2018/01/05 - 2018/01/08
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口永良部島で3泊4日
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屋久島までは飛行機で。屋久島空港に到着。
雨が降っていて飛行機は条件付き就航だったのですが、無事に着陸しました。
屋久島空港は条件付きになることが多いらしい。 -
空港の近くにある観光案内所で、屋久島の宮之浦港から口永良部島へのフェリー太陽の予定について聞きにいくと、条件付き出港ということでした。
フェリー太陽は屋久島町営の船で
口永良部島⇔屋久島(宮之浦)⇔種子島(島間)
って感じで運航しています。
口永良部島と屋久島の間は、偶数日が午前中に、奇数日が午後に運航しています。
この日は奇数日なので午後便です。 -
空港から宮之浦港へはバスで移動します。
空港にはタクシーが待機しているので、急ぐ人はタクシー利用もOK。 -
12時42分頃にバス停宮之浦港に到着!
正面の丸い白色の建物がフェリー太陽の乗船券売り場。 -
フェリー太陽のチケットは15分前購入が原則。
時間がないぞ。急げ!
15分前に間に合うかわからない人は事前に連絡をしましょう。
一応、私も連絡をしておきました。 -
乗船券売り場です。
2等船室で2,100円。 -
ささっと乗り込みます。
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内部は3階構造。
乗り込んだ場所は2階。 -
2階は雑魚寝の和室。
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1階はテレビや喫煙場。
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3階は外部デッキ、座席と1等室。
外部は雨なので誰もいない。 -
口永良部島に着くまで1時間40分の船旅。
ゆっくりしましょう。
少し遅れて午後1時10分くらいに出港、到着は午後2時前くらいになりそう。 -
屋久島の観光案内所で貰った地図です。
口永良部島の人には「古い地図」って言われましたが結構わかりやすい。
島ではこの地図を持ち歩いていました。
口永良部島への旅行を考えている人は、この旅行記もこの地図を拡大して場所を確認しがら見ていただけると、島の感じががなんとなく感じられるかもしれません。 -
しばらく寝ていて午後2時20分くらい。
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口永良部島の本村港がある湾内へ。
船の右手、つまり東側に「向江浜」。
後ろにはいまだに活動を続ける新岳が見えます。 -
新岳からは常時煙がでています。
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本村港に近づいてきました。
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ようし、到着。
ちょっと揺れたけど、まぁこれくらいなら問題なし。
条件付きって言っても大して揺れないな。
酔い止めのアネロンニスキャップのおかげだけど。
ちなみに、帰りの船は同じく条件付きだったけど、
アネロンニスキャップを飲んでいたのに、全然だめで酔って嘔吐し
ぐったり気を失ってしまった。
港には宿の方が迎えに来てくれていました。
口永良部島は4つの地区「本村」「前田」「田代」「湯向」に宿があって、フェリー太陽が到着する本村地区の宿は送迎がないところも。
前田地区の民宿でしたので、送迎をしてくれました。 -
民宿に到着!
こちらは本館。
民宿経営者のご家族が帰省されているからか、今回宿泊したのは向かい側にある別館のほうでした。 -
こっちが別館。
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近くには民宿の駐車場。
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目印の甕と鹿の角。
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和室とベッドの部屋があるのですが、私は和室へ。
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え、お風呂が凄く綺麗でびっくり!
小さな離島でこんなにピカピカで新しいお風呂と洗面所だとは!
でも、お風呂は本村温泉利用チケットが宿で用意してあるので、
温泉営業中はお風呂を使用することはないかも。 -
トイレも水洗ウォシュレットでピカピカ!
