2018/01/04 - 2018/01/04
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worldhusiastさん
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アラビア半島の湾岸諸国のうち3ヶ国、
オマーン、バーレーン、クウェートを1日ごとに訪問してみました。
3か国目はクウェート。
オマーン編 http://4travel.jp/travelogue/11319823
バーレーン編 http://4travel.jp/travelogue/11319824
クウェート編 これ
クウェートといえば、おそらくみなさん思い浮かべるのは
「クウェート侵攻」からの「湾岸戦争」・・・
微妙に世代ではなくて記憶にはないですが、教科書で習いました。
戦争はとっくの昔に終わり、現在は全く戦禍の危険は見受けられません。
イラクもすぐそこですが、国境が封鎖されているからか
治安も特別悪いとは思いませんでした。
さて、大変残念なお知らせなのですが
クウェートは本当に見所が少ないんです。
フロント写真のクウェート・タワー、
国立博物館、スークをまわって半日楽しんできました。
クウェート国際空港に到着したところからスタートです!
- 旅行の満足度
- 3.0
- グルメ
- 4.5
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-
クウェート国際空港では、
まずアライバルビザをゲットしないといけません。
看板に従って歩いていくと、この部屋に到着しました。
イミグレの手前のエリアにあります。
まだイミグレに向かってはいけません。 -
部屋に入ると機械がたくさん置いてあるのですが、
手続きの順序を表す番号パネルがないので多少迷いました。
混乱したまま手続きを終えたのでちょっとうろ覚えですが
大体↓こんな感じだったと思います。
この機械で「Visa」ボタンを押すと
ビザカウンターの番号をゲットできます。
後でこの番号で呼び出されます。
行列がすごい場合は先に番号をゲットしておくと時間の節約になりそう。
まずは両替。あとでビザ手数料を払うのですが
現金しか受け付けないんです。
両替は、両替所またはATMがあるので大丈夫です。
私はATMでキャッシングで調達しました。
続いて、入国カードを記入します。
その後、後ろに見えるコピー機で
パスポートの写真ページをコピーします。 -
この機械で手数料を支払います。
訪問時は3ディナールでした。
機械から印紙がでてきます。
シール状になっていますが、貼らなくて大丈夫でした。 -
カウンターで番号が呼ばれたら、
書類一式とパスポート原本を渡します。
問題なければEntry Visaと書かれた書類一枚と
入国スタンプを押したパスポートを返してくれます。
書類はホテルに泊まるときと出国時に必要なので大切に保管!です。
空港の外に出るにはイミグレを通過する必要があるのですが、
列に並んで審査を受ける必要はありません。
近くの係員に書類やパスポートを見せて
ブースの裏手から出してもらいました。
ちょっと空港の動線がイマイチなんですよね・・・ -
22:58
空港から市内中心部へはバスがあるのですが
夜遅いので営業終了。
バス乗り場はアライバルホール正面出て右方向に行くとあります。
今回はタクシーで向かいます。
料金表をみると、エリアによって料金が設定されていました。
今回宿泊するホテルは解放塔やバスターミナルの近く。
エリアはクウェート・シティ。そのまんま。
表によると8ディナールですね。
ファースト・リング・ロードより南の区画
(例えばAbdulla Al-Salem、Shuwaikh Residentialなど)だと
7ディナールのようです。 -
22:59
タクシーはこちら。
屋根にTAXIとは書かれていませんが、
車体に会社名が書いてありました。
ちゃんと8ディナールで行ってくれました。
空港タクシー
22:59 クウェート空港→23:12 ホテル ガルフ・ローズ
KWD 8 -
バスターミナルの近くのホテルにしました。
近くにスーパーがあって、夜でもやっていて助かります。
スニッカーズがKWD 0.200とか安い!
生活向けのものは物価が安いんですかね。 -
ロータリーにはモスクがありました。
-
ホテルはこちらです。
ガルフ・ローズ・ホテル
Deluxe room 1泊 \10,762 -
最高階だったこともあり、
部屋からの夜景はきれいでした。
目の前が解放塔!
中心地は夜でも結構明るいんですね。
一旦おやすみなさーい。 -
2018/1/4
おはようございます!
朝のクウェートの眺め。
ちなみに解放塔は現在クウェートで最高の建物。
高さ372mだそうです。 -
ちょっと右を見ると遠くにクウェート湾が見えました。
-
解放塔の貴重な下からバージョン!w
-
11:40
クウェートは観光スポットがほとんどないこともあり
見回るのに便利な公共交通機関は一切ありません。
タクシーでまずは国立博物館へ行きました。
外は暑いかと思いきや
日陰ではパーカーが必要なんですね。
タクシー
11:40 ガルフ・ローズ・ホテル
→11:55 クウェート国立博物館
KWD 1(メーターでKWD 0.850) -
11:55
クウェート国立博物館。
なんと入場無料でした!!
