し、本を読み返しました。<br />その熱く、潔く、そして静かなものを感じさせる白洲次郎さん、<br />その住まいは洗練されつつも温かみのある素敵なお家でした。<br /><br /><br />

白洲次郎さん正子さん・旧白洲邸　武相荘へ行きました。

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2018/01/13 - 2018/01/13

86位(同エリア405件中)

#歴史・芸術

Reiseさん

以前からずっと行きたかった「武相荘」へ行ってきました。
白洲次郎さんと正子さん、ご家族が暮らされた家が「武相荘」と名付けられて、今も残っています。
１９４３年からお住まいだったようです。
茅葺きのその家は家の中を見学できることができます。
その佇まい、何とも素敵でした。
周囲も竹林や自然がうまく調和されていて、お庭も家も、お洒落なお二人の生活がしのばれました。
それにしても、武相荘、ぶあいそう、、その名前ににんまりしてしまいます。相模と武蔵にまたがっている場所ということで武相荘だということですが、ぶあいそう、、というその響きにユーモアを感じてしまいます。
白洲次郎さんの「葬式不要、戒名不要」という言葉、人柄が大好きだった義母も是非連れてきたかった所です。今はもう叶いませんが。

もう一度NHKのドラマを見直し、本を読み返しました。
その熱く、潔く、そして静かなものを感じさせる白洲次郎さん、
その住まいは洗練されつつも温かみのある素敵なお家でした。

エリア

町田(東京)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 自家用車徒歩

案内版。
たしか、武相荘の周りは田んぼや畑、小川などがあったと思ったのですが、今は周りは住宅街。
開発されてすっかり様子が変わってしまったのですね。
ここから中へ入っていきます。
静かな竹林の中を歩いていきます。
散策路のところどころに置かれてる石の置物。
竹林の中にそっと置かれてありました。
とてもさりげで、歳月を経た風情がありました。
竹林の中を歩いていきます。
竹はたくましく、ぐんぐんと伸びていました。
そういえば、NHKのドラマの中で自宅周りで採れた筍を白洲次郎さんが
吉田茂さんに見せる場面がありました。
椿も咲いていました。
上のほうに家が見えてきました。
自然に生えているのか、植えたものかわかりませんが、
この葉っぱ、とても美しかったです。

こちら一階は能ヶ谷ラウンジと呼ばれる建物。
二階は武相荘のクラブメンバーズルームがあるそうです。
チケット売り場、ショップの裏側からみたところ。
こちらも素敵な建物でした。
受付前には様々なカゴ。
購入できるようでした。
こちらの車、白洲次郎さんが神戸の旧制神戸第一中学に通っていたころ
父親から買ってもらったのと同型のクラッシクカーが展示されていました。
NHKドラマの撮影のために、イギリスから輸入されたそうです。
優雅な車でした～。
白洲次郎さん、、ダンディですね。
どことなく日本人離れしていて、Dボーイを思わせるような雰囲気と
感じてしまいました。
門から中へ入ると、白洲次郎さんが使っていた農機具が展示されてました。
奥に見えた小さな茶色のテーブルが目に留まりました。
イチオシ

階段を登っていくと、そこはバーとキャラリーになっていました。
お二人の若いころのお写真。
バーの様子。

戦後、マッカーサーが職を辞するときにプレゼントした椅子。
レプリカだそうです。
イチオシ

ガラスにはGENTLEMEN　ONLYと描かれていました。
徹底して紳士としての気骨があったと感じられます。
次郎さん愛用のタイプライター。
イチオシ

有名な「PLAY　FAST」。
速やかにプレイしなさい、、とういう意味。
ゴルフのマナーにもプリンシプルのあった次郎さん。
軽井沢ゴルフ倶楽部の理事長もされていました。
イチオシ

心に残ったのは、こちらの木の箱です。
パンを入れておくための箱だったそうです。
上にあるのはパンを切るためのまな板。

次郎さん作。

戦後、ハードな職務をこなしつつも、
ここでの生活を大切に生きてこられたのではないか、
と、その人柄がより魅力的に感じられました。
お庭もさりげに自然にオシャレです。
カフェやレストランもありました。
壺と赤い花がなんとも風情あります。
玄関。
入口に小さな木のイスがありました。
屋根は今ではほとんどみることもない、茅葺きの屋根。

昔、田舎の家ではよく見られるような素朴な家のつくり。
自然と一体化したような風情。

家の中は見学ができます。
撮影は禁止でした。

まさこさんの書斎や蔵書。
着物や骨董の品々、食器もとても素敵なものばかりでした。

次郎さんの背広やローレックスの時計なども展示されていました。
お庭には小さなお地蔵さ様。
確か、ここの石塔の下には、まさこさんが次郎さんの遺髪を埋めた
と聞いたこともあります。
お庭も周りと一体となり、自然のまんま。

暖かくなり、もう一度訪れてみたくなる、何度でも来たくなるような
場所でした。
帰りにはお土産、主人とお揃いのTシャツを買いました。

「PLAY　FAST」です。
ショップには骨董もありました。
一枚だけ、長方形のお皿を購入。
前の日に入荷したものだったそうです。

大切に使わせていただきます～。