風呂もトイレも共用ですが、凄く清潔というか真新しい感じがします。 -
玄関の共用スペースです。
自炊も自由にしてOK。焼酎やコーヒー紅茶も自由に飲んでよいとのこと。
ここはWi-Fiはありませんでした。
まぁ特に使用する必要姓もないので構いません。 -
午後3時20分です。
時間があまりないので宿からでて、少し散策します。
宿を出るといきなりヤギが2頭。
屋久鹿捕獲の罠に掛ったのが生かしてペット?として飼っているらしい。
口永良部島では現在はヤギを食べる人はいないそうです。 -
宿から少し歩くとガジュマルが。
前田地区のシンボル的な感じがします。
ガジュマルの実がなる季節にはエラブオオコウモリが寄ってくるそうです。 -
前田集落から本村集落へ向かいます。
途中の川の縁に謎の建物。なんでも昔々に発電所があったそうです。 -
三叉路。
右奥が前田集落へ
左奥が湯向集落へ
手前が本村集落へ -
本村集落へ向かう道。
金峰神社参道の下側ではつわぶきがたくさん花を咲かせています。
黄色くて鮮やかです。
島では食材として利用するそうです。 -
途中の道から本村港を望みます。
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さらに前田集落から本村集落への道を進んでいきます。
途中でバナナの木がたくさんあります。
口永良部島ではバナナはそこら中に植えてありますが、所有者が決まっているので勝手にとってはいけません。
ちなみに、ここのバナナはミズバナナで美味しくないそうです。
この島には美味しいモンキーバナナ(島バナナ)もたくさんありますが、さすがに今の季節には美味しそうに実ったものはなく。 -
史蹟
今は発電所となっていますが、昔は小学校があったようです。 -
手前に「金岳小学校」と記載された門柱が残されています。
奥は発電所です。 -
金
岳
小
学
校 -
発電所。
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本村集落に来ました。
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本村温泉。この日はまだ年始休業中。
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牛セリ場跡
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診療所
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消防団
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郵便局
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渡辺商店 営業中
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Aコープは1月8日まで休み
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鎌田商店も休みっぽい。
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本村港
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新岳はずっと煙ってる。
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密航者 密猟者 不審船 不審者 に監視の目を!
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フェリー乗り場
1階 発券所兼集配所
2階 役場出張所
口永良部島では自販機はここに1台と有限会社久木山運送のところに1台の合計2台が確認できました。 -
フェリー乗り場には口永良部島紹介の看板。
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口永良部島全景
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口永良部島の紹介
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口永良部島八景
残念ながら今は立ち入り禁止の場所も。 -
ガソリンスタンド、畠商会。
ここではレンタカーとレンタスクーターがあります。
どちらも1台しかないので、予約した方が無難。 -
温泉「西之湯」を目指します。
途中で本村集落を見下ろしますが、口永良部島は展望が開けている場所があまりないので、眺望を楽しむポイントは少ない。 -
西之湯へ!
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北側の海岸へでてきました。
結構風が吹いています。 -
海の向こうには硫黄島。
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海岸沿いの道を進んでいくと
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西之湯の看板
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階段を下ります
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この掘立小屋みたいなのが西之湯。
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なかはここが手前で男湯。
画面右のところから奥に進めて、奥にあるのが女湯。
着替えはそこらへんで適当に。
女湯は奥で隠れて着替えをできるけど、男湯では丸見えなんだけど。
しかも女湯への通り道は男湯を経由するから、女子に裸を見られちゃう! -
レジオネラ対策のお薬は散布されているようです。
女湯へは右側から行くのですが、このときは誰もおらず。
というより、女湯と男湯があるのとかこのときは知らなかったので、後で民宿で色々ききました。 -
入り方もよくわからなかったし、まぁ時間もあまりないので入湯せずに撤収!
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宿に戻って、入浴して夕食のために食堂へ。
ここは民宿のご家族と一緒に食事をとるスタイル。
手前には同宿の母娘が。
ごはんが美味しい。
同宿の方や民宿のご主人らと会話を楽しみながら食事。
食後はすぐに寝ることにしました。 -
同宿の母娘は静かに過ごす人で助かった。というか、それが普通か。
翌朝の朝食。 -
この日は湯向集落へ行って、湯向温泉を目指します。
消防団の出初式には行けず。仕方ない。
徒歩で行きますが、民宿のご主人曰く、「前田集落から湯向温泉までは片道13kmはある」とのこと。
頑張ろう。
民宿出発して本村集落への道の途中の三叉路を右に向かいます。 -
口永良部島にはバナナがそこら中に植えてあります。
ここはバナナが育つ北限っぽいですね。
冬場は寒さが厳しいときはバナナの木も弱ってしまうといのこと。 -