クウェート国立博物館
見学自由 -
まずは考古学の展示室。
なんと日本人のお客さんが!こんな僻地で意外w
それはさておき。
ピックアップした3つはギリシャ時代の出土品。
右上はクウェート湾にあるファイラカ島で発見された「SOTELS stone」。
ギリシャ文字が書かれていますね。
左下は、これまたファイラカ島出土のコイン。
右下は「イカロスの石」
セレウコス朝の王からの手紙とされるもので、
これまたギリシャ文字が45行に渡って書かれているそうです。
ファイラカ島は古代ギリシャ人よりイカロスと呼ばれていたそうで、
ファイラカというのもギリシャ語で「辺境地」という言葉から
名づけられたそうです。 -
ファイラカ島は、結構遺跡が残っているんですね。
残念ながら今回は立ち寄れませんが、
考古学好きなら行ってみてもいいのかも。
一応世界遺産の暫定候補にも入っていますしね。 -
2階に上がると、コインの展示がありました。
ディムルンのコイン。
バーレーンで見たやつですね。
貿易以外に個人的にも持っていたといわれています。
ファイラカ島発見のコイン。
左上は、月の下、寺院の中に人がいて、左右に蛇と人がいるデザイン。
左下も蛇がコインの端に描かれています。
右下はちょっとうまく撮れなかったのですが、
半身が牛の人が二人で旗を掲げています。 -
渡り廊下を渡り別棟へ。
蝋人形たちによるベドウィンの民俗的な展示がありました。
一部英語のないパネルもありましたが、
だいたい何だかわかりますね。
一段目左はクウェート・シティのサファット・スクエア。
現在はアーケード商店街のようになっていますが、
往時は完全に青空市場だったんですね。
他は、デーツ・ショップ、学校、結婚式の夜の部屋、
網を綯う人、船です。 -
このように見ると、クウェートは随分奥地にあるのがわかります。
貿易は他の湾岸諸国と変わりがないようですね。 -
宝飾品やガラス細工、楽器の展示もありました。
ギターのような形の楽器はルババー(Rubabah)という名前で
中東ではよくあるやつ。
右にある大きな袋みたいなものはHubaanという楽器。
ヤギの皮でできているそうです。 -
博物館をでて、海岸沿いの大通りに向かうと
サドゥ・ハウスとよばれる建物があります。
石油産業が始まる前の時代の建物で、
どことなく素朴。
戦争による損害も修復され、
現在は織物の博物館になっています。
ただ、中は撮影禁止。
映像資料がわかりやすく、織り方はもちろん、
デザインや色の意味とかも解説がありました。
例えば、▲▲▲と並ぶデザインは
鳥が飛んでいる様子を表しているそうです。
サドゥ・ハウス
見学自由 -
サドゥ・ハウスは実はこんなに長い!
建物はAl Bader Houseというそうで、
織物博物館部分はその一部を間借りしているような感じ。 -
家の中庭。
これ民家だったんですか!?広い・・・ -
再現とはいえ、調度品も美しい!
-
2階に上がると、そこは工事中でした・・・
-
建物は何もなくても、クウェート湾を見られます。
-
ちなみに隣にある建物はクウェート国立図書館。
立派なガラス張りのビル。 -
13:14
意外なのは
博物館周辺にはタクシーがいない・・・
ようやく止まってくれたこちらのタクシーに乗って
クウェート・タワーに向かいます。
タクシー
13:14 クウェート国立博物館
→13:26 クウェート・タワー
KWD 2.500(メーターでKWD 2.200) -
タクシーは一旦クウェート・タワーの前を通過。
西から向かうと道路の反対側にタワーがあるのですが、
そっちに抜けられる道がない・・・
タワーを通り過ぎ、結構進んだところのロータリーを曲がり、
ダスマン・パレス(首長の家)を北に見ながら西方向へ走っています。
むしろタワーから遠ざかっていく・・・
ダスマン・パレス自体は見えないのですが、
外側を取り囲む一般の建物(写真)が見えました。 -
13:27
800ストリートを往復し、
ようやくタクシーはクウェート・タワーの袂へ。
近すぎてよく見えない! -
まずは入らずに、少し離れたところから撮ってみました。
写真手前から、展望台とレストラン、給水塔、電力供給塔・照明用です。
ちなみにクウェート・タワー(Abraj Al-Kuwait)は
世界遺産の暫定リストにノミネートされています。 -
クウェート湾をはさんで対岸のSalmiya地区も見えます。
-
ではタワーに上ってみましょう!
ちなみに写真下のオブジェに書いてあるアラビア文字は
クウェートと書いてあります。
記念撮影にいいかもしれませんね。
タワーの敷地内に入るときに受付があるのですが、
レストランだけの利用であればその旨を言えば中に入れます。
展望台に行く場合はチケットを購入して中に入ります。
レストランと展望台のどちらにも行く場合は
先にレストランに行き、
そのレシートを展望台行きエレベータの係員に見せれば
展望台のチケットを買う必要はありません。 -
展望台の部分のアップ!
表面はコンクリっぽくて、
外側に何か装飾を取り付けているんですね。 -
13:52
お昼時ということもあり、まずはランチタイム!
レストランフロアに上がってきました。
展望台とは別の入り口、別のエレベータです。 -
こんな眺めのいいところで食事ができるなんて!!