適当に進むと農地がたまにあります。
ほとんど出荷はしていないので島内で消費するのが多いそうです。 -
歩いていると、
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乗馬クラブ吉蔵という看板が。
昔はここで馬が飼育されていて、乗馬クラブっていうほどではなかったそうですが、乗馬もさせてくれたこともあるそうです。 -
湯向集落入り口まではここから道なりに進むだけです。頑張りましょう。
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天気はいまいちでちょっと冷えますが、ひたすら歩きます。
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新岳は相変わらずモクモク。
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北側に開けた場所があったら遠くを見ると、天気が悪くなければ三島村が見えます。
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黒島
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硫黄島
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竹島
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景色を眺めながら歩きますが、眺望がよくなく道路の両側が木や草で視界が塞がれていることが多い。
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田代地区にくると謎の建物が森の中に。
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実はこれも民宿。
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昔の学校を改装して民宿にしたとかだったと思う。
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ここもなかなか評判が良い民宿です。
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途中で集団で木が枯れていることがありますが、これはたぶん台風とかで潮風にやられてやつかな。
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NTTの鉄塔。
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さらにひたすら進みます。
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左から「寝待温泉」へ行くことができますが、通行禁止に。
そう、土砂崩れで温泉は潰れてしまったので、立ち入り禁止にされているのです。
でも、実はみんな通行止の中に入っていて、温泉のところまでは行ってもまぁ良いそうです。
工事関係の人が作業中に人が来ると邪魔だから通行止めにしているだけで、工事をしていないときは普通にいってもOKなんだとか。
このときそんなことは知らなかったので、行きませんでした。
寝待温泉は今までの場所は台風で海からゴミが入るし、土砂崩れが今後も起きそうだから、少し場所を移して新たに掘る計画があるそうです。
掘れば温泉が出てくるのは確実ならしい。
ただしお金も結構かかるので復活にはまだ時間がかかるかも。 -
遠くに、たぶんこれが寝待温泉の崖崩れ。
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湯向集落へはまだまだ。
途中で立ち枯れしている気が結構あります。
この写真でもよく見ると白い枯れ木が。
なんでも松の葉を食べる虫が大発生して松の木が枯れまくったことがあるそうです。
昔はこの虫の駆除剤を空中散布をしていて発生を抑えていたらしいのですが、いつごろからか移住者の畜産農家が薬剤散布に反対し始めたんだとか。
元々の畜産農家は賛成の人が多かったらしいのですが、何だかんだで結局薬剤散布はしなくなって、一気に松が枯れてしまったんだとか。 -
道端にあったこれはなんだろ?
カップの中では電線がコネクタで繋がれまくっています。 -
途中で立ち入り禁止の紐が。
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ありゃりゃ、太陽光パネルが崩壊して放置されとる。
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まだまだ遠いな。
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製紙会社の社有林とな。
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生えている草木がというか風景がいろいろ変わってなかなか面白いですね。
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この急カーブだけガードレールが新しい
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って思ったら古いガードレールは崩落して回収しないままに。
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おっと、ついに湯向集落への道が!
まだ少し距離が歩けど集落前の分岐点。 -
湯向温泉
Yumugi Hot Spring -
湯向温泉
Yumugi Spa
って温泉のことを英語では呼び方が2つあるのか。 -
もう少しもう少し。
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シイタケ栽培!
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進め進め
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湯向集落が見えてきた
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湯向温泉まで150m
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湯向集落に到着
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集落入り口には湯向公民館
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口永良部雪は降らぬが星は降る
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公民館手前の水路からは硫化水素臭が。
左からは湯向温泉のお湯がどんどん流れてきます。 -
公民館の横が湯向温泉。
午前11時20分に到着!
出発から2時間30分ほど。13km以上の道のりでした。 -
湯向温泉の左奥には権現神社があります。
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権現神社
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神社へ
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神社からは温泉の建物の裏側が見られます。
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とりあえず、温泉に入らずに集落を散策。
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野焼き
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集落内の道は一本。まっすぐ港へ伸びています。
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湯向港に到着。
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当然端っこを目指します。
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無事到着
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戻ります
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ちなみに湯向の海岸はこんな感じで玉石の海岸。
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口永良部島には砂浜の海岸が少ない。
でも、その少ない砂浜の海岸ではウミガメが産卵するそうです。 -
集落を戻って湯向温泉へ向かいます。
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おっと、なんだ木は。
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変わった場所に花が咲いていますね。
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ということで、湯向温泉にきました。
ここが普通の入り口です。 -
ただし、ダイビングや魚突き後に濡れたまま建物に入るといけないので、そういう人は建物横から直接温泉に入る裏口もあります。
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では、正面玄関から入ります。
誰もいなーい。中は硫化水素のにおいがしています。
衣類とか持って入ると全部に臭いがくっつくのでご注意を。
まぁ温泉のにおいが硫化水素なので、入湯すると当然身体中から硫化水素集が漂うことになりますが。 -
温泉の成分表とかも掲示してありますね。
温泉に入るには協力金200円を入れる箱があります。
ここの管理は湯向集落の方がされているので、利用協力金として一人当たり200円を箱に投入しましょう。 -
温泉案内
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温泉分析書
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脱衣所
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温泉。
手前からお湯が流れ込んで、奥の溝から排水されます。
手前が少し熱めで、仕切りの奥が入りやすい温度です。 -
湯の花が浮いています。
中に入ると、沈殿した湯の花がたくさんありました。 -
湯の花
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注意事項も読んで守りましょう
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温泉が出続けています。
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なかは電灯もつくので夜中も入ることができそう。
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40年前の湯向温泉の写真らしい。
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温泉をでて、集落を出口へ向かいます。
途中にある「へきんこ亭」。移住体験のための宿泊施設だったっけ? -
わりと新しいめの施設のようですね。
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さて、戻ってきて次は町営牧場へ行ってみます。
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上り坂を進むと湯向集落を見下ろす場所があります。
法面をガチガチに固めています。
集落側から見上げた姿を撮影し忘れていて残念。 -
上り坂が続きます
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畑
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ここにも所有者がいるのかよくわからない柑橘が。
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見た目は美味しそうだけど、どうなんでしょ。
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進んでいくと、町営牧場ってこのあたりかな。
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小屋があって人もいます。
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牛さんだ。こんにちは。
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歩いていると何故かついてきた
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ごはんが欲しいのかな。ごめんね。何も上げられないんだ。
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そのまま道なりにいくと灯台とか牧場から出る道とかにつながっているんだよね~。
ってあれ? -
門がある。行き止まり!地図はいったい何?
この道を進むと周回道路に戻るとか灯台とかにも行けたのですが。
仕方ない戻ろう。疲れたよ。
後から聞くと、この門は鍵も何もないから勝手に開け閉めして、進んでいけばよかったそうです。
なんでやねん! -
さてさて、戻って戻って、さっきの分岐点まで戻ってきました。
これをまっすぐ行くと湯向集落、右に行くと周回道路の立ち入り禁止区域までいけます。
では立ち入り禁止の境界まで行きます。 -
いきなりあるこれは何かというと
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急速濾過機
これで飲み水を作っているんですね。 -
どんどん進んでいると
ピューイって声が聞こえたので草むらを見ると、屋久鹿です。
こっちをうかがっていましたが、少しするとご森の中へ消えました。 -
しばらく進むと。また屋久鹿。今度はオス。
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すぐに森の中に行きました。
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進む進むよ周回道路を
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で、立ち入り禁止の紐まできました。
新岳から半径2km+αが立ち入り禁止です。
まぁいいでしょう。 -
民宿に帰りまーす。
民宿まで15kmはありそう。 -
立ち入り禁止の近くから町営牧場が見渡せます。
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牛さんが放牧中。
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途中で泥のところで見たこれは屋久鹿の足跡かな。
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道路わきの謎の電気設備
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なぞの鳥さん
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山の白い立ち枯れの木は、さっきも述べたように松くい虫にやられた残骸らしい。
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茶色いのは潮風によるもので、枯れている反対側の山の方はあまり枯れていない。
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途中でついに新岳の噴煙が。
民宿に近づいてきたという感じがしてきますね、 -
ふぃ~戻ってきました。
本村温泉。
新年ではこの日1月6日から営業開始。
営業時間は午後4時00分から午後8時00分。 -
営業中の看板が出ています。
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入浴料は300円。
民宿のお風呂には入らず本村温泉で済ませます。 -
入浴前に、体をきれいに流してから入りましょう
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温泉です。
湯船に蛇口が2つあって自分で温泉の熱いお湯と、冷水を入れることができます。
気に入った温度に調整しちゃいましょう。 -
洗い場は4か所。
温泉ではタオルを貸してくれますし、シャンプー&リンスとボディーソープが完備されています。
いい湯だなって上がります。 -
温泉施設にはくつろぐことができるスペースも準備されています。
ちょうど宿の人が入浴しに来ていて、車で連れて帰ってくれました。 -
宿に帰って夕食です。
おいしいー。ここのお魚はご主人が獲ってるそうです。
屋久鹿肉もでました、これまたご主人が狩猟免許ももっているんだとか。
昨日同宿の母娘はチェックアウトしていたので、宿泊客は私だけ。
この日帰省された娘さん夫妻が新たに加わりました。
色々とお話しして、とりあえず歩いた距離にビックリしていました。
35kmくらいは歩いた気がするので、我ながらよくやるなと思います。 -
翌朝。
朝食を撮影し忘れた。
この日は前日と逆に島の西側を攻略します。
夕方以降に天気が崩れるということなので、鬼火焚きができるか心配ですが、それまでには戻ってくる予定。 -
まずは前田集落すぐ近くの立入禁止の境界を目指します。
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歩いて5分ほどで到着。
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この日の新岳。
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相変わらずモクモク。
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金峰神社へ向かいます。
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本来の参道ではなく、もう少し下った発電所入り口の向かいから上ると行きやすいそうです。
参道は倒木があったり蜘蛛の巣があったりして進みにくいので。 -
坂を上って神社とは間違った方向に進んでしまったけど、この時は気が付かず。
右に行くところを道なりに進んでしまった。 -
ガサガサ!って音が!