-
さっき下で見たSalmiya地区がよく見えます。
-
ホンモス、ペースト、ドルマ、ケバブ、ファティールなど
アラビックな料理はもちろん、
パン、サラダ、ラザニアなど西洋料理もあります。
デザートも!
ケーキがずらーっと並んでいますが、
カナーフェ、バスブーサなどアラビック・スイーツもありました。
デーツがない・・・ -
どれもおいしくってバクバク食べちゃいます!
これはデブまっしぐら!
おいしいんだもん、しょうがないですよね!?
ランチ@レストラン ザ・ホライズン
KWD 16.500(カード払い可) -
15:09
食後、展望台に行ってみました。
一旦1階に戻り、展望台用のエレベータに向かいます。
エレベータ乗り場に入るところでレストランのレシートを見せたら
本当にそのまま上がってこられました。
ここが展望台なのですが→ -
階段を発見。
上の階にも展望台があるみたいですね。 -
こちらが上階の展望台。
三角形の枠が・・・
なんと、床が動いているー!
床の中央に筋が入っていますが、
そこよりガラス側が動きます。
1周15分と思ったより速度が早い! -
ではぐるっと景色を見てみます。
まずはクウェート・シティ方向。
逆光!!w
でも、これはこれできれいなのかな。 -
ダスマン・パレス、上から丸見えです。
ヘリポートがあるのも確認できます。 -
中心から少しずれると、建設中のエリアが目立ちます。
まだまだクウェートは発展途中なんですね。 -
北西方向を見ると、クウェート湾の向こうに
建設中の橋が見えます。
すごい長い・・・!
ジャフラを通過しないでブビヤン島方向に行ける
ショートカットなルートっぽいです。
ブビヤン島も世界遺産の暫定候補に入っていますね。 -
下を見るとアクア・パークが見えてきました。
-
東の方向を見ると、
はるか向こうにファイラカ島が見えます。
20km向こうということですが、かなり遠くに見えます。 -
今日何度も見ているSalmiya地区が見えてきました。
これで大体一周です。
写真でお分かりの通り、
枠がかなり視界を遮るのと、
日除けなのか窓ガラスにフィルムが貼られており、
きれいな写真を撮るのは難しいです。
写真撮るならおいしいお食事をいただきながら
レストランで、というのがいいかもしれないです。 -
15:53
下に降りてきました。
アクアパークには砂浜もあるんですが、
遊泳は禁止でした。 -
少し海岸沿いに歩いてみることに。
冬の夕方なら暑さもかなり少なく、全然歩けます。
こんな看板が!
歩くといいことがある!ということが列挙されています。
最後の「Makes You Happy」!
これが一番大事ですよねー。 -
釣りをしている人が!
こんなところで釣れるんでしょうかね?? -
16:13
イギリス大使館で曲がり、しばらく歩くと
Sheikh Abdullah Al Jaber Palace (Diwan Khaz'aal)
という史跡があります。
ですが、このように囲いがされていて
全然中が見えない!!
一応これも世界遺産のTentative Listに入っています。 -
その向かいは検索するとKhaza'al Palaceというそうですが
詳細はわからず。。
銃痕のようなものが見えますが・・・ -
ダスマン・パレスのすぐそばにあるロータリーからは
クウェート・シティ中心部の高層ビルが一望できます。
ただ、この周囲は車道メインで歩道がない上、
大規模工事中であまり観光には向きません。 -
16:34
タクシーでゴールド・スーク周辺にやってきました。
タクシー
16:28 ダスマン・スクエア→16:34 ゴールド・スーク近く
KWD 1(メーターでKWD 0.650) -
ここのスークはアーケードがあって
日本にあるような商店街みたい。 -
貴金属の専門店は裏手の方にありました。
あまりお店の数は多くないですが
まばゆいばかりです。 -
英語表記はあまり見かけず、
西洋人はおろかアジア人すら見かけませんでした。 -
スークの途中にある広場では
カメラが出てましたが、なんだろう? -
17:14
バスターミナルまで歩いてきました。
そろそろ空港に戻らないと! -
バスターミナル周辺にあった小さな商店で
スニッカーズ、ジュース、水を買ったのですが
これ全部でKWD 0.450(約170円)!!
安くてありがたい!! -
バスはこちら。
チケットは運転手から買うので
バスターミナルの建物に寄る必要はありませんでした。 -
中はこんな感じ。
かなり無骨です。
ここも西洋人の利用は皆無で、
移民労働者らしき男性が主に利用していました。
空調が動いていませんでしたが、窓が開いていました。
外は涼しいので良いのですが、排気ガスがかなり入ってきます・・・
バス 13番
17:34 ミルカブ・バスターミナル
→18:36 クウェート国際空港
KWD 0.250 -
途中渋滞が何度がありました。
また、このバスはかなりローカルな集落の細い道を進みます。
あまり雰囲気よくはないですね。 -
18:36
空港に着くころにはすっかり陽が落ちてしまいました。 -
クウェート出国!
出国はEntry Visaと書かれた書類をイミグレに提出するだけで
通常通りの手続きで終了でした。
指紋の採取もありました。
3日で湾岸3ヶ国、クリアです!
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