ヒェッ! -
お、屋久鹿の雌。
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くくり罠に掛ったのか。
口永良部島では屋久鹿が2000~4000頭生息しているそうです。
近年、毎年500頭ほど捕獲していますがまぁそれでも減るほどではなく、現状維持ができているかどうかって程度。
昔のもっと多い時代は民宿の前田集落内でも闊歩していたらしいのですが、最近はそこまでではないそうです。
屋久鹿を1頭捕獲すると1万円が県町から交付されるそうですが、そのかわり肉は販売してはダメという制約も。
全国的に鹿が増えていますが対策は難しいですね。 -
戻って神社に来ました。
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ここには神社がふたつ。
右側の大きめの社殿が金峰神社
左側の小さな社殿が花尾神社 -
金峰神社
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花尾神社
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金峰神社社殿
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金峰社殿の中
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花尾神社社殿
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神社を管理されているっぽい女性と少しお話をしました。
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ここの展望は結構いいですね。
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本村集落と新岳をパシャリ
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新岳を見ることができるなかでは、標高が割と高い場所のひとつがここだと思います。
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島の西へ向かいます。
順番としては次の通り。
番屋ヶ峰
岩屋泊
野崎灯台
新村跡
この日はこの4か所を訪問する予定。
夕方から雨って予報が早まらなければいいけど。 -
おっと謎の建物。
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NTT西日本か。
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進みます
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←新村
番屋ヶ峰・岩屋泊→ -
もちろん、→を選択
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疲れるわい
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展望が良い場所でもこんな感じ。
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作業中の方がいました。
「おお、今日はこっち側を歩くのか」
って感心されました。
昨日、湯向方面で木を積んだトラックで追い越していった方でした。 -
岩屋泊方面と番屋ヶ峰との分かれ道。
右が番屋ヶ峰
左が岩屋泊 -
番屋ヶ峰は火山避難施設になっています。
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番屋ヶ峰に行く途中にヤギを発見。
口永良部島は西側ではヤギが多く、東側では屋久鹿が多い。 -
のぼっていくと施設があります。
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口永良部島火山避難施設
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さらにその少し上の方には鉄塔があります。
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避難施設の少し下には、比較的最近何かを整備したような砂利道が。
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進んでいくと綺麗に整備された場所へ。
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ヘリポートにつきます。
ここは眺望まずまず。 -
北側に西から黒島
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硫黄島
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竹島
晴れていたらもっと綺麗な景色なんだろうけど。 -
戻って、岩屋泊を目指します。
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ひたすら歩き続けます。
って屋久鹿か。
すぐにどこかに行きました。 -
ヤギが結構うろちょろしています。
ヤギが死んでいました。まぁそういうこともあります。 -
気にせず進んでいきます。
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岩屋泊の標識に到着。
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神社を出発してから1時間20分ほどの午前11時に着きました。
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これが口永良部島八景のひとつか。
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岩屋泊の海岸に出るにはもう少し進みます。
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真っ直ぐ行くと突き当りがあるので右折します。
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この先ですね
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岩屋泊
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魚突きをするのには結構よいらしい。
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曇っていることもあって、景観はいまいちかなぁ。
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海岸の西には岩屋洞窟があるということですが、これかな?
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なかを見てもたいしたことないな。洞窟というほどでもないけど。
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もっと洞窟っぽい本当の「岩屋洞窟」は、この写真の奥の岩を越えた船でないと行けない場所にあるそうです。
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では、戻って野崎灯台を目指します。
ここを右折。つまり西へ向かいます。 -
山道へ。
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歩きにくい
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カラスの大群が上空を追いかけてくるんですけど。
しばらく着いてきましたが、そのうちいなくなりました。 -
竹が邪魔で歩くの大変。
それとヤギたくさんいます。
そういえば、口永良部島の集落から離れた道路はヤギや鹿の糞だらけなことが多いのですが、あたり一帯に散らばっていて踏むしかないこともあります。
ここは山道はヤギの糞がたくさん落ちまくり。 -
笹の中を通る感じできついよ。これ。
両腕で顔を保護しながら地面を確認しながら進みます。 -
なんとか灯台に到着。
入り口からここまで約1時間。
この時点で午後1時くらい。 -
灯台よりもさらに向こうの笹の中を進み海の方へ向かいます。
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笹を抜けると展望が開けます、
-
野崎灯台のさらに北西にある、島の最西端が見えます。
本当はここが野崎。 -
東側は崖
-
ここはどういう場所かと言うと、灯台に海から直接入るために整備された道。
先端には船着き場がちゃんとあります。 -
この船着場から海上保安庁の方が上陸します。
ここへの道は、一般人でも普通に入っても構わないそうです。
釣りをしに来る人もいるんだとか。 -
海上保安庁はこんな道を使っているのか。
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ちょっと怖いっすね
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さすがにここから灯台に行くのに、少し重い機材を持ち込むのは大変。
数年前のバッテリー交換のときには、海からではなく陸からのルートを軽トラが通れるように整備してアクセスしたそうです。
バッテリーは高価で1個数十キログラムで、落としたり怪我をしたりしても大変という判断。 -
最後は梯子になっています。
この下にはおりずに引き返しました。
ビビりなんで……。 -
一気に戻りまーす。
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一気に最初の道路まで脱出。
岬の先から灯台まで15分、灯台からこの入り口まで45分で戻ってきました。
このとき午後2時15分。
なんと!午後1時40分くらいから雨が降り始めました。夕方という予報はなんぞ。
雨量もそこそこでちょっとうんざり。雨具なし。仕方ないね。 -
帰る途中、ちょっと余裕があったので新村方面へも。
ここでもヤギが。本当に島の西側ではヤギが多い。 -
新村は明治時代の初めに島津又七が開拓した村。
そもそも、口永良部島の集落で本村以外は明治以降に開拓されたものばかり。
その集落も無人化したのも少なくない。
新村も平成4年には120周年記念を行ったのですが、今では住んでいる人はいないようです。120周年記念のときですら住民は10人いなかったようですが。 -
記念碑が見えてきました。
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新村開村百二十周年記念碑
右後ろは、島津又七之墓 -
近くには人が住んでいた跡があります。
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昔、使用していたと思われる人工物が少し残っています。
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石垣とかはあるもののパッとみたところ廃屋は無い。見えにくい場所にあるだけかもしれせんが。
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さささーっと戻って西之湯へ。
午後3時40分に到着。
午後5時からは鬼火焚きがあるので、さっさと入っちゃいましょう。 -
疲れた疲れた。足が棒になった。
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まぁ2日前と同じく。
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料金箱に協力金200円を投入。
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色々と掲示してありますね。
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温泉案内
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温泉分析書
適当に入湯。 -
本村集落に向かいます。
と、途中でこれが小中学校です。
2年後くらいに新しい学校に移転予定。 -
毎年1月7日には本村港の隣で鬼火焚きが行われます。
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赤鬼と青鬼
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午後5時00分。
人が集まってきました。 -
お神酒?として芋焼酎三岳をかけます。
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回りの人にも三岳が振舞われます。
おかわり欲しい人は貰えちゃいますよ。 -
ではついに着火!
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ボボボーボ
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ボーボボ
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青鬼が燃えずに残ってしまいそう
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青鬼は燃えずに地面に落ちてしまった。
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こういうときは、ちゃんと燃えるように、人が火に入れます。
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さらば青鬼。
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その後も周りのものを全て火に入れて燃やしていきます。
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最後は小さくまとまってきました。
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午後5時40分頃になるとお楽しみタイム。
網を持ってきて思い思いのものを焼いちゃいましょう。
魚やらスルメやらを焼いて焼酎を飲みながら歓談をします。 -
ただし、この日は降雨予想で鬼火焚きができるかわからなかったから、魚とかを用意してこなかったんだとか。
今年はお餅しかない。 -
大量に並べられるお餅。
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お餅を貰いました。おいしいー!
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お餅パーティーは続く。
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またまたお餅を貰いました。塩も砂糖もなにもつけていませんが、とっても美味しいですね。
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火も小さくなり、お餅も無くなり、人も少なくなりました。
午後6時30分頃に終了です。 -
本村温泉に入って、さっぱりしてから宿に歩いて帰ります。
この日は鬼火焚きで煙臭くなってしまいました。 -
当然宿までは真っ暗です。こういうときのために懐中電灯は必須ですよ。
ということで、夕食です。
この日は他に2名の宿泊客がいました。
伊勢海老にお寿司に刺身にその他も美味しそう。
伊勢海老の食べ方がわからなかったので教えてもらいました。
口永良部島では伊勢海老がよく取れるそうで、食べ飽きるくらいなんだとか。
大満足の食事でした。 -
夜中、同宿の人が午前2時頃までテレビをつけるとかでうるさくて眠れない。
つらすぎだ。
夜中から朝まで風雨が強くて、波も高めな天気予報で船が出るか心配でしたが、なんとか条件付出港です。
帰ることができそうで安心。
チャーター船という手もあるのですが、料金が高くなってしまいます。
同宿の2人は仕事の都合で欠航時はチャーター船の予定だったそうです。
ということで、朝食です。 -
午前8時過ぎ。雨もほとんど降っていません。
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雨が降っていたのでチョコちゃんは犬小屋に隠れてます。
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お利口さん。
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すっごく良い宿でした。また宿泊したいですね。
チェックアウトをしてフェリー乗り場まで送ってもらいます。 -
2等、大人1名で2100円。フェリー出発は予定は午前10時30分。
出発まで集落内を少し歩こうかと思いましたが、 -
雨が振りまくっていて身動きが取れない。
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仕方が無いので2階の役場出張所へ。
祝日なので業務はしていません。 -
新岳監視設備かな。
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わからん。
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新岳も雲をかぶっていれよく見えません。
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この出張所。何故か壁とか床に蜂が結構いました。
天井の端っこには集団で固まっているし、こんなところで平日は役場の業務をして、島民もくるのにこの蜂の集団。みんなは怖くないのかな? -
船が来る時間が近づいてきたので、桟橋のタラップ横になる待合所に移動。
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10分遅れの午前10時00分に到着!
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よし。乗りましょ。
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口永良部島のみなさんお世話になりました。
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10分遅れたのもあってか、自動車とかの積み込みも急ピッチ。
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定刻どおり午前10時30分に出港。
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とても充実した島旅でした。
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さようなら口永良部島。
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またいつか来ます。
湾から外洋に出ると、とんでもない波の上を船が走ります。
波の上にせり上がり、ドーンと落ちるのを繰り返す。
アネロンニスキャップをしっかり飲んでいたけど、耐えられず嘔吐。
でも、出発40分くらいしたら船の針路が口永良部島と屋久島の間に入ったからか、揺れが収まったので少しマシに。
しばらく意識が無くなり椅子の上でぶっ倒れていました。
島旅では船酔いが天敵ですね。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ateruiさん 2018/01/16 22:21:03
- 面白かった
- 加計呂麻島を自転車で廻ったような
わくわく感がありました
温泉があちこちあっていいですね
また商店も仄仄で良い感じですね
ありがとうございました
aterui
- ミヤマなアカウントさん からの返信 2018/01/16 23:09:24
- RE: 面白かった
- 単に歩き回って、適当に写真を撮っているだけなのですが、
参考にしていただければ幸いです。
口永良部島はある種辺鄙な島なのですが、移住者も結構いるらしくて、
何だか明るいというか開放的な雰囲気がしました。
噴火からの復興途上ですし、噴火警戒レベル3から下がりません。
レベル2になればいける場所も増えるのですが。
また再訪したい場所です。
> 加計呂麻島を自転車で廻ったような
> わくわく感がありました
> 温泉があちこちあっていいですね
> また商店も仄仄で良い感じですね
>
> ありがとうございました
>
> aterui